有明高専創立６０周年特設ページ

有明高専は創立６０周年を迎えました

１．メッセージ

有明高専創立60周年記念事業実行委員会委員長　　八木　雅夫

　有明高専は、昭和３８年４月に国立高専の第２期校として創立され、令和５年４月に６０周年を迎えました。本校がここまで長い歴史を繋いでくることができましたのも、ひとえに伝統を紡いでこられた同窓会をはじめ、後援会、本校OB・OG並びに大牟田・荒尾地域、企業の皆様のご支援のおかげでございます。改めて感謝を申し上げます。
　本校は昭和３８年の創立以来６０年間、時代の変化に応じて、国際化、高度化とイノベーションを推進し、多様な歴史を積み重ねてきました。近年の新たな動きとして、先駆的に平成２８年より創造工学科一学科６コース制に改組し、２年生の後期より専門コースを選択する方式となり、入学志願者の広範な希望に対応できるようになりました。また、令和５年には学校行事として２、３年生によるシンガポールへの海外研修を実施しました。また、熊本県内への世界有数の半導体製造企業の進出を踏まえ、九州沖縄地区の高専と連携して半導体人財育成に取り組んでいます。さらに、起業家工房を学内に設け、有明工房生を募集するなど、アントレプレナーシップ教育を推進しております。
　さて、このたび、皆様からいただいたご厚意により実現できました、創立６０周年記念に関わるすべての事業を５月３１日までに終えましたので、ここにご紹介をいたします。ぜひご覧ください。

２．創立６０周年記念募金事業

　創立６０周年記念事業のに活用するため、趣意書により広く寄附を募っておりましたが、令和６年５月をもちまして、寄附の受付を終了いたしました。皆様の多大なるご支援をありがとうございました。

創立６０周年事業募金趣意書

創立６０周年記念事業決算書

　また、１０万円以上の寄附者の皆様の御芳名を、創立６０周年記念展示ホールの銘板に掲示しております。本校にお立ち寄りの際には、ぜひご覧ください。

３．創立６０周年記念誌発行事業

４．創立６０周年記念植樹事業

　有明工業高等専門学校同窓会有友倶楽部様から桜４本を寄贈いただき、令和６年３月２３日、多数のご来賓にご出席いただき、高専６０周年記念イベント「高専の森」の一環として「有明工業高等専門学校創立６０周年記念植樹式」を開催しました。　
　「高専の森」とは、高専創立６０周年の節目に、未来に向けて高専がますます成長することを祈念し記念樹を植える事業であり、次世代の高専生の成長を見守る「高専の森」を育むため、全国の国立高等専門学校が一丸となり実施しています。
　このたび植樹された４本の桜の木には、「未来への架け橋」、「絆と協働」、「持続可能な社会への願い」、「未来を担う人材の育成」という願いが込められています。この４本の桜の木が織りなす「高専の森」が、学生の成長と高専の未来を見守るとともに、地域社会のとの繋がりをさらに深めてくれることを願っています。