太田フォトスケッチvol.6 ささやかな話、確かなこと | 太田市美術館・図書館 ART MUSEUM & LIBRARY, OTA
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太田フォトスケッチvol.6 ささやかな話、確かなこと

2024年12月1日(日)~2025年1月26日(日)

他人にはまったく意味を持たないかもしれない、けれどあなたにとっては切実な意味を持つ何か。

インフォメーション

名称:太田フォトスケッチvol.6 ささやかな話、確かなこと
会場:太田市美術館・図書館
会期:2024年12月1日(日)~2025年1月26日(日)
休館日:月曜日(ただし1月13日は祝日のため開館し、翌火曜日が休館)、12月24日、12月29日〜1月3日
開催時間:午前10時~午後6時(展示室への入場は午後5時30分まで)
観覧料:300円(200円)
※( )内は20名以上の団体および太田市美術館・図書館カード、ふらっと両毛 東武フリーパスをお持ちの方。高校生以下および65歳以上、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳をお持ちの方とその付添人1人は無料。おおた家庭の日〈12月1日(日)、1月5日(日)〉は中学生以下の子ども同伴のご家族無料。
主催:太田市、一般財団法人太田市文化スポーツ振興財団
協賛:株式会社SUBARU
協力:フライデークラブ、太田市国際交流協会

太田市20周年記念事業

概要

太田フォトスケッチは、「カメラを通し、太田のまちを新たな視点で再発見する」ことを目的に、これまで様々なテーマを設定し、公募で集められた市民による写真と、ゲスト写真家が太田で撮影した写真をともに展示することで、複数の視点から太田の魅力を見つめ直す展覧会として実施してきました。
第6回となる本展では、新たな試みとして、写真家ではなく現代美術家の土屋貴哉を迎え、心理学者の村久保雅孝とともにワークショップ「あなたの話を聴かせてください」を実施し、その参加者によって生み出された写真と言葉で展覧会を構成します。あわせて、土屋貴哉の過去作品も展示します。
6月の2日間のワークショップで、参加者たちは、「他人にはまったく意味を持たないかもしれない、けれどあなたにとっては切実な意味を持つ何か(以下「それ」)」という土屋が考案したテーマに取り組み、自身の中の「それ」を手繰り寄せ、各自で写真と言葉による作品を作り出しました。
人が「あれは確か……」と記憶をまさぐり語るとき、その話には、はっきりと言い切れない曖昧な部分がある一方で、間違いなくそうであったという感覚もあるものです。そうした私的なリアリティに基づいた表現が、総体となって太田の人の営みを描き出す展覧会として立ち上がるとき、「それ」らが新たな意味を誰かに投げかけるかもしれません。

出品作家

 ■土屋 貴哉(つちや たかよし)
1974年、東京都生まれ。佐賀大学芸術地域デザイン学部教授。90年代より、日常を支えるシステムや物にシンプルな方法で介入し、知覚に揺さぶりを起こす作品を、映像、写真、平面、立体、言語、インスタレーション、プログラミングなど、多メディアにわたって発表している。「響きあうアート―美の拡がり、美術の拡がり―」(佐賀大学美術館、2023年)では、村久保雅孝とコラボレーションした。近年の主な展示に、「KAATアトリウム映像プロジェクトvol.24, 25 土屋貴哉」(神奈川芸術劇場、2023年)、「ちくごアートファーム計画2020 旅と恋愛」(九州芸文館、2020年)、「1974年ニ生マレテ」(群馬県立近代美術館、2014年)、「国際メディアアート展 FILE SP」(Contro Cultural FIRSP、サンパウロ、2014年)。

参考作品

 


土屋貴哉《unnamed(固有名詞を持たぬ者たち)》2020年
インスタレーション、カッティングシート
「ちくごアートファーム計画2020 旅と恋愛」(九州芸文館、2020年)
撮影:長野聡史


土屋貴哉《I remember you.》2020年
メディアインスタレーション
「ちくごアートファーム計画2020 旅と恋愛」(九州芸文館、2020年)
撮影:長野聡史

土屋貴哉《twelve bells》2016年
 映像作品(12分19秒)

ワークショップ

2024年6月22日(土)および6月29日(土)に実施したワークショップ「あなたの話を聴かせてください」については、こちらをご覧ください。

ワークショップHP:https://www.artmuseumlibraryota.jp/post_event/187082.html

関連イベント

1 対談「わからなさのゆくえ」【要申込】

講師:土屋貴哉(現代美術家)、村久保雅孝(心理学者)
日時:12月1日(日) 午後2時~4時(午後1時30分開場)
会場:当館3階視聴覚ホール
定員: 50名
参加料:無料
申込:10月5日(土)午前10時より、当館HP申込フォームおよび電話にて先着順で受付します。

申込フォームはこちら

※お申込された方は、当館から確認のメールが送信されます。
「event_museum@artmuseumlibraryota.jp」が受信できるよう設定をお願いします。

講師プロフィール

■村久保 雅孝(むらくぼ まさたか)
1959年、熊本県生まれの福岡育ち。佐賀大学医学部准教授。専門は臨床心理学。臨床心理士であり公認心理師でもある。実践や研究では、その人の目線や体験を拠り所にしている。主観の世界や個々の物語を重視しており、「なぜ」を問うことより「どのように」というところに関心を向け取り組んでいる。「響きあうアート―美の拡がり、美術の拡がり―」を機に、土屋貴哉に遭遇。『パーソンセンタード・アプローチの挑戦 現代を生きるエンカウンターの実際』(創元社、2011年)を編著。『パーソンセンタード・アプローチとオープンダイアローグ—対話・つながり・共に生きる』(遠見書房、2023年)、『エンカウンター・グループの新展開』(木立の文庫、2020年)等分担執筆多数。

2 担当学芸員によるスライドトーク【要申込】

本企画のプロセスや出品作品について詳しくお話しします。
講師:本展担当学芸員
日時:12月15日(日) 午後2時~3時(午後1時30分開場)
会場:当館3階視聴覚ホール
定員: 50名
参加料:無料
申込:10月5日(土)午前10時より、当館HP申込フォームおよび電話にて先着順で受付します。

申込フォームはこちら

※お申込された方は、当館から確認のメールが送信されます。
「event_museum@artmuseumlibraryota.jp」が受信できるよう設定をお願いします。

3 あかちゃんと楽しむ美術館【要申込】

あかちゃんと保護者でゆったりと展覧会を見ていきます。
日時:1月11日(土)午後1時30分~2時30分(午後1時20分受付開始)
会場:展覧会場(集合場所は別途お伝えします)
対象:3~12ヵ月のあかちゃんとその保護者(子どもは1名のみ、保護者は2名まで)
定員:5組
参加料:無料(保護者は要観覧券)
申込:10月5日(土)午前10時より、当館HP申込フォームにて受付します。
締切:12月15日(日)
※定員を超えるお申込があった場合は抽選とし、開催の2週間前までに当落結果をご連絡します。

申込フォームはこちら

※お申込された方は、当館から確認のメールが送信されます。
「event_museum@artmuseumlibraryota.jp」が受信できるよう設定をお願いします。

4 こどもアートさんぽ【申込不要】

展覧会をお散歩するように、気になる作品についてスタッフとお話ししながらめぐります。
日時:1月13日(月・祝)午後2時~(40分程度)
会場:展覧会場
対象・定員:小学生・10名
参加料:無料(保護者は要観覧券)
*申込不要。当日午後1時55分までに直接受付カウンターへお越しください(先着順)。

5 Exhibition Tour in English【Reservation required】

This is a gallery tour introducing the exhibition in English by volunteer staff who were involved in creating exhibition.
Date and Time: Sunday, January 19 from 2:00 PM for about thirty minutes
Location: Gallery 1
Target Audience: Open to all 
Maximum Capacity: 10 people
Admission Fee: Free of charge (Exhibition ticket required)
Application: From 10:00 AM on Saturday, October 5
Accepted on a first-come through our website application form.

The application form

We will send a confirmation mail to those applied.
Please set up your mail system to accept mails from“event_museum@artmuseumlibraryota.jp”.

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