「令和3年度 第1回生物多様性影響評価検討会総合検討会」の開催及び一般傍聴について:農林水産技術会議
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農林水産技術会議

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プレスリリース

「令和3年度 第1回生物多様性影響評価検討会総合検討会」の開催及び一般傍聴について

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令和3年12月20日
農林水産省
農林水産省及び環境省は、遺伝子組換え生物の第一種使用規程の承認申請があった7件について学識経験者から意見を聴取するため、12月27日(月曜日)に「令和3年度 第1回生物多様性影響評価検討会総合検討会」を開催します。
本会議は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止する観点から、ウェブ会議にて開催します。
本検討会は公開です。

1.概要

我が国での遺伝子組換え生物の栽培や飼育等に当たっては、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(平成15年法律第97号。以下「カルタヘナ法」という。)」に基づき、我が国の野生動植物への生物多様性影響が生じるおそれがないか評価を行っています。
今回、農林水産省及び環境省に対し申請された7件の第一種使用規程について、農作物分科会において専門的な見地から検討を行った結果について、幅広い視点から総合的な検討を行うため、総合検討会を開催し、学識経験者から意見を聴取します。
これまでの当検討会の議事概要については、次のURLで御覧になれます。
また、今回の会議資料及び議事概要も会議終了後に同URLで公開いたします。
URL:https://www.affrc.maff.go.jp/docs/commitee/diversity/top.htm

 ※カルタヘナ法に規定する第一種使用規程について
カルタヘナ法においては、遺伝子組換え生物の栽培や飼育等を行う者が、環境中への拡散を防止せずに栽培や飼育等を行う場合(第一種使用等)には、その栽培や飼育等に関する規程(第一種使用規程)を定め、これを農林水産省及び環境省に申請し、承認を受ける必要があります。第一種使用規程の承認申請があった場合には、農林水産省及び環境省は、その第一種使用規程について、生物多様性影響に関し専門の学識経験者から意見を聴く必要があります。

2.開催日時及び場所

日時:令和3年12月27日(月曜日)13時30分~
場所:ウェブ会議による開催

3.議題

第一種使用規程の承認に係る申請書等の検討について
(1)耐熱性α-アミラーゼ産生、チョウ目及びコウチュウ目害虫抵抗性並びに除草剤グルホシネート及びグリホサート耐性トウモロコシ
(改変amy797E, 改変cry1Ab, 改変vip3A, 改変cry3Aa2, 改変cry1F, ecry3.1Ab, pat, mEPSPS, Zea mays subsp. mays (L.) Iltis) (3272×Bt11×MIR162×MIR604×B.t. Cry1F maize line 1507×Event 5307×GA21, OECD UI:SYN-E3272-5×SYN-BTØ11-1×SYN-IR162-4×SYN-IR6Ø4-5×DAS-Ø15Ø7-1×SYN-Ø53Ø7-1×MON-ØØØ21-9)並びに当該トウモロコシの分離系統に包含される組合せ(既に第一種使用規程の承認を受けたものを除く。) 

(2)(チョウ目害虫抵抗性トウモロコシ
cry1B.868, 改変cry1Da, Zea mays subsp. mays (L.) Iltis) (MON95379, OECD UI:MON-95379-3)
 

(3)コウチュウ目害虫抵抗性トウモロコシ
 (mpp75Aal.l, vpb4Da2,DvSnf7.l, Zea mays subsp. mays (L.) Iltis) (MON95275, OECD-UI: MON-95275-7)
 

(4)線虫抵抗性及び4-ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ阻害型除草剤耐性ダイズ
 (cry14Ab-1.b, hppdPf-4Pa, Glycine max (L.) Merr.) (GMB151, OECD UI: BCSGM151-6)

(5)雄性不稔及び稔性回復性並びに除草剤グルホシネート及びグリホサート耐性セイヨウナタネ
(改変barnase, barstar, 改変bar, 改変cp4 epsps, Brassica napus L.) (MS11×RF3×MON88302, OECD UI:BCS-BNØ-12-7×ACS-BNØØ3-6×MON883Ø2-9)並びに当該セイヨウナタネの分離系統に包含される組合せ(既に第一種使用規程の承認を受けたものを除く。)

(6)コウチュウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性トウモロコシ
ipd079Ea, pat, Zea mays subsp. mays (L.) Iltis) (DP915635, OECD UI: DP-915635-4)
 

(7)コウチュウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性トウモロコシ
DvSSJ1, ipd072Aa, pat, Zea mays subsp. mays(L.)Iltis) (DP23211, OECD UI: DP-Ø23211-2)

4.傍聴について

10名程度Webexでの傍聴を受け付けます。

5.傍聴申込要領

(1)申込方法
傍聴を希望される方は、インターネットにて、以下の申込先にお申し込みください。(電話でのお申し込みはご遠慮ください。)

<インターネットによる申込先>
URL: https://www.contactus.maff.go.jp/affrc/form/seibutsu211220.html
 ・複数名お申し込みの場合も、お一人ずつお申込み願います。
 ・会議開催直前に、こちらからWebexの招待をメールにてお送り致します。
 ・お申込みによって得られた個人情報は厳重に管理し、傍聴の可否等御本人への連絡を行う場合に限り利用させていただきます。
(2)申込締切
 申込締切日は令和3年12月23日(木曜日)15時00分必着です。
(3)抽選の実施
   希望者多数の場合は抽選を行い、傍聴いただけない方には、開催前日までに連絡致します。なお、傍聴可能な方へのご連絡は、会議開催前日のWebex招待メールの送付をもってかえさせていただきます。
(4)傍聴される皆様への留意事項
   当検討会の傍聴に当たり、次の留意事項を遵守願います。これらが守られない場合は、傍聴をお断りすることがあります。
(ア)Webexにおいて、マイクをミュートに設定すること。
(イ)傍聴中は静粛を旨とし、以下の行為を慎むこと。
  ・傍聴中のWebexの入退席(ただし、やむを得ない場合を除く。)
  ・カメラ、ビデオカメラ、ICレコーダー等の使用(報道関係者の方々を除く。)
(ウ)その他、座長等及び事務局職員の指示に従うこと。

6.報道関係者の皆様へ

報道関係者で取材を希望される方は、上記の「5.傍聴申込要領」に従い、取材を希望される旨を記載し、インターネットによりお申し込みください。
その場合、報道関係者である旨を必ず明記してください。 

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究企画課イノベーション戦略室
担当者:岡崎、坪田、片井
代表:03-3502-8111(内線5860)
ダイヤルイン:03-3502-7408
 
環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室
担当者:大林、内山
代表:03-3581-3351(内線6683)
ダイヤルイン:03-5521-8344