【旅行記】韓国ソウルでレトロ建築に出会う旅 4日目(完)―雨の関門海峡で
異言語が飛びかう国際フェリーの旅も悪くない。異国情緒に満ちた船旅をたのしみながら、釜関フェリー「星希」にゆられること数時間。船は関門海峡のやや手前に落ちついた。下関港はもう目と鼻の先だが、港湾施設の関係でしばらく沖での待機がつづく。あと少しで日本の土が踏める!旅が終わった安堵感と同時に、日常へともどる寂しさもこみあげてきた。これから下船までの間、どう過ごそうか。目次1 レストランで異国情緒あふれる...
【旅行記】韓国ソウルでレトロ建築に出会う旅 3日目―ムグンファ号&星希に乗ろう!
韓国旅行3日目は大移動がメインだ。ソウル東のターミナル清涼里駅を6時50分に発車する、ムグンファ号1601列車に乗ってKORAIL中央線を南下。そのまま釜田駅まで乗り通して釜山入りする予定だ。列車に乗り遅れないようにしっかり寝て、早起きできるように頑張ろう。目次1 秋のソウルはメチャクチャ冷え込む2 ムグンファ号1601列車に乗る3 釜山でちょっとおやつ4 釜山駅前から徒歩1分!中華街を歩いてみた5 韓国持ちのフェリー「...
【旅行記】韓国ソウルでレトロ建築に出会う旅 2日目―北朝鮮は近くて遠すぎた
韓国旅行2日目はソウル市内のチムジルバンからはじまった。板張りの仮眠室で横になって以来、まったく寝つけない。ほぼ一睡もしないまま、朝4時半に起床して汗蒸幕にもぐりこんだ。せっかくチムジルバンを使うのだから、韓国らしさにも触れておきたい。低温部屋で10分過ごしているうちに、体中が汗ばんできた。最後に大浴場で汗を流してから、人生初のチムジルバン体験を終えた。時刻は6時半。これから市内で朝食をすませ、ソウル...
【旅行記】韓国ソウルでレトロ建築に出会う旅 1日目―仁川空港脱出大作戦
2024年も終わりが見えてきた頃、ふと韓国行きを思い立った。かの国にはこれまで4度、空路・海路で訪れたことがある。いずれも福岡の対岸・釜山ベースに動いた関係で、首都ソウルとは縁なき旅が続いた。だからこその思い立ちだ。ソウルには日本統治時代のレトロ建築や遺構が、数多く残されている。そのいずれもが歴史的価値の高い物件である一方、台湾のそれに比べたら注目される機会は少ない。ソウル近代化の礎をなした日本人の功...
【旅行記】青春18きっぷでいく夏旅2024 5日目(完)―寄り道ラストは姫路城!
山あり谷あり。あれだけ充実した18きっぷ旅も、いよいよ最終日を迎えた。この日は九州に戻ることを目標に、ひたすら西へと下っていく。行程にすこし余裕があるので、1~2時間程度の休息を兼ねた寄り道なら可能だ。たんに戻るだけはつまらないから、どこかで小休止を入れよう。目次1 片隅に追いやられた311系(蒲郡→姫路)2 姫路で観光しながら小休止3 227系に乗りっぱなしの旅も間近?(姫路→新山口)4 省エネモードで九州上陸...
【旅行記】青春18きっぷでいく夏旅2024 4日目―たぶん最初で最後の新京成
青春18きっぷの夏旅4日目は、甲信越地方長野からはじまった。切符の有効日数を考えると、そろそろ帰路についた方がいい頃合いだが、もういちど東京方面に向かいたい。まもなく京成電鉄に吸収される「新京成電鉄」に乗るためだ。やることが終われば、あとは東海道本線を下っていくだけ!目次1 姨捨駅でちょっとだけ空中散歩(長野→姨捨)2 ナローDLが眠る釜口水門を見学(姨捨→岡谷)3 山梨側から富士山が見えた(岡谷→東京)4 ...
【旅行記】青春18きっぷでいく夏旅2024 3日目―只見線&弥彦線を乗りつぶし
この旅いちばんの見どころが迫ってきた。3日目は未乗路線の只見線・弥彦線乗りつぶしがメインだ。会津若松から只見線で小出に抜けたのち、長岡・東三条を通って弥彦線を往復。それから元来た道を戻り、飯山線経由で長野に向かいたい。この日のゴールは長野駅。予定通りにいけば、夜20時過ぎに到着する予定だ。これからどんな景色が待ち受けているだろうか。目次1 長時間停車を活用しながらJR只見線を満喫2 12年ぶりのイタリアン...
【旅行記】青春18きっぷでいく夏旅2024 2日目―豪雨襲来!会津若松を無事観光できるか?
2日目の最終目的地は会津若松。前日と同様、ひたすら長距離移動が続くハードスケジュールだ。時間をフル活用すべく、早朝4時半に起床。始発で豊橋を離れた。快活CLUBを使うからには、目覚めのコーヒーを忘れてはいけない。夏だからアイスにしよう。ついでに味噌汁もつくっちゃえ!目次1 地獄のロングシート(豊橋→沼津)2 熱海駅前でスーパーマーケットを探す(沼津→熱海)3 猛暑とは無縁の電車旅(熱海→宇都宮)4 ささやかな...
【旅行記】青春18きっぷでいく夏旅2024 1日目―乗り換え時間は観光タイム
かれこれ3年ぶりの18きっぷ旅だ。ああ只見線を乗り潰したい!夏が近づくにつれ、その思いは日に日に強まった。正直に言うと、国内の鉄道旅には昔ほど関心がない。合理化と銘打っては、不採算路線の相次ぐ廃止・BRT化の流れはやまず、愛用してきた夜行列車はすでに軒並み走っていない。鈍行列車の系統分断が進んだことで、乗り換えはやたら増えたし、その接続も悪くなる一方だ。関心が薄れてもなお、未乗ローカル線への思いは消えな...
【旅行記】やっぷーに会うための関西旅行 3日目(完)―はじめての関空便
あまりにも順調にいきすぎた今回の旅。最後くらいは災難でもありそうだと思いつつ、身構えながら関西空港にやってきた。これからピーチアビエーションMM151便(7:00出発)で福岡に戻りたい。搭乗時間が早いため、ホテルをとらずターミナルで一晩過ごすことに決めた。目次1 活気があってこその関西国際空港2 シンプルな関空第2ターミナル3 MM151便に乗る活気があってこその関西国際空港前回KIXを訪問した2021年夏当時、世の中は...