お正月の工作はひょうたんから。。
10年以上前にスピーカーを作りたくてひょうたんを栽培したことがある。
震災後、そのひょうたんが一組だけ見かり、穴をあけたりニスを塗ったりして
スピーカを作ろうと思ったが、バイク乗りが忙しくなってそのまま放置。
年末の大掃除でスピーカーの買い置きを見つけたので
新年の工作初めはひょうたんスピーカーにした。
スピーカーはFOSTEXの FE87 ひょうたん用に買った残りの1ペア。
口径8cmの廉価なフルレンジで素直な音のユニットである。
10年ほど保管していたのでエッジ付近にシミが出ている。
スピーカとひょうたんの間には、隙間が出来ないように耐震ジェルシート入れる。@100円
スピーカーの径に合わせてサークルカッターで穴をあけたが、ギザギザに切れてしまった。
木ネジを締めるときに、うっかりドライバーが滑るとスピーカーエッジに穴を開けるので(過去に失敗)
丁寧に取り付けを行う。
スピーカをそのまま露出させるのも良いのだが、今回はカバーを取り付ける。
と言っても、市販品ではなく、園芸用のシュロマットを紐で括り付けてボンドで固定。
自然素材だけで作ったといえば聞こえがいいが、単に安くて簡単な工作である。
半日ほど乾燥させてから、周囲をトリミングして完成。
陰に見えるのはひょうたんスピーカー1号機、安いスピーカーだが結構いい音がする。
ひょうたんなので当然ながら、天井から紐でぶら下げる。
早速鳴らして見ると、、、、
長い冬眠のため、まだ固くて鳴りは良くないが
FOSTEXらしい素直な音が出てきた。
しばらく慣らしの鳴らしをすればもっと良くなるだろう。
ちなみに、ひょうたんスピーカー適した音楽は
ギターや弦楽器のソロ、民族音楽などである。
夏の午後にハワイアンを聞きながらウトウトするには最高!
市販品がほぼ皆無で入手不可能である事も満足度UPの要因。
欲しくなった人は、
過去の私のように1年がかりでひょうたんを栽培しましょう。