工法技術
労働安全衛生
当協会では、会員の低層住宅建築工事における労働災害防止と快適な作業環境づくりを推進するため、各種活動を行なっております。主な定期的に実施している活動は、労働災害発生状況調査の実施と報告書の作成、安全作業基準書の作成・配布、「オリジナル安全ポスター」の作成・頒布、現場安全パトロールの実施、職長教育研修会の実施などです。
労働災害防止活動「オリジナル安全ポスター」
当協会では、住宅建築工事における労働災害の防止と快適な作業環境の促進を目指し、各種活動を展開しています。労働災害防止活動の一環として、上半期と下半期にそれぞれオリジナルポスターを作成していますので、ご利用ください。(希望する会員企業に有料で配布しています。)
【上半期の災害防止活動】
厚生労働省および中央労働災害防止協会主催の「全国安全週間」
厚生労働省および建設業労働災害防止協会等が主唱する「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」
【下半期の災害防止活動】
建設業労働災害防止協会が主唱する「年度末労働災害防止強調月間」「年末年始労働災害防止強調期間」
- 2024年冬季用ポスターの申込受付は終了しました。
- 過去の安全ポスター
ツーバイフォー住宅の労働災害状況調査報告書
当協会では、毎年低層住宅建設工事における現場労働災害の状況について調査し、「ツーバイフォー住宅の労働災害発生状況報告書」として取りまとめています。
本報告書は、一種正会員を対象に実施したアンケートの回答結果を当協会の生産推進委員会が集計したもので、過去5年の推移とともに災害防止対策のポイントを取りまとめ、会員に案内しています。
安全作業基準書の作成・配布
今まで、当協会では建方工事、玉掛け基準、解体工事など9種類の作業手順書と塗料の取扱い基準などの4種類の作業手順書詳細を作成し、安全作業の基準書として会員は使用しています。
安全作業基準書の例
- 作業手順書:建方工事
- 機材・工具使用許可基準1:脚立
- 安全チェックシート(全般:低層住宅用)
- 安全指示書
現場安全パトロールの実施
会員会社より工事中の物件を選定し、当日、現場にて参加者全員で開始前のミーティングを行った後、協会版の安全チェックシートを用いて、一現場約40分のパトロールを実施しています。
パトロール終了後に協会会議室に集まり、指摘事項と他の模範となる良い対策事例についてプロジェクターを使い発表し、意見交換を行います。
職長教育研修会の実施
当協会では、労働災害の発生の予防・抑制に向け、会員及び取引関係のある職方、建設工事現場の安全関係管理者を対象に労働安全衛生法第28条の2「危険性・有害性等の調査及び必要な措置の実施(リスクアセスメント)」に対応した職長教育研修会を実施し、修了者には会長名で修了証書を発行しています。