2024-11-24
2024・11月の浦和骨董市&戦利品紹介🎵
――――――さて、昨日は本来であれば川越の着物フリマに参加予定でしたが、参加キャンセルしたので、着物フリマに行くために有給取っていたタンタンさん、そして予定空けていたたまさんとうちの近場あたりでちょろっとお出かけしましょうかね、って話をしていたのです。
んが、ワタクシ風邪をひきましてね
熱そのものはさっさと引いて、日常生活問題なしなのですが、とにかく喉と鼻がちょっと長引いておりますし、これでお話とかするとまた喉が再び悪化する予感&難病持ちのたまさんに伝染すわけにはいかん、ってことでこちらもキャンセル。
なので例によって地元ですぐに行ける浦和の骨董市に行ってきました!
強風吹き荒れてて気温も低めなので、これで着物着たら風邪がぶり返しかねないので普通に防寒対策ばっちりな洋服です。
強風のせいかお店が少なかったかな。と云うか他の骨董市とかにも重なったのかも。
例によって着物出してるお店は少な目ですが、お客さんは比較的多めでした。
んで、時期まさに七五三シーズン。
骨董市会場にもちらほらお隣の神社帰りと思われる、七五三な家族連れとかが。
ワタクシ、成人式の振袖のお嬢さん達はガッツリ神社に見に行く人ですが、七五三は基本的に昭和なお下がりとか着せられてるお子様がかなり多いので、それほど興味ないんです。
…だって、骨董市とかリサイクル着物屋さんで、いままで散々もうおなか一杯ってくらいに見てきましたしね、その手のものは。
ただ昨日はポケGOのイベントがございまして(笑)、隣の神社の方がジムが乱立&レイドに人が入るのでそちらに移動。
こんな光景の神社でございました。
もちろん昭和テイストな姿のお子様は多いんですが、レンタルと思われるお子様、ここ最近のナチュラルアースカラー流行りが取入れられた晴れ着をお召しで、それが淡い上品系アンティーク的な色合いに近かったのであれは結構好みかも、と思いました。
―――――んで、七五三のお子様と云えば着崩れ。
3歳は泣くわ暴れるわでひでえもん、になるのが定説ですが(笑)流石に7歳くらいになると女の子は特にしゃなりしゃなり御姫様気取るので、そこまでひでえことになることは滅多にないんですが、それでもたまにひでえことになってるお子様がいらっしゃいます。
で、裾を踏んでしまったのか引き摺り、腰紐を体の真ん前で膝までだらっと垂らしているお子様がおられましてね。
一族郎党、両家のジジババ及びカメラマンとしてパパかママの姉妹が同行していたので、そのうち直すかなと思って眺めていたのですが、そのご家族、参拝済ませて拝殿脇で、そのままの腰紐べろりん状態で記念撮影を始めたんですわ。
――――――悪いけど、着物警察と云うよりは純粋にお直しおばさんとして走るよあたしゃ(笑)
一族郎党いても、誰一人として赤い着物の体の真ん中に垂れる白い腰紐に気が付いてなかったのでした
で、直させてもらったのですが、七五三なのに、大人用のしかも中に芯が入ってて筒状に縫われてる正絹腰紐(ボリューム出る)もの使ってたり、どこで着付けたんだかわからんが結構な着付けでございまして、裾が落ちた場合はまあ、着物着ている人間ならば後ろのおはしょりあたりの操作で直せますよね。
それがなかなかの着付けになってるもんだからほぼ直せず、とりあえず腰紐と「あとここも変なんですよ」とリクエストのあった帯揚げと帯締めを直してそそくさと退散したのでした。
昭和のアイテムフル活用って感じでしたので、恐らくリサイクルかママがかつて着たものとかかな、と思ったのですが、着付けられる、直せる人間がいないのであれば、着付け道具そのものからちゃんと7歳用に合わせた方が失敗がないなと思いました。
これ、着付け業界あるあるだと思うんですが、着物と帯はちゃんとしてても小物が大人用とか3歳用、着付け道具も大人用を持ってくるパターン。
成人式の振袖にはしっかり着付け小道具から課金するのに、七五三は割と『写真だけ撮ったらすぐ脱ぐからいいの!』とケチるご家庭は多いですな。
…うちも小僧の七五三のときには腰紐から自作したしな(笑)
―――――多分着付けた業者?(ヘアセットしていたので恐らくどこぞで着付け込みでやってるはず)も、持ち込まれた着物と着付け小物で着付けなくちゃならなくて、長すぎる腰紐とかあちこちの不具合を一生懸命リカバリーはしたんだと思いますが、日本髪の髷風味に結ったところに装着の鹿の子絞りも装着の仕方がおかしく、本来髷にからげておくべきところをただピンで留めてるのでブランコのように鹿の子がぶらぶら…
やっぱり全体的にアレでございました
で、これからお子様が七五三迎えるような方は気を付けて頂きたいのですが、ワタクシが見た限り、同行する人間とか自分が着付けの腕がある人間であれば幾らでもお安いリサイクルとかフル活用して問題なしです。
崩れても適宜自分で直せるので。
問題は自分ではもちろん着せられないしよくわからない、でもお金もかけたくないから適当に家にあるものを業者に丸投げして「さあ、これだけで何とかしてよ」が一番よろしくない。
特にお子様は、課金してきちんと綺麗に着付けてもらっても、それでも予想外の動きとかして着崩れることはとても多いので、それがそもそも体の大きさに合わない着付け道具、小物類とかでしたらば言わずもがなでございます。
…懐かしき『よそ七』以降、七五三関係とはとんと縁がなかったので思いがけず新たな発見となりました。
――――――しかしあたしゃ、この神社で今まで何人の着物にアドバイスしてきたんだ
成人式の振袖の撮影で、『羽毛ケープ装着&鞄をガッツリ前で両手持ち』で撮ろうとしているお嬢さん連れのご家族には、見かけるたびに「それだと後で見た時残念画像になります」と余計なアドバイスをしてポーズ指導とかしてるんですが、まさか七五三にまで手出しすることになるとは…
と云うわけで、今回の戦利品のご紹介。
アンティークの黒留袖。1000円。
シボのしっかりとした縮緬です。
…しかし私、数ヶ月前にも浦和骨董市でアンティークの黒留袖買ったよね(笑)
では今度のお正月コーデはひたすら黒留袖を着続けるとことに致しましょう。
リバーシブルのポリ縮緬の帯揚げ、500円。
このからし色と朱色のリバーシブルの組み合わせは半幅ではありがちですが、帯揚げでは初めて見ました。
で、ワタクシ、からし色の帯揚げはよく使うのに、一番使いやすい縮緬のものを持ってなかったので、これまたよく使いがちの錆朱系の色味のリバーシブルは嬉しいかも。
かつてはアンティークな色味の絞りの帯揚げとかをよく探して買ってましたが、今は浦和の骨董市には、持ってなかった使い勝手の良さそうな色味の帯揚げを探しに行ってる感じです。
…インスタでしか見れない、地味に微妙な着姿動画、質問コーナー等がございます✨
あすかのインスタグラム ←アイコンにリンク貼れなかったのでこちらをクリック!
ブログ村に参加しています
下のバナーをクリックして頂くと、それぞれのカテゴリーランキングに飛べます。
いつも応援して頂きありがとうございます
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
んが、ワタクシ風邪をひきましてね
熱そのものはさっさと引いて、日常生活問題なしなのですが、とにかく喉と鼻がちょっと長引いておりますし、これでお話とかするとまた喉が再び悪化する予感&難病持ちのたまさんに伝染すわけにはいかん、ってことでこちらもキャンセル。
なので例によって地元ですぐに行ける浦和の骨董市に行ってきました!
強風吹き荒れてて気温も低めなので、これで着物着たら風邪がぶり返しかねないので普通に防寒対策ばっちりな洋服です。
強風のせいかお店が少なかったかな。と云うか他の骨董市とかにも重なったのかも。
例によって着物出してるお店は少な目ですが、お客さんは比較的多めでした。
んで、時期まさに七五三シーズン。
骨董市会場にもちらほらお隣の神社帰りと思われる、七五三な家族連れとかが。
ワタクシ、成人式の振袖のお嬢さん達はガッツリ神社に見に行く人ですが、七五三は基本的に昭和なお下がりとか着せられてるお子様がかなり多いので、それほど興味ないんです。
…だって、骨董市とかリサイクル着物屋さんで、いままで散々もうおなか一杯ってくらいに見てきましたしね、その手のものは。
ただ昨日はポケGOのイベントがございまして(笑)、隣の神社の方がジムが乱立&レイドに人が入るのでそちらに移動。
こんな光景の神社でございました。
もちろん昭和テイストな姿のお子様は多いんですが、レンタルと思われるお子様、ここ最近のナチュラルアースカラー流行りが取入れられた晴れ着をお召しで、それが淡い上品系アンティーク的な色合いに近かったのであれは結構好みかも、と思いました。
―――――んで、七五三のお子様と云えば着崩れ。
3歳は泣くわ暴れるわでひでえもん、になるのが定説ですが(笑)流石に7歳くらいになると女の子は特にしゃなりしゃなり御姫様気取るので、そこまでひでえことになることは滅多にないんですが、それでもたまにひでえことになってるお子様がいらっしゃいます。
で、裾を踏んでしまったのか引き摺り、腰紐を体の真ん前で膝までだらっと垂らしているお子様がおられましてね。
一族郎党、両家のジジババ及びカメラマンとしてパパかママの姉妹が同行していたので、そのうち直すかなと思って眺めていたのですが、そのご家族、参拝済ませて拝殿脇で、そのままの腰紐べろりん状態で記念撮影を始めたんですわ。
――――――悪いけど、着物警察と云うよりは純粋にお直しおばさんとして走るよあたしゃ(笑)
一族郎党いても、誰一人として赤い着物の体の真ん中に垂れる白い腰紐に気が付いてなかったのでした
で、直させてもらったのですが、七五三なのに、大人用のしかも中に芯が入ってて筒状に縫われてる正絹腰紐(ボリューム出る)もの使ってたり、どこで着付けたんだかわからんが結構な着付けでございまして、裾が落ちた場合はまあ、着物着ている人間ならば後ろのおはしょりあたりの操作で直せますよね。
それがなかなかの着付けになってるもんだからほぼ直せず、とりあえず腰紐と「あとここも変なんですよ」とリクエストのあった帯揚げと帯締めを直してそそくさと退散したのでした。
昭和のアイテムフル活用って感じでしたので、恐らくリサイクルかママがかつて着たものとかかな、と思ったのですが、着付けられる、直せる人間がいないのであれば、着付け道具そのものからちゃんと7歳用に合わせた方が失敗がないなと思いました。
これ、着付け業界あるあるだと思うんですが、着物と帯はちゃんとしてても小物が大人用とか3歳用、着付け道具も大人用を持ってくるパターン。
成人式の振袖にはしっかり着付け小道具から課金するのに、七五三は割と『写真だけ撮ったらすぐ脱ぐからいいの!』とケチるご家庭は多いですな。
…うちも小僧の七五三のときには腰紐から自作したしな(笑)
―――――多分着付けた業者?(ヘアセットしていたので恐らくどこぞで着付け込みでやってるはず)も、持ち込まれた着物と着付け小物で着付けなくちゃならなくて、長すぎる腰紐とかあちこちの不具合を一生懸命リカバリーはしたんだと思いますが、日本髪の髷風味に結ったところに装着の鹿の子絞りも装着の仕方がおかしく、本来髷にからげておくべきところをただピンで留めてるのでブランコのように鹿の子がぶらぶら…
やっぱり全体的にアレでございました
で、これからお子様が七五三迎えるような方は気を付けて頂きたいのですが、ワタクシが見た限り、同行する人間とか自分が着付けの腕がある人間であれば幾らでもお安いリサイクルとかフル活用して問題なしです。
崩れても適宜自分で直せるので。
問題は自分ではもちろん着せられないしよくわからない、でもお金もかけたくないから適当に家にあるものを業者に丸投げして「さあ、これだけで何とかしてよ」が一番よろしくない。
特にお子様は、課金してきちんと綺麗に着付けてもらっても、それでも予想外の動きとかして着崩れることはとても多いので、それがそもそも体の大きさに合わない着付け道具、小物類とかでしたらば言わずもがなでございます。
…懐かしき『よそ七』以降、七五三関係とはとんと縁がなかったので思いがけず新たな発見となりました。
――――――しかしあたしゃ、この神社で今まで何人の着物にアドバイスしてきたんだ
成人式の振袖の撮影で、『羽毛ケープ装着&鞄をガッツリ前で両手持ち』で撮ろうとしているお嬢さん連れのご家族には、見かけるたびに「それだと後で見た時残念画像になります」と余計なアドバイスをしてポーズ指導とかしてるんですが、まさか七五三にまで手出しすることになるとは…
と云うわけで、今回の戦利品のご紹介。
アンティークの黒留袖。1000円。
シボのしっかりとした縮緬です。
…しかし私、数ヶ月前にも浦和骨董市でアンティークの黒留袖買ったよね(笑)
では今度のお正月コーデはひたすら黒留袖を着続けるとことに致しましょう。
リバーシブルのポリ縮緬の帯揚げ、500円。
このからし色と朱色のリバーシブルの組み合わせは半幅ではありがちですが、帯揚げでは初めて見ました。
で、ワタクシ、からし色の帯揚げはよく使うのに、一番使いやすい縮緬のものを持ってなかったので、これまたよく使いがちの錆朱系の色味のリバーシブルは嬉しいかも。
かつてはアンティークな色味の絞りの帯揚げとかをよく探して買ってましたが、今は浦和の骨董市には、持ってなかった使い勝手の良さそうな色味の帯揚げを探しに行ってる感じです。
…インスタでしか見れない、地味に微妙な着姿動画、質問コーナー等がございます✨
あすかのインスタグラム ←アイコンにリンク貼れなかったのでこちらをクリック!
ブログ村に参加しています
下のバナーをクリックして頂くと、それぞれのカテゴリーランキングに飛べます。
いつも応援して頂きありがとうございます
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
Powered by FC2 Blog
Copyright © 着物と猫とカネコ系 All Rights Reserved.