Apple Watch。

ユーザーがより
健やかな毎日を
過ごせるように
支援。

数多くのパワフルなアプリを搭載したApple Watchは、
健やかな毎日のための究極のデバイスです。心臓の健康、歩行、アクティビティ、服薬など様々な側面にわたりユーザーの
健康をサポートします。

心拍数の通知。

Apple Watchは、重大な基礎疾患の兆候の可能性がある、著しく高い心拍数や低い心拍数をバックグラウンドでチェックします。この機能は、医師とユーザーがより精密な検査が必要な状況を判断するうえで役立ちます。

ユーザーが10分間安静とみなされる状態で、120BPM(拍/分)を上回るまたは40BPM(拍/分)を下回る場合、ユーザーは通知を受け取ります。ユーザーは、心拍数のしきい値の調整や、通知のオンとオフの切り替えができます。すべての心拍数の通知は、日付、時刻、心拍数と共に、iPhoneのヘルスケアアプリで確認できます。

不規則な心拍の通知。

不規則な心拍の通知機能では、心房細動(AFib)の兆候を示す不規則な心拍の有無を、不定期に確認します1この機能はすべての心房細動を検知するものではありませんが、その可能性をとらえ、より精密な検査が必要な場合があることを早期にユーザーに知らせることができます。

不規則な心拍の通知機能は、光学式心拍センサーにより手首で脈波を検知し、安静時の心拍間隔の変動を測定します。アルゴリズムによって心房細動の兆候と見られる不規則な心拍が繰り返し検知されると、ユーザーは通知を受け取り、日付、時刻、心拍数がヘルスケアアプリに記録されます。

FDAの認可を受けたパッチ型心電計を参照デバイスとして使用した臨床研究では、不規則な心拍の通知機能の感度は88.6%、特異度は99.3%でした。

不規則な心拍の通知機能は、日本では管理医療機器(家庭用心拍数モニタプログラム)として厚生労働大臣から承認を受けています。22歳以上の方による使用を目的としています。

心電図アプリ。

頻脈や結滞などの症状がある場合や、不規則な心拍の通知を受けた場合などに、心電図アプリを使用すると、心電図と症状を記録できます2こうした実際のデータがあることで、さらに精密な評価やケアを受ける際に、より詳しい情報に基づいて速やかに判断をすることが可能になります。

心電図アプリは、Digital Crownと背面クリスタルに内蔵された電気心拍センサーによって、第I誘導心電図と類似した単極誘導心電図を記録します。心電図が記録された後、洞調律、心房細動、心房細動および高心拍数、判定不能、または記録状態が良好でない、という結果が表示されます。ユーザーは、頻脈、動悸、めまい、倦怠感などの症状がある場合は記入できます。心房細動以外の不整脈がある、ICDやペースメーカーを使用している、または右軸偏位のために電気信号が弱い場合は、判定不能となることがあります。記録された波形、結果、日付、時刻、症状は、ヘルスケアアプリからPDFとして書き出して医療従事者と共有することができます。ユーザーが重篤な症状を示す内容を入力した場合、直ちに緊急通報サービスに連絡するように促されます4

参照デバイスとして12誘導心電図を使用した臨床研究では、分類可能な結果に関して、心電図アプリの洞調律の分類における特異度は99.3%、心房細動の分類における感度は98.5%でした。

心電図アプリは、日本では管理医療機器(家庭用心電計プログラム)として厚生労働大臣から承認を受けています。22歳以上の方による使用を目的としています。

心電図アプリについてさらに詳しく

新型コロナウイルス流行時の心電図アプリの使用拡大についてさらに詳しく(英語PDF)

心房細動履歴。

心房細動履歴は、心房細動と診断された方を対象とし、生活習慣要因に関する洞察と、心房細動の兆候を示した頻度の長期的な記録を提供する他に類を見ない機能です3ユーザーは、Apple Watchを着用している間に心房細動の兆候が見られた時間の推定値について、週ごとに通知を受け取ることができます。ヘルスケアアプリで、さらに詳しい履歴も確認できます。

体重、エクササイズ時間、睡眠、飲酒量、マインドフル時間など、健康状態に影響を与える可能性のある生活習慣要因も記録することができます。これらの要因は心房細動負荷とともにグラフで表示されるので、生活習慣と心房細動の関連について理解を深めるのに役立ちます。

心房細動履歴機能は、日本では管理医療機器(家庭用心拍数モニタプログラム)として厚生労働大臣から承認を受けています。この機能は、心房細動と診断された22歳以上の方による使用を目的としています。心房細動履歴を設定すると、不規則な心拍の通知は自動的にオフになります。

心房細動の兆候を検出する機能の検証。

Apple Watchの各機能は、ユーザーに信頼性の高い情報を提供するために厳密な科学的検証が行われています。2017年と2018年には、スタンフォード大学医科大学院の研究者がAppleと共同でApple Heart Studyを実施し、40万人を超えるApple Watchユーザーが、心房細動の早期発見を支援し不規則な心拍の通知機能をサポートするウェアラブルテクノロジーの検証に参加しました。Appleはその後も様々な多施設前向き臨床試験を実施して、心電図アプリや不規則な心拍の通知機能の強化、そして最近では心房細動履歴などの追加機能をサポートしています。

Apple Heart Studyの結果を見る

不整脈検出の検証についてさらに詳しく(英語PDF)

Apple Watchモデルを比較する。

  • 心拍数と不規則な心拍リズムの通知1
  • 心房細動履歴3
  • 心電図アプリ2
  • 心肺機能レベルの低下の通知
  • 体に取り込まれた酸素のレベル
  • 転倒検出
  • センサー
  • 光学式心拍センサー
  • 光学式心拍センサー
  • 電気心拍センサー
  • 光学式心拍センサーとGPS
  • 光学式心拍センサー
  • 加速度センサーとジャイロスコープ
  • Apple Watch Series 3
  • Apple Watch SE
  • Apple Watch Series 4、5
  • Apple Watch Series 6以降
  • Apple Watch Ultra

歩行と心肺機能。

歩行と心肺持久力は身体の全体的な健康状態を把握するための強力なバロメーターであり、長期的なウェルネスを予見する上でも役立ちます。Apple WatchとiPhoneは歩行指標を推定することで、現在それらの指標が歩行に与えている影響について医師とユーザーがよりよく理解し、経時的にモニタリングするためのツールを提供します。歩行指標には、心肺機能(最大酸素摂取量)、6分間歩行の距離のほか、歩行の質を測定するためのその他の指標(歩行速度、歩幅、歩行両脚支持時間、歩行非対称性)などがあります。これらの測定データは、ユーザーの許可にもとづいて、研究やアプリ開発に利用することが可能です。

これらの指標の開発と検証についてさらに詳しく

Apple Watchを使用した最大酸素摂取量による心肺機能の推定(PDF)

Apple Watch使6推定(PDF)

iPhoneの歩行指標を使用した歩行の質の測定(PDF)

転倒検出。

Apple Watch Series 4以降では転倒が検出されるとアラートが表示され、ユーザーはすぐに緊急通報サービスに電話できます4不要であればアラートは簡単に停止できます。約1分経ってもユーザーからの反応がない場合、緊急電話が自動的に発信され、ユーザーの緊急連絡先にメッセージが送信されます。検出された転倒はすべてヘルスケアアプリに記録されます。この機能はユーザーが55歳以上の場合に自動的に有効になりますが、18歳以上であれば誰でもiPhoneのApple Watchアプリで有効にできます。

メディカルID。

メディカルIDを設定しておくと、救急隊員や緊急治療室の医療従事者が、パスコードなしでユーザーのiPhoneのロック画面やApple Watchから重要な医療情報を確認できます。ユーザーのプライバシーが損なわれることはありません。ユーザーは、iPhoneのヘルスケアアプリでメディカルIDを設定することによって、アレルギー、服薬、病状、臓器提供の意思、緊急連絡先などの重要な情報を記載したリストを作成できます。

服薬。

iPhone、iPad、Apple Watchを使って、服用している薬の記録と管理をすることができます5ユーザーは、予定された服薬を記録するためのリマインダーを受け取ったり、長期的な服薬アドヒアランスや服用中の薬のリストを確認したりできます。

周期記録。

iPhone、iPad、Apple Watchの周期記録を使うと、月経周期を記録したり、症状を入力したり、次の月経や妊娠可能期間に関する通知を受け取ったりできます。月経不順や希発月経などの周期の偏差の可能性を示す場合に通知を受け取ることもできます。こうした偏差は、基礎疾患が関連している可能性があります。

より有意義な会話に役立てる。

iPhoneとiPadのヘルスケアアプリでは、複数の医療機関からのヘルスケアレコードや患者自身が生成したデータを視覚化し、安全に保管し、自分の健康状態をより包括的に把握することがこれまでになく簡単にできます。患者はヘルスケアアプリのデータを共有し、医療従事者はこのデータをEHRワークフロー内で確認することができます。

セキュリティとプライバシーを考慮した設計。

ユーザーのiPhoneまたはiPadがパスコード、Touch ID、Face IDでロックされている時には、ヘルスケアアプリ内の健康データはデバイス上で暗号化されています。ユーザーが自分の健康データをiCloudに同期することを選択している場合、転送中も保存時も、そのデータは暗号化されます。

ヘルスケアの未来が、
あなたの手の中に。

Appleとヘルスケアについてさらに詳しく

すべてを一新。
より健やかな毎日のために。

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