2024.06.24 小さなお客さまたち
住宅街と自然界のバッファゾーンにある我が家の
庭には実にいろんな生物がワタシに何の断りもな
く勝手に棲み付いている。
中でも一番ビックリしたのは、春先に庭の手入れ
をしようと無造作に放置していたコンクリブロッ
クを一枚めくったらそこに巨大なウシガエルが冬
眠していたとき。
まだ早春の冷え込む時期で、暖かくなるまで機嫌
よく眠っていたカエルにしてみればいきなり起こ
されてビックリしたのだろうが、それを発見した
ワタシもヤツがのっそり動いた時には大げさでな
く“ 地面が動いた ”ように見えてめっさビビ
った。
あと、マムたんがとぐろを巻いて勝手口の三和土
に居座っていたこともあったし、玄関先に植えて
いたイチジクで実を出した、じゃなくてイチジク
が実を付けたときには数頭のサルが襲来してきた
こともあった。
そんな危険動物はさすがに勘弁してほしいが愛く
るしい昆虫や爬虫類たちの来訪はむしろ歓迎して
いるヲイタソタソ。
もうすこしすると庭の土の中から永い眠りから覚
めたセミたちが出てきて、残り少ない命を懸けて
賑やかに鳴き始めることだろう。
昨日の朝は郵便受けから新聞を取り出すとき、と
っても小さなマイクロカマキリがそこにいたので
彼(彼女?)がいなくなるまでしばらく新聞を取
り出すのを躊躇してしまった。(笑)
そんな家主の動物愛護精神などどこ吹く風、ワカ
メどんが庭先で何かを見つけてそれを一生懸命追
い掛け回している。
万一カエルとかを食べてしまったら、彼らが持っ
ている悪い細菌に感染してしまいかねないので止
めさせようとして近づいてみたら。
ワカメどんが追っていたのはコイツ。
ゴールド&シルバーのストライプが入ったメタリ
ックボディのカッコかわいいカナヘビ君。
この子たちは縁の下のコンクリ周辺で非常によく
見かけるいきもので、人懐っこい・とまでは言わ
ないが、人を見ても慌てて逃げ回るようなことは
なく、けっこう平気ですぐ近くまでやってくるフ
レンドリーなヤツである。
だめじゃん! ワカメどん
その子たちをイジメたらアカン!!
そして、聞き分けよく諦めてスネるワカメどん。
(笑)
だが、そういえばかつての愛犬たちも何でかしら
んがやたらトカゲやカナヘビを追いかけてたなぁ。
中でも元来アナグマ猟犬であるダックスフントの
タマは彼らを見つけては俊敏に捕獲し、ぐったり
したトカゲを得意そうに口にくわえて家に帰って
くることがあった。
今だったら絶対そんなことはしないんだけど、当
時はイヌとの正しい付き合い方がよく解っていな
かったので、そんなタマに厳しく“ えいえい! ”
してしまうこともあった。
(ガッツある犬だったタマはその程度のお仕置き
では全然へこたれなかったけれど。笑)
そうそう、先日は何年振りかにトノサマバッタ
を見た!
昔は珍しくもなんともなかった虫だが、水田で大
発生すると一日で田んぼの稲を全滅させるほどの
被害をもたらすことがあるらしく、農薬などで駆
除されつくしてしまったんやろな。
ショウリョウバッタ(チキチキバッタ)なんか全
く見かけなくなったけど、今でもこの辺りで生息
しているんやろか?
そんな、愛すべき生物たちはいくらでも遊びに来
て欲しいし、居心地が良いのなら棲み付いて貰っ
ても一向にかまわないんだが....
ヤブ蚊やハエ、カメムシや超大型の蛾などはマジ
出禁にしたいわ。(笑)
テーマ : シニア(60歳以上)の日々
ジャンル : 日記