誰かの評価とアーティストの運命 永瀬正敏が撮ったニューヨーク(288)
国際的俳優で、写真家としても活躍する永瀬正敏さんが、世界各地でカメラに収めた写真の数々を、エピソードとともに紹介する連載です。つづる思いに光る感性は、二つの顔を持ったアーティストならでは。今回もニューヨークでの一枚。街で見かけた作品に思う、アーティストの運命とは?
この写真に写る作品もまさにそのようなものだ。
この時、ブルックリンの街でいくつもの作品を目にし、
カメラに収めた。
至る所でそれらの作品は存在した。
ごく自然にその街になじんでいた。
きっと許可など得ていないのだろう。
しかし、すべて剝がされたり、新たに塗り替えられたりしているものは少なかった。
今は何をきっかけに、そのいわゆる“ラクガキ”が、
大金を生む“現代アート”に生まれ変わるか分からない。
“ひょんなきっかけ”
“ラクガキ”から“現代アート”。
誰かが評価したその瞬間からその作品は、アーティストは、
全く違う運命を進み始める。
それは街角の無名なアート作品だけに、
当てはまることじゃない気がする。
様々なことに当てはまるんではないか?
そのまた逆も、しかりだ。
形の見えない不安定なもの……。
しかし、ある瞬間に途轍(とてつ)もない力を持つ。
一人の人生を変えるもの。
この写真の作品、とても素敵です✨
人の評価ひとつで、そのアーティストの運命は変わってしまうのだから不思議でもあり、縁なのかもしれませんね
素敵な写真ですね。
永瀬さんの撮られた写真をキッカケに…なんて事もあるかもしれませんよね。
運命変えちゃうかも☆
素敵ですね✨
感性が、とても素晴らしく思います
クオリティーの高さにびっくりです💝