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ノルウェージャンクルーズライン、ノルウェージャンジュエルで日本の港を巡るアジアクルーズ再開へ

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コロナ禍で停滞していたクルーズ旅行がアメリカやヨーロッパで再びブームになりそうです。アメリカを代表する大手クルーズ会社、ノルウェージャンクルーズライン(本社・フロリダ州)は新型コロナウイルスの感染拡大で休止していたクルーズ船の運航を全世界で再開させており、2023年の秋シーズンからは日本発着のクルーズも復活させて、日本のクルーズファンに向けてアピールしていく予定です。

【動画】「ノルウェージャン プリマ」の紹介動画

クルーズ再開のニュースで株価上昇

2022年9月末、アメリカ・ニューヨークの株式市場でノルウェージャンクルーズラインの株価が上昇したニュースが話題になりました。コロナのパンデミック(世界的な大流行)対策として国境通過を厳しく制限してきたカナダ政府が10月から規制を撤廃し、クルーズ船についても受け入れを再開する方針を表明したことへの反応でした。ノルウェージャンクルーズラインの主力航路であるカナダやカリブ海をめぐる旅行など、アメリカのクルーズブームに再び火がつくと多くの投資家が判断したようです。

ノルウェージャンクルーズライン、ノルウェージャンジュエルで日本の港を巡るアジアクルーズ再開へ
ニューヨークの港に寄港した「ノルウェージャン プリマ」(提供:ノルウェージャンクルーズライン)

ノルウェージャンクルーズラインは、10月にはワクチン接種の義務づけや乗船前の感染検査、船内でのマスク着用などの決まりも撤廃する方針を発表しました。感染拡大は全世界で収まってきていると判断したためで、このニュースも会社の株価を引き上げました。クルーズ業界を長く苦しめてきたコロナの感染拡大が収束に向かい、「コロナ後」に向けて大きく動きだしつつあることは世界から好意的に受け止められているようです。

コスパの良い旅、アメリカで人気に火

ノルウェージャンクルーズライン、ノルウェージャンジュエルで日本の港を巡るアジアクルーズ再開へ
アラスカ沖を進む「ノルウェージャン ジョイ」(提供:ノルウェージャンクルーズライン)

ノルウェージャンクルーズラインの創業は1966年。アメリカから毎週、カリブ海を運航する船会社としてのスタートでした。ヨーロッパでは「セレブの乗り物」だったクルーズ旅行の大衆化を進め、どんな人たちも懐具合を気にせず船旅を楽しめるサービスに力を入れてきました。高級なクルーズ船では当たり前とされていたドレスコードや食事時間などのマナーやルールをできるだけ廃し、自由度が高く誰でも楽しめる船旅をアメリカで広めて旅行ファンの心をつかんできました。価格面のコストパフォーマンスの高さについても「競合他社とは比較にならない価値を提供している」と自信をみせています。

カリブ海やアラスカ、カナダなどアメリカ大陸を周遊するクルーズが中心でしたが、近年はハワイやヨーロッパ、オーストラリアをまわる路線も強化。2010年代には東南アジアや中国を経由して日本の港に寄るアジアクルーズにも力を入れ、横浜や神戸など大都市だけでなく室蘭や境港、北九州、高知、金沢などの地方都市にある港にも多くの船を寄港させてきました。3000人規模の乗客が下船するため経済効果は大きく、地元の自治体や経済関係者は大歓迎で迎え入れました。

2018年には初めて横浜港発着のクルーズを試みるなど、日本の旅行客を意識した事業にも力を入れるようになりました。しかし、コロナのパンデミックの影響で全世界のクルーズは中止に。船を動かせない厳しい経営が約500日にわたって続きました。

アジアクルーズ復活第1弾、東京から台湾へ

ノルウェージャンクルーズライン、ノルウェージャンジュエルで日本の港を巡るアジアクルーズ再開へ
「ノルウェージャン アンコール」のデッキ。家族が普段着でゆったりと船旅を楽しめる(提供:ノルウェージャンクルーズライン)

再び運航できるようになったのは2021年7月のこと。ギリシャ発着でギリシャの島々をめぐるクルーズが復活し、同じ年の8月にはアメリカ発のアラスカクルーズも再開できるようになりました。アジアでの再開は遅れましたが、日本を含むクルーズがいよいよ復活。2023年秋にはノルウェージャン ジュエルの東京発クルーズも再開させる予定です。

東京発のクルーズは、大阪、広島といった主要な港だけでなく、奄美大島や宮古島といった南の島を巡り、台湾の花蓮に寄港したあと、基隆(台北)で旅を終えます。その後は、空路の旅行では行きづらいフィリピンのボラカイやサロマグのほか、ブルネイやベトナム、タイ、マレーシア、カンボジア、インドネシア、シンガポールなど東南アジアのエキゾチックな港を巡って日本の海に戻る旅も2024年春に計画しています。

2024年3月に東京に戻るノルウェージャン ジュエルは、清水、名古屋、神戸、奄美大島の港から韓国の済州島を経由して仁川(ソウル)の港へ。そして横浜港に戻ります。コロナ禍でがまんを強いられてきた日本のクルーズファンにとって待望の船旅を楽しむことができそうです。

新鋭客船の船出を「歌姫」が祝福

ノルウェージャンクルーズライン、ノルウェージャンジュエルで日本の港を巡るアジアクルーズ再開へ
「ノルウェージャン プリマ」の披露セレモニーで熱唱するケイティ・ペリー(提供:ノルウェージャンクルーズライン)

ノルウェージャンクルーズラインはコロナ禍の影響で厳しい経営を強いられたなかでも、「コロナ後」に向けた復活のための投資の手だけは緩めませんでした。クルーズを再開できるようになって約1年が経った2022年8月、アイスランドのレイキャビクに世界中からクルーズ業界の関係者や旅行誌の記者を集め、新鋭のクルーズ船「ノルウェージャン プリマ」を披露しました。乗客だけで3100人になる大型客船。式典には船の命名者である「ゴッドマザー」に就任したアメリカのポップス界の歌姫、ケイティ・ペリーも駆けつけてヒット曲を熱唱し、お祝いムードを盛り上げました。

この日披露された「ノルウェージャン プリマ」のデッキ上には、定番のプールやバーだけでなく、ゴーカートでレース場を疾走できるスピードウェイ、カプセルに乗って18階の高さから一気に滑り降りるスライダーなど個性的な遊びがいっぱい。ノルウェージャンクルーズラインは今後も、2027年までの間に同じクラスの大型客船を毎年1隻ずつ増やしていく計画です。日本に寄港する計画はまだ明らかになっていませんが、コロナ禍で3年近くもがまんをしてきた旅行ファンにとって、楽しみな船になりそうです。

●ノルウェージャンクルーズラインの企業紹介やクルーズ旅行の紹介はこちら
●2023年秋に再開する東京・横浜発着のクルーズ旅行の紹介はこちら

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