どうも、ほにゃらら sp.です。
このコーナーではアクアリウムの森羅万象、あらゆる関連製品・生体について、
コリドラス飼育目線
での、見解・感想なんかを紹介していきます。
第19回のテーマはアルビノタイプのコリドラスについて。
コリドラスの中では定番中の定番ともいえる、通称「白コリ」ことアエネウスのアルビノ個体。
白コリ以外にも、いくつかの種でアルビノ系品種が作出されています。
そしてそれらはぱっと見、どれも同じに見えることでしょう。
しかし!良~く見るとそれぞれ元となった種の個性を活かしているのが見えてきます。
今回はそのあたり、掘り下げていきましょう!
▼そもそもアルビノとは?こちらも参考
アルビノ系品種のコリドラス
アルビノ系品種が作出されており、入荷のみられる種は次の通りです。
アルビノと原種との比較
アルビノという色彩変異は、体全体の黒色素胞が作られなくなる突然変異体を固定化したものです。
このため、基本的には全身のあらゆる黒い色素が抜け、真っ白となります。また、目は赤くなります。
このため、元々黒かった部位で変化が大きく表れます。
また黒以外の発色は基本的に変わりませんが、白い体色との相乗効果で原種には無い味わい深いコントラストを生み出すこともあります。
このため原種で黒い模様のある部位、または黄色やオレンジ、輝きのある部位に着目して観察すると、アルビノ系コリドラスの奥深さが見えてきますよ。
アルビノ同士集めて観察眼を極めるも良し、原種と混泳させ比較を楽しむのも良し!ですね。
原種より丈夫かも?アルビノアエネウス
アルビノ系の熱帯魚は改良が進んでいるため、一般的には原種よりも体質が弱くなる傾向があります。
しかし、通称白コリことアエネウスのアルビノ個体に関しては、なぜか原種よりむしろ丈夫なフシがあります。
原種より人に慣れやすく、どちらかといえば性格も図太めな傾向があるようです。
アルビノ系品種は視力が弱いとされますが、コリドラスは元々餌を食べるにあたって視力にはあまり頼っておらず、センサーのような役割を果たすヒゲに頼っています。
このため視力が低くても、大したデメリットではないようです。
アルビノの魚と組み合わせよう
コリドラス以外にも、様々な熱帯魚でアルビノ系品種は作出されています。
アルビノ同士で組み合わせた水槽というのもまた、個性的で面白い水槽といえるでしょう。
コリドラスは協調性が良いので、小型魚であればほとんどの熱帯魚と混泳できる点も嬉しいところです。
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