紅茶花伝が「大!小さなやさしさ展」を開催 心が温まる“ほっこり”記事をモニュメントに
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日常にあふれる小さなやさしさが、大きな心地よさを生む力になる。そんな「紅茶花伝」のブランドの世界観を表現しようと、小さなやさしさから生まれたエピソードをつづった新聞記事を巨大モニュメントで展示する「大!小さなやさしさ展」が11月12日、東京都港区の六本木ヒルズカフェで始まりました。11月24日までの会期中は、「紅茶花伝」で使われている茶葉で淹(い)れた温かい紅茶を飲みながらほっと一息つけるスペースなども設けられます。入場無料。
「小さいって、偉大。」のブランドメッセージを体現
流れてくるニュースやSNSを見ていると、ついセンセーショナルな話題に目が行きがち。それでも、ふと周りを見渡せば、みんなの心地よさのために、いつもさりげなく気づかう人がいます。たとえば、電車の中でさりげなく席を譲ってあげたり、お店で商品の陳列が崩れているのを直したり。さまざまな小さな気づかいが集まって、社会は支えられています。
一人ひとりの小さなやさしさが、きっと誰かの大きな心地よさへとつながっている。「紅茶花伝」は2024年秋から、「小さいって、偉大。」というブランドメッセージを掲げてキャンペーンを展開しています。その思いに共感した朝日新聞が過去に掲載した記事を提供。きっかけは小さくても大きなやさしさへと広がったエピソードを厳選し、「紅茶花伝」ブランド初の展示会が実現しました。
新聞掲載の小さなやさしさエピソードを集めて展示
![紅茶花伝が「大!小さなやさしさ展」を開催 心が温まる“ほっこり”記事をモニュメントに](https://www.asahicom.jp/and/data/wp-content/uploads/2024/11/624430cd6bf343c7f6ee0deba16d4211.jpg)
六本木ヒルズの中央にあるおしゃれなカフェが、小さなやさしさに包まれた空間へと様変わり。全長3mの「紅茶花伝 ロイヤルミルクティー」の巨大ボトルと、オリジナルキャラクター「ロイミ」のイラストが目を引きます。
会場に入ってすぐにもらえるのが、「紅茶花伝」の製法を体感できる、淹れたてのスペシャルな紅茶。実際に「紅茶花伝」で使用されている厳選された茶葉が用いられています。座って休憩しながらゆっくりと展示を眺めたり、紅茶を手に歩きながら一つ一つの展示をじっくり楽しんだりできます。
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展示でまず気になるのが、色とりどりの約30個の風船と、添えられたメッセージカード。何だろうと思って視線を移すと、床が新聞記事風にデザインされていました。「風船500個 笑顔届けた」の見出しとともに、神奈川県川崎市の小学生たちが風船に託したメッセージから、いくつもの縁が生まれたエピソードが紹介されています。
記事は2023年6月10日の夕刊紙面に掲載されたもので、川崎市立生田小学校の児童たちが創立150周年を記念して飛ばした風船から、思わぬ交流が生まれたという内容。風船が風に乗って栃木県や茨城県などにも届き、「心がホッコリしました」など、20件を超える返信が寄せられました。風船がたどり着いた栃木県高根沢町や埼玉県吉川市の小学校でも、150周年を迎えていたという偶然も重なりました。
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風船の隣のスペースには、鉄道の切符の巨大なモニュメント。切符の行き先は「富山駅」から「お客様」で、「お客様の大切なお品、お届けいたしました。」と記されています。
床面に転載されている記事によると、JR富山駅の若手駅員が、忘れ物を持ち主に返送する際に、切符風の「お届け物特急券」を同封するアイデアを発案。「特急券」の裏面には「魅力ある富山へ、またお越しください」というメッセージが添えられ、粋な計らいに感動した人がSNSに投稿し、大きな反響を集めました。
初日の会場は幅広い年代の来場者で大盛況。20代の男性は「普段はあまり新聞を読まないんですけど、こういう記事もあるんだとほっこりしました」と共感していました。
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ミニチュアや参加型のアート展示も
壁面の展示には、小さなやさしさをニュースにした新聞記事がズラリと並んでいました。
「つながった善意のお米」
「姉妹の減塩レシピ 県庁で召し上がれ」
「患者の気持ち 寄り添うワンコ」
「小学生の安全見守り30年 92歳『鉄人』」
「夕日の絶景 思い紡ぐ『書店』」
「げんきチケット カレー食べてね」
見出しを見ているだけでも、エピソードの内容が気になります。
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記事の内容をジオラマのようにミニチュア化した展示も。ムササビの巣とそれを囲む人々を再現した「ムササビ親子 長期滞在中」、野球をする人々と野球用品店の「お手頃用具で野球続けて」、雪で遊ぶ子どもたちなどで構成された「『雪かき道場』住民が『師範』 都市ボランティアに技伝授」など、ミニチュアと記事が計8点。心温まるストーリーを表現していて、来場者がスマホでミニチュアを撮影する姿が見られました。
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会場の正面には、人気イラストレーターさいとうなおきさんが描き下ろした「ロイミ」のイラストを使った、参加型の巨大アート。「ロイミ」は「紅茶花伝 ロイヤルミルクティー」をモチーフにしたオリジナルキャラクターで、商品のキャンペーンでも活躍中。来場者が1枚ずつシールを貼り、1305枚のシールがそろえばイラストが完成します。
シール貼りを4歳の息子と楽しんでいた女性は「テレビでニュースを見た子どもから『あれ、何?』って聞かれると、説明するものが悲しいニュースが多くて、見せるのを避けるようになっていました。ここは幸せな気持ちになれるニュースばかりで、今日はいい1日になりそうです」と話していました。
「紅茶花伝」の厳選茶葉を使ったスペシャルな紅茶を提供
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「大!小さなやさしさ展」の来場者への特典の一つであるスペシャルな紅茶は、「紅茶花伝」と同じ茶葉を使いながら、商品ラインアップにはないストレートティー。ここだけでしか飲めないホットな紅茶を飲んだ来場者からは、「後味がすっきりしていて、ほっとした気持ちになります」という感想も。
あえて淹れたての紅茶にこだわった理由について、「紅茶花伝」のブランドを担当する日本コカ・コーラの田中惇也さんは「常温や冷たいミルクティーもおいしいのですけど、ちょうど寒くなってきたこの季節に、会場全体で温かな気持ちになっていただきいと、温かいストレートティーにこだわりました」と説明します。
外の冷たい風を肌に受けていた来場者にとって、このストレートティーは身体に染みる温かさ。試飲テーブルだけでなく、「紅茶花伝」のボトルキャップ型ベンチも設けられ、フォトスポットとしての映えも十分。紅茶を飲んでゆったりと過ごしていると、ここが都会のど真ん中であることを忘れてしまいそうです。
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たくさんの「やさしさ」に触れた後は、11月4日に新発売された「紅茶花伝 メープルティーラテ」がお土産に。田中さんは「『紅茶花伝』が提供できる価値は、紅茶ならではのおいしさでもあり、日常の中でほっとひと息つける瞬間や、張り詰めた神経を緩やかにしてくれるところ。来場いただいた方には、温かい紅茶を飲みながら、ほっとする瞬間を支えるのが『あなた』自身かもしれないと感じていただけたら」と語っていました。
忙しい毎日を送っていると埋もれてしまいそうな小さなやさしさも、きっと誰かが見ていてくれて、みんなの心地よさにつながっていくはず。そのことを実感する瞬間は、展示会に行ってじっくりと知る人もいれば、紅茶を飲んでいてふと思い直す人もいるかもしれません。「紅茶花伝」は、気づきの機会を提供してくれるでしょう。
「大!小さなやさしさ展」
・開催期間:2024年11月12日(火)~24日(日)
・オープン時間:11:00~19:00 ※11月12日(火)のみ15:00開場となります
・開催場所:六本木ヒルズ ヒルサイド2階「六本木ヒルズカフェ」
(東京都港区六本木6丁目10-1)
・記事提供:株式会社朝日新聞社
・参加方法:予約不要/参加無料
「紅茶花伝」公式サイト https://www.coca-cola.com/jp/ja/brands/kochakaden
テキスト:北林のぶお
写真:中田健司
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