着物と猫とカネコ系 2021年03月18日
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2021-03-18

『全然着てない、これ着よう』その2~縞の銘仙&松ぼっくりと松葉の帯~

――――――さて、今年の年間企画『全然着てない、これ着よう』でございますが、月一アップではなく不定期にしたところから、既にスタートが2月という有様(笑)でしたが、2回目の今回も3月後半の本日でございます…

で、このコーデの原型は、1年以上前から組み合わせて小風呂敷に大事にぶち込まれておりました。

着るつもりでコーデしたものの、案の定季節の花コーデに追われて気が付けば機会を逸していたわけでございます。

しかしこのような企画のおかげで、ようやく着ることになりました。なので毎年の年間企画は何であろうと日の目を見ない着物や帯の救済になるのです。

で、そのコーデがこちら~

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…この帯がそもそものスタート地点。

『メガトンマーケット上尾』にて540円で購入の、松ぼっくりに松葉、のファンキーな色使いのアンティーク刺繍帯。

『あはははは、可愛い!…で、どうコーデすりゃいいんだ?』となった(笑)

松ぼっくりに松葉というデザインは割と地味系だと思うが、この色使い。

どんな着物に合わせるべきなのやら。 

素直に松柄に合わせてもいいと思うが、基本、松柄の着物ってのがエレガント系ばっかりで、この帯の雰囲気とそもそも合わない(笑)

なのでもう、特に主張のない着物を合わせることに。

着物は『骨董アンティークフェア』にて2点で500円の山の中から発掘した縞の銘仙。

綺麗な状態ですが、このような縞柄ってのは細工物でも使いにくいし、着るつもりで買う人にしか人気はないので案外お安いのです。

アンティークハマりたての頃、一時期「アンティークは縞よね」、とちょっと集めてみたりもしましたが、実際着てみると縞は体の線を拾うので、体の歪みも顕著。

おはしょりが取れるものだとおはしょり部分からの柄のつながりを綺麗にするのも苦労、ってんで、結局着なくなりその後どんどん手放していった…

で、これも「1回は袖通さないとなあ」と思いつつ放置(笑)

ようやくこのコーデに組み込んでみたものの、このコーデそのものも1年以上放置、という惨状でございます

ああ、これでようやくこの着物も帯も浮かばれるってものですわ。

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で、松ぼっくり柄なんて、決してありふれた柄ではないくせに、なぜかうちには松ぼっくりのまともな陶器の帯留めがあるのです(笑)

欲しいほおずきの帯留めにセットになって付いてきた(笑)

特に意識して集めてるわけではないのに、なぜか松ぼっくり柄の帯はもう1本あるし、変に松ぼっくりアイテムに縁があるワタクシです。

半衿は大昔のダイソーの紅白市松手ぬぐい。

帯揚げ、帯締めは着物の色から撮ってターコイズグリーン。帯締めは自作の組紐です。

このコーデに羽織も合わせてみるとこうなる。

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こちらの羽織もメガトンマーケット上尾で300円で購入。

扇面の中に牡丹、藤、桜、春蘭と、春系の花が描かれてて基本的に春先向きの羽織です。

画像で見ると地味に転ぶんですが、これは着映えする系の羽織です。

袖が中に縫い込まれて短くなっていたので、元に戻してアンティーク丈にした(笑)

アンティーク羽織にしては着丈もたっぷりあるので、結構今後も重宝する羽織ではないかなーと思っとります。




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