「元祖ナクチポックン ハルメチッ」のナクセポックン(釜山広域市釜山鎮区)
今回お届けする「元祖ナクチポックン ハルメチッ」は韓国南部、釜山広域市釜山鎮区にある食堂です。タコを使った釜山グルメのナクチポックンを扱うことで知られており、日本人のリピーターも多いと聞いています。
地下鉄凡一駅を出て、商店街に入るとすぐに見えてきました。看板はハングルだけですが、店の外にナクチポックンの写真が掲示されているので、見つからず迷うことは少ないと思います。
店内に入り、左手のレジで来店人数を伝えると、2階に通されました。ちょうどお昼時ということで、店内は混雑しています。おまけに人気店ですから、大人数を収容できるよう2階席も用意されているのです。
2階席も混雑していましたが、それほど待つことなく空席に誘導してもらいました。テーブル上にはガスコンロがドンと置かれています。どうやら、このコンロでナクチポックンを焼きながら食べるみたいです。
ナクチポックンは赤い辛味スープで具材を煮込む鍋料理です。そのため、調理中や食べる際には注意しないと、赤いスープが飛び散って服につくことがあります。それを防ぐため、店内にはエプロンが用意されています。
食べる際には、このエプロンを付けると良いのだそうです。
まず最初にパンチャン(総菜)が運ばれてきました。水キムチ、キムチ、にんにくの酢漬け、そして生ニラの和え物が供されています。とりあえずキムチをつまみながら、主役登場を待つことに。
今回は一番人気のメニュー「ナクセポックン」を注文しました。これはタコとエビが入ったもので、タコだけのナクチポックンと同じ値段で提供されているようです。
やがてナクセポックンの鍋と、セットで付いている白飯が到着しました。店員がコンロに火をつけ、具合を見ながら調理してくれます。私たち客は調理中、なにもしなくても良いのです。
待つこと5分、店員から「食べて良いよ!」といわれ、ついにいただきます。
赤いスープの中では、タコ・エビのほか、ネギ・たまねぎ・春雨が一緒に煮込まれています。見た目の割には辛さ控えめで、次から次へと箸が進みます。もしかしたら、店員に頼むと、もっと辛くしてもらえるかもしれません。
今回は一人分ということで、スープの減りが早く断念しましたが、余った具材と白飯でポックンパ(焼き飯)を作ってもらうこともできます。また、麺(カルグクス&ラーメン)の追加注文も可能です。
撮影日:2018年5月
2010年に平城京遷都1300年祭が開催されてから8年が経過した今、同イベントのマスコット「せんとくん」が再び話題になっています。なんでも最近、「せんとくん」の人気が落ちているそうで、いくつかの媒体でも取り上げられています。
(参考ページ)
毎日新聞「<人気低迷>せんとくんの「年収」、全盛期の3%にまで激減」(2018年5月12日付)
FNN PRIME「「せんとくん」のライセンス料収入が年々減少。奈良県の担当者に聞いてみた」(2018年5月19日付)
当初、散々ごり押しして、「せんとくん」を人気キャラに仕立てたのはマスメディアです。たしか、「ふなっしー」もそうでした。全盛期を過ぎて人気が落ち着いてきたら、今度は人気低迷ですか。2010年以降、所用で何度か奈良を訪れましたが、「せんとくん」は奈良県のマスコットキャラとして定着しています。
最初は気持ち悪いと話題にした世間も、見慣れてくればわざわざ話題にしなくなります。一つの数を基準に、人気が低迷したと決めつけるのは、果たしてどうだろうかと個人的に思うのです。
それに、ここ数年で奈良のご当地キャラ事情も変わりましたし、「せんとくん」の一強体制は間違いなく崩壊しています。奈良市観光協会のマスコット「しかまろくん」が誕生したことで、「せんとくん」誕生当初に求められていた「可愛い奈良のご当地キャラ」問題は、事実上の解決を迎えました。
ご当地キャラシーンに触れていると、とにかくマスコミの手のひら返しがよく見られます。最近テレビの画面に映る機会が減った「ふなっしー」も、やがては「せんとくん」のように扱われる日が来るのかもしれません。
地下鉄凡一駅を出て、商店街に入るとすぐに見えてきました。看板はハングルだけですが、店の外にナクチポックンの写真が掲示されているので、見つからず迷うことは少ないと思います。
店内に入り、左手のレジで来店人数を伝えると、2階に通されました。ちょうどお昼時ということで、店内は混雑しています。おまけに人気店ですから、大人数を収容できるよう2階席も用意されているのです。
2階席も混雑していましたが、それほど待つことなく空席に誘導してもらいました。テーブル上にはガスコンロがドンと置かれています。どうやら、このコンロでナクチポックンを焼きながら食べるみたいです。
ナクチポックンは赤い辛味スープで具材を煮込む鍋料理です。そのため、調理中や食べる際には注意しないと、赤いスープが飛び散って服につくことがあります。それを防ぐため、店内にはエプロンが用意されています。
食べる際には、このエプロンを付けると良いのだそうです。
まず最初にパンチャン(総菜)が運ばれてきました。水キムチ、キムチ、にんにくの酢漬け、そして生ニラの和え物が供されています。とりあえずキムチをつまみながら、主役登場を待つことに。
今回は一番人気のメニュー「ナクセポックン」を注文しました。これはタコとエビが入ったもので、タコだけのナクチポックンと同じ値段で提供されているようです。
やがてナクセポックンの鍋と、セットで付いている白飯が到着しました。店員がコンロに火をつけ、具合を見ながら調理してくれます。私たち客は調理中、なにもしなくても良いのです。
待つこと5分、店員から「食べて良いよ!」といわれ、ついにいただきます。
赤いスープの中では、タコ・エビのほか、ネギ・たまねぎ・春雨が一緒に煮込まれています。見た目の割には辛さ控えめで、次から次へと箸が進みます。もしかしたら、店員に頼むと、もっと辛くしてもらえるかもしれません。
今回は一人分ということで、スープの減りが早く断念しましたが、余った具材と白飯でポックンパ(焼き飯)を作ってもらうこともできます。また、麺(カルグクス&ラーメン)の追加注文も可能です。
撮影日:2018年5月
あとがき
2010年に平城京遷都1300年祭が開催されてから8年が経過した今、同イベントのマスコット「せんとくん」が再び話題になっています。なんでも最近、「せんとくん」の人気が落ちているそうで、いくつかの媒体でも取り上げられています。
(参考ページ)
毎日新聞「<人気低迷>せんとくんの「年収」、全盛期の3%にまで激減」(2018年5月12日付)
FNN PRIME「「せんとくん」のライセンス料収入が年々減少。奈良県の担当者に聞いてみた」(2018年5月19日付)
当初、散々ごり押しして、「せんとくん」を人気キャラに仕立てたのはマスメディアです。たしか、「ふなっしー」もそうでした。全盛期を過ぎて人気が落ち着いてきたら、今度は人気低迷ですか。2010年以降、所用で何度か奈良を訪れましたが、「せんとくん」は奈良県のマスコットキャラとして定着しています。
最初は気持ち悪いと話題にした世間も、見慣れてくればわざわざ話題にしなくなります。一つの数を基準に、人気が低迷したと決めつけるのは、果たしてどうだろうかと個人的に思うのです。
それに、ここ数年で奈良のご当地キャラ事情も変わりましたし、「せんとくん」の一強体制は間違いなく崩壊しています。奈良市観光協会のマスコット「しかまろくん」が誕生したことで、「せんとくん」誕生当初に求められていた「可愛い奈良のご当地キャラ」問題は、事実上の解決を迎えました。
ご当地キャラシーンに触れていると、とにかくマスコミの手のひら返しがよく見られます。最近テレビの画面に映る機会が減った「ふなっしー」も、やがては「せんとくん」のように扱われる日が来るのかもしれません。
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