2023年春のベイサイドプレイス博多(2=完)―クイーンビートル&フェリーきずなを撮る
九州郵船「ヴィーナス2」の出航シーンを見届けたところで、撮影地を変えて国際ターミナルに向かいます。次なる被写体はJR九州高速船「クイーンビートル」です。
新造船を導入したまではいいものの、導入直前になって「コロナ鎖国」がはじまり、本来の用途に供せないまま、福岡近海のクルーズ船として活用されたクイーンビートル。2023年春に博多~釜山航路が復活したことで、ようやく居場所を得ました。

▲普段朝の博多港で見ることはない野母商船太古
国際ターミナル前の岸壁に立つと、フェリーが2隻見えました。
ベイサイドプレイスの横に停泊しているのは、野母商船「太古」です。この船に乗ったことはありませんが、先代の太古には2度乗船したことがあります。本来ならば、太古が朝の博多港に居ることはありませんが、偶然にもこの日は運休日でした。

▲出港を待つニューかめりあ
一方の国際ターミナル側には、釜山行きのカメリアライン「ニューかめりあ」が停泊しています。この船にはこれまで3回乗船しました。ただ、いずれも格安パック「Bかめチケット」を利用した関係で、乗船したのはいずれも釜山発の夜行便です。
もう一方の昼行便(博多発)は、夜行とは一味違う雰囲気だと聞いています。レストランでランチを味わい、フォワードサロンから前面展望を満喫する...。そんなニューかめりあの旅もまた面白味があるでしょう。次はぜひ昼行便に挑戦したいものです。

▲出港を待つクイーンビートル
そうこうしているうちに、クイーンビートルのエンジン音が高くなりました。岸壁のピットからホーサーが外され、まもなく釜山に向け出港します。
過去に就航していたビートル(無印・2~3世)よりも船体が大きいため、専用の岸壁が改修のうえ整備されました。国際ターミナルに取り込まれたことで、外から立ち入りできないよう柵が新設されています。

▲出港するクイーンビートル
9時ごろ、クイーンビートルがゆっくりと岸壁を離れました。従来に就航していたビートル3隻よりも大ぶりです。ニューかめりあの横を通りぬけ、博多港を後にしました。

▲博多港を離れるクイーンビートル

▲クイーンビートルを後ろから見た

▲真正面から見たフェリーきずな
クイーンビートルが見えなくなると、入れ替わるように九州郵船「フェリーきずな」が迫ってきました。いろんな角度から撮ってみたいと思います。動画機材をピットに固定して、「二刀流」で撮影・収録開始!

▲博多港に入港するフェリーきずな

▲太古の横を通るフェリーきずな
太古の横を通りぬけ、接岸位置に近づきます。こうして太古・フェリーきずなが明るい時間に並ぶことは、一年を通してほぼありません。

▲フェリーきずな側面部

▲左舷ブリッジで接岸作業をする船長
左舷ブリッジに目をやると、船長が作業員と連絡を取り合いながら、位置を微調整する様子が見えます。巨大なフェリーを安全に接岸する「職人技」を、こうして間近で見るのも船撮りの醍醐味です。

▲先取りロープ投入
岸壁が近づいたところで、先取りロープが投入されました。次いでホーサー(太い綱)が降ろされ、それをピットに固定する作業が行われます。

▲自動車甲板オープン!
接岸を終えて自動車甲板が開きました。中から次々に車が出てきます。旅客甲板を見ると、ボーディングブリッジを伝い、ぞろぞろと降りてくる乗客が見えました。

▲朝の博多港に並ぶフェリーきずな・太古
改めてベイサイドプレイス側の岸壁を一望しました。朝、フェリー2隻がこの位置に並ぶのは、けっこう珍しいことだと思います。今後、この並びを目にするのはいつになるやら...。

▲博多港に佇むニューかめりあ
撮影を終えようとしたその時、遠くに船影を見つけました。

▲福岡市営きんいん1入港
やってきたのは、志賀島航路で活躍する福岡市営渡船「きんいん1」でした。イレギュラーな博多港の風景をしっかり記録したところで、今回の撮影・収録は完了です。
撮影日:2023年3月27日
新造船を導入したまではいいものの、導入直前になって「コロナ鎖国」がはじまり、本来の用途に供せないまま、福岡近海のクルーズ船として活用されたクイーンビートル。2023年春に博多~釜山航路が復活したことで、ようやく居場所を得ました。

▲普段朝の博多港で見ることはない野母商船太古
国際ターミナル前の岸壁に立つと、フェリーが2隻見えました。
ベイサイドプレイスの横に停泊しているのは、野母商船「太古」です。この船に乗ったことはありませんが、先代の太古には2度乗船したことがあります。本来ならば、太古が朝の博多港に居ることはありませんが、偶然にもこの日は運休日でした。

▲出港を待つニューかめりあ
一方の国際ターミナル側には、釜山行きのカメリアライン「ニューかめりあ」が停泊しています。この船にはこれまで3回乗船しました。ただ、いずれも格安パック「Bかめチケット」を利用した関係で、乗船したのはいずれも釜山発の夜行便です。
もう一方の昼行便(博多発)は、夜行とは一味違う雰囲気だと聞いています。レストランでランチを味わい、フォワードサロンから前面展望を満喫する...。そんなニューかめりあの旅もまた面白味があるでしょう。次はぜひ昼行便に挑戦したいものです。

▲出港を待つクイーンビートル
そうこうしているうちに、クイーンビートルのエンジン音が高くなりました。岸壁のピットからホーサーが外され、まもなく釜山に向け出港します。
過去に就航していたビートル(無印・2~3世)よりも船体が大きいため、専用の岸壁が改修のうえ整備されました。国際ターミナルに取り込まれたことで、外から立ち入りできないよう柵が新設されています。

▲出港するクイーンビートル
9時ごろ、クイーンビートルがゆっくりと岸壁を離れました。従来に就航していたビートル3隻よりも大ぶりです。ニューかめりあの横を通りぬけ、博多港を後にしました。

▲博多港を離れるクイーンビートル

▲クイーンビートルを後ろから見た

▲真正面から見たフェリーきずな
クイーンビートルが見えなくなると、入れ替わるように九州郵船「フェリーきずな」が迫ってきました。いろんな角度から撮ってみたいと思います。動画機材をピットに固定して、「二刀流」で撮影・収録開始!

▲博多港に入港するフェリーきずな

▲太古の横を通るフェリーきずな
太古の横を通りぬけ、接岸位置に近づきます。こうして太古・フェリーきずなが明るい時間に並ぶことは、一年を通してほぼありません。

▲フェリーきずな側面部

▲左舷ブリッジで接岸作業をする船長
左舷ブリッジに目をやると、船長が作業員と連絡を取り合いながら、位置を微調整する様子が見えます。巨大なフェリーを安全に接岸する「職人技」を、こうして間近で見るのも船撮りの醍醐味です。

▲先取りロープ投入
岸壁が近づいたところで、先取りロープが投入されました。次いでホーサー(太い綱)が降ろされ、それをピットに固定する作業が行われます。

▲自動車甲板オープン!
接岸を終えて自動車甲板が開きました。中から次々に車が出てきます。旅客甲板を見ると、ボーディングブリッジを伝い、ぞろぞろと降りてくる乗客が見えました。

▲朝の博多港に並ぶフェリーきずな・太古
改めてベイサイドプレイス側の岸壁を一望しました。朝、フェリー2隻がこの位置に並ぶのは、けっこう珍しいことだと思います。今後、この並びを目にするのはいつになるやら...。

▲博多港に佇むニューかめりあ
撮影を終えようとしたその時、遠くに船影を見つけました。

▲福岡市営きんいん1入港
やってきたのは、志賀島航路で活躍する福岡市営渡船「きんいん1」でした。イレギュラーな博多港の風景をしっかり記録したところで、今回の撮影・収録は完了です。
撮影日:2023年3月27日
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