「好き」を追求した自邸リノベーション。アンティークをふんだんに
一目ぼれした憧れのキャビネット
今回はほとんど、家具を買い足したり買い替えたりしませんでした。
ただ一つだけ、ずっと憧れていたものを導入することに。それは、インドヴィンテージのガラスキャビネット。
こちらは、RECLAMAさんで出会ったもの。ちょうど二台あったお揃(そろ)いのキャビネットに一目ぼれ。
いつもお世話になっているRECLAMAさん。チャーミングな家具や建具を眺めながら、ついつい時間を忘れてしまいます。
家づくりは、今回が初めての経験。現場に何度も足を運んで、必要な箇所の寸法を測ったり、最終的な仕様を決定したり。今ここに見えない空間を、頭の中で何度も何度も歩きます。
古い物が、やっぱり好きなんだなと改めて確信した今回のリノベーション。
愛してやまないアンティークやヴィンテージのモノ起点で、空間のデザインを最終的に決めていくのは、自分にとってはとても楽しい作業でした。
階段ホールには、お気に入りのインドヴィンテージのアイアン窓枠を絵のように掛けて。長年使用していて、少し壊れていた箇所があったのですが、大工さんが丁寧に補強してくださいました。本当に感謝。
それから、6年ほど前にGEOGRAPHICAで購入した、これまた愛してやまない、イギリスのアンティーク、ハイバックのウィンザーチェアを合わせて。
とにかく、「好き」をただただ追求した空間づくり。特に、アンティーク建具をふんだんに用いたデザインは、工務店さん、職人さんたちのお力添えあってのことでした。
次回は、家の中をもう少しご紹介できればなあと思っています!
フォトギャラリー(写真をクリックすると、詳しくご覧いただけます)
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食器棚上に位置する3連の長方形の窓。
写真右手壁面上の矩形明り取りなど、
よくみれば外からの採光や空気とりがよくデザインされていて、かつ外からの視線をさえぎるようになっている。とくに、窓の外にに見える横木でくまれた外装壁がぐるりと取り囲んでいるのがわかる。
そこへ意匠が好きな家具が配置されていて上質な海辺の暮らしがうらやましく感じられる。