着物と猫とカネコ系 2010年01月
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2010-01-31

冬物半額で、導入された猫かまくら…

人間様の冬物衣料のセールも早いが、ペット用品の冬物セールも結構早い。

穴とか箱に潜る習性のある猫の性質を利用した『猫かまくら』、体温も逃げず、体を包み込むので猫には快適だと思うが、気軽に買ってやるにはちとお高かったのだ。

しかし先日、半額セールになっており、980円とお手頃価格に下がったのでとりあえず1個だけ買ってみたのだ。

…使うと思ったものでも使わず、飼い主の期待を裏切ってくれるのも、また猫だからのう…

2個買って誰も使わなかったら心も財布も痛いぜ。

まあ、買ってきたそのまんまでは愛用しないと予想は出来たので、中に電気座布団&フリース2枚とぬくぬくモコモコ仕様にしてやったところ、予想以上に好評を博しまして。



このように、特にお嬢様の居場所となってしまいました。ほぼ1日ここにおり、中でお食事もなさる始末…

…ストーブの前なので、ストーブからの熱気&中の電気座布団とすごく熱いんじゃないかと思うんだが、小柄で皮下脂肪が少ないお嬢にはちょうどいいらしい。

…しかしその場所を、虎視眈々と狙う黒い影…



『俺のものは俺のもの、人のものも俺のもの』と云うジャイアン的性格のデブ子なので、当然猫かまくらを強奪しようと試みる。

しかしお嬢は、真に気に入ってるものは絶対譲らないと云う一面あり。

この後、かまくら内からデブ子への猫パンチを繰り出しておりました…





すごすごと、いつもの自分の定位置、猫ベットに落ち着くデブ子。

基本、ストーブ前ではベストポジション争いが勃発し、2匹並んで大人しく寝てる、ってことはないんだが、この猫かまくらを導入後はかまくらはお嬢のもの、ベットはデブ子のものと住み分け協定が出来たらしく、長時間仲良く並んで寝ている黒猫ズ。

しかし、お嬢が水飲みに出かけているちょっとの間に、蠢き出す黒い影…



やっぱり快適そうな場所に未練があるデブ子。

お嬢がかまくらから出てったと見るやすぐに、このように寸借している…

踏んでるいけあ君なんて、使用するまでに半年かかったのによ~(涙)
2010-01-29

真似っこ上書き水仙着物、完成~♪…早いじゃねえか。

何だか謎の柄で、使い勝手の悪そうな着物の上に、手描きで水仙の総柄を描く、という壮大且つ蛮行ここに極まれりな計画を発表してから数日。

「うーん、総柄だし、水仙が満開の時期までに間に合えばいいが…」とか思いつつ、とりあえず、失敗しても目立たぬ下前部分に絵を描いてみたところ、予想外の思わぬスピードで一気に描き上げてしまい、あっという間に完成…



作業時間は実質3時間ってところか…

やっぱり大きな柄で1色だけってのは早かったぜ。

画像では若干柄が見にくいですが、実物は遠目からでもちゃんと水仙柄とはわかるくらいにはなっております。

早くても1週間はかかるかなあ、と思っていただけに、1晩で完成しちまったのには我ながら呆れ果てております。

しかしだ。着物1枚分に同じ柄を延々と描く作業はやっぱり予想通り。

……飽きる……

描き始めて15分後には既に飽き、完成するまでに何が大変だったかと云うと、飽きとの闘いと云っても過言ではない。



描き始めて30分後には、水仙に嫌気がさし、リフレッシュでデブ子まで描き始める始末…

同じ単純作業の繰り返し、と云う点ではビーズ帯締め編みも大差ないのに、同じ柄を描き続ける方が激しく飽きます。…なぜだ。

最近の振袖の『桜だけ』とか『薔薇だけ』とかのデザイン、描く方は大変だなあ…飽きるって絶対。しかも振袖サイズ。

百花模様の方が大変そうに見えるが、描く方は色んな花を描くことによって気分が変わるので楽なはずだ。

…また同じような上書き蛮行リメイクにトライするようなことがあったら、その時はせめて2種類くらいの柄を投入したいと思うなり。自分の飽き防止のために…
2010-01-27

手描き水仙半衿&くるみボタン帯留め♪


…まだ描いてません…着物に直接水仙の花。

あ、お手本にしようと思っている水仙柄の着物は2600円で落札されており、思ったよりは安価で終了…

着物全部に絵を描く面倒くささを考えたら、落札しておいた方が良かったかも知れん…

んが、そう思っても最早後の祭り。

他に目ぼしい水仙柄着物も見つからぬので、着物に水仙を描くべく、まずは練習として半衿と帯留めを制作してみたさ。

実際は、黒1色でデカデカと描く予定なんだが、とりあえずは花の形に慣れるってことで。

水仙、葉っぱは細いと云うイメージなんだが、実際は花の比率に対して案外太目。

その点を考慮して描いたら、ちょっと葉っぱが太くなり過ぎたぜ…

まあ、いいや、半衿は大半は隠れちまうので。

着物に描く際には充分気を付けることにしようかのう…

2010-01-26

紫さんからサプライズバースデープレゼントを頂きました!♪

昨日、買い物に行こうと外に出たら、ポストいっぱいにミチミチな定型外が。

…何も落札しておらぬのに定型外とな!?と宛名を確認すると、そこには北海道の紫さんのお名前が!

いそいそとかつ大雑把に袋をバリバリに破き、中身を確認してみたらこんなものが!!



彼岸花柄の浴衣に、北見名産の薄荷味の菓子類&北海道の謎のB級菓子…

彼岸花がお好きで、彼岸花の浴衣と云う珍しきものをお持ちの紫さんでしたが、この浴衣とは相性が悪かったようで、何の前触れもなく私に譲って下さいました!

確かに浴衣としては素材に問題ありのもの(…多分同じメーカーの浴衣を私も持っている…デブ子柄のを)なのだが、そんなことをものともせずに、浴衣を着物として着るワタクシなので、紫さんから後を託された模様(笑)

自作の彼岸花半衿&帯があるので、今年の秋にはトータル彼岸花コーデが登場するぜよ♪

それから紫さんお住まいの北見は薄荷の産地であるんだが、昨年は節分用の薄荷砂糖コーティング豆を頂き、今年は、同じく薄荷砂糖コーティングな柄も、よりガツガツ喰いやすいピーナッツバージョンを頂きました。

薄荷羊羹、と云う非常に後味すっきり寒々しい、羊羹も。

で、問題は、謎の北海道土産にありがちなB級菓子…



『熊出没注意ガラナキャラメル』、『十勝きなこキャラメル』、『サッポロビールキャラメル』の3点なり。

……よかった…激マズとの名声を博しているジンギスカンキャラメルじゃなくって(笑)

早速味見にトライしてみたところ、熊キャラメルは、何だか気の抜けたコーラの風味がし、きなこキャラメルはアーモンドキャラメルと似たような味がし、サッポロビールキャラメルは生意気にもビールの風味がちゃんとした。

ちなみにビールキャラメルには生意気にもアルコールが含まれとります。でも甘いので、真の酒飲みは良しとしない味です。

私は酒飲みではないので一向に平気だ。


紫さん、美しい彼岸花柄浴衣&変なもん(笑)をありがとうございました~♪
2010-01-25

真似っこ上書きに挑戦するだよ、水仙柄。

水仙柄の着物が欲しいと思っていたのだ。…水仙柄の羽織も帯も持っており、着物が揃えば水仙コーデが完成するので。

しかし水仙柄、お上品な付け下げとか訪問着の四季柄の中に紛れ込んでるタイプが多く、水仙柄だけでも友禅系の上品な柔らかもの多し。

持ってる羽織と帯はもろにアンティークっぽいカジュアルな雰囲気なので、上品柔らかものとは相性が悪し。

つーわけで銘仙系で探していたのだが、奇抜な色合いで『…それは水仙??…』と思われるような柄は避けたい。…羽織と帯がそうだからさあ…

正統派な色で、はっきりと水仙とわかる柄の着物が欲しいのう、とヤフオクで探していたところ、こんな銘仙発見。



渋めの縞の着物に、黒で水仙柄がくっきりと描き出されているもの。

地味な印象ではあるが、黒の線画で描き出されているおかげで、水仙の柄はくっきり。

奇抜な色を使ってない方が、花の正体がわかるものです。

なので、この着物に入札しようと思ったんだが、これから水仙の時期だし、珍しいタイプの着物だし、ここの出品者のものはこのように綺麗に着付け&コーデされてるせいで高騰するし、で、ぐぬぬぬぬ、と二の足を踏んだんだな。

…しかしだ、この柄、黒1色なので何だか自分にも描けそうな気がしてきたのだ。

そして我が家には謎の柄のシンプルな売れ残り着物がある。



色そのものは悪くないワインレッドの地色にターコイズのピンストライプ、しかしからし色の謎の柄…

なのでどう料理したものか悩み、結局着物フリマで売りに出したのだが、売れず(笑)

ヤフオクに出そうにも、こーゆー謎の柄はタイトルそのものに悩むし、それにこの手の柄は滅多なことでは落札されない…

さらにちょっと目立つ場所にシミを発見し、これではますます落札されないのう、と出品すら控えていたのだ。

……謎の柄のせいで持て余している着物ならば、いっそ水仙柄を上書きしちまうってのはどうか?

幸いなことに上の着物と地色が同じだから、完成した時の雰囲気も掴みやすいし。

着物1枚分に描くのは大変そうだが、柄そのものが大きいから案外完成までに時を費やすこともなさそうだ。

つーわけでワタクシ、これからこの着物に、布用ペンで水仙柄を上書きしちゃろうと思っとります。

完成を乞うご期待!!
2010-01-24

希望通り?の今年初の浦和骨董市♪

行くべきかどうか迷ったのだ…

1か月前の骨董市で買ったものもそのまま袋に突っ込まれ、押入れにぶち込まれている状態なので(笑)

行ったら絶対何か買ってしまう~!!と云うわけで、買い物を控えたいのなら、買いたいものが売ってるような場所に近寄らぬのが一番なのだが…

しかし正月以来着物着てないし、アップしたコーデもたまって来てるし、やっぱり着物着て、行くだけは行ってみようかな…浦和駅前のユザワヤで買いたいものもあるし…

つーわけで、行きました、結局は骨董市に(笑)

着て行ったコーデはこれ。



メインとなる柄の椿の印象が薄いので、髪飾りも椿に。羽織から見える帯部分もなるべく椿がたくさん見えるような位置に締めてみました。

あ、下駄は先日蛮行リメイクで塗ったもの。…やっぱりこっちの色の方がアンティークに合いますな。



羽織で隠れる、椿で混雑中のお太鼓画像も押さえておかねば。…半衿が思いっきり飛び出しておりますが、着物の衿幅が狭くてどうしようもなかった…ま、私の着付けではいつものことだが(笑)

で、浦和の骨董市。



毎月、骨董市の前日には新聞の埼玉版のところに開催日の広告を出してる主催側なんだが、今回は全く出ておらず、開催が疑問だったのに結構お客さんは多かったです。

前回は着物姿がかなりいましたが、今月はちょっと少なめ。…と云うか通常レベルに戻ったわけだが。

でも新顔と思しきウールアンサンブルの若いお嬢さんとか、渋い着物が多い浦和でもちょとポップな感じの方がいて嬉しいかったです。

…それにしてもウールアンサンブル、自分で着ると『…ダサし』と思うのに、他の人が着てるの見ると可愛く見えるんですよね~不思議だ。

……やっぱりウールアンサンブルオフ会を開いて、ウールアンサンブルの神秘について語り合いたいぜ、赤唐辛子さん(笑)←この発案は彼女だ。



ウルトラマン怪獣ビニール人形を1体500円で売ってるところに、三体の三面怪人ダダ…

同じダダなのに、それぞれ作りが違うのがおかしい(笑)

…新品ダダを買い損ねたozawamiさん、欲しいかい?(爆)



お知り合いの里莉さんのお店にて遭遇した着物の方~♪

…勝手に撮っちゃったけど、履き物から持ち物の色合わせ、ケープマントのお洒落さから見て、アンティークと現代もののミックスコーデのかなりの上級者。

浦和には初心者らしいコーデの方と、渋いコーデの方の2パターンばかりしか来ないので
こーゆー気合いの入り過ぎないさりげない上級者の存在は嬉しいぞよ~


んで、タイトルに戻るんだが、何が希望通りだったかと云うとだな。

……何と!!何も買わなかったのである!!!この私が!!!!!

まあ、つまりは不作だったわけだが、見事に欲しいと思うようなものが見つからず、唯一欲しいと思ったものもちと高く、結局は手ブラで帰ると云う珍しき事態に。

……『うう、買い物控えないと…』と云う私の希望を天が汲み取ったと思われる(笑)

骨董市では何も買わず、結局最初からユザワヤで買う予定だった布用カラーペンのみを手に入れ、帰宅した私であったさ。

あ、そうそう、先日『回転クッション』が着物用に欲しい!と記事にしたところ、http://blogs.yahoo.co.jp/wwide1225/60235735.html
くろりんさんがお持ちのものを譲って下さいまして、今回初めて着物にて、その使用感を味わってみた。



…回転するために闘っている図。

人が座ると回転が非常に鈍くなるんだが、それでも一応は慣れれば使いこなせそうな感じだ。

少なくとも今回の検証では『全く回転しないじゃねえか!!』と股おっ広げで乗り降りするってことにはなりませんでしたぞ(笑)
2010-01-23

赤唐辛子さんから、菓子詰め合わせと羽織のバースデープレゼントを頂きました♪

1ヶ月も経たぬうちに自分の誕生日があったことを忘れつつありますが、そんな忘れた頃に届く、バースデープレゼント。

先日のozawamiさんに続き、赤唐辛子さんからでございます~♪



…相変わらず菓子関係を頂くことの多いワタクシ(笑)

菓子でないものも混じっておりますが、黒糖だのラフテーだのと、明らかに発信源が沖縄とバレる品揃えでございます。

笹みたいなのにくるまれた謎のものは『月桃』と云う植物の葉っぱで包んだ、沖縄の餅でございます。が、香りが好き嫌い分かれるそうで、私は平気だが夫はダメであった。…一人で喰うぜ。

あ、でもその代わり、夫はパイナップル味をこよなく愛する者ですので、いくらでもパイン味の菓子は送ってくれてもいいんですよ、赤唐辛子さん。

月桃餅の隣の沖縄限定パイナップル味ピンキーは夫に好評でしたさ。

食品以外には、矢羽根柄の箸と、オペラピンクな色の皮細工のヘアピン♪

…箸は結婚祝いであちこちから大量に貰ってて、なかなか消耗しないので、この箸は箸として活用するまではかんざしにでもしてやるかのう…矢羽根だし。

皮細工ヘアピン、私はこの位置に飾りが付いてるピンはちょっと使いにくいので、このラブリーな花飾りだけ取って、帯留めに改造するかもしれん。



そして数年前から『着ろ~着るのだ~』と命令し続けるも、沖縄では羽織のいらない気候が続き、赤唐辛子さん所蔵のほぼ出番のない銘仙の梅柄羽織。

とうとう私が頂いてしまいました~♪

この羽織、実物見たら、私が正月に着た梅柄の着物と激似で。…合わせて着たらアンサンブルになりそうな勢いだ。

…それもせっかくの羽織の柄が生きないコーデじゃのう…考えねば。

さて、これらの品々、なぜかこんな箱に入って送られて来まして。



…なぜ、埼玉銘果の草加せんべいの箱が沖縄から埼玉に…

裏にはこんな但し書きまで…(笑)

ゆうパックの品名欄に『おいしいお菓子』とか書いて小ネタを仕込む赤唐辛子さんであるが、今回は箱からして既に小ネタ(笑)

夫共々笑わせて頂きましたぞ、ありがとうよ、赤唐辛子さん。
2010-01-22

新柄が入荷しておりますぞよ、セリアのフジサキ商品!!(笑)


着物ブロガー間では『フジサキ』と云えば、「ああ、100均の可愛い和小物を作ってるところね」と知る人ぞ知る会社であるが、一気に大量の商品展開をする夏場以外でも、ちまちまと新商品を出しております。

ちょっと久々にセリアへ行って、手ぬぐいが置いてあるコーナーを見たらばこんな新商品が!!

…ふへへ、黒猫ものでございますよ~

去年の夏、大人気を博した黒猫手ぬぐいの第2弾ですが、今回は景気の低迷のせいなのかサイズが小さくなっておりまして…

ちゃんとした手ぬぐいサイズではなく、『ちびてぬぐい』と称し、サイズは48㎝四方に…

着物ブロガーには不評なサイズ変更だと思うが、一般的には、この大版ハンカチサイズの方が使い勝手がいいんだろうか。

このサイズを帯にするなら、パッチワークが必要だわな。……何としてもハンカチとして使わない所存(笑)

この黒猫柄と、綺麗なグリーンの疋田が珍しいものも購入。

これら以外にも桜柄、ポップな感じだけどタイトルが花鳥風月(笑)とかもありましたぞよ。

更に色んなグッズの展開は、夏物登場を待たねばなるまいと思うが、その時も是非とも黒猫ものは忘れないで下されよ~(株)フジサキ殿!!

あ、紛れ込んでる黒猫が乗ってる変なもんは、ものすごく小さくて指輪くらいしか入らなそうな小物入れ。これはフジサキ商品にあらず。

こいつの首輪を赤にして、剣呑な目を描き込んで、半衿付け用の安全ピン入れにしようと思うなり(笑)

2010-01-21

黒猫ワッペンで、鼻緒と帯締めをリメイク!!

昨日の下駄のリメイクよりも、さらに簡単なリメイクでございます…アイロンで接着するだけ(笑)

…まあ、それだけにセンスが大いに問われるんだが。



『トーカイ』と云う、全国にこじんまりとした店舗を展開している手芸店。

ここ、決してお安くはないし、欲しいと思う生地に限ってパッチワーク用のちんまりとしたサイズでしか売ってなかったりと、なかなかいいものには出会えない店だったりするんだが、しばらく行かないうちにこんなワッペンが入荷!!

…うへへへ、黒猫でございますううう~♪

それだけではなく、何と、探しても見つからないような『シャゲー!!』ポーズのものが入ってるううう!!

これは見逃せないわ!と早速買って来たのだが、はて、こいつをどこに接着してニヤニヤほくそ笑もうかなーと思いまして。

まあ、半衿が妥当なところかなとは思ったんだが、半衿だとちょっとこの4匹全部使っても寂しいような気がしまして。

だったら狭い生地部分に接着すりゃいいんだわな、と思い付いたのが鼻緒と帯締め。



骨董市で100円で買った薄い桜色の太い帯締め。シンプルなので加工にピッタリ。

そして私が着物着始めて2足目に買った草履。…初心者なので、超無難も無難な柄の鼻緒を選んだのだが、ガラガラどんと化した今となっては、あまりにも渋すぎて全く出番なし。

鼻緒そのものは無難も無難な柄なので、愛着さえ湧けば、きちんと活用するようになるのではないかと。



接着加工後なり~♪…うんうん、前から黒猫刺繍の入った鼻緒の履き物が欲しいと思ってたが、とにかく高かったのだ。ツモリチサトのが(涙)

でもこれで黒猫刺繍(ワッペンだけど)鼻緒の草履が出来たので非常に満足じゃ♪



それから帯締めの加工後。シンプルだけどポイントがなくて間延びした印象だった帯締めが、こんなにラブリーに変身♪

…ふへへへ、ああ、シャゲってるシャゲってる…

帯締めも草履も、ただアイロンで接着しただけでこんなにもお気に入りに変身。

ああ、だから蛮行リメイクはやめられない…
2010-01-20

シミ、汚れが目立ってきた下駄をリメイク!!

蛮行としか言いようのない、自力リメイクを長年続けている私だが、ある程度リメイク記事もたまって来てあちこちの書庫に分散してるので、新たに『蛮行!!自力リメイクの数々…』と云う書庫にまとめます。

ああ、あちこちの書庫からリメイク記事を捜索しなくては~…

さて、今回の蛮行自力リメイクは、シミ、汚れが目立ってきた下駄。

塗りではない白木の台だと、段々薄汚れが目立ってくるのさ。



白木の台に畳表の下駄。かかと部分に水がしみ込んで出来た輪ジミと、つま先部分にどっかでぶつけた際に出来た汚れがございます。

夏に浅草の長谷川商店に行った際、同行のばどさんの下駄が同じような輪ジミになっており、それを職人さんに相談したところ『あ~そうなるともう駄目』と無下に修復不可能である旨を告げられていた…

しかしその際『…だったら上から色のある塗料縫って誤魔化しちまえばいいのよ!!』と小声でばどさんに囁いていた私だ。…だってもったいないじゃないのさ。白木の台ではなくなっても、塗料塗ってしまえばいくらでも誤魔化せると云うのに。

んで、ふと我が家の下駄を見まわしてみると、同じような輪ジミが出来てた下駄がございまして。

だったら言いだしっぺの私が、まずは塗料塗って誤魔化し作戦を決行するべきであろう。



まあ、単に100均のダイソーで売ってた『メッセペイント』とか云う塗料を塗りたくるだけではあるが(笑)

最初、色付きニスも売ってたのでそっちにしようかな~と思ったんだが、この塗料も乾くと耐水性になるようだし、ニス塗りは時間との勝負なので、のんびり作業出来そうなこちらの塗料にしました。



塗り塗り作業中…ちなみに薄汚れも甚だしいパレットは、あっしが小学1年の頃から使ってるパレットです。約30年前の代物だぜ(笑)



塗り塗り終了。かかとの輪ジミもつま先の汚れもわからなくなりました~!!



塗り塗りリメイク完成品。白木の台だった頃に比べて、より渋さが増し、アンティーク着物に似合う下駄に変身。

この塗料、乾いたらうっすらとした艶も出て、ニスほど光らないのでなかなかいいぞう。

他にも茶色系に着色されてる下駄で、あちこちハゲて中の白木部分が見えてしまってる下駄も何足か発見したので、早速この塗料を塗り塗りして修復してやったさ。


この程度のリメイクなら、技術は必要ないので、汚れが目立って恥ずかしい、と思うような白木の下駄をお持ちの方は是非チャレンジしてみてくだされ。
プロフィール

あすか

Author:あすか
…むっちりみたらし女王陛下。

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