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レクチャー/セミナー

どの学部・学科を卒業したかに関わりなく、「一定の水準の技能・能力」を学ぶものとして「技能コア科目」が、「一定の範囲の知識・教養」を学ぶものとして、「教養コア科目」が、「コア科目」をさらに発展させるものとして、「テーマ別科目」が置かれています。
また、学び方への導入を容易にしたり、理解の方法の基礎を身に付けるために、「フレッシャーズ・セミナー」と「ウェルカム・レクチャー」、職業観・勤労観を養成するものとして、「キャリアデザイン・セミナー」が置かれています。

ウェルカム・レクチャー

1年次 前期[選択制] “大学で学ぶ意義”について理解を深める

青山学院が独自に開発した3科目で、学び始めの第一歩をサポート
新入生のために、大学で学問をなぜ学ぶのか、とくに「青山スタンダード科目」を履修する意味についてわかりやすい講義を行います。
科目を学ぶことは、単に教養を身につけるだけでなく、学生生活を送る際、また社会に出たときに「役立つ」ものであるという点を伝えたいと考えています。

・歴史をなぜ学ぶのか
・技術の役割
・学生生活と法・政治・文学
・数学的なものの見方

フレッシャーズ・セミナー

【学生による授業紹介MOVIE】「青山スタンダード」の学び/フレッシャーズ・セミナー[英語講義]

1年次 前・後期[選択制] 専門的なテーマを学び、“学びの作法”を身につける

少人数制のゼミ・スタイル
いろんな人が集まる少人数クラスの「フレッシャーズ・セミナー」は、選択科目として、本学に入学したすべての学部の1年次生を対象におこなう少人数(1クラス約20名)のセミナー(演習)形式の授業です。
少人数クラスのメンバーはさまざまな学部・学科の学生によって構成されますから、それぞれが異なった興味や関心、異質なバックグラウンドを持ち、「違い」があることを前提としてクラスが運営されます。そして、ひとつまたはいくつかのテーマ(課題や問題)について、いろいろな考え方を出し合って、どの考えや見方が説得力があるのか、なぜそうなのか、またどのようなデータや事実、観察記録に基づけば理解を深め、異分野の人にも話が通じやすくなるかといったことなど、学び方や理解の方法の基礎を修得することをめざします。

専任教員が直接指導

フレッシャーズ・セミナーを担当するのはすべて本学の専任教員で、それぞれの分野において第一線で研究活動を展開している先生方ばかりですから、学問研究のフロンティアに接することができます。「フレッシャーズ・セミナー」では、「セミナー(演習)」という授業形式を採っているため、授業担当者の講義や説明だけでなく、セミナーに参加するみなさんと授業担当者とのあいだの双方向的なやりとりや、セミナー参加者相互のやりとりが主な学習活動になります。「セミナー」では、参加しているみなさんが主体的で意欲的な姿勢であることを前提として、ある問題についてのみなさんの考えやその根拠になっていることを参加者のあいだで共有し、さらに深く幅広く調べたり、分析したり、「寄り道」をしたり、時には激論を交わして試行錯誤を重ね、それらを発表したり論文にまとめたりする技法の基礎を学びます。

異なる学部・学科の学生が一緒に学ぶ

フレッシャーズ・セミナーは、各学部や学科の「専門ゼミ」を低学年化したものではなく、さまざまな学部・学科の学生を対象にしていることからわかるように、扱う授業内容が、一見、専門的なテーマに見えても、その先にあるのは担当教員の専門的な立場を通して見た、広いすそ野を持つ「知のマップ」であるはずです。これは、やがてみなさんがそれぞれの専門分野の勉強に入っていくときに必ず必要になる「学問的な作法」の道しるべになるでしょう。

セミナーの参加者は、自分が所属する学部・学科以外の分野の学生と対話することで、あるテーマや視点から見た学問的な思考の面白さが他の分野にも援用できるものであることを学べるでしょう。相手と「同じである」ことを前提にするばかりでなく、相手と「違っている」ことを前提にして展開される知的なコミュニケーションこそが、対話能力や類推力を磨き、これまでに気がつかなかったものの見方や考え方を学ぶ好機であるはずです。

学習テーマ(一部抜粋)

多様な学問から1テーマを選択して履修します。

  1. PICK UP

    〇データサイエンスの基礎を学ぶ

    このセミナーは、文部科学省が定める「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定されました[認定の有効期限:2028年(令和10年)3月31日まで]。

〇学術論文の執筆を素描する
〇外国留学の基礎知識
〇『遠野物語』を読む
〇Globalization and Human lifeをテーマに自分の世界観を構築する
〇基本的な会計知識の修得とコミュニケーション能力の向上
〇“大学における勉強とはどのようなものか”を身につける
〇世界の言語を理解し、グローバルな視点を身につける
〇日本近世史とキャリア学習
〇GISの基本をマスターし、空間分析の技術を習得する
〇初級ラテン語講義
〇ミヒャエル・エンデ『モモ』を読む
〇「まち」を考える
〇君は大学で何を学ぶか
〇スポーツを通して物事を考える
〇映画鑑賞能力を高める
〇ビジネス情報の模索と利用
〇サウンドスケープ:音との対話、自分との対話
〇ヨーロッパの食文化を考える
〇対人コミュニケーション研究
〇ザ・ビートルズ作品とその時代の考察
〇地図の力で世の中を変える
〇外国メディアを比較してメディアの特性を学ぶ
〇クラシック音楽を通して「音楽学」を学ぶ
〇報道を通じて世界の動きを観察しよう
〇英エコノミスト誌で読む国際経済
〇経済情報データベースの使い方
〇大学生としての学問的な基礎を身につける
〇近現代史を学び直す
〇賢いエネルギーの使い方
〇大学の町を通して英国の歴史と文化を学ぶ
〇会計学を通して企業を学ぶ
〇グローバル化時代の「文化をめぐる政治」について考える
〇「建築・都市・環境」について論考する
〇「会社」って何を考える
〇あなたが好きな国を考察する
〇困苦の時代と幸福の追求について考える
〇戦争とは何か?について学ぶ

キャリアデザイン・セミナー

学生による授業紹介MOVIE】「青山スタンダード」の学び/キャリアデザイン・セミナー

1年次 前・後期[選択制] 大学1年生から卒業した未来を見据える

キャリアデザイン・セミナーとは2011年度から新設された学部1年次生を対象とするセミナー(演習)科目です。
セミナーの目的は、大学を卒業した後、自分はどのような仕事(職業)に就けばいいのだろう、ということを今からしっかりと考えていこうとするものです。
キャリアをデザインしておくことで、今後どのような科目を履修していくべきかもはっきりと見えてきます。
卒業後の進路を、今、考えたい人が対象のセミナーです。