公募情報 若手あり 令和6年度 脳神経科学統合プログラム(個別重点研究課題)に係る公募について
更新履歴
基本情報
公募の段階 | 公募 |
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開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究 |
分野 | 疾患基礎研究プロジェクト,精神・神経疾患,老年医学・認知症 |
公募締め切り | 令和6年4月10日(水) 午後2時【厳守】 ※締め切りに間に合わず不受理となるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関/研究者の新規登録手続も必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。 AMEDではe-Radに登録された研究提案情報をダウンロードして評価システムに組み入れています。提案書の記載情報とe-Radへの入力情報に齟齬がないよう、提案前に双方の記載内容を十分確認してください。 |
お問い合わせ先 |
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公募内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)では、令和6年度「脳神経科学統合プロブラム(個別重点研究課題)」に係る公募を行います。詳細については公募要領をご覧ください。本公募は、「若手育成枠」の対象です。
# | 分野、領域、テーマ等 | 研究開発費の規模 (間接経費を含まず) |
研究開発実施 予定期間 |
新規採択課題 予定数 |
---|---|---|---|---|
領域1 革新的技術・研究基盤の整備・開発・高度化 | ||||
1ー1 | チーム型A | 1課題当たり年間 70,000千円(上限) |
令和6年8月(予定) ~ 令和11年度末 |
0~3課題程度 |
1-2 | チーム型B | 1課題当たり年間 35,000千円(上限) |
令和6年8月(予定) ~ 令和11年度末 |
0~2課題程度 |
1-3 | ソロ型 【若手育成枠(若手3割以上)】 |
1課題当たり年間 17,000千円(上限) |
令和6年8月(予定) ~ 令和8年度末 |
0~20課題程度 |
領域2 ヒト高次脳機能のダイナミクス解明 | ||||
2-1 | チーム型B | 1課題当たり年間 40,000千円(上限) |
令和6年8月(予定) ~ 令和11年度末 |
0~8課題程度 |
2-2 | ソロ型 【若手育成枠(若手3割以上)】 |
1課題当たり年間 12,000千円(上限) |
令和6年8月(予定) ~ 令和8年度末 |
0~10課題程度 |
領域3 神経疾患・精神疾患に関するヒト病態メカニズム解明 | ||||
3-1 | チーム型A 【認知症枠(1課題以上)】 |
1課題当たり年間 70,000千円(上限) |
令和6年8月(予定) ~ 令和11年度末 |
0~4課題程度 |
3-2 | チーム型B 【認知症枠(1課題以上)】 |
1課題当たり年間 35,000千円(上限) |
令和6年8月(予定) ~ 令和11年度末 |
0~4課題程度 |
3-3 | ソロ型 【若手育成枠(若手3割以上)】 |
1課題当たり年間 12,000千円(上限) |
令和6年8月(予定) ~ 令和8年度末 |
0~13課題程度 |
領域4 デジタル空間上で再現する脳モデル開発・研究基盤(デジタル脳)の構築 | ||||
4-1 | チーム型B | 1課題当たり年間 30,000千円(上限) |
令和6年8月(予定) ~ 令和11年度末 |
0~7課題程度 |
4-2 | ソロ型 【若手育成枠(若手3割以上)】 |
1課題当たり年間 12,000千円(上限) |
令和6年8月(予定) ~ 令和8年度末 |
0~9課題程度 |
領域5 神経疾患・精神疾患の治療等のシーズ開発 | ||||
5-1 | チーム型A 【認知症枠(1課題以上)】 |
1課題当たり年間 80,000千円(上限) |
令和6年8月(予定) ~ 令和11年度末 |
0~3課題程度 |
5-2 | チーム型B 【認知症枠(1課題以上)】 |
1課題当たり年間 35,000千円(上限) |
令和6年8月(予定) ~ 令和11年度末 |
0~3課題程度 |
5-3 | ソロ型 【萌芽研究】 |
1課題当たり年間 12,000千円(上限) |
令和6年8月(予定) ~ 令和8年度末 |
0~11課題程度 |
- 本公募は、上記1-1~5-3 の各公募枠について、e-Rad 上に個別の応募ページがあります。公募要領で募集内容をよく確認の上、間違いのないようご注意ください。〆切後の変更はできません。
- 研究開発代表者として本公募の領域1~5の同一領域への複数応募はできません。例えば、領域1には1-1, 1-2, 1-3の3つの公募枠がありますが、領域1全体で1課題のみ応募可能です。
- 研究開発分担者については、領域に関わらず複数課題への参加に制限はありません。
本公募における「チーム型A」「チーム型B」は、グループによる研究を対象にします。研究開発代表者と数名程度の研究開発分担者から構成される研究体制を想定しています。研究開発費の規模に相応する研究を提案してください。
実施する研究の内容、研究費の規模、連携する研究開発分担者の数等により、選択してください。チーム型Aでは、各領域で求められる研究内容を着実に遂行するためのチーム型研究、チーム型Bでは、各領域で求められる研究内容に沿ったチャレンジングなチーム型研究を想定しています。
ソロ型
研究開発代表者が個別に研究を推進する体制での提案を想定しています。必ずしも研究開発分担者を置く必要はありません。
【若手育成枠(若手3割以上)】
領域1~4のソロ型では、研究開発代表者が若手研究者(※)となる課題を原則3割以上となるように採択します。ただし、評価結果により3割未満となる場合があります。
※公募要領2.1「●注意事項(11)」および下記の「応募資格者」をご参照ください。
【認知症枠(1課題以上)】
領域3のチーム型Aとチーム型B及び領域5のチーム型Aとチーム型Bでは、アルツハイマー型認知症を対象とする研究を各1課題以上採択します。ただし、評価結果により採択されない場合があります。
【萌芽研究】
領域5の【萌芽研究】では、斬新な作業仮説や独創的着想に基づく研究、異分野融合によるブレイクスルーの創出を志向します。探索的性質が強く、診断・治療・創薬等のシーズ探索までの研究を対象とします。課題が終了する3年目の早い時期に事後評価を実施し、発展的にシーズ開発研究を継続できる成果が創出されたかどうかが審査されます。
事業概要
基礎と臨床の連携やアカデミアと産業界の連携の強化により、これまでの革新技術・研究基盤の成果を発展させ、脳のメカニズム解明等を進めるとともに、数理モデルの研究基盤(デジタル脳)を整備し、認知症等の脳神経疾患の画期的な診断・治療・創薬等シーズの研究開発を推進します。
具体的には、脳とこころの研究推進プログラムで整備してきた国際的に競争力の高い研究基盤・革新的技術等の成果を更に発展させます。また、ドライ実験(数理科学・情報科学)とウェット実験(動物実験、遺伝子操作など)との融合や、基礎研究と臨床研究の相互連携(双方向トランスレーショナル研究)を強化し、以下を目指します。
- 脳とこころの研究推進プログラムで整備してきたデータベース等を統合したプラットフォームの整備、動物資源の高度化、階層をつなぐ革新的計測・イメージング技術開発等の研究基盤・革新的技術の高度化や開発を行います。
- 実験動物、多種・多次元・多階層データ等を活用し、脳の高次機能のダイナミクス解明や神経疾患・精神疾患に関する病態メカニズムの解明を進めます。
- ヒト脳高次機能ダイナミクスや病態メカニズムを、数理モデルを活用しデジタル空間上で再現するとともに、神経回路レベルや細胞レベル、それらをつなぐ多階層の数理モデルを開発しデジタル空間上で再現するなど、数理科学的な研究手法による新たな研究基盤(デジタル脳)を整備します。
- これらの成果をもとに、神経疾患・精神疾患に係る画期的な診断・治療等のシーズ開発につなげます。
※「脳神経科学統合プログラム」については、以下のリンクをご参照ください。
https://www.mext.go.jp/content/20240118-ope_dev03-000031627-1.pdf
(文部科学省 令和6年度予算(案)のポイント p.74)
また、本事業には、令和6年度まで実施予定の「精神・神経疾患メカニズム解明プロジェクト」および「領域横断的かつ萌芽的脳研究プロジェクト」も含まれます。
応募資格者
※AMEDにおける「若手研究者」とは、令和6年4月1日時点において、①年齢が満43歳未満の者(昭和56年4月2日以降に生まれた者)、②又は博士号取得後10年未満の者のいずれか高い方とします。③ただし、出産・育児又は介護により研究に専念できない期間があった場合は、①あるいは②に当該期間分(最長2年。延長の単位は月単位とし1月未満の日数は切り上げます(例:研究に専念できない期間が17ヶ月14日の場合は18ヶ月の延長となります。))を加算することができます。
公募期間
※締め切りに間に合わず不受理となるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関/研究者の新規登録手続も必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。
AMEDではe-Radに登録された研究提案情報をダウンロードして評価システムに組み入れています。提案書の記載情報とe-Radへの入力情報に齟齬がないよう、提案前に双方の記載内容を十分確認してください。
ヒアリング日程
# | 分野、領域、テーマ等 | |
---|---|---|
領域1 革新的技術・研究基盤の整備・開発・高度化 | ||
1ー1 | チーム型A | 令和6年6月5日(水) |
1-2 | チーム型B | 令和6年6月5日(水) |
1-3 | ソロ型 | 令和6年6月13日(木) 令和6年6月15日(土) |
領域2 ヒト高次脳機能のダイナミクス解明 | ||
2-1 | チーム型B | 令和6年6月6日(木) |
2-2 | ソロ型 | 令和6年6月20日(木) 令和6年6月21日(金) |
領域3 神経疾患・精神疾患に関するヒト病態メカニズム解明 | ||
3-1 | チーム型A | 令和6年6月3日(月) |
3-2 | チーム型B | 令和6年6月18日(火) |
3-3 | ソロ型 | 令和6年6月11日(火) 令和6年6月14日(金) |
領域4 デジタル空間上で再現する脳モデル開発・研究基盤(デジタル脳)の構築 | ||
4-1 | チーム型B | 令和6年6月7日(金) |
4-2 | ソロ型 | 令和6年6月19日(水) 令和6年6月21日(金) |
領域5 神経疾患・精神疾患の治療等のシーズ開発 | ||
5-1 | チーム型A | 令和6年6月17日(月) |
5-2 | チーム型B | 令和6年6月3日(月) |
5-3 | ソロ型 | 令和6年6月4日(火) |
ヒアリング審査の対象となった課題は、研究開発代表者に原則として1週間前までにご連絡します。
ヒアリング審査はweb会議により実施します。
ヒアリング審査の対象外の場合や、ヒアリング審査自体が実施されない場合には連絡しませんので、採択可否の通知までお待ちください。ヒアリング審査の対象か否かに関する個別回答は行いません。
公募説明会
公募説明会の予定はございません。
応募方法
提案書類の様式等、応募に必要な資料は本ページの下段の資料よりダウンロードしてください。公募要領「第4章 提案書類の作成・提出」に従って「研究開発提案書」等を作成の上、e-Radよりご応募ください。
本公募は、上記1-1~5-3 の各枠について、e-Rad 上に個別の応募枠があります。公募要領で募集内容をよく確認の上、間違えのないようご注意ください。〆切後の応募枠の変更はできません。応募先
資料
掲載日 令和6年3月8日
最終更新日 令和6年4月3日