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日本文学科学生の一日(日本文学科)
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CAMPUS LIFE 日本文学科学生の一日
文学コースでの一日
二年 前期 金曜日の一日
一時間目はリアルタイムで「日本文学講読Ⅰ[4]」の講義を受けます。「日本文学講読」は日本文学コースの選択必修科目です。「日本文学講読Ⅰ[4]」では『古事記』や『日本書紀』を読みます。日本神話の面白さや現代の作品への繋がりに気付くことができ、とても興味深かったです。
30分の休み時間の後、二時間目の「英語講読Ⅱ」を受けます。日本文学科では一、二年生は英語が必修科目とされ、週に二コマ受講します。「英語講読」と一年次の「日本文学研究」はクラス単位で受講するため、クラスメートとの仲を深める良い機会となります。
ここで50分間のお昼休みです。昨年度はオンライン授業だったため、家で昼食を食べます。対面授業であれば学食や教室で友人と食べます。50分間だと学外で食事をするには少し時間が足りません。
三時間目は「表象文化論Ⅰ[3]」です。こちらも日本文学コースの選択必修科目です。この講義では近代劇の表象について学びます。ストーリーを理解するだけでなく、当時の評判などについても学びます。演劇が好きなので楽しい講義でした。
四時間目は「日本文学講読Ⅰ[2]」です。こちらも日本文学コースの選択必修科目です。説話の中に登場する動物たちについて学びます。文字だけでなく絵巻物なども見ながら、時代や土地によって動物の捉え方がどのように異なるのかを考えます。猫が好きなので受講しましたが、猫の捉えられ方の変遷が分かりとても楽しかったです。
四時間立て続けに講義があり少し大変ですが、文学にどっぷり漬かった楽しい一日です。日本文学コースでは選択必修が多く、興味のある分野を選んで学ぶことができます。
三年 前期 水曜日の一日
水曜日は二時間とも対面授業です。そのため7時には起きて10時前には家を出ます。
11時前に大学に着き、講義を受けます。
二時間目は「日本文学講読Ⅰ[5]」です。こちらは日本文学コースの選択必修科目です。狂歌の歴史や修辞技法などについて学びます。和歌とは異なった面白さがあり、興味深いです。
お昼休みは三時間目を一緒に受講する友人と教室で昼食を食べます。学内にはセブンイレブンや購買があるので昼食には困りません。17号館前などで販売されているお弁当が特におすすめです。
三時間目は「表象文化論Ⅰ[1]」です。こちらも日本文学コースの選択必修科目です。能や狂言について学びます。実際に能や狂言の映像を見ることも多く楽しいです。
三時間目終了後は15時から17時まで部活動をします。私はアナウンス研究会に所属していて、原稿読みやラジオドラマなどの練習を行います。年に数回開催される番組発表会のために週に2回の練習に励んでいます。
三年生になると、必修科目が「キリスト教概論」と「日本文学演習」の二つのみになるので比較的自由に時間割を組むことができます。「日本文学講読」や「日本文学特講」、「表象文化論」など興味のある分野の講義をたくさん受講することができて、毎日の講義がとても楽しいです。
語学コースでの一日
一年 火曜日の一日
今日は一限目が無いので、代わりにチャペルでの「朝礼拝」に参加します。キリスト教徒ではなかったので礼拝に出るのは初めてでしたが、大学とは思えない厳かな雰囲気が新鮮でした。キリスト教の授業もあるので、時には礼拝のレポートを書くこともあります。
礼拝が終わったらすぐに、二限目の「日本語史」の教室へ。こちらは日本語学コースの必修授業です。文学コースより選択する学生が少ない語学コースですが、必修で受講授業の重なることが多いぶん、興味の方向が合う友人が見つけやすい良さもあります。
昼休みですが、「日本文学科委員」の定例会議に参加します。と言ってもみんなで持参したご飯を食べながら今後の計画を相談する、和気あいあいとしたものです。学食で食べたり、早めに移動して次の授業の教室で食べることもあります。時間に余裕があれば、学外で食べてもいいかも。
三限目は第二外国語で選択した「フランス語(A)」の授業です。見慣れない言語の学習は、やはり何を選んでもみんな大変なようです。事前に情報収集をしてから選択をするといいかもしれません。文法中心の授業とコミュニケーションの授業があります。
授業が続いて少し大変ですが、今日の最後の授業は「日本語教育概論」です。こちらも日本語学コースの必修授業になります。青山学院では日本語教育課程を修了するコース選択も可能です。グローバル化の進むこれからの時代、興味のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
三年 金曜日の一日
一限目は「日本語学講読[3]」の授業。私は方言について学ぶ講義を受講しています。年次を経るほど深く特徴的な講義が受けられるのが、とても面白いです。
二限目は空きコマなので、図書館へゼミ研究の資料を借りに行きました。調べ物には図書館のほかにも、日本文学課の研究室、通称日文研(にちぶんけん)を使うこともあります。空きコマでは学外に出てショッピングやランチに行ったり、IT講習会(自己学習型のPCスキルの授業)を進めたりします。青山学院の特色であるチャペルでの朝礼拝に参加することもあります。
昼休みです。次の授業がある教室で友人と待ち合わせて、一緒にご飯を食べました。学食のご飯は安くておいしいですが、席が取れなかった時には空き教室や、外のベンチで食べるのもおすすめです。
三限目はゼミの演習授業です。青山学院では語学を専攻する先生方も多く、ゼミの選択も豊富でとても充実しています。少人数での演習授業は話し合ったり発表したりする機会も多く、深い学びを実践することができます。ゼミの複数受講も可能で、私はこのほかにも日本語教育のゼミにも所属しています。青学では日本語教育課程を修了できるコースも選択でき、これからのグローバル社会に通用するスキルも身に着けられます。
教職コースでの一日
一年 金曜日の一日
一限がないため、少し遅めの9:00に起床。10:00に自宅を出発し、二限の「ドイツ語ⅠB」のクラスへ。ドイツ語の文法や語彙は、英語と似ています。中高で学んできた英語と比較し、違いを発見しながら学習すると、とても面白いです。個人的に、初めて学習する人でも勉強がしやすい言語だと思います。
「ドイツ語ⅠB」の授業の後は、お昼の時間です。お昼ごはんは、二限のクラスでできた友達を誘ったり、同じ学科の友達から連絡がきて集まって一緒に食べたりしていました。食べる場所はとても自由なので、空き教室で食べたり、17号館にあるイチナナ食堂や7号館にある地下ナナ食堂で食べたり、天気がいい日は外のベンチで食べることもありました。
三限は「中国古典文学講読Ⅰ」の授業です。大学では、詩人や話型に注目しながら漢文を学びます。有名な李白の詩から、「山月記」の元ネタの小説など様々に取り上げられていました。漢文学は日本文学に影響を与えましたが、日本が受容した部分とそうでない部分の違いを見つけられることも漢文学を学ぶ魅力の一つです。
四限は「英語講読Ⅰ」の授業です。私のクラスでは、シャーロックホームズの小説を読みました。クラスによって先生が違うので、扱っている教材もバラバラです。他のクラスの子は全然違うことを学んでいたりするので、話を聞いてみると面白いです。
五限は「教育心理(中等)」の授業です。ようやく教職の必修授業になります。学校の先生になった時に備え、教育に関する用語を学び、教育について心理学的な面から学習をしていきます。
教職コースは、教員免許が取得できるコースなので、先生になりたいという思いがある人にとって、きっと将来の役に立つと思います。
留学生の一日
火曜日の一日
*今日の一時間目は、留学生のための授業である「日本語初級」。なかなか学ぶことのできない、大学生活や普段の生活でよく使う日本語用語を学んだり、留学生同士で日本語でディスカッションを行ったりする、留学生にとってはとても大事な講義です。また、みんなが仲良くなれるような仕組みになっているため、友達を作るいいチャンスでもあると思います。講義名には初級と書いてあるけれど、実際は日本語能力試験N1よりも上のレベルの日本語を扱うため、気を緩めずに頑張りましょう!
*二時間目は古典文学に関する講義。
時代による古典文学作品の種類や特徴などを奥深く学ぶという、日本の古典文学について幅広く学ぶことのできる講義です。授業では、時々中国や韓国といった他の国との交流で生まれた日本の古典文学についても触れることがあるほか、留学生が自分の国の古典作品について紹介する機会もあるため非常に楽しいです。
*お昼休みの時間です。
お昼ご飯を食べましょう!キャンパス内には学生食堂が2つもあり、それぞれの推しメニューが楽しめます。また、お弁当も販売しているので、キャンパスのベンチでお弁当を食べるのも良いですね。もし3時限の授業がなければ、表参道のおしゃれなお店でランチも素敵でしょう。
*今日は3時限に講義がない日です。
大学の図書館や自習室で本を読んだり、勉強をしたりすることができます。私はピアノを弾くことが好きなので、このような講義の合間を利用して、大学の器楽練習室でよくピアノを練習します。他にも、友達と一緒にキャンパス内をうろうろしながらお話ししたり、チャットルームというところ留学生と国際交流をしたりするなど、講義の合間をどのように使うか考察してみるのもいいのでは!
*4時限は日本語教育に関する講義。
私は日本語・日本語教育コースを目指しているため、日本語教育関連の授業は欠かせません。日本語を学習した経験を活かしながら、日本語教授法を学ぶことができる点で非常に興味を持っています。さらに、この科目を含めて必要科目の単位を修得したら「日本語教育課程修了証書」を取得することもできるため、将来就活の時も考慮しつつ授業を受けています。
*いよいよ最後の授業です。
5時限の講義は外国語授業で、私が選んだ外国語は英語です。今まで長い時間をかけて英語を学んできたのですが、まだまだ足りない英語を大学で補いたいと思います。また、英語は、大学生活を送る上で様々な形で役に立ちますで、一生懸命に勉強しています。
*すべての講義が終わりました。
課題のレポートを書く際に参考になる関連書籍が必要なので、図書館に行って本を借りました。早く家に帰って本を読みたいですね。