コロナ禍でペットブームが加速しています。ペットフード協会によると、2020年に新しく飼われた犬・猫の数は、前年に比べ約15%の増加。信州でも犬の新規登録数は去年1000頭以上も増えたといいます。動物との触れ合いによるストレスの緩和、癒やし効果が期待される「アニマルセラピー」にも注目が集まっています。今回は、暗いムードを明るく照らす。信州で活躍する看板犬、看板猫たちをご紹介します。
木々の緑が赤く色づき始める志賀高原。群馬県との県境に「渋峠ホテル」はあります。創業から半世紀。宿は犬と共に歴史を歩んできました。歴代の看板犬はいつも飼い主を、観光客を癒やしてきました。犬に会うため、この場所を訪れる人たちも少なくありません。現在、宿の顔となっているのはゴールデンレトリバーのマーカス。ヤンチャな性格で元気いっぱい!リピーターのお客さんが来ると嬉しそうに尻尾を振ります。一緒に産まれた兄弟のジョーンズも近くに住んでいます。こちらは、標高2307m、横手山にあるカフェの看板犬。冬はスキー場でパトロール犬としても活躍しています。それぞれの場所で看板犬を務める兄弟は、主人を支え〝志賀高原のアイドル〟として人々から愛されていました。
「看板猫がいる」という噂を聞きつけ大槻アナが向かったのは、中山道の宿場町・妻籠宿。猫との出会いを求めて町を散策します。しかし、猫は自由気ままで神出鬼没。一度、散歩に出かけたら、なかなか戻ってきません。風情に満ちた江戸の町並みを堪能しながら猫探し。簡単には見つからず、新栗を使った秋の味覚をいただいたり、ちょっと珍しいお店にも寄り道したり…。しばらく捜索活動を続けていると、ようやく発見!出会ったのは、古くから続く酒店の看板猫、モコ。新型コロナの影響で売り上げが大きく落ち込む中、モコの存在が店主の心の支えだったといいます。苦しい状況を動物たちと乗り越える。心温まるストーリーをご覧ください。
生中継は県内2カ所から。秋のレジャーにオススメ!かわいい動物たちとも会える「白樺リゾート 池の平ファミリーランド」。「国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)」では一面に広がるコスモス畑をご紹介。行楽の秋にぴったりのお出かけ情報をお届けします。