2024.10.20 城崎TATOO
お出かけヲイタソ、10月18日は丹後半島
から城崎温泉を責めてきましたよ~
まづ、最寄りの無人駅・丹波大山から早朝の
各駅停車に乗って福知山へ向かうにあたって
マイICOCAの残高がほぼ空っぽだったので、
切符を買って乗ろうとしたら。
切符の自販機は廃止予定・とのことですっぽ
りとカバーが被せてあり、すでに使用中止に
なっていた。
ICカード乗車券の利用を促すことで紙の切
符は売るのもやめるようだが、ついに鉄道屋
が切符売るのもやめちまうのだな...。
まったく..売り払うのは『魂』だけにしとけ
よな!
・と、乗客の利便など二の次三の次で利潤追
求主義が徹底している昨今のJR西日本のや
り方にまた毒の一つも吐きたくなったけれど
まぁいいや。
さて、ワタシの乗った福知山行きの普通列車
は通学の高校生でいっぱいだった。
丹波大山や下滝の駅のホームにこんなに人が
大勢いるのを久しぶりに見た気がするが、い
つ乗っても無人・みたいなローカル線よりは
ずっと安心だ。
福知山からは京都丹後鉄道の特急「たんご
リレー号」に乗って宮津~天橋立~久美浜
・と丹後半島の眺めを車窓から満喫した。
KTR8000型「丹後の海」 たんごリレー号
(元・”タンゴディスカバリー”車両)
観光列車という事もあって車内のつくりもな
かなか凝っており、乗っていて楽しかったん
だが・・・・。
窓側席と通路側席の真ん中にある大型テーブルが
お腹につかえてオデブにはツラいかも...w
運転席後ろの豪華フリースペース
この列車の特徴である展望フリースペースは
終始中国人観光客のグループに占領されてい
て近づく気にもなれなかった。
30分ほどで列車が天橋立の駅に着き、この
駅で下車して行った大勢の乗客が改札口に向
かって流れてゆくさまを漠然と眺めていたら、
なんとその7~8割は外国人のようだった。
インバウンド客が落としてゆくマネーが少な
からず我が邦の経済を潤してくれているのは
間違いないとしても、最近どこへ行っても外
国人だらけになってしまって、こんなニッポ
ンはなんかヤだなぁ..。
列車は京都府の丹後半島をぐるっと回った格
好でキヨト・ヒヨゴ県境を長いトンネルで越
え、「コウノトリの里」駅と名称を変えた旧
・丹後三江駅近くの田んぼではラッキーなこ
とに実物のコウノトリが遊ぶ姿が見られた。
やがて列車は終点・豊岡の駅に到着。
次の城崎温泉行き列車に乗り継ぐまでの時間、
わずか40分程度ではあったが駅周辺をブラ
ブラと街歩きしてみることにした。
此処でもかつては大いに賑わったのであろう
駅前商店街の寂れた姿が目に付いた以外に特
に面白いものは見つけられなかったのだが、
唯一、珍しいものを見たのはコレ。
ここ数年は降雪量もすいぶん少なくなったが
それでも冬場には線路上の除雪作業が必要に
なることもあるこの但馬地域。
そんな時に出動するのが「ラッセル車」で、
これまで鉄人28号みたいなトンガリ顔のラ
ッセルヘッドを装着した国鉄型のディーゼル
機関車が長らくその任に当たっていた。
機関車+ラッセル車
確かにちょっと たいそうやなぁ
だが、電化や貨物列車の廃止で引っ張る客車
や貨車が無くなって夏場はほとんど仕事がな
くなっていた機関車もそろそろ老朽化が深刻
化してきて。
その代わりに登場したのがこの車両、という
わけだな。
パワー的にも機能的にも機関車とあまり変わ
りはないけれど、このラッセル車・分類的に
は機関車ではなく『ディーゼルカー』なのだ
そう。(そのほうが操縦士免許の制約が少な
いから、だそうである)
さて、短い探索を終えて駅に戻り、城崎温泉
駅まで200円の乗車券を自販機で買う。
県北部の中心地・豊岡の駅でさえ有人窓口は
廃止されており例の使えない緑色の券売機が
窓口跡地にドーンと据えつけられていたけれ
ど、本当にこれでいいのか!?
ジェイアール・・・。
定刻通りやってきたのは昔ナツカシ感満載な
国鉄型の古い近郊型電車で、フルパワーで走
ってくれるのはいいけれど、モーターの音が
やたらうるさいし、揺れ方がハンパない。
元気すぎていまにも脱線しそうな勢いだ(笑)
電車マニアならともかく、乗客にはあまり有
難くないボロ電車であることは間違いない。
そんな超ベテラン電車に二駅乗って、本日の
最終目的地・城崎温泉に到着。
今日は帰りの列車まで一時間半くらいしか時
間がなかったので速足で「御所の湯」まで歩
いてゆき、熱めのお湯をいただく。
朝からの曇り空も晴れ、青空から射しこんでく
るお日さまの光が水面に反射してキラキラと
輝いており、何とも心地よきマタ~リタイム
を堪能。
だが、そんなまどろみ気分の中にいたワタシ
を一瞬ドキっとさせるようなモノが現れた。
A面もB面も上から下までびっしりとお絵描
きの入った大きな体が目の前に立ちはだかり、
おもむろにザブ~ン!・と湯の中に入ってき
たのだ。
やば・そのスジの兄さん 来たか!?
と思ったら、その絵の飼い主はやったら背の
高い欧米系の外国人青年だった。
ホンマ、こんな感じだった(イメージ)
So,Guy Jin Sun
You ハダカ 絵が描いてある~ ♪
などと 替え歌作って喜んでいる場合では
ないw
城崎の外湯はスパ銭みたいにタトゥ~やイレ
ズミのある人をお断りはしていないので結構
な確率でスジ者の兄さんに遭遇することがあ
るけれど、ここまで全身びっしりなタトゥは
初めて見たわ。
あ~ ビックリした!
何かがあった訳ではないけれど。(笑)
そんなこともありつつ、名湯もほぼ貸し切り
状態だった平日の昼下がり。
「 御所の湯 」をあとにここからほど近い
「木屋町小路」でラーメン屋を見つけ、看板
メニューの「鶏だしラーメン」と地ビールを
所望する。
出かけた先で飲む風呂上がりのビールって
やっぱ最高でんな~!!
ラーメンは・・・ まぁ置いといて。(笑)
そんなわけで、風呂に浸かってメシ食って
いい気分になって、そろそろいい時間になった。
スジマン ドテマン シチューマン
さらに カニマン💛
ぜひマン味比べしてみたいものだ
城崎温泉の駅まで戻ってタバコを吸える場
所で一服してたら、先日京都駅で見た超豪
華成金列車「トワイライトエクスプレス・
瑞風」がやってきた。
一泊二日の乗車でウン十万もするような列
車によぅこれだけ乗ってる人がおるもんや
なぁ・・と感心しつつ、一生乗ることはな
さそうなその列車を見送った同じホームに
次にやってきたのはワタシが乗る二両編成
のなんともみすぼらしい豊岡行き普通列車。
タラコ色の煤けたディーゼルカーが轟音と
煤煙を撒き散らしながらやってくると、城
崎観光からの帰りらしき観光客のグループ
から
( え? これに乗んの ?? )
・と落胆の声が聞こえてきた。(笑)
そうそう、庶民が載るのはコッチなのよね~♪
そんなオンボロ列車で二駅やり過ごし、豊岡
で向かいのホームに停車中の福知山行き普通
列車に乗り換える。
こっちは福知山線北部地域でもおなじみの京
阪神新快速と同じタイプを二両編成にアレン
ジした快適電車。
揺れも心地よくて、先ほど飲んだビールが気
持ちよく体内を駆け巡ってしばしの惰眠を貪る。
列車が発車する時の揺れで眠りから覚めてふと
窓の外を見ればここは昔、駅前に大きな造酒屋
の煙突があった上川口駅のようだ。
終点・福知山に到着して福知山線の篠山口行き
に乗り換えるため、一度ホームに降りたら..
あれ? 今乗ってきた電車の車両に表示され
てる行先が「福知山」から「篠山口」に変わ
ってるやん。
あ、なるほどね.... そういうことか。
つまり。
時刻表や列車区分としてはそれぞれ別の列車
ということになっているけれど、実際にはこ
の車両が「豊岡発-篠山口行」で運用されて
る、ってことなんやな。
そのこと知ってたらそのまま寝てたのにw
しかし、福知山市内に何校かあるちょっと
オツムのレベルの低めなガッコの生徒なのだ
ろうか...
ひっさびさに遭遇しましたよ、ワタシは。
電車の中で遠慮なしに奇声嬌声・アヘアヘ
キャッキャする女子高生にww
このテのメスガキがいまだに現存している
とは思いもしなかったが、とにかくうるさ
くて仕方なく、居眠りもできなかったわ....
そんなワタシには制服もののAVでハァハ
ァできる人が理解不能なんだけど、それは
まぁ個人的な趣味嗜好上の単なる好き嫌い
に過ぎないのでこの場では黙っておこう。
こうして、半日のプチトリップでいろんな
ものに見て触れて。
日暮れ前には無人駅へ帰着したワタシなの
であった。