アンドンC70には125ccのエンジンが載っている。
しかし、マフラーはカブオリジナルのモナカマフラーを使っている。
当然、抜けが悪いのでエンドバッフルのパイプ孔を拡大工してある。
もう少し抜けが良くなればと思い今回は内部のバッフルの孔を拡大してみた。
マフラーのエンドバッフルを抜いて中を覗いた加工前の状態。
中央の穴はエンドバッフルが刺さって塞がれ、周囲の孔から排ガスが抜けて来る。
周囲の穴径はΦ6.5ぐらい。いかにも「消音性」がよさそうだ。
マフラーエンドからマフラー内のバッフルプレートまでは200mmぐらいあるので
全長300mmぐらいのドリルが必要だが、買えば3500円もする。
この程度の改造用に3500円はアホらしいので、手持ちのドリルにシャンクを溶接して延長してみた。
ドリルに付けて回してみると、適当に作った割には振れも少なくて行けそうな感じだ。
ドリルの左はエンドバッフル。
加工後のバッフルプレートはこんな状態。
計算上、以前より開口面積は50%増えている。
手前に落ちている切子はマグネットピッカーで拾っておいた。
バッフルなしでエンジンを始動すると、
べべべべべ~~んと、えらく下品な音になった。
エンドバッフルを付けてみると、排気音変らず。
エンドバッフルはすでに孔の拡大(Φ6.5→Φ8)と、孔の追加(4つ→8つ)してあるのでこんなものだろう
さて試走・・・・・
ほとんどわかりません。私には違いが全然わかりません。
そもそもエキパイが70cc用で細いままなのでトルクはともかく、吹けあがりやパワーは変らないようだ。
このC70は制限速度+20ぐらいになると車体がフラフラするし、ブレーキも甘いのでのんびり走るのに向いている。
なので、パワーよりトルク重視。
古いバイクはのんびり走れと言うことなのだ。
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