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13歳のハローワーク公式サイト 編集部からの推薦図書


当サイト編集部が選んだ、「仕事」と「教育」と「お金」をテーマとしたおすすめ本。

 

新 13歳のハローワーク

村上 龍 (著)、はまのゆか (イラスト)

大型本:561 p サイズ(cm):26 x 19
出版社:幻冬舎 ISBN-10:4344018028 ISBN-13:978-4344018020 発行日:2010/3/25

レビュー Review

『新 13歳のハローワーク』「はじめに」より

現在は100年に一度という世界的な不況が続いていて、貧困者が増え、国民の間の経済的格差も大きくなっています。 政府や自治体は、何とかしようとしているようですが、行政に期待するだけでは、生きのびていくのはむずかしいのが現実です。 それでも、すべての子どもや若者は、どうにかして、死なないで、生きのびていく必要があります。 だまされないように、好奇心をつぶされないように、いろいろなものに積極的に興味を示して、子どものころは「好きなこと」に、成長したら「自分に向いている職業」に、出会うことができたらと思います。 この改訂版が、そのための何らかの参考になれば、著者としてこれほどうれしいことはありません。

13歳の進路

村上 龍 (著)、はまのゆか (イラスト)

大型本:175 p サイズ(cm):26 x 19
出版社:幻冬舎 ISBN-10:4344018036  ISBN-13:978-4344018037 発行日:2010/3/25

レビュー Review

『13歳の新路』「はじめに」より

進路は未来へとつながっている。できれば、親や教師や社会から「振り分けられ」「与えられる」のではなく、自ら「選びとる」という積極性を持ってほしい。 希望する高校に落ちたり、高校を中退してしまったり、専門学校に行く資金がなかったり、大学を出ても就職先が見つからなかったりしても、絶望してはいけない。 社会の中で生きのびる、つまりサバイバルしていくのは簡単ではないが、しかし、対応策がまったくないわけではない。 その対応策の可能性を探るために、この『13歳の進路』は作られている。

13歳のハローワーク

村上 龍 (著)、はまのゆか (イラスト)

大型本:455 p サイズ(cm):26 x 19
出版社:幻冬舎 ISBN:4344004299 発行日:2003/12/02

レビュー Review

「いい大学に入って、いい会社に勤めれば安心という時代は終わった。」自分自身が、何も考えることなく大学に行き、会社に勤め、4年で転職し大工の世界に入った経験から、この本を読みながら心の中で 「そうだ!そうだ!」を連発していました。 「若いときからもっといろんな職業を知っていたら」「なぜそういうことは学校で教えてくれないのだろう?」いろんな疑問が沸いてきてきます。 自分の職業にプライドを持って働くために読んでおきたい1冊です。 (13hw編集部 山本)

368Y Par4 第2打

村上 龍 (著)

文庫:343p サイズ(cm):15x11
出版社:講談社 ISBN:4062632659 発行日:1996/06

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仕事に立ち向かううえで、勇気をくれる本。 仕事において「第2打をフェアウエーのどまん中から打つ人もいれば、バンカーから打つ人も、空振りでティグランドから打つ人もいる。だが、大切なことは、やり直しがきくのだ・・・ギブアップを考えても起死回生の第2打の打ち方をイメージするのだ。」イベントプロデューサーのオレが、目の前の仕事のトラブルに腰を抜かしそうになりながらも、オレの後輩であり友人、ケンタロウのゴルフにかける純粋な生き様に刺激を受けながら、挽回を狙って前向きに走り出す。 欲望や好奇心を肯定して生きることが難しい時代に、ケンタロウとオレがそれを受け入れて、懸命に生きようとする様は、働くことに情熱を傾けられない人たちへの村上龍氏からの応援メッセージ。 好きなことを仕事にしようという「13歳のハローワーク」のメッセージの原点が、7年前の(1996年6月初版)のこの作品にあります。 (13hw編集部 代田)

世界でいちばん受けたい授業―足立十一中『よのなか』科

藤原和博 (著)

単行本:298p サイズ(cm):21x15
出版社:小学館 ISBN:4098400707 発行日:2001/10

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「自分が中学生のときにこんな授業があればよかったなあ」と、いろんな意味で思った。周りが田んぼに囲まれた田舎の中学校で育った、少々ひねくれた少年だった僕は、先生を選べない不公平さを、またそれを誰にも話せない、話してもわかってもらえないもどかしさを感じていました。こういう授業が受けられる生徒は幸せだと思います。またこういう本がある時代もうらやましい。本当の意味での「勉強」を教えてくれる授業です。「勉強」したくなります。大人の感想は「うらやましい」が多かったなあ。 (13hw編集部 山本)

公教育の未来

藤原和博 (著)

単行本:289p サイズ(cm):20
出版社:ベネッセコーポレーション ISBN:4828837124 発行日:2005/05

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公立の中学校の教師の皆さんへ。ぜひ読んでいただきたい一冊。
この論文(本)が圧倒的な説得力を持っているのは、藤原氏自ら現場教育において実践している事実に基づいているからである。現場感覚がない評論家や大学教授などが執筆し、性急な結論を導きだそうとする論文とは明らかに一線を画している。実際に、藤原先生が校長を勤める和田中学校に伺いすると、その教育への情熱に驚かされ、また中学生にタイムスリップしてしまった錯覚を起こすほど、現場の空気を漂わしている。 確かにリクルート時代の藤原さんは、ずば抜けた人気と才能をもっていらっしゃいましたし、超一流のビジネスマンだったからこそ、こんな教育改革ができるという部分もあると思います。ただ、この論文に書かれてものの中には、これからの公教育の運営におけるヒントがいくつもあり、いろいろなところで応用が効くと思います。 藤原先生は教えることのできる生徒は、せいぜい300名ほど。この藤原先生の情熱が感染し、日本全国に広がっていくことを期待します。 (13hw編集部 代田)

やさしい経済学

竹中平蔵 (著)

文庫:303p サイズ(cm):16
出版社:幻冬舎 ISBN:4344406354 発行日:2005/04

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世の中の視野を広げるのに最適な高校生・大学生必読の教科書。 この本を読んでいたおかげで、2005年9月の衆議院議員選挙はとても興味深いものとなりました。竹中平蔵氏の「民間でできることは民間がする社会をつくろう」という思いもよく理解できたし、郵政民営化、年金制度や規制緩和の与野党の議論に対しても一通り自分の意見を持って聞くことができました。 これからの社会が、どういう方向に進んでいるのか?私たちの取り巻く環境は、どういう問題点を抱えているのか?こういうことをよく知っていて、世の中を複眼的に見ることができたら、やはり職業を選ぶうえでもアドバンテージになります。現代の経済問題をやさしく解説しており、個人が社会に対して責任を果たすことが求められている、というメッセージには共感がもてました。 (13hw編集部 代田)

27歳の転機―誰もが悩み、そして決断した

Bing編集部 (著)

単行本(ソフトカバー):227p サイズ(cm):19x13
出版社:メディアファクトリー ISBN:4889913165 発行日:1994/05

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まさに27歳のとき、サラリーマン4年目で、これから先のサラリーマン人生に迷いが出ていたときに読んだ本。タイトルどおりの内容です。新しいことに挑戦するときには、挑戦前と挑戦後のいろんなことを比べて、いろんなことに悩む。ところが、本当のネックはそんな先のことじゃなくて、目の前の一歩が踏み出せるかどうかだけかもしれない。その後、同じ時期に、同じ悩みを持った後輩からいくつも相談をうけました。聞く側から聞かれる側に変わった僕は、自分の体験に自信を持って説明しています。 (13hw編集部 山本)

少年記

野田 知佑 (著)

文庫:285p サイズ(cm):15 x 11
出版社:文藝春秋  ISBN:4167269163 発行日:2004/08/04

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「俺のほうがよっぽどまじめに自分の人生を考えていると思った」。 このせりふは東京の大学を出て就職するものの、何かが違うと会社を辞め、地元に戻り、川にもぐって魚をとったりして、好きなことをして過ごしていたときに、知り合いの人から「もっとまじめに生きろ」といわれて彼が思ったことです。親の希望に従って、近所の人たちから褒められ、自分の意思でない「こうあるべき」生き方をしてきた人たちはよくいう、「まじめに生きろ」と。まじめに考えて、自分の思った通りにやりたいことをやっていながらも、不安や葛藤、迷いを感じている人にとっては心にしみる一冊です。 (13hw編集部 山本)

息子とアメリカとオートバイ―アメリカ横断、アラスカ・カナダ縦断の旅

遠藤ケイ (著)

単行本:261p サイズ(cm):20
出版社:新宿書房 ISBN:4880081469 増補新版 版  発行日:1984/09

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東京でグラフィックデザイナーの仕事をしていた筆者は、家族とともに山奥に住まいを移し、自力でログハウスを建て、ドラム缶風呂に入り、生活に必要なものをできるだけ手作りして暮らしている。その彼が小学生の息子とバイクでアメリカ大陸を縦断する。親と子それぞれが感じた心の描写が、ストレートに書かれていて、つい感情移入してしまう。リスクがあるところに喜びやうれしさがある。物の本質の価値を知りたいなら彼の本を一冊でも読んでほしい。 (13hw編集部 山本)

自由になあれ

三代目魚武 浜田成夫 (著)

文庫:268p サイズ(cm):15x11
出版社:角川書店 ISBN:4041836026 発行日:1993/09

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彼の考え方は、わからない人には何もわからないと思う。ところが、ある経験をしている人にとっては共感できることが多い。一般常識ではちょっと理解できない彼の発想は、10年前に僕をサラリーマンから転職させた。漫画のような実話なんだけど、その話にはいろんなエッセンスが入っていて、後でじわじわ効いてくる。 (13hw編集部 山本)

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか

岡本 太郎 (著)

文庫:218p サイズ(cm):15x11
出版社:青春出版社 ISBN:4413090101 発行日:1993/08

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この本を読むまでは「太陽の塔」の作者というくらいしか彼を知らなかったのですが、この本を読んでどっぷり彼のファンになりました。パリに美術の勉強に行ったというだけでも、まだ海外旅行をする人がすくなかった当時の状況を考えると、彼の行動力のすごさを感じますが、そのパリでの生活の話がまた面白い。自分の意見を持って行動することがいかに大事かと、語ってくれています。「世間体」や、よくわからない考え方から抜け出したい人にはお勧めです。 (13hw編集部 山本)

岳物語

椎名 誠 (著)

文庫:269p サイズ(cm):15x11
出版社:集英社 ISBN:408749490X 発行日:1989/09

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こういう親と子の関係がいいなあと思っている人は多いと思う。ポイントは親がどう生きているか、だと思う。自信があるからこそ、子と対等に接することができる。子供は親が思っている以上に親の事をよく見ているものだ。 (13hw編集部 山本)

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