ヲイタソのオバカ日記 2024年06月
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2024.06.30 ハリマヤ~~


高速道路を利用せず大阪市内へに向かう時は必
ず通る能勢街道・国道173号線川西界隈。


かつてダイエーの大型ショッピングセンターが
あった敷地をまるまる転用した巨大なビッグモ
ーターの店舗がそこにある訳だが。

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いつ通ってもほぼ客の姿は無いのに、敷地一杯
に並べられた展示車がいかにも寂しそうだ。


まぁ、あれだけの大騒動をやらかした会社だか
ら客足が遠のくのも仕方ない話だけれどこの店
舗はオープンして間もなくあの騒ぎに巻きこま
れてしまって繁盛することもなく閑古鳥を招い
てしまった不運な店舗である。


同社のやったことを想えば同情する気にはなれ
ないけれど、この土地が泣いているような気が
するなぁ...。


と、そんなことを考えつつ大阪市内南部。


ほんのヤボ用を済ませて天王寺周辺を走ってい
たら美味しい米菓で有名な「播磨屋本店」の店
舗を発見。


総本店はヒヨゴ県生野町の辺鄙な場所にあって
ワタシも何度か行ったことがあるのだが、せっ
かく売っている商品は素晴らしくいいのにどう
も経営者の思想が右に偏っているらしく、黒塗
りのバス赤い字で大書きされたスローガンに
ドン引きしちゃうのだけれど、まぁ気にしなけ
ればすむ話で。


駐車場代を払ってでも買う価値あり、と思いク
ルマを隣接した駐車場に止めて「おかき」や「お
煎餅」を爆買いしてしまってからふと気づく。


ワィ、ダイエット中やったんやんなw


こんなもん買って帰ったらえらいことになるが
な、とは思ったが買ってしまったものは仕方な
い。そのあたりのユルさはワタシのセールスポ
イントのひとつでもある(笑)


で、運転しながらちょっと堅めの「おかき」を
食していたら歯ごたえがいつも以上に堅いよう
な気がした。


っていうか、堅いどころか噛めへんやん・コレ。


思わずペッペと吐き出したらなんということで
しょう...。


親から貰った大事な体の一部を欠損させてしま
ったやんけ。

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あ~ぁ また歯医者いかなあかんやん

何してくれるねん、播磨屋さん(笑)

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2024.06.29 夏の大会とヤフオクと


全国の高校球児にとって最高の目標である「夏の
甲子園」へ向けての都道府県大会が各地で開幕し
ており、ヒヨゴ県でも今日、明石トーカロ球場で
開会式が行われた。

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全選手の先頭に立って先導の大役を務めたのは
TOYOの三年生部員で副主将ながらベンチ入り
叶わなかった桐田選手。カッコイイぞ!!




選手の健康管理や熱中症対策として今年から開会
式当日は試合の開催はなく、実戦は来週の土曜日、
7月6日から始まることになる。


第一シードとなった我がTOYOが登場するのは
もう少し先の7月13日、相手は葺合高(神戸市)
出石高(豊岡市)・生野高(朝来市)合同チー
ムの勝者となる。


三度のクソより高校野球を愛するヲイタソとして
「待ちに待った」大会であることはもちろんな
んだけど...


その反面、「とうとう来てしまった」大会でもあ
る。


なにせ、この大会のどこかで負けてしまえば昨年
の夏の大会が終わって以来ずっと見守ってきた現
チームの戦いは未来永劫見ることができなくなる
のだから。


今年のチームはレギュラー選手の大半が二年生と
いう構成になったので、ほとんどの選手は新チー
ムでも引き続き応援することになるが、三年生の
選手は泣いても笑ってもこれが見納めである。


うぅっ・・


コレを書いている時点でもう涙が滲んできたぜいっ!


ま、ワィのことはいいから選手諸君はとにかく悔
いのないプレイをやり遂げてほしい。



さてさて。


そんな高校野球を観戦するにも往復の交通費や入
場料、食事代などそれなりの出費がかさむわけだ
が、自由業・という無職と同意語の肩書を持つヲ
イタソにとってはその費用の捻出は重要かつ深刻
な問題である。


我が家から姫路球場までは片道約90kmの距離。
往復180kmをリッター15kmの燃費で走る剃男
君だと消費ガソリンは12ℓ。


ガソリン価格が1ℓ:175円とすると2,100円。


これに球場の入場料が900円、帰りにえきそばを
食べると380円、天ぷらを追加トッピングすると
え~と、追加料金ナンボやったかな??


で、ツレへのゴマすり・・もといお土産に「御座
候」姫路駅店限定商品のジャンボ餃子持ち帰り用
を2箱買えば1100円。


それに自販機の飲料水など2本も飲めば〆て5,000
円コースなのだよな...。


そんなこともあって、現在資金の足しに・と押入
れの中のガラクタ・・いや、お宝を発掘しては
フオクで売ってるんだが。



その中のひとつで。

昨年の春、沖縄・宜野座の阪神タイガース春季キ
ャンプを訪問した際に買ってみたはいいが、まぁ
実際に着ることは無いだろう…と思えるビジター
用レプリカユニフォームの出品に喰いついてきた
のは「オークション代行業者」を名乗る人だった。


つまり、がですよ。


ヤフオクで安く入手した商品を第三者に高値で転
売して利益を出している、という相手な訳ですよ。


もちろんキチンと代金は支払ってくれるだろうし
あとからごちゃごちゃと細かいクレームをつけて
くる可能性も低いから、ただ売りたいだけなら良
い相手に落札してもらってヨカタネ♪ ってとこ
ろなんだろうけど。


ワタシ的には例え衝動買いした品物でもそれなり
に思い入れを持って買った品物なのだから、自分
の代わりに大事に使ってくれる人に直接譲りたい
訳ですよ・・・。


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そこで、相手さんには申し訳ないが落札を取り消
して貰って再出品したところ、最終的には1000円
程安い値段で熱心なファンの方に売れた。


ワタシ的にはこれで良かった、と思っている訳だ
が、それにしてもオークション代行業者、ってい
うのは出品代行だけじゃなくて落札までやってい
るんだなぁ。知らんかったわ。


どんな人が利用するのか、と思ったらヤフオクっ
て海外からは入札できないらしい。


あと、何かやらかしてYahoo!からBANされちゃっ
た人とか、外国人とか。


どっちにしても見えないバリアの向こうにはあま
り関わりたくないタイプの人たちが蠢いていそう
だ。


ヤフオクもサービスが始まった頃は良くも悪くも
ルールがおおらかだったし便利で楽しかったけど
最近は出すのも買うのもちょっと怖くなった気が
する、そんなヲイタソなのでありました。

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2024.06.28 まさかまさかの自己的事故


疲れの溜まりまくった腰をほぐして貰いたくなり
久々に天満の怪力中国整体へでも行ってくるか、
と大阪市内へ向かったヲイタソタソ


そういえば...。


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数日前、長いこと利用した覚えもないのに、なぜ
”ホットペッパー”さんが3000円分のクー
ポンを送ってきてくれたのあったので、

「これ、ホンマに使えんのん??」

・と疑心暗鬼になりつつも、リンクを辿って調べ
てみたら、なんとこの店も利用対象店に含まれて
いることが判明!!

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ホットペッパー経由でネット予約すれば当日でも
その権利が行使できるようなのでさっそくスマホ
で予約を済ませ、全身マッサージ60分+足つぼ
マッサージ30分のコース、定価5200円のと
ころを2200円で
 
 ” Go To Heaben~♪ ”

あ~気持ち良かったっす!!


最近我が邦と中国の関係は何かと微妙でお国同士
の小競り合いが絶えないようだが。


ワタシの知る限り中国人の方も韓国人の方も個人
的にはみ~んないい人ばかりで、悪感情はこれっ
ぽっちも感じていない。


ただ、中国や韓国というお邦について差別とかそ
ういうのではなしに単純に好きか嫌いか、と聞か
れたなら正直なところ好きだ・とは言えない。


皆さんだって学生時代、クラスの仲間全員が大好
きだった、なんてことは絶対になかったと思うが
まぁそれに近い感覚として、の話である。


特に最近は中国指導部の覇権主義的な物事の進め
方について自分なりにいろいろ思うところもあり、
ワタシの消費したマネーが中国経済の一部に取り
込まれるとしたら(どんだけ大げさな話やねんw)
それはちょっとイヤやな、と思ってしばらくこの
店の利用も控えていたりしたのだが...。


そんな邪念のせいだろうか。


丁寧なマッサージですっかり身体もほぐれてスッ
キリすることができ、感謝の気持ちを込めて

「ありがとう。」

と言いながら施術ベッドを降りようとしたその時!


なんと腰をヒネって痛めてしまった・・・(笑)


あひゃひゃひゃ~~~~
整体治療院で自爆して腰を痛めるなんて・・・

こんなことってあってええんかい!!
ヲイタソのばか!

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2024.06.27 解説者:どんだけ~!?


相変わらず便秘臭い試合運びばかりで全
然点を取れない、クソおもんない試合ば
っかりやってるタイガース

でもね。
勝負事だから時に負けるのは仕方ない。

勝者と同じだけの敗者はいる訳だから。


だが、

延長戦で引き分けるのだけは勘弁してくれ!!


ワィそれが一番嫌いな試合の終わり方でんねん。


あ、でも 一つジンクスを発見した!!


試合の展開があまりにもつまらないとき、ワタ
シは相手の攻撃中やコマーシャル中についつい
手鏡を見ながら毛抜きを使ってプチプチとヒゲ
を抜く作業を始めてしまうことがある。


そしてふと、思った。


コレやってると、最後は必ず負けてるよね....




そうか、ワィのコレのせいやったんか!!


今年イマイチ チームが活気づかないのは。


それは悪かった、気が付かへんかったわオッカ
ーダはん、それに選手諸君。


ホンマ、ゴメンやで。


今日はヒゲ抜きは引き出しにしまったまま絶対
に出さないから!!



、とそう誓った瞬間、今日は何と8点も取って
爆勝したやないの!


ビックリするわ、ホンマにww
いやいや、お~~~ん。



で、話は変わりますが。


野球中継を見ていると時々喋りがすぎる解説者
やあまりにもアホな解説をする解説者がめっさ
ウザく感じることがある


何の中身もない、小学生でも知ってるような当
たり前のことばかり言ってるY舟さん・・・

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細かい細かい打撃フォームのチェックポイント
や狙い球の絞り方など、誰に向かって解説して
るの? 聞いてるのは選手やコーチ(まぁ聞い
てる人もいるだろうけど)じゃなくて素人の視
聴者なんやで、T尾さん。

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精神論がウザい川Tさん、
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シャベリすぎの掛Fさん、
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んか知らんけど鼻につく藤Kさん

こんなレベルの人が監督してたのかM弓さん、
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語尾を上げる口調がイラっとするY木さん・・
今年から北口の新庄さんちへ引っ越したようで
よかったです
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あと、
人柄は好きだけどアンタが言うな狩Noさん・・
(笑)


みんな、現役時代は大好きな選手やったけど、
な~~んでかしらん、解説者になるとキライに
なってしまう。


そんなわけで、野球中継見てると


「それは絶対間違ってるで!」

「お前、現役時代それができんくて
 アカンかったやつやん」

「どんだけの成績を残した元・監督
 コーチ経験者様ですかぁ~??」


ってテレビにむかって独り言ばかり言ってる
キレ老人ヲイタソタソ。


やっぱりフクちゃんとヨっさんのコンビが最強
やなぁ~

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ジャンル : スポーツ

2024.06.26 魔法のことば


皆様にはこんな経験が無いだろうか。


外出先のトイレで「大きい方」をしよ
うとしたら、なんとなく便座が濡れているよう
な気がしたのでトイペを少し引き出し、その水
滴を拭きとろうとして前かがみになったら。


ワイシャツの胸ポケットからスマホを床に落と
してしまいそうになり、慌てて手で押さえよう
としたところ逆に叩き落すような形になって大
事なスマホを便器の中に落としてしまって...


躊躇しつつも仕方が無いので手を突っ込んでそ
れを救出することにし、バランスを取るために
反対側の手を壁に突いたらたまたまそこは「流す
ボタンのある場所で。


しまった!・と思う間もなく激流が襲ってきて
命の次に大事なスマホは排水管の彼方へ消失寸
前の大危機、しかも水の撥ねっ返りで顔はビシ
ョビショ。


それでもなんとかスマホを引っ張り出さねば、
と救出作戦を続行するが、だんだんお腹の調子
が限界に近づいてきて・・・


だが、スマホが沈んだままの便器の中へいくら
自分のものとは言えども汚物をスプレッドして
しまうわけには行かない。しかし、そうして迷
っている間にも刻々と便意の津波は襲ってくる。


そこで、緊急措置として床にペーパーを敷き詰
、その上に排泄してしまえ!と思ったまでは
良かったが途中でぺーパーが足りなくなり。


アカン、もうなるようになれ!・とそのまま
泄を決行したら、尻ポケットから財布が落ちて
・・・・。(以下省略)


みんな一度はそんな経験、あるよねっ!?

え、ないですか? ホンマですか。



では、ここからが本題。


上記の例からすればずっと軽微な出来事ではあ
るのだが、今朝、コーヒーを飲みながら新聞を
読んでいた時、ちょっと目元が痒くなったので
メガネを外してコシコシ、っとやって。


もういちどメガネをかけようとしたらなぜかコ
ーヒーカップがひっくり返って中身をドーバー
海峡!!、とテーブルの上にこぼしてしまった。

IMG_0718 (1)


何でこんなことが起きたかというと。


そう、たまたま外したメガネをテーブルに置こ
うとした際、ツルの部分がコーヒーカップの持
ち手のところに入ってしまい、再びメガネを手
に取った瞬間、それが引っかかって発生した事
故、ということなのである。


ちょっと前のワタシだったら我が身に降りかか
った不幸な災難を呪い、


「 ナンデコンナコトニナンネン!!!!! 」


と叫びながら行き場のない怒りで拳を天空に突
き上げていたはずである。


だが、今のワタシは決してそんな蛮行に及んだ
りはしない。


そして、こう呟くのだ。


「 ア、コリャ♪ ババゴラ スイッチ~ 」

PythagoraSwitch.jpg

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あははは。そう、あの「ピタゴラスイッチ」
パクリなんだが、まるであの番組の装置の悪魔
版のように、すべてが連動しているかの如く様
々な現象がすべて悪い方、悪い方に連鎖反応し
て転んでいってしまった時には、この言葉を唱
えれば立つ腹も立たなくなり、プップっと笑いに
変えられる・ってわけである。



これマヂで効果絶大だから、皆さんも是非真似
してみてね ♪

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2024.06.25 城之崎にて


ほんの三日も家でジッとしていることができない
多動的注意散漫児童ヲイタソタソ。


今日は曇天下にもかかわらず、ただ入浴するだけ
のために城崎温泉まで行ってきましたよ~


以前はクルマで2時間半くらいかかった城崎まで
およそ100km弱の道程も、じわじわと伸びる「北
近畿道」が昨秋豊岡市街のほんの手前あたりまで
開通したおかげで、一時間半ほどでスイスイと行
けるようになった。


しかもこの北近畿道、丹波と但馬の旧国境部にあ
たる遠坂峠のトンネル区間(関所代はETC利用
で340円)以外は無料大サービスという有難い
高規格道である。


途中、山東町に「 道の駅・但馬のまほろば 」
という地産農産物や但馬牛なども販売しているサ
ービスエリアもあり、今日はここのフードコート
「 蔵出し醤油チャーシュー麺 」を頂いた。

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冷たすぎる具材と麺の熱さがちょっと微妙だったかな~
味も特に印象に残るものはが無いがフツーに美味しかった

で、硝子の向こうで愛車・鈴木剃男が見つめてる(笑)



おねだんは1500えんまんえん。


う~ん...なかなかいい値段だ。

で、お味の感想は?、というと。


この次に立ち寄った時はきっと他の物を注文する
だろう。以上。(笑)


但馬空港へ続く道路と接続するあたりで現在のと
ころ終点となる「但馬空港インターチェンジ」で
北近畿道を降り、豊岡市街を丸山川に沿って通過
すれば高速出口から約30分でJR城崎温泉駅前に
到着。


駅に隣接する「さとの湯」は随分前から長期休業
中の札が掲げられたままで、聞けば設備の老朽化
のため近々取り壊して新しい施設に建て替える予
定なのだとか。


え? 鉄筋コンクリづくりでここが城崎の外湯で
一番新しそうやのになぁ。(2000年開業)


知らんけど。

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城崎駅を発車する香住行きの普通列車はたった一両


外湯の入浴料は800円なので、1500円の共通一日
券を買えば2軒目で元が取れる計算。

何軒入れるかは解らないけど、最初に立ち寄った
ところで一日券を買うことにしよう。

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情緒ある城崎の温泉街

ナイショの彼女なんかと来るんだったらこのくらいの
曇りの日の方がそれっぽいムード出るんじゃね? 
知らんけどw

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スナック「なな」 いいねぇ。老後に行ってみたい


ワタシの目論見ではまず「一の湯」で身体を温め
たあと城崎の地ビールでも飲んで。


そのあと「御所の湯」でもういちどたっぷり汗を
かいて。


出来ればもう一軒くらいどこかのお湯に浸かって
アルコールが抜けきるまで(インターバル約六時
間)ゆっくり過ごして帰ろう、という計画。

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ハラ、何とかせなあかんな・・・。(笑)

まずはたくらみ通り一の湯を訪問し、自然の岩窟
を生かした洞窟露天風呂にゆっくり浸かる。


さすがにこの時期、この曜日、この天気のせいか
休日ともなると老若男女・洋邦中韓でワラワラに
なる街の中も非常に空いていて、とてもよろしい。


ホウニチガイコツジン様の割合は40%くらいな感
じだろうか。(パっと見では判別がムズい大陸・
半島人はノーカウントで。)


ここでおよそ30分ほど茹って、ちょうど真正面
にあった店で地ビールを所望。

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店の前のベンチに座ってアメリカン・スタイルで
瓶からいただく。


ごっくん。💦
あ~うめぇ!!


最近、観光地へ行って地ビールがあると必ず飲ん
でみることにしてるヲイタソタソ。


そういえばそのクセをつけてくれたのがここ城崎
のビールだったわ。

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それはそうと、後ろの建物 wifi がいい感じで
飛んでそうやな。

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Wifi ビンビンですわ!


さて、機嫌よくアルコールが入ったところで次の
湯を目指そう!・というわけで二湯めの「御所の
湯」に到着。

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御所の湯。いい風情


夫、イケねぇ・・ モトイ  おっといけねえ!!


いかつい一眼レフカメラをぶら下げたまま入場し
たら今日び犯罪者扱いされちまうぜベイベェ。


ってんで慌ててバッグに仕舞って。


さっき脱いで また履いたばかりのパンツをまた
脱いで。


久しぶりやな、こんなに頻繁にパンツ脱ぐのって
・などとニヤつきながら城崎の湯では一番お上品
な御所の湯の庭園風呂に浸かる。


ちょっと熱めの湯が気持よく、段々畑状に三段に
なっている岩風呂を全制覇したところでスリーア
ウト・チェンジにしてしばし御影石(?)のベン
チに座ってフルチン外気浴。


あ~気持ちA!


ここではおよそ一時間出たり入ったりを繰り返し
てたっぷり汗をかき、体重計に乗ってみたら入浴
前より0.4kgほど軽くなっていた。


ん? なんかちょっとウンコしたくなってきたぞ。
すぐにトイレに行って出すものを出したあと、ふ
と( いま、何グラム出たんやろ? )という疑
問が湧いてきたのでもういちど体重計に乗ったら
さらに0.2kg体重が減っていた。


そうか、ミノル君の体重は約200グラムなんやな。
(笑)


しょーもない人体実験はほどほどにして三たびパ
ンツを履いて。


座敷で少し休ませていただいたあと城崎の街中を
二往復くらい散歩したらまた汗だくになっちまっ
た。


” ワィは何しに 温泉に?? ”


とも思ったが、そろそろいい時間になってしまっ
たので三軒目は諦めて帰途に就くことにした。


カニ寿司や但馬牛まんじゅうなど、ツレへの献上
品も忘れず買い求めて。


帰宅後にこれ(但馬牛肉まん)をチンして食べた
ら、これクソうんめぇ!かった。


あぁ近くて楽しい毛の先温泉。


また気が向いたら遊びにこよう。

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2024.06.24 小さなお客さまたち


住宅街と自然界のバッファゾーンにある我が家の
庭には実にいろんな生物がワタシに何の断りもな
勝手に棲み付いている


中でも一番ビックリしたのは、春先に庭の手入れ
をしようと無造作に放置していたコンクリブロッ
クを一枚めくったらそこに巨大なウシガエルが冬
眠していたとき。

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まだ早春の冷え込む時期で、暖かくなるまで機嫌
よく眠っていたカエルにしてみればいきなり起こ
されてビックリしたのだろうが、それを発見した
ワタシもヤツがのっそり動いた時には大げさでな
“ 地面が動いた ”ように見えてめっさビビ
った。


あと、マムたんがとぐろを巻いて勝手口の三和土
に居座っていたこともあったし、玄関先に植えて
いたイチジクで実を出した、じゃなくてイチジク
が実を付けたときには数頭のサルが襲来してきた
こともあった。


そんな危険動物はさすがに勘弁してほしいが愛く
るしい昆虫や爬虫類たちの来訪はむしろ歓迎して
いるヲイタソタソ。


もうすこしすると庭の土の中から永い眠りから覚
めたセミたちが出てきて、残り少ない命を懸けて
賑やかに鳴き始めることだろう。


昨日の朝は郵便受けから新聞を取り出すとき、と
っても小さなマイクロカマキリがそこにいたので
彼(彼女?)がいなくなるまでしばらく新聞を取
り出すのを躊躇してしまった。(笑)


そんな家主の動物愛護精神などどこ吹く風、ワカ
メどんが庭先で何かを見つけてそれを一生懸命追
い掛け回している。

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万一カエルとかを食べてしまったら、彼らが持っ
ている悪い細菌に感染してしまいかねないので止
めさせようとして近づいてみたら。


ワカメどんが追っていたのはコイツ。

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ゴールド&シルバーのストライプが入ったメタリ
ックボディのカッコかわいいカナヘビ君。


この子たちは縁の下のコンクリ周辺で非常によく
見かけるいきもので、人懐っこい・とまでは言わ
ないが、人を見ても慌てて逃げ回るようなことは
なく、けっこう平気ですぐ近くまでやってくるフ
レンドリーなヤツである。


だめじゃん! ワカメどん
その子たちをイジメたらアカン!!



そして、聞き分けよく諦めてスネるワカメどん。
(笑)
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だが、そういえばかつての愛犬たちも何でかしら
んがやたらトカゲやカナヘビを追いかけてたなぁ。
中でも元来アナグマ猟犬であるダックスフントの
タマは彼らを見つけては俊敏に捕獲し、ぐったり
したトカゲを得意そうに口にくわえて家に帰って
くることがあった。


今だったら絶対そんなことはしないんだけど、当
時はイヌとの正しい付き合い方がよく解っていな
かったので、そんなタマに厳しく“ えいえい! ”
してしまうこともあった。


(ガッツある犬だったタマはその程度のお仕置き
 では全然へこたれなかったけれど。笑)


そうそう、先日は何年振りかにトノサマバッタ
を見た!

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昔は珍しくもなんともなかった虫だが、水田で大
発生すると一日で田んぼの稲を全滅させるほどの
被害をもたらすことがあるらしく、農薬などで駆
除されつくしてしまったんやろな。


ショウリョウバッタ(チキチキバッタ)なんか全
く見かけなくなったけど、今でもこの辺りで生息
しているんやろか?


そんな、愛すべき生物たちはいくらでも遊びに来
て欲しいし、居心地が良いのなら棲み付いて貰っ
ても一向にかまわないんだが....


ヤブ蚊やハエ、カメムシや超大型の蛾などはマジ
出禁にしたいわ。(笑)

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2024.06.23 縁側爺のボヤッキー


雨が降る日を除けば朝食後のひとときをコーヒー
片手に庭に面したテラス(そう呼んでいいのよう
なものかどうか解らないけど。笑)で新聞に目を
通すのがワタシのルーティーン。


最近、殺人事件のニュースが多いけどそのやり方
が妙に残忍になってやしないかねぇ...などと独り
言をいいながら世を憂うブツクサ爺。


そのテラスなんだが、夏場の午前中はちょうどお
日さまがワタシの座るチェアを直火で照らす(テ
ラスだけに!)ので、何か日除けが必要だな・・
と思い、先週こんなものを設置してみた。


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なかなか良い感じにはなったんだけど、組み立て
る際、梱包に添付されてた組み立て説明書があま
りにもいい加減すぎて、パーツ番号があってなか
ったり加工が必要なパーツにもその旨の説明が全
くなかったりして全く役に立たず...。


結局は“ 自分を信じて ”組み立てることにし
た訳だが。(笑)


何度もやり直し、組み立て直しを繰り返しながら
やっと正しく(たぶん・・)組み立てが完了した
のはもう日が暮れて暗くなりかけた頃だった。


作業に熱中するあまりムシ対策も億劫になってし
まい、ヤブ蚊に刺されまくるわ、細かいパーツを
地面に落として暗い庭を探し回らなアカンわで。
おっさんマヂまいった。


あんまりムカついたので説明書の件については
尼損のレビューに書き込んでやったわ!

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あ、ところでこの尼損のレビューなんだが・・・


この件についての尼損の対応についてもちょっと
ばかり文句がある。


商品そのものや販売店に対する不満や要望につい
ての書き込みはスルーするくせに尼損じたいに対
する苦情めいた事を書くと必ず却下してくれるの
よな、このブラック会社。

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ま、そんなもんかな・とは思うし、そんなしょー
もないことでいちいちキレる高齢者のようにワタ
シはアフォではない。(・と思ってるだけかな。)


でも、それってちょっと卑怯だよね....。


そして。


アマフレ配達員の質って、もう少し何とか
なりませんかねぇ尼損さん


別の商品なんだけど、入らない大きさでもないの
にわざわざ宅配ボックスの後ろに置きっぱにして
いく、ってのはどうよ!?

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これだけはどうしても言いたかったのでカスタマ
ーサービスに報告入れたんだけど、相手はAIの
チャットロボやったし。


何か少しでも改善されることも期待できないだろ
うな。


やれやれ。

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2024.06.22 超高額ボッタクリトイレ


先日、悪友のベン(弁護士w)と一緒に昼食を
いただいた谷町九丁目のカレー屋のカレーがど
うしてもまた食いたくなり、ベンには内緒の隠
密行動で谷九界隈に出没したヲイタソタソ。


ところが、現地到着寸前に膀胱が爆発しそうに
なってしまい、あわてて最寄りのブンブンでト
イレを借りてなんとか事なきを得たのは良かっ
たのだが。

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あろうことか、そのたった数分の間にウンコバ
エのごとくワタシのクルマにたかってる駐車監
視員さんが二名...


「 すんませ~ん すぐ退けます!! 」

と叫びながら、手に持ったホットコーヒーがド
バドバとこぼれるのも構わず走り寄って行った

「 うぉっ! ビックリしたぁ~!!! 」

・ってアンタ...

ビックリしたんはこっちやがな。(笑)



いや、しかし危ないところだった。


もう少しで人生二度目の超高額ボッタクリトイ
になってしまうところだったぜハニィ。


それにこんなことで15年間防衛中のゴールデン
免許を失ってしまったら、悔やんでも悔やみきれ
ないお悔みモンだ。(笑)


そんなこんなで冷や汗デブ汗を拭いつつ、生玉
界隈のやたらと高いコインパーキングにクルマ
を停めてカレーなぅ。


IMG_0298.jpeg


お腹いっぱいになって高齢者らしくカレー臭を
漂わせながら店を出て、ラブホ街の中を通って
谷町筋に出ようとしていたら。


2024062201.jpg
現地だがこれはちょっと古いイメージ写真。


一旦停止の交差点でなぜかワタシのほうを視線
でロックオンし、満面の笑顔で手を振っている
「 いかにも・・ 」な感じの女性がいて。


ぜったいワタシを誰かと勘違いしていたのだろ
うが、そのまま停まっていたら助手席に乗り込
んできそうな勢いで接近してきたので、一時停
止もそこそこに慌てて車を発進させたところ、
バックミラーにおもっくそのアッカンベーをし
ている彼女の姿が映っていた。(笑)


なんか、おかしな人多すぎていろいろオモロイ
なぁ、ミナミは。(笑)


IMG_0616a.jpg
IMG_0616b.jpg




でも、やっぱりミナミヘ来ると何かしらん良く
ないことが起こりそうになったり、実際起きた
りするのがワタシのジンクスで。


当分このあたりに来るのはやめとこ、と思った
ヲイタソなのでありました

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2024.06.21 夏至入り


今日、ついに近畿地方が梅雨入りしたとみられる
・という若干曖昧さの残る発表がなされた。


昔みたいにハッキリとした「 梅雨入り宣言 」
っていう形の発表ではなくなったようだが、どの
みち境界線がはっきり見えるわけではなし。


事実上の梅雨入り、と見ていいのだろう。


ついでに今日は「 夏至 」


こちらの方はハッキリ今日と決まっている。


そんな二つの年間イヴェントが同時にやっ
てきた本日、6月21日。


梅雨が明ければ本格的な夏到来!、であると同時
に明日からクリスマス前まで毎日少しずつ日が
短くなっていくわけで、早くも冬への準備は確実
に進んでいる、というわけだ。


そう思うと何だか諸行無常っぽいけど。(笑)


そして、緑豊かなここ・丹波篠山ではあらゆると
ころでアジサイのボリューミィな花や、アオイの
派手な花が咲き乱れていて、散歩中の諸老人の目
を和ませてくれる。

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それこそ若い頃は街角で花など見かけたところで
特に何の感心も持たなかったものだがね。


梅雨入り初日だというのに晴れたり曇ったり、と
きどき小雨がぱらつく程度のお天気となった今日


ヲイタソ爺はウォーキングでかいた汗を流すため
また市内今田町の温浴施設「ぬくもりの里」へ行
ってきましたよ~♪


この温泉、最近はタウンニュース誌やネット記事
などで人気の温泉として取り上げられることも多
く、今日も平日の昼、3時頃という時間帯にもか
かわらずけっこうな利用客があって、サウナなど
は一時的に「 満員御礼 」状態になっていた。


もちろん、週末ともなればそれどころではない混
み具合になるので、とても行く気になれない。


そうそう、大浴場の岩風呂に入っていたらいつか
らそこに居たのか、それともいつ入ってきたのか
解らないけれど、完全に「 気配を消している 」
ご老人がまるでお湯に半分溶けてしまっているみ
たいな感じで真横に浸かっておられたのにまった
く気がづかず、勢いよく立ち上がって波しぶきを
浴びせてしまった・・。


ゴメンナサイ、お地蔵さん・いや、おじいさん
(笑)


ところで。


こういった温浴施設には一人で行くに限る。
・と思っているヲイタソタソ


自分のペースで好きなだけサウナに入ったり、外
気浴しながらウトウトしたり、何度も風呂に浸か
ったりできるからね。


もちろんツレと一緒に行くこともあるんだが、ヤ
ツはあんまりサウナが好きじゃないのでどうして
も上がり時間に差が出てしまい、互いに気を使っ
ちゃうし。

今日はそんな心配もなくここで約2時間たっぷり
汗をかいて、水分補給して。

サッパリスッキリ気分よく外へ出たら前を歩く二
人連れはここでは割と珍しい若いカッポー。


デートなのか夫婦なのかは解らないが二人ともオ
サレして、可愛いね♪、と思ってみていたら・・


あららら... 彼氏クンったらよ。


歩きながらタバコの箱の皮をむいたかと思ったら
パッケージの切れ端のゴミを排水溝のグレーチン
グ蓋の中へ押し込んだりしちゃダメじゃん..

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カノジョも注意してあげなさい!(笑)


ま、ワタシはあえて何も言わんかったけどね。
こないだのこともあるし。


温泉、というのは「疲れを取る」ところではなく
「疲れを出す」ところなのだよ、といつぞや山陰
の秘湯、温泉津(ゆのつ)温泉で地元のご老人か
らご教示いただいた通り、帰宅したら疲れがドバ
っと出てきてしばし熟睡にモード突入してしまっ
たヲイタソタソ。


今夜は久しぶりにビールでも飲んだろかい!

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って訳でビールのおつまみに買った新型柿の種。
なんと「素焼き」なのだがこれが妙ウマ!!
だった。

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2024.06.20 6月の歌


大阪市内へ向かうクルマの中であいぽんのプレイ
リスト「 2020年代 J-Hits」を流しなが
らドライブしていたヲイタソタソ。


シャッフルプレイのプログラムが偶然“あいみょ
ん”の曲を二曲続けて選んだとき、ワタシの中で
なにかモヤモヤとしたものが発動してしまい、
次の瞬間指が勝手にボリュームをゼロにした。

2024062001.jpg
別にあいみょんが悪い訳ではない。


(ただ、昔オキニにしていた〇〇嬢に
 ソックリな顔だなぁ... )

 ふぅ~っ...


イマドキのヒットソングも全然悪いとは思わない
のだけれど、なぜか時々聴いていてシンドくなる
ことがある。


リズムが速すぎるせいなのか、歌詞に外国語が多
すぎるからだろうか。


こういう時は歌詞が耳に刺さらない洋楽か、逆に
優しく胸の中に沁みこんでくる古(いにしえ)
J-Popがいいなぁ、なんて思い、ついに15,000
タイトルを超えてしまった我がitunesの膨大なリ
ストの中からワタシが選んだのは。


雨っぽい季節になるとなぜか必ずヘビロテ期がや
ってくる“ 尾崎亜美 ”の古いアルバム作品なので
あった。


たぶん、なんだけどその理由は話せば長くなる...。


*******


18歳になってすぐ免許を取り、自分のクルマを持
ってから最初の夏を目前に控えたあの年の梅雨の
はじめ頃のこと・・・。


ワタシは当時付き合っていたカノジョとの関係が
微妙な時期を迎えていて、友人三人とそのカノジョ
たちを交え、8人編成で出かける予定だったドラ
イブデートにワタシだけは単独参加することになっ
てしまった。

IMG_0714.jpeg




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あぁ、思い出したくもないその日の写真(笑)
ヤンキー友人に囲まれてしゃがみこんでるのが
軟派不良時代のワタシ。

このほかもう一組のカップルが一緒だった


ケンメリスカイライン、910ブルーバードター
ボ、セリカGTVの先行3台はとても楽しそうな
のにワタシは一人ぼっちで乗るS110型シルビア
中、この日立ち寄ったどこかのドライブインで買
った尾崎亜美のカセットテープを聞いていた。

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2024062003.jpg

さすがにカセットでは聞かなくなったけど
今でも大切に保管しています



その日はあいにくの雨で、湿気に曇るフロントガ
ラスを伝って後方へ流れ去って行く雨粒をムシャ
クシャした気分で見つめながら、彼女の初期作品
に多かったどこか気だるいヴォサノヴァ調の旋律
に包まれて岡山・倉敷までのドライヴを続けてい
た。


そうするうち、いくつかの歌が思わず添付の薄っ
ぺらいカードを開いて歌詞の内容を確認したくな
るほどその時のワタシの心にグサっと刺さった。

” おそらく片思い ” の恋人に気のあるような
素振りを見せられて心が揺れ動き、やがて相手に
はちゃんとした恋人がいた事を知って自分が身を
引くことで彼には幸せになってほしい、と本心と
は裏腹な想いを抱きながら涙の別れを決意する女
の子・・・


というような、今思えば”あざとい女 ”的な主人
公をモチーフにした曲が多かったが、当時フラれ
かけの腐ったアオサクだったワタシは


 彼氏のことはもう忘れて!
 
 君のような健気な女の子のことは
 ボクがきっと守ってあげるから




みたいな、イタい仮想王子様気分に浸っていた
のだった。(笑)


では、なぜこの日、数ある中から”尾崎亜美”の
カセットテープを手に取り、そして買い求めたの
かというと。

2024062004.jpg
”バストタッチテクニック”なる記事は
今でもぜひ読んでみたい!!(笑)


この頃時々買って読んでいた巻頭には著名カメラ
マンの手によるヌードグラビアがあり、若者の関
心が高いクルマやスポーツやレジャーやセックス
に関する記事が満載で詰め込まれていた青年向け
雑誌『 GORO 』に掲載されていた、

「 女性ニューミュージック界の新旗手・
  BIG4はこれでキマりダ!!」


・というようなタイトルの記事に名前が挙がって
いた 荒井由実・中島みゆき・谷山浩子・そして
尾崎亜美のうち、誰かを今で言うところの“推し”
にしようと思っっていたワタシは当時すでに有名
だった荒井由実と中島みゆきは取り敢えず外すこ
とにして。

残る二人の中から谷山浩子はちょっと「違うな」
という気がしていたので消去法的に尾崎亜美かな、
と思っていて、そのタイミングで買ったのがこの
時のテープだったのだ。


それがきっかけで尾崎亜美の大ファンになったワ
タシは関西で開催されるコンサートには足繁く通
ったし、当時から現在に至るまでアルバム作品は
ほとんど持っていてもう何十年も聞き続けること
になったのだから、偶然の成り行きっていうか、
何かのご縁・というのは面白いものだ。


そんなこんなで、今日は”あの日”と違ってとても
良いお天気ではあったが、6月の空の下で聞く
名曲 “ テンダー・レイン ” の旋律は今も心
にズブリと沁みて、深く聞き入ってしまうのであ
った。

やっぱり、’80年代の曲はワタシの宝物です。

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2024.06.19 蚊取線香


ジジィらしく玄関掃除や庭の草むしりなどをして
いるとやたらと虫に刺される今日この頃。


朝晩もあまり気温が下がらないようになって虫ど
もが勢いづいているようだ。


縞縞模様のヤブ蚊は刺されると死ぬほど痒いしハ
エは五月蠅いし。


ついでに昨年はあまり見かけなかった緑色の小さ
なカメムシが春ごろから勢力を拡大している。


こちらとしても対抗措置として様々な薬剤を使っ
て撃退を試みるのだが、パッケージに大書きして
あるキャッチフレーズほどには効果がなくてなん
だか虫に笑われている、というかムシされている
ような気がしてならない。

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ま、何だかんだで夏と言えばコレでしょ。


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ってわけで今年もやってきました「金鳥の夏」


ワタシ個人的にはこの蚊取り線香の独特な匂いが
決して嫌いではなく、むしろ日が暮れかかった夕
方ごろ、うっすらと煙を上げる蚊取り線香の先っ
ちょに光るオレンジ色を見ていると、そこはかと
なき郷愁めいたものを感じる。


あれは遠い遠い幼き日のこと。


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新潟・小千谷の母の実家で花火遊びにも疲れ果て、
蚊帳をくぐって古いトーシバ扇風機の唸る音と窓
の外から聞こえてくる小川のせせらぐ音を子守歌
に、眠れそうで眠れない・・だけどぐっすり寝た
あの夜の記憶が蚊取り線香の匂いとともに今でも
鮮明に蘇るのだ。


そういえば...

蚊取り線香の火に触れてしまったのか、蚊帳の下
の方には焦げた跡のある穴が空いてたっけなぁ...


小さな裸電球を点けたまま朝を迎えると山から飛
んできたカブトムシやクワガタムシなどがその蚊
帳の外に止まっていたこともあったっけ。


お盆の前後は父の仕事が忙しかったせいか我が家
の新潟帰省は夏休みの終わりごろになることが多
く、ちょうどその頃には小千谷の町で夏のフィナ
ーレを飾る「小千谷まつり」の花火大会があった。


異常なほど花火好きな県民性を持つ新潟人たちが
何万人も信濃川の河川敷に集まり、何百発もの花
火の音と光に酔いしれたあと、最後は必ずかの大
瀑布を模した「ナイアガラ」の演目で締めくくら
れるのが定番だった。


そしてそれはかつて小柳ルミ子のCMで有名にな
ったシーンと同じく、仕掛け花火で「金鳥」の
ロゴが浮かび上がるものだった。

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今年ももう間もなくが来る。

88歳を迎えた父はまだまだ健在で、今年の帰省は
いつにしようかな、と思案中のヲイタソなのであった。

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2024.06.18 無意味な競争はもう終わりにしませんか


三年生部員にとっては「最後の夏」となる高校
野球選手権兵庫大会の組み合わせが発表された。

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春の大会でベスト8入りしてしっかりシード権
を獲得しているTOYOは二回戦からの登場で
ベスト16まではホームグラウンド的な球場で
ある姫路ウインク球場で戦えることになる。


同じブロックには特に難敵となりそうなチーム
は見当たらないように思えたが、何せ兵庫県の
公立高校は何かの拍子に突然の確変を起こすこ
とがあるから油断はできない。


TOYOマニアのヲイタソはまた忙しくなるぞ
う、アフリカ象。


一時は全国で4100校を超えた参加チームも昨年
は3500校を切り、今後も減少傾向はずっと続い
てゆくものと思われる。


もちろんその背景には少子化により高校生の全
体数じたいが減少している、という事もあるが
野球に限らずさまざまな競技において指導者や
上級生からの厳しい指導や上下関係などいわゆ
る「体育会系体質」への拒絶反応があって運動
系の部活に入部する生徒の数が減ってきている
のではないかと思われる。


それも時代の流れだし、仕方ないのかな・と思
うが夏の甲子園大会の在り方も、将来的には甲
子園以外の(たとえばドーム球場)グラウンド
も活用するようになるかもしれないし、開催時
期や試合時間なども大きく変わってゆくのだろ
う。


さて。


いろんな場面で国勢低下の元凶扱いされている
「少子化」問題だけれど。


それって果たして本当に悪いことばかりなのか
なぁ、と時々そう思う。


ワタシに言わせりゃ受験のための勉強だとか馬
鹿げた出世争いだとかの本質的には何の意味も
ない競争ゴッコに明け暮れただけじゃん、と言
いたい団塊爺たちは
 
「 受験や就職、社会人になってからは出世
  競争などの厳しい競争を経験せず育った
  若者たちは果たして競争社会で生きてい
  けるのか!? 」

などというが、ちょっと待て。


競争である以上は勝者敗者は必ず生じるので
あってざっくり言ってしまえばその数は必ずイ
ーブンである。


みんながみんな勝者側に立てればよいが、そう
いう事には絶対ならない。


では、残りの半分の人は『敗者』なのか???
そうじゃないやろ。


最下位チームがあるから優勝チームもあるわけ
だが昨年のドラゴンズの選手があらゆる点でタ
イガースの選手に個々で劣っていた訳じゃない。
勝てないチームにも優れた選手は多く在籍する
ように、何かの競争に敗れたとしても潜在的に
優れた能力を持っている人材はいくらでもいる。


最近は一度何かに失敗した人が何度でもチャレ
ンジできるような制度がいろいろと出来ている
が(まだまだ不十分だが。)案外そのあたりが
ニッポン復活のキモなんじゃないだろうか。


それに、高校や大学の受験者数が減り、以前は
難関校と呼ばれた学校でもより多くの人が入学
可能となって良質な教育を受ける機会がふえた
ってことはイイことだろう。


そして....。


こういう事を言うと差別発言と捉えられてしま
うかも知れないが、最上位に位置するひとつま
みの超優秀な人の数と、最下層のどうにもなら
ないカス一握りの人数って...きっと総人口の多
寡に関わらず人数的にはだいたい同じで、絶対
数は昔からあまり変わらないのでは、と思う。


もちろん戦中戦後の混乱期を除けば、だが。


おそらく日本に人口一億人は多すぎたのである。


なのにその間違ったサイズに合わせて無理に社
会を運営しようとするからいろいろ辻褄が合わ
なくなって行き詰っているのが今のニッポン社
会なのではないか、とクソヲイタソは生意気に
もそう考えている。


育てられもしないのに子供なんか作らなくても
いいと思うし、長生きしたくない人は早く死な
せてやればいいんじゃないの??


そうすりゃいずれ、自然に国力がサイズ感と一
致する快適な社会ができると思うよ。


c7024971f3b51f64db2b8deb5adddd28_400.jpg
  
仰る意味は解ります。解りますが・・・・

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2024.06.17 サガシモノハナンデスカ


めっきりと蒸し暑さが増してきた今日このごろ。


まだ正式に梅雨入りもしていないのに、もしかし
てこのまま真夏に突入!なのだろうか。


クルマを運転していても何だかいろんなものが眩
しくて仕方ないので

(グラサン、グラタン・・・)

・とダッシュボードの周辺を探してみたのだがど
ういうわけかあるべき場所にメガネの上からかけ
るタイプのサングラスが見当たらない。


え~と、最後に使ったのはいつやったかな??


・と思い返してみれば、確か春季大会の準決勝で
TOYOがシャ高に負けた試合を見に行った時じゃ
なかったかな...。


で、試合が終わってカメラリュックの中へ仕舞い
こんだところまでは間違いなく覚えている。


だが、家に帰ってカメラリュックの中身を広げて
みても、自分がしまい込んでしまいそうな引き出
しや棚の中を物色しても、どこにも見当たらない。


どこかへ忘れてきた、っていうことは無いと思う
ので、そのうちどこかから出てくるだろう、と潔
く諦めることにしてクルマの中には度と色の入っ
たメガネを置いておくことにした。


ただ...


このメガネかけるとちょっと人相が悪くなるのよ
な。(笑)


仲良しのハルに言わせりゃ「 反社みたい! 」
だそうで。


あははは..こんな弱そうな反社なんかおるかよ。

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くれぐれも言っておくが帽子の中からハゲ光が
漏れているわけではないからな!!


・と思ったが、写真で見たらなるほど少しオガラ
がよろしくない人に見えるような気もする。


でも、まぁ仕方ない。



そんな悪人顔のまま今日は小遣い稼ぎのため大阪
市内に行ってきたヲイタソタソ。


西中島南方の駅で改札を出る時、反対側から歩い
てきたアジア系外国人男性が着ていたTシャツを
見て、思わず吹き出してしまった!


彼が着ているTシャツにはとげとげしいフォント
の赤い文字で

“ Burning Death!! (焼死)”

と書いてあり、悪魔が真っ赤に焼かれている(?)
イラストが描かれていたのだが、バーニング・
デスという文言の可笑しさと、イラストの大仰さ
がツボってしまって、しばらく一人でププププププ
・と笑いが止まらなくなってしまった。


自分もヘンなTシャツは何枚か持っているけど
さすがにこんなのは ↓ ↓

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冬場のインナーか、家の中でしか着る勇気がない
(笑)


あ~それにしても笑かしてもらったなぁ~


と思いながら写真を撮ったTシャツたちをチェス
トの中へ仕舞いなおそうと思ったら。


は? なんでこんなところにグラサンが・・・。
(笑)


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2024.06.16 21世紀のJ.BOY


散々だった交流戦も残すところ雨で中止になった
新庄ハム戦の仕切り直しとなる一試合を残すのみ
となったタイガース。


キャンプ・オープン戦の頃から危惧していたワタ
シの予言(?)どおり打線の低空飛行は相変わら
ず一向に上昇気流に乗る気配を見せないし(むし
ろ悪化してる??)よくこの戦い方で未だに2位
とか3位にいるよなぁ、って思ってしまう。


ま、そのあたりは自称”阪神の闇監督”を標榜す
るファンおよび取り巻き諸氏の議論にお任せする
として。


普段戦うことのないパ・リーグ球団との対戦、特
に相手のホームゲームでは見慣れぬ球場の様子に
非常に興味を惹かれてしまうヲイタソタソ。


今年は試合が無かったがエスコンフィールド北海
とか、楽天モバイルパーク宮城とか、もし機会
があればぜひ一度行ってみたいなぁ、と思ってる。


そういえば、現。パリーグの本拠地球場ってオリ
ックスの本拠地ではありつつタイガースにもおな
じみの京セラドームを除けばどこにも行ったこと
がない。


福岡パイパイドーム、千葉マリソスタヂアム、
ベルーナドーム、コンドーム。


思えばぜんぶ処女的未経験である。


今は亡き川崎球場、広島市民球場、ドラゴンズ本
拠地時代のナゴヤ球場には行ったことがあるが、
通い慣れた甲子園や大阪球場以外のスタジアムで
見る野球はまったく別物にさえ思えてとっても楽
しかった記憶がある。


東京ドームには行かなくてもいいかな、と思うの
だが実はワタシ、一度だけ入ったことがある。


ただし、観戦したのはプロレスだったんだがね(笑)


話は変わるが、タイガース戦を見ていて(んん?
って思ったことがあって。

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オッカーダ監督からスペードのエース、とまで称
賛されている左腕中継ぎエース・キリシキ君の登
場曲が浜田省吾の“ J.BOY ”なのだよな。

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キリシキくん、ってカタカナで書くとなんだかロ
シアのほうの食べ物みたいだが、そんなピロシキ
君は1999年6月の生まれだから、当然この曲がリ
アルにヒットしていた時代(1986年頃)など当然
知らないわけで。

2024061601.jpg


当時この曲を愛聴していたのは彼のお父さん世代
の人(ワタシなんかド真ん中だし。)だと思うが
もしかしたらお父さんが浜省フリークだったのか
な?


(調べてみたら、まさにその通りだった。)



あの噂がマスゴミの捏造でないならば、最近若い
人たちの間で昭和のJ-Popが普通に「良いから」と
よく聞かれているというのだが。


それが本当ならなんかちょっと嬉しいなぁ

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2024.06.15 ブランニュー・がっかり


ワタシが平成の初めごろから愛用していたテプラ
の初期型機 “ TR55R ” は今まで(今で
も)全く問題なく稼働していたのだが...。

2024061501.jpg

こういうタイプのやつね。
懐かしいやろ? っていうか初めて見た??





メーカーであるキングジム様の軸足がその後開発
された“PRO”シリーズに移ってしまって20世
紀の終わり頃にはこの“ TRシリーズ ”は廃盤にな
ってしまったため、近年専用テープの入手はリユ
ースマーケットからの調達に頼らざるを得なくな
り、非常に入手が困難になってしまった。


そのため、今もけなげに動いている愛機”TR-
55R”にもついに戦力外通告を行い、これに代
わる新機種として同社の“ SR-R2500P ”
を導入したわけだが・・・


IMG_0701.jpeg



これがどうもよろしくない。


レギュラーサイズの12mm幅テープなどはTRシ
リーズが現役だった頃より安く買えるし種類も豊
富。


もちろん印字性能の向上には目を見張るものがあ
るのだけれど、どうやらワタシは機種の選定を間
違えてしまったようである。


会社勤めの頃にも備品のテプラをよく使ったが、
ほぼデスクの上でしか使わなかったし、と思って
キーボードレスタイプ(PCやスマホで文字を入
力し、ネット接続で印字させる仕組み。)のを選
んだのが悪かった。


しかも、老害爺ならではの思い込みで


(スマホ接続が可能なんだったら当然PC接続も
 オッケィなんでしょ ♪ )

と思ったら、この子スマホ専用機だったのね・・。

2024061502.jpg
いや、おもっくそ「スマホ専用」って
書いてあるし!!(笑)

しかも、メーカーのサイトからダウンロードして
使う専用アプリが使いにくいのなんのって!!


何でこんなの作った? 
で、開発段階で誰がOK、にした!?


ってくらい使い勝手が悪くて、イメージ通りの印
字ができるようになるまで何メートル分ものテー
プを無題にしてしまった。


IMG_0702b.jpg

問題のアプリ画面。
ごらんのとおり、どこを押せば印刷できるのか
わかりづらいし編集もすごくしにくい


その甲斐あって今では一通り使えるようにはなっ
たものの、あのスマホアプリを使うのが億劫すぎ
て同機はその後ほとんど稼働していない。


あ~、しくじっちまったなぁ。


同じようなことは少し前に新調したEPSON製の複
合機プリンター(EP-982A3)でも感じていて、せ
っかく早く、美しく、静かになったのは嬉しいん
だが、スキャナーを動かすのに使うソフトが明ら
かに前モデルの物より退化していて糞過ぎるのだ。


以前使っていたEP-807用のソフトでは可能だった
細かなスキャン設定が出来ない、またはとっても
ヤリにくくなってしまって本当に困っている。


こんなふうに、せっかく新しいものに買い替えて
さぞ性能も向上しているのだろう、と期待させて
おきながら実はガッツリとスペックダウンしてい
たり、インターフェースが改悪されてしまったも
のに遭遇するケースが近頃やたら多いような気が
する。


キモではない部分はコストダウンしちゃってもい
いだろう・ってことなんだろうけど、そのやり方
はまるでJRと一緒じゃん!(笑)


あぁ、それにしても。


このテプラはやはり使いにくすぎるし、ヤフオク
で売って違うのを買い直そうかなぁ...。



2024061503.jpg

蛇足ですが、これ(原始的テープライター)って
今でも新品売ってるんやな

クルマのオイル交換をすると次回交換目安のシール
をくれる時くらいしか見かけなかったけど。

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2024.06.14 ヲイチャンアロー


南紀方面に「オーシャンアロー」という特急が
走っているのをご存じか。


阪和線の和歌山方面はもちろん、JR京都線沿線
や環状線の海側に住んでおられる方なら目にした
事があるのではないかと思うが。


IMG_0488.jpeg

こういう色と形の電車。


元々は阪和線、紀勢本線に国鉄時代から走ってい
た旧い特急車両を置き換えるために登場した高性
能電車で、従来車両では評判の悪かった『振り子
装置』(急カーブ区間でも車体を強制傾斜させる
ことにより遠心力を逃がしてを高速走行を可能に
する装置)も大幅に改良された、新時代の『振り
子式電車』なのであった。


順調に増備が進めば南紀方面の「くろしお」号を
全てこの新型車に置き換えるだけでなく、岡山と
山陰を結ぶ「やくも」号も同じタイプで置き換え
る予定だったと聞くが、折悪く発生した阪神淡路
大震災やバブル経済崩壊後の長引く不景気など諸
般の事情によりこの費用対効果に優れない高価な
車両の製造はファーストロット18両で打ち切り
となり、残念ながら曲線区間のエースには成長で
きなかったようである。


そんな「オーシャンアロー」号も今では「くろし
お」系統では最も古い車両となってしまい、元々
少数派であるうえその特殊な構造が仇となって運
用上、管理上効率が悪いためか近々廃車になるの
ではないか、といううわさが絶えない。


ところが、この3月に行われたダイヤ改変により
どういう訳だか新大阪発午前中の新宮行きが復活
し、日帰り可能時間帯でのロングライドが叶うこ
とになったのを幸い、以前からずっと一度乗って
みたかったオーシャンビューグリーン車からの眺
望を無くなってしまう前に楽しんでおこう!


・というわけで新宮まで行ってきました。(笑)


新大阪発 9:28の「くろしお5号」の1号車に
乗り込んだヲイタソタソ。


この車両は運転席ごしの前方展望が楽しめるグリ
ーン車で、ワタシはもちろん事前に海側の席を選
んで取っておいた。



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この車両の前半分はおひとり様席が海側、後ろ半
分は二人席が海側、という独特な配置になってい
る。


満席時に重量配分が二人席側に偏らないための対
策らしい。


6両編成の後ろ5両が普通車の指定席で、この日
はド平日のためほとんどガラ空きだった。



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新大阪を定刻に発車して淀川の鉄橋を渡ればすぐ
に本線から元・梅田貨物線のうめきた新線に入り
地下に潜って大阪地下駅に到着。


環状線福島駅の横あたりから再び高度をあげて高
架線に上がり、大阪ドームや通天閣を望みつつや
がて天王寺。


ここから阪和線に入り、和歌山まではフルスピー
ドで快走する。

IMG_0500.jpeg
ここで早めの昼食 ♪
何でか知らんけど鹿児島の駅弁w



途中、日根野で何人かの降車があったのは意外だ
ったが、関西空港方面へ向かう人なのだろうか。


府県境の峠を過ぎ、紀の川を渡って和歌山を出れ
ば、この先は昭和52年(1977年)、ヲイタソ
15歳の春以来の乗車区間となる紀勢本線。


そう、あの年・・・。


中学の卒業記念旅行で千葉市在住で二つ年上の幼
馴染み、シュージ君と落ち合って信州方面を旅し
たあとの帰り道、なぜか東京発・紀伊勝浦行きの
寝台特急(ブルー・トレイン)「紀伊」号に乗っ
て東京駅を発ったヲイタソ少年。

2024061401.jpg
寝台車に乗った15歳のヲイタソ
なんかヒネた顔しとるのぅww


翌朝、新宮駅で号を降り、天王寺行きの
ディーゼル特急「くろしお」号に乗り換えたのは
覚えているのだが、その後天王寺からどのように
相生まで帰ったのかは全く覚えていない。


その時以来、47年ぶりの紀勢本線再訪である。

 
当時の記録が古いスタンプ帳に記してあったので
引っ張り出して読んでみたら、15歳の自分に再
会したみたいでなんだか妙な気持ちになった(笑)

IMG_0697.jpeg

IMG_0698.jpeg

15歳のワタシがしたためた旅日記が
微笑ましいようなウザいようなww




さてさて。

海南を出ると右手に雄大な太平洋の眺めが何度も
現れ、その素晴らしい景色に目を奪われる。

IMG_0509.jpeg

IMG_0524.jpeg




2024061403.jpg
これは47年前に車窓から撮った写真
多分同じとこらへんだろう。



これ以上ないほどの天気にも恵まれ、ただの思い
付きでこの列車での旅を選んだ自分を褒めてやり
たい気分だ。

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グリーン車にご満悦な初老



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謎の不気味オブジェ付き陸橋を発見!

白浜と紀伊勝浦でほとんどの客が降り、お昼もか
なり過ぎた13:53、定刻に終点・新宮に到着。


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終点・新宮に到着したオーシャンアロー号と
ヲイチャンショロー人



駅舎の姿は47年前とあまり変わっていないよう
に思えたが、確か駅舎の真正面に大きなソテツの
木が茂っていた記憶があるのだが、その姿は消え
ていた。


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昭和52年の新宮駅

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上の写真とほぼ同じ場所で撮った
現在の新宮駅


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そういえば、日本一の長距離を走る
路線バス(新宮←→大和八木)も
ここから出てるんだっけ



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新宮駅に停泊中のオーシャンアロー号を
駅東側踏切より



帰りは今乗ってきた「オーシャンアロー」の折り
返し列車だが、発車までは一時間少しの時間があ
るので、案内板によれば駅から徒歩15分、とあ
る「熊野速玉大社」を訪問することにした。


新宮はどこにでもある「最近の地方の小都市」の
風情で、程よく寂れ(?)た感じの町だった。


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左側の路地から飛び出してきたネコちゃんが
いきなり目の前でゴロン。何と愛くるしいこと!!


駅前の通りを山の方へ少し上る感じに歩き、この
地方でよく見かける大型スーパーの横を通って
城跡の石垣の見える交差点まで歩いたところで
約10分。

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左手に神社の赤い鳥居が見えたのであれが「速
玉大社」に違いない!!

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初夏の強い陽射しに照らされ、ダラダラとデブ
汗を流しながら速足で歩き、ちょうど15分か
かって全国の「熊野神社」の総本宮とされる
「熊野速玉大社」に到着。

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IMG_0569.jpeg

時間があればもっとゆっくり見て回りたい立派な
神社で、宝物殿なども見学したかったが残念なが
ら帰りの列車に乗り遅れると大変なことになって
しまうのでまたの機会を楽しみにすることにして
お守りとお札をいただいて神社を後にする。

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駅へ向かう近道があることを知り、着たときとは
違う道を歩いて約10分で新宮駅に戻ってきた。


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海沿いの町らしく、魚屋の軒先には大きなカツオ
が一匹ドーンと並べてあり、お値段何と880円!


車で来ていれば迷わず買っただろうがさすがに
カツオをぶら下げて電車に乗り、ワカメのもとへ
は帰れないw


せっかくだから何か名産品でも・・と思ったが
それも時間がなく、駅構内には特にめぼしいも
のも見当たらなかったので駅前のローソンで地
酒のミニボトル三本セットと遅い昼食代わりの
オニギリを買って再びオーシャンアロー号に乗
り込む。

IMG_0585.jpeg
反対側先頭車はこんな平面顔

帰りはさすがにグリーン車を奮発する元気が無く
普通車の指定席を利用した。


誰も前後・隣の席に乗ってこなかったのを幸いに
大阪駅までほぼ熟睡zzz


ちょっと首が痛くなっちまったぜ。(笑)


大阪からはおなじみの丹波路快速で帰途につき、
本日のプチトリップは終了。


いやいやそれにしても最近乗った列車の中では
いちばん楽しかったんではないかな。


機会があれば、今度はもう少し現地で時間が取れ
るようなスケジュールでもう一度乗ってみたいぜ
「オーシャンアロー」号。


それまで廃止しないでね、ゼーアール西ニッポン
さん。

テーマ : お出かけ日記
ジャンル : 日記

2024.06.13 Phenix



まだ梅雨入り前だというのに昼間の気温がついに
30℃を超え、ほとんど真夏な感じになってきた。
こう暑いと・・・


外を出歩きたくなりますねぇ~、


などというのはド変態ヲイタソタソくらいだろう。
(笑)


だが、さすがに真昼時に歩き回るのはヤバいので
夕刻近くになってからにしよう。


そんなわけで、愛用の一眼レフカメラCanonEOS6D
に今日は28-200mmの古いお便利ズームをつけて
夕方のお散歩に出てみましたよ、っと。

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相変わらず胃が痛い、っていうかお腹が時々ゴロ
つくので、念のためパンツに貼るタイプのお漏ら
しプレイ用グッヅを施して...(笑)


いやいや、きちゃない話で申し訳ないが本当に最
近ちょっと括約筋の活躍が緩くなってきて、カオ
リちゃんを出してやろう、と思ってもミノル君
コンニチワしちゃうことが時々ある。


家にいる時やすぐに帰れるような所にいる場合な
らいいけれど外出中のお漏らしプレイはちょっと
塩梅が悪い。


いまのところ重篤な事態に至った、という事例は
起こしていないが、それとていつまでも安心とは
限らない。


何ごとも準備が大切なんでずねぇ゛~
              by 掛布雅之


さて、準備万端整えたところで歩きはじめれば
秋には農家をニヤニヤさせる黒豆畑の傍らにこ
んな可愛らしい浣腸がなっていた。

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玄関前にガレージを作る工事をする前は我が家の
前庭にもイチジクの木があって、毎年ジャンジャ
ンと実を付けたものだが、ある年サルの群れが襲
してきて高い枝から二階の窓の中に入ってくる
んじゃないか、という恐怖感に苛まれたため裏庭
に移植したら、実をつけなくなっちまった。


まぁ、どうせ鳥の餌になるだけで自分じゃ食べな
いし間違ってケツに突っ込んだりもしないんだけ
ど。


初夏ならではの強い陽射しが老体から水分を奪い
取っていくので途中二度ばかり自販機で水を買っ
て水分補給などしながらいつもの4kmコースを
歩いて行くと、アイガモ農法の田んぼで先日より
ちょっと成長したガコガコちゃんたちが元気に泳
ぎ回っていた。

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かわいいねぇ~


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これは栗の花。ちょっと助兵衛な臭いがする


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今日はホンマにええ天気

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あ、そういえば今年ってまだ一匹もニョロ君の姿
を見かけないなぁ...


と思っていたら、またしても無残な死骸が路面に
とぐろを巻いたままの姿で貼りついていた...
かわいそうに、なにも悪いことなんかしない小さ
なヘビやのにヘビだ、というだけで勝手に人から
忌み嫌われ、無用に殺されて...。


今度生まれ変わったら違う生きものになれよ。


さてさて。


少し夕方が近づいてきて気温も30℃を切った。

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ワンコたちもお散歩を待っていることだろうから
いったん帰宅して夕食の準備などちゃちゃっと済
ませ、

「今日はあたち、そーゆー気分じゃないのよね」


って顔をしているいくたんは置いてワカメどんだ
けを連れて再び家を出る。

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散歩のたびに感心するほど巨大なウンコをするワ
カメどんの後始末をしながらふと空を見上げたら
・・・


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おぉ、なんと素晴らしい

フェニックスが西の空に!!

これって、奇跡の一枚ですよね!?

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ジャンル : 日記

2024.06.12 イガイガ


2,3日前からどうも胃の調子が悪い。


何か悪いものでも食べたかな?、と考えてみるの
だが該当しそうなものが多すぎてどれがアカンか
ったのかが解らない。(笑)


ただ、最有力候補はちょっと酸っぱい味がしてた
ような気がする麦茶だろうか。


宵越しの茶は飲むな、という言い伝えがあるよう
にお茶って、意外とこわいからねぇ。




こんな時はついつい胃薬に頼ってしまがちなの
だけれど、これがまたクセものだったりする。


ワタシのような初老人にはつきものの「逆流性食
道炎」によく効く薬として知られている「パリエ
ット」という薬があるのだが、この薬は胃液の過
剰分泌に対して強力な抑制作用があり、かつ即効
性があるのでついついただの胃痛なんかのときに
も手を出してしまう。

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ところがこの薬、近年の臨床試験において長期服
用すると発がん性が疑われることが判明したらし
い。


胃薬を飲んで胃がんになる、なんて下痢してるの
にカンチョーするようなものじゃないか!!
(笑)


え? その例え よくわからん・ってか。

まぁ気にするな兄弟。


なんやかんや言って、早死にしたいとか言いなが
ら健康情報にやたら敏感になっている今日この頃
のワッタ~シ。


死ぬのは怖くないが苦しんだり痛かったり、病院
で懲役に服するのはイヤだ、と言ったらワガママ
なんやろか。(笑)


取り敢えずオオタニサンでも飲んでおくか。

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河北麻友子さんって好きやわぁ 💛

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2024.06.11 あの町の噂


今週末、NHKのドキュメンタリー番組で門田
博光さんの栄光と死を題材にした番組が放送さ
れるみたいだ。


これは是非録画して永久保存版にしておかねば!


王貞治さん、野村克也さんに次ぐ日本プロ野球史
上ナンバースリーのホームラン数を記録した大打
者でありながら引退後は指導者にもならず、メデ
ィアへの露出もほとんどなく晩年は家族とも別れ
て兵庫県最西部の山の中でひっそりと過ごしてい
たという門田さん。


最晩年は糖尿病の悪化に悩まされ、人工透析の来
院予定日に姿を見せなかったことを不審に思った
関係者が自宅を訪ねたところ、その場で孤独な死
を遂げられているのが発見されたという・・・。


南海ホークスの大ファンだったワタシにとって、
門田選手は紛れもないスーパーヒーローだったの
だけれどなぁ..。


そんな門田さんが終の棲家として選んだのが相生
市にほど近い上郡町の別荘地で、デベロッパーが
倒産してからは無管理状態に近いような場所だっ
た。


透析のため通院していたのは相生市内にある、ワ
タシも中学生時代骨折してお世話になったことの
ある病院だったようだ。


そんな相生での中学生時代、クラスメイトでもあ
り野球部のチームメイトでもあった羽田広伸君が
岡山日大高校を経てドラフト外で南海ホークスに
入団したことをスポーツ新聞の記事で知った時に
は心底驚いたものだ。


体格的にはワタシとそんなに変わらなかったが、
運動神経は抜群に良かった羽田君だったが、当時
とてもプロ野球選手になるほどの人だとは思えな
かったからである。


だけど、相生市出身の羽田君は門田さんと同じ時
期にホークスに在籍していた、という事になる。
そして門田さんはこの地で生涯を終えた。


今思えばヘンな「相生つながり」だ・・・。


ついこの間は操縦不能になりかけたヘリコプター
が相生市内の”とある”学校のグラウンドに不時
着した、なんていうニュースもあった。


緊急時ゆえ、学校に許可を取っての着陸ではなか
ったようだが、その「学校」が相生学院高校・
という通信制高校だったと聞いて少し安心した。


いつも普通にグラウンドに生徒がいるような学校
ではないからね。


さいわい校舎に接触したり、生徒や教員がケガを
したりといったこともなく乗員も無事だったそう
で、まぁよかったといえばよかった。



その一方、「相生市内の中学校でイジメを苦にし
た生徒の自殺が発生し、本人からは事前に訴えが
あったにもかかわらず学校も教育委員会も完全に
見殺し、どころか一部の教師は加担していたに等
しい行為を行っていた」というダークな事件もあ
った。

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言っちゃ悪いがこの「相生」あたりの土地柄を思
えば・・・・


いつかはこういう陰湿な事件が起きるかもな、と
ずっとそう思っていた。


なにせ中学を出たばかりの鉄ヲタ少年がですよ!
2024061104.jpg



弱冠15歳にして

「 何としてでもこの町を出ていきたい 」

なんて切実にそう思ったくらいですから。(笑)



ワタシは卒業前を除けばイジメとかを受けてい
た訳でもなんでもなかったが、周囲の子供たち
は常に陰口、悪口、噂話ばかりしていて、互い
が互いに

「 あんな子とは仲良くせん方がええよ。
  だって●●やし。」

などと罵詈雑言、差別用語飛びまくりなのには
大阪・枚方育ちのワタシには本当に衝撃的だっ
た。


親は親で

「 あの子のお父さんは韓国人の会社で働いて
  いるから家に遊びに行ってはダメやで。」


「 ナニナニ君の本当の名前は漢字三文字や
  ねんで。気ぃつけや 」


「 ダレ子ちゃんはヤクザの妾の子やさかい
  近づいたらアカンよ 」


なんていう事をごくごく普通に喋っていたし、
中学校を卒業したあと公立高校の受験に失敗な
どしてしまった日にはたちまち町中の噂になっ

「 あの子、〇高落ちて しょーことなしに
  TOYOへ行かなあかんことになったら
  しいで。かわいそうになぁ、キッヒッヒ 」

みたいなことを言われるのだった。(笑)


少し話題がずれるが、ふつう私学勢が優位なこと
が多い高校野球でも兵庫県だけは公立高校が強い
のか?、と疑問を呈されるが答えは簡単。


親が決して私立高校(イコール いまだに落ちこぼれ
or滑り止めのイメージが残っていて世間体が悪い)
へは自分の子供を行かせようとしないから。


それだけのはなし。


当時15歳のまだ何も世間のことなど知らない
ワタシの目から見ても、この町の人々の腹黒さ、
差別体質は異常に思えたほどだから、あれから
半世紀以上たった今でもそういった気質はどこ
かに残っていて、このような事件が発生したの
だろうな。


そうそう、これは正直に話さねばならないがワタ
シは中学校のクラスでイジメをしていた女子を
「逆イジメ」したことがある。


もちろんイジメに逆も正もないのであってワタシ
が悪い。

そのことで担任教師からは何発も殴られるほど怒
られたが、相手の女子の所業については一切お咎
めがなかった。


その担任が受け持つテニス部の副キャプテンだ
ったから、かもしれないが、それは憶測にすぎな
い・・なんてことはない!と今も確信している。


挙句、

“Woy君は都会の悪い遊びを知っていて
 自分では悪事に手を染めないが人を使って
 悪いことをする奴だから仲良くしてはいけ
 ない”

という、ワタシにしてみればむしろ有難い噂を
立てられたこともあったっけww



先日の第三者委員会による裁定では被害生徒が通
っていた中学校の教師や教育員会関係者、イジメ
に関わった生徒の親などに厳重な落ち度があった
と認定されたが、裁判で決着がつくのはきっと何
年も先のことになるのだろうな...


海と山の自然は豊かで風光明媚ないいところだし、
みんながみんな腹黒いというわけではないのだけ
れど。


やっぱり、あの町は今も好きになれない・ってい
うか。時々懐かしくて訪ねてみたりはするが、
絶対住みたくはないなぁ。

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ジャンル : 日記

2024.06.10 ヤンキーってなんでヤンキー?


ふと思い立って調べてみたんだが、イキりの不良
のことをなんで

「 ヤンキー 」

っていうのやろか?

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ニューヨークのあの名門球団は不良の集団なのか?


って事でもないし、言葉自体はアメリカ南北戦争
時代に北軍兵士を揶揄する言葉として使われたの
が始まりらしいが、それと日本の不良とは何の関
係があるんかな??


ってことで。


いろいろなサイトでその語源を調べてみたのだが
ハッキリしたルーツは解っていないようである。


ただ、ワタシたちが中学を卒業するころにはこの
言葉、すでに使っていたような気がする。


そんなヤンキー、とか暴走族(珍走団)とか、そ
ういう輩どもがワタシは昔から大嫌いでこういっ
たものを題材としたドラマやアニメ、マンガなど
も大嫌いで一切 目にしようとも思わない。


最近やたらと「日本人のマナーは素晴らしい」な
どと訪日外国人サマからのお褒めの言葉ばかりが
報じられているけれど、ワタシはそれを見るたび

(そうでもない所も多いんやけどな・・・。)

って独り言をブツクサしてしまう。(笑)


確かに昔に比べれば格段にお行儀よくはなったと
思うが、特に大阪市内の歩行者や自転車のマナー
って全然なってない。


未だに咥えタバコのまま商店街の中をチャリで疾
しているオッチャンや横断歩道ではない所を悠
然と横切るオヴァサムなど珍しくもなんともない
し、若者は若者でコンビニ前の道端に座り込んで
スマホゲームに夢中だったり、飲み食いしたゴミ
を平気で辺りにバラまいている。


そのゴミかて誰かがイヤな目をして拾らうんやで
・って言いたくなるが全く困ったもんだ。


で、今日のオハナシに戻ると。


そんなヤンキー(?)相手に今日はちょっといら
んことをしてしまった。


大阪市内某所の横断歩道で信号待ちをしていたら
そこには安全監視員(高齢男性)が立っていた。


ちょうどすぐ近くにある中学校と高校の通学時間
帯だったので、学生たちが無理な横断や信号無視
などをしないように指導していたのだろう。


その監視員さんが赤信号を完全に無視し、スマホ
片手に「ワシじゃ!」みたいに堂々と道路を横切
る30歳くらいの男に

『 赤信号ですよ!! 』

と注意すると、なんとこの男スマホで動画を取り
始め、監視員さんの鼻先までそれを近づけたかと
思うと片手でドーン!、と突き飛ばしやがった。


ヤバいやつだ、とは思ったがヲイタソさすがに黙
って見ておれず思わず


「 お前何暴力しとんねん! この人に謝れ 」


と詰め寄ってしまった。


相手は180cmくらいある大男だったが全く怖
さ、とかは感じなかった。ただ、言いようのない
怒りだけがワタシの中で煮えたぎっていた。


「 なんやねんオッサン! ヤるんか!! 」


・・・って、なんでお前なんかとヤらなあかんね
んww 


それに年端もいかんようなクソガキならともかく
まぁまぁええ歳だけは食っとるくせに暴力に訴え
ることしか知らん低能児はこれやから大嫌いや。


たまたま騒ぎを聞きつけた警官がすぐに駆け寄っ
てきて男を交番に連れて行ったからよかったよう
なものの、相手が本物の馬鹿だったらワタシだっ
てもしかしたら怪我をしていたかも知れない。


ちょっと殴られるくらいならドンと来いヤー!!

くらいなものだが、もしかしたら残りの人生を棒
に振ってしまうような大怪我をしたり、最悪タマ
を取られてしまったかもしれん。


ただのイキった兄ちゃんでそれほど強そうには見
えなかったけど、むしろこういう輩の方が何する
か解らんから怖かったりもする。


そんなわけで、後から冷や汗をかきながらちょっ
と出しゃばったことしてしもうたなぁ・・と少し
後悔してしまいそうになったのだが・・・


いや、ちょっと待て。


ワィは何も間違ったことやってへんやんな。


むしろ、こういうアホは誰もが看過ごしてしまう
とそれでええんや、って世間をナメくさるから、
誰かが注意せねばならんはず。


なのになんでワィが後悔せなあかんのよ(笑)


ただ、今こうして何ごともなく普通にこんな日記
をのんびりと書いていることにちょっとホっとし
ているのも事実ではあるが。


若くもないのに無茶したらアカンけど、やっぱり
こういうアホはほっとかれへんのよ、ワタシの性
分上・・・。

ヤンキーとか、
みんなSねばいいのに(笑)

テーマ : シニア(60歳以上)の日々
ジャンル : 日記

2024.06.09 どうしたライオンズ


どうもパ・リーグ球団のユニフォームを目の前に
すると貸してやったネコのようにおとなしくなる
タイガース...。


去年の交流戦でもそうだったが今年はそれ以上に
酷い戦いぶりで全く強いんだか弱いんだかサッパ
リわかんないんだけど、そんな阪珍キャッツを元
気づけてくれる、とてもやさしい百獣の王・ライ
オンズ様

あざ~っす! 三連勝!!


いやいや、それはいいけどどうしちゃったのかな?
ライオンズ。

2024060803.jpg


ワタシは現在パ・リーグ6球団の中で特に応援し
ているチームはないのだけれど、それは死別した
昔の彼女・的存在である南海ホークスを今も愛し
ているからである。


忘れられないんである。

今でも好きで好きで仕方ないのである。

ワタシはしつこいストーカーなのである。


笑笑


2024060802.jpg

無人スタンド (笑)
でもだいたい いつもこんな感じ・・・



そんな南海ホークス最晩年の頃といえば、まさに
西武ライオンズの全盛時代でもあり、いつも閑古
鳥が鳴いていた大阪球場を本拠地としている南海
にとって西武戦は随一の集客カードだった。




しかし、スタメン発表で当時の看板式手動スコア
ボードにライオンズのキラ星のようなスター選手
たちの名がずらりと並べられた瞬間、すでに南海
は負けていたように思う。

2024060901.jpg

ちょっと記事内容とメンツが違いますが。
お許しを


打線は石毛、辻、秋山、清原、田尾、伊藤、ステ
ィーブ、片平、立花、金森 etc...


投手に東尾、松沼兄弟、工藤、小野、渡辺久信
etc....


いま見ても本当にすごいメンバーで、タカの皮
だけ剥ぎ取って九州へ攫って行きやがった現:
ソフトバンクホークスでもここまで豪華
なメンバーは揃えることができていない。


野球のみならず、バブル前後の西武グループは
ニッポンのあらゆるシーンを牛耳っていて、ラ
イオンズはその象徴的な存在だった。

親会社の豊富な資金力を背景に有望なアマチュ
ア選手をドラフト外で掻っ攫って行ったり、
高年俸がネックになりはじめている他球団のス
ター選手を根こそぎライオンズがトレードでも
っていってしまったりするので、一部で批判を
喰らっていたフシもあるが、少なくとも西武は
某〇ャイアンズが象耳投手を略奪しようとした
時のような不正契約だけはしていなかった。

(ただし、裏工作を防止するためドラフトで指
 名されなかった選手を自由獲得することが後
 年禁止となったのは西武、G、九州ホークス
 への対策と見て間違いない。)


そんな西武グループじたい、今ではウソみたい
に凋落してしまったけれど....。


そんな昔のイメージもあって、西武ライオンズ・
といえば一筋縄ではいかない強豪チームのイメー
ジが今でもワタシたち世代には強く残っているの
だが、かつてとは真逆にライオンズが育てた有望
選手は次々に他球団やアメリカに持っていかれ、
素質に優れた若手も伸び悩み、優秀な指導者も現
れず、いろいろシンドいことになっているようだ


関西のファンが斜め横から見た偏見的印象として
は球団名に「埼玉」が入ったことにより、
かつての力強くてスマートなエリート軍団、とい
うイメージからなんとなく田舎のチームみたいな
感じになってしまったような気もする。

そもそもライオンズは西武に買収されるまでは西
鉄、太平洋クラブ、クラウンライターと球団名を
変えながらもずっと福岡を本拠地とする地方チー
ムだったんだがね。


ワタシが初めて少年雑誌の「プロ野球特集」記事
を通じて興味を持ち始め、毎朝新聞のスポーツ欄
をチェックするのが日課となり始めた頃のパ・リ
ーグといえば 阪急-近鉄-ロッテ-東映-西鉄
-南海だったもんなぁ....

などと言い出すと。


子供のころ近所のオッチャンがキャッチボールの
相手をしてながら


あぁ、ロッテゆうたら昔の大毎のことやな・とか

サンケイアトムズは少し前まで国鉄やった、とか。


そういう話を聞かされながら

「 何をわけのわからん昔の話してんねん??」

って思ったものだが、自分は既にそれ以上の古豪
(?)になってるってことやんなww


すんません・・


野球に興味のない人、若い人には何の話かわから
ん話になってしまいました。(笑)


最後に、もちょっと頑張れ!西武ライオンズゥ!!

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テーマ : プロ野球
ジャンル : スポーツ

2024.06.08 夢に見た暮らしは


働き詰めだったサラリーマン時代には

( あぁ、早く定年を迎えて毎日が休日になり
  自由気ままな日々を送りたいものだ..。)

・なんて、いつかその日が訪れることだけを楽
しみに(ってこともないが...)歯を食いしばっ
我慢してきた。


頑張った・とは敢えて言わないけどね。笑


だけど・・・。


イザその日を迎えてみればな~んだか拍子抜け、
っていうか思ったほど楽しくもないなぁ、などと
思ってしまうのだから人間なんて勝手なものだ。
笑笑・・。


ただひとつだか不思議に思うことがあって、一日
はこんなに長く感じるのに、一週間とか一か月は
と~~~っても短く感じられるのだ。



そんなわけで、ふと気が付けば令和六年も今月が
終われば半分終わり。

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今日もいいお天気!
伸び盛りの稲が朝日に輝いている



そういえば今年ってパリ~スでオリンピッコがあ
るんやったっけ。


日本中のほとんどの野球ファンはオリンピック競
技から野球とソフトボールが外されてガッカリし
ているのだろうが、ワタシは逆にホッとしている。


昔のようにアマチュアのオールジャパンが出ると
いうのなら大賛成なのだが、野球を職業としてい
る選手が給料を払っている所属チームを離れて別
チームで戦う、っていうことには未だに違和感が
ある。


そもそも国際大会、というものに対する考え方に
はそれぞれの国ごとで相当な温度差があるようだ
し、WBCやオリンピックが本当に「世界一」を
決める大会なのか、という点には疑問が残る。


っていうか、グダグダ理屈を言う前にワタシのわが
ままを正直に言う。


こういった国際大会の日程がプロ野球のレギュラー
シーズンのスケジュールより優先されるのがワタシ
的には気に入らないし、このテの大会に徴兵された
選手が満身創痍になって戻ってきてしばらく使い
物にならなかったりするのも勘弁してほしい。


もちろんこれはワタシのごくごく個人的な考えで
あって正しいとか正しくないとか、偏見だとか
爺死ね!だとかいう意見については聞く耳を持つ
つもりもない。


ついでに言えばドヂヤスのO谷選手が第ナニ打席
で云々、などということまで事細かに伝えるニュ
ースにも全く興味がない。


時代の流れに合わせて世の中の常識や考え方や様々
な価値観が大きく変わってしまったのは重々承知し
ている。


だがワタシの中で変わらないものは変わらないし、
変えたくないものは変えるつもりもない。


ま、年寄りの寝言などほっといてくれればそれで
大吉・なのである。(^^)


幸いなことにこの初老にも一日中付き合ってくれ
る娘二人・・いや、二匹がいて、この子たちはワ
タシにもいつもやさしくて。


 パパ~、今月お小遣いが足りないんだぁ

とか


 臭せぇんだよ爺ぃ!あっち行けよ

とか


 何、そのカッコ。身内だと知れたら恥ずかしい
 から近寄らないで


なんて事は一切言わない。もちろん


 最近カレシができたんだ~
 で、ついでに赤ちゃんもデキちゃった~

なんて言い出す心配も一切ない。


ただ、今まだ一歳でこんな若々しいワカメどん
でも恐らくはワタシより先に逝くのだろうな・・
哀しいけれど。

(そればかりはわからんが。)


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ワカメどんの七不思議。



IMG_0406.jpeg
散歩の道中、何万本も生えている雑草の中から
この一本だけをピンポイントで見つけて葉っぱを
齧る。そして・・・吐く(笑)




だが、これはこれで十分幸せな老後・なのかもなぁ
  

テーマ : シニア(60歳以上)の日々
ジャンル : 日記

2024.06.07 旧国鉄福知山線廃線敷ウォーク


こんな初夏の清々しい一日を家の中でヌルヌルと
ヌメりながら過ごすのはいかにも勿体ないのでま
た出歩いてきたヲイタソタソ。


昨日の京大モノクラス・・いや、東大モトクロス
ではないけれど、「近場でありながら近場である
がゆえに」足が剥けなかった「JR福知山線廃
線敷」のハイキングコースへ行ってきた。

厳密にいうと廃止時点ではJRではなく国鉄の福知
山線として役目を終えているわけだから「旧JR」
という表記は間違っているのだけれどまぁいいや。
(笑)





まづはサンダーステーション(JR三田駅のことで
す。笑)近くへクルマを停めて大阪行きの普通電
車に乗り、四駅先の「生瀬(なまぜ)」で降りる。

IMG_1070.jpeg

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生瀬駅。

ここから、昭和61年に廃線となった旧国鉄福知
山線の線路跡に整備された約5kmの道程を辿っ
て歩く、という野趣あふれるハイキングコースが
今日の主目的。


生瀬の駅は春にはホーム間近に咲き誇る桜の花び
らが風向きによっては車内に舞い込んでくる風流
さが楽しめる駅だが、この時季は特に何もない、
ちゃぁ何もない無人駅。

20240607002.jpeg


どういう訳か目の前の武庫川に向かって明るく開
けた市街地側には出口がなく、上りホームで降り
たら地下道か跨線橋を利用して下りホーム側(山
側)の改札口を通って出ねばならないつくりにな
っている。


20240607002-1.jpg

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手前が駅からの道。交差するトラックが走っている道が
国道176号線。



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駅北側のガードを潜り、国道に出てすぐ
生瀬のバス停を過ぎればトンネルが見える。

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左側の穴ぽこが歩道

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このまま出口まで専用の歩道トンネルかと思ったら。


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何のことはない、すぐに車道と合流。
(ちゃんと歩行者用の道はある)

予めプリントしておいた西宮市観光協会制作のガ
イドマップに従ってJRの線路を潜り、クルマが
ビュンビュン走っている国道176号線のトンネ
ルを歩道で抜け、絶賛工事中の中国自動車道の高
架をくぐってすぐのあたりに案内標識を発見。


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ご親切にありがとうございます。


お蔭様で迷わず来られたよ(^^)感謝感謝。

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つづれ折の坂道の先に怪しい道が・・・・


個人住宅の敷地内なんじゃないかと思うようなつ
づれ折りの下り坂を数十メートル歩いて降り立っ
た場所に立ったらヲイタソの中にまだ残っていた
古いセンサーが「何か」を感じて作動した。

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ここって昔 線路があったんじゃないの??
な予感。

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( ココって、すでに廃線跡なんじゃね? )


・と、そんな気配がしてならないが常人の目で見
ればどこからどう見てもただの農道か獣道。


いや、ぜったいここにはかつて線路があったに違
いない、と妙な確信をしてそのまましばらく上流
方向へ歩いてみればやはり正解!

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ここが「旧国鉄福知山線廃線敷」の入り口だった。


お天気はこれ以上何も望めないほどの快晴で、風
も程よく吹いている。絶好のお歩き日和だ。

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入口ゲート、ではないのだけれど「これより廃線
跡」であることを示すJR西日本の標識や地元の
有志様が制作された案内看板が立つスタート地点
を抜け、いよいよ廃線跡区間に突入!

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久々登場のEOS6D+EF24-105/4Lを手に
ニヤニヤしておる不良高齢者


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小さな橋梁の跡、ですな。


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無責任を大安売りしている昨今のJR西日本さん
もう慣れてますよww



鉄道黎明期の明治~昭和初期頃に敷設された古い
路線では建設当時はまだ長大トンネルを掘削する
技術が未熟で、山の向こうの町を目指す路線の建
設においてはこの「旧福知山線」のように川に沿
ってクネクネとカーブを繰り返しながら上流側へ
向かうルートを採用するケースがほとんどだった。


この旧線が建設されたのは19世紀最後の1899年
(明治32年)で、1986年(昭和61年)夏に新トン
ネル開通に伴って廃止となるまでの約90年間に亘
り関西都市圏と山陰方面を結ぶ重要路線としての
重責を担ってきたわけだ。


ワタシの記憶では1978年(昭和53年)の夏に学校
行事の夏季訓練で舞鶴へ行った時と、廃止直前の
1981年7月(昭和61年)に鳥取・白兎海岸へ海水
浴へ向かう際の二度、この旧線時代の福知山線を
列車で通っているはずである。


なにせ35年前のことですっかり脳内風化が進んで
おり、すでに記憶の原型はほとんどとどめていな
いが、あの真夏のクソ暑い日・・・。


大阪駅発車時点で超満員の乗客を乗せた急行「だ
いせん1号」のススに塗れたおんぼろディーゼル
カーが右に左にガスガスと揺れていたのはうっす
らと覚えている。

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右手の青葉越しには涼やかに流れる武庫川の清流
が寄り添い、川の流れる音と野鳥の声だけが山間
にこだましている。

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60km/hの速度制限標識はすでに文字が消えかかっていた


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山間部の鉄道路線でよく見る落石防止柵


あぁ、いい気持ち!


途中までワタシ以外には物好きさんの姿は見えず
「北山第一トンネル」入り口でようやくカメラを
抱えた初老の男性と出会った。

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トンネル内は全く照明がなく、線路のバラストを
多少ならしただけの足元がやたら覚束ないが、ス
マホのLEDライトのほんの僅かな光を頼りにボ
コボコと音を立てながら歩く。



誰もが言うようにトンネルの中はひんやりとした
空気に包まれていて、体感気温が10℃くらい下が
ったような気がする。


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ただ、ときどき古トンネルの天井に沁みこんだ地
下水がぽとりぽとりと落ちてきたり、その成分が
長い年月で壁面にこびりついたのであろう、不気
味な紋様がドキっとさせる。

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この「北山第一トンネル」はすぐに出口の明かり
が見えるのでさほどのスリルは感じなかったが、
後で思えばこれがちょうどいい「ウォーミング・
アップ」だったかも。

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道中はずっ~~と半分以上土に埋もれたバラスト
と枕木の道になっていて、橋梁跡には木製の床板
や新しいフェンスが設けられており、歩行者が安
全に通行できるよう配慮してある。

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保線要員の退避設備跡


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これは見張り台

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ところどころに鉄道運行標識の残骸や保線施設の
跡などもそのまま残っていて往時をしのばせてく
れるのだが、せっかくの遺跡に落書きやステッカ
ー類の貼付がみられたのは非常に残念だ。

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やっと半分か・・・・



ほぼ中間地点にあたる「北山第二トンネル」は
長さ413mもあるうえ、中で右に左にカーブして
いるので出口の明かりが全く見えず、入って少
しすると漆黒の闇の世界になる。

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先の見えないトンネルって人生も・・阪神も・・
いや、いわんとこ



むこうから懐中電灯の光が二つ近づいきて大きな
足音が響いてきた。


すれ違いざま励ましの気持ちを込めて

「こんにちは」

と声をかけたのだが老夫婦から返事は無し・・。




ま、いいけど。
よっぽど怖かったんやろ(笑)

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バイバイ~イ ぶあいそ夫婦さん




ようやく長いトンネルを抜け出し、少しだけ休憩
して水分補給し、さらに歩き続けること15~20分。


また目の前に現れた三つ目の短いトンネルを抜け
るとそこは赤く塗られた「第二武庫川橋梁」の立
派なトラス。

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このコースのハイライト、とされる場所だ。

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歩道整備前の写真


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川岸から見た全景

ここでは数人の同好者が写真を撮ったり座って休
んだりしていたのだが、すれ違った中年男性から
またしても挨拶を無視されてしまった。(笑)

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バイバァイバイ~ 無愛想オヂサン


ここではそういう「決まり」なのかもなw


かつて歩道が整備されるまでは一歩踏み違えれば
川底へ転落!というスリリングなポイントだった
という鉄橋を渡れば、四たびトンネルに突入。

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保線職員が書き込んだ何やらの記号

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緊急避難用の穴


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やれやれ、トンネルを出たぞ・と



ずっと右手に寄り添っていた武庫川の流れはさき
ほどの鉄橋を渡ったあと左側に変わった。

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「鉄ちゃん」時代にこの場所に立つことがあった
らきっと感嘆の声を上げたであろう渓谷沿いの見
事な大カーブの途中で腰を下ろし、三田駅前のコ
ンビニで買っておいたおにぎりを頬張る。

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鉄橋のあたりからずっとワタシの少し前を歩いて
いたオヴァチャムの二人連れも同じように少しだ
け離れた場所でランチを始めた模様。

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小休憩を終えて再び歩き始め、追い越しざまに

「 お先ィ~ 」

と声を掛けたらこんどは


「 ハァ~イ 頑張ってぇ~ ♪ 」

って言ってくれた(笑)

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少しだけ傾き始めた初夏の太陽が山の影に隠れて
長い影を川面に落とし始めると、ブヨが大量に出
現してきた。


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シッシ!!と手で払ってはみるが全く無駄な抵抗
で、やつらはひっきりなしに集団でワタシの周り
を飛び廻る。



このルートの終点、武田尾駅ももう近いはずだが
まだ近くに人里や電車の駅があるような気配は何
もない。

ただ、五つ目のトンネルのあたりで不意に音楽が
聞こえてきたので何かと思えば妙齢女子と高齢男
性のコンビがオカリナの練習をしていた。

ま、ここなら誰からもうるさいとか耳障りだとか
迷惑だとか‥そんなことは言われまい。


定番のクラシックや古い抒情フォークの演奏が耳
に心地よくせっかくだからBGMだと思って聞き
流す。

ブヨとやぶ蚊とオカリナの音色に囲まれて左へカ
ーブしたコースを進むと、行く手にパっと視界が
開き、廃線敷のウォーキングコースは唐突に終わ
る。

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右手の橋の手前で突然、コース終了


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反対側(武田尾側入り口)から。


この先の線路跡は立派な道路に転用され、すでに
痕跡を消している。

20240607049.jpeg
手前のコンクリ擁壁は鉄道時代からの遺跡だと
思われ。



この辺りにあったはずの旧・武田尾駅の跡は市民
駐車場になっているようだ。

20240607050.jpeg


山を貫くトンネルが一瞬途切れたところ、武庫川
をの上空高いところ所に造られた新・武田尾駅は
ホームのほとんどが三田側のトンネルの中にあり、
電車に乗るためには長い階段を上がっていかねば
ならない。

20240607053.jpeg
現在線を通過する特急列車


旧線跡をもう少しだけ道場、三田方面へ行ったと
ころには「武田尾温泉・あざれ」という旅館があ
り、日帰り入浴も可能なのだが、その「元湯」は
土日のみの営業になっているようだ。


20240607051.jpeg

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あ~・・ なんやかんやで約2時間。


電車の駅で二駅分よぅ歩いた!
疲れたけどめっさ楽しかったよ。


それに心身のリフレッシュに最高やな、
このコース。

20240607054 (2)


また来年も同じ季節に来てみようかな。

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疲れを隠せない還暦爺 乙...



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この電車に乗って帰ります

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2024.06.06 ダミアンとワンコと公園と


カレンダーに並ぶ”6・6・6”を見て思わず

『 オ~~~~メン~~!! 』

などと叫んでしまった昭和爺ヲイタソタソ。


そう、今日は令和日なのでございます。


だからどうやねん、ってこともないのだけれど、
平成6年(1994年)以来のダミアン並びなの
でちょっと興奮しちゃったのさ。(笑)


1994年、今からちょうど30年前って何して
たっけなぁ??


ヲイタソもまだ32歳の青年(?)で、まだ何者
でもない(今も何物でもない。)フツーのサラリ
ーマンだった。


前年に結婚したばかりの若妻とともに住み慣れた
ヒラコタを離れ、半ば希望転勤みたいな形でいま
も住む兵庫県丹波地方へ移ってきたのもこの年の
ことだから、もう人生のおよそ半分をこの土地で
過ごしたことになる。


まだ真新しいコンクリートとペンキの香りがして
いた綺麗なマンションでの暮らしから一転。


新年早々廃墟と見間違えそうなボロボロな団地型
社宅の一室に引っ越してきたワタシたちは都会と
は何もかも違う、寒くて暗くて不便で寂しい田舎
町での暮らしに大いに戸惑った。


まだ22歳だったツレはストレスと孤独感に苛ま
れ、塞ぎ込む日が多くなった。


やがて冬が終わり、春が訪れるとそれまでただ陰
湿な印象しかなかった周囲の風景が一気に変わり、
咲き誇る桜、美しい緑、そしてとっつきにくくは
あるけれど穏やかなこの土地の人々の支えなども
あって少しずつこの土地にも慣れてきた。


そんなときワタシたちは新しい家族として一匹の
犬を迎えることになった。

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犬なのに「たま」と名付けられたミニチュアダッ
クスフントの牡は我が家にやってきた時はTHマ
ークの帽子の中にすっぽり隠れてしまうほど小さ
かったが、元気に成長しヤンチャぶりを発揮しだ
した。

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スキさえ見つけるとこのようなワルサを・・・


家族や友人にもその明るく動じないキャラクター
が愛され、文字通りかけがえのない家族の一員と
なった「たま」。

たまと私
ワィも若いでんなぁ(笑)

16年の生涯を終え、天国へ旅立ってからもう
14年になるが、その後3頭の犬を迎え入れた
ワタシにとっていまも「たま」のことだけは特
別な思い入れがある。

IMG_9121.jpg
最晩年ごろのたま。 一日のほとんどを
寝て過ごすことが多くなった...。



さてさて。


そんな「たま」との思い出を辿りつつ、我に帰
れば足元で甘えるワンコが二頭。


「たま」が亡くなった年に近所のペットショップ
で長い間売れ残っていたのを不憫に思い衝動買い
のように我が家に迎えた「いくら」ももう15歳。


「たま」の15歳の頃よりずっと元気で、今でも
誰彼問わず愛想を振りまいている。


二年くらい前から内耳にできた腫瘍が酷くなって
そこに膿が溜まってしまうため毎朝の消毒と清拭
が欠かせなくなってしまったけれど、切除手術を
するとその負担から却って健康寿命を縮める可能
性が高い、と獣医さんからはそう言われている。


因みにこの腫瘍(ガン、やな。)は全身に転移し
ない限り、それが原因で命を落とすことは少ない
そうだ。


そんな「いくら」たん

以前は毎朝せがんできたお散歩も今は三日に一度。


チョコマカと愛らしく動き回る時間も以前に比べ
ればずいぶん短くなってしまったけれど、食欲も
旺盛でちょっとダイエットしなきゃダメだブー、
くらいコロコロになって愛嬌と悪臭を振りまいて
いる。


いっぽう、最近よく登場する元・保護犬で究極の
ビビリ犬、「ワカメ」どん。


家の中では聞き分けも良く、今までどのワンコも
必ずやった「困った悪戯」も全くしない優等生で
あるかわり、いまだに「おいで」でフリーズして
ぜんぜんこっちへ来ないし、飼い主以外には全く
近づこうとしない(人に興味はあるようなのだが
1m以内に接近すると飛んで逃げるww)


そんな我が家のワンちゃんズにとって、こんな素
晴らしい場所があるのを知っていながら知らなか
った(??・・)のだけれど、我が家からクルマ
で10分もかからない、いきつけのモータースの
すぐ近所に



という広大な園地がある。


灯台下暗し、とはよく言ったものでいっぺんくら
いヒヤカシに行っときゃ良かったものを今の今ま
で一度も足を踏み入れることのないまま今に至り、
今日になって初めてワンちゃんズを連れてやって
きてみたら・・・・。


ち・ちょ、、、 ここスバラシすぎへん??

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超広大な敷地内は入園無料な施設とは思えないほ
ど整備が行き届いていて、綺麗な芝生の広場や遊
歩道、児童遊具、屋外学習施設などが整っている。

しかも、平日はほとんど人がいない。


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大好きな水場に入って手足ドロドロ
おまえは農耕馬か!(笑)



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楽しいけど疲れたいくたん



ノーリードで解き放つのはさすがにダメだとして
も、ここならワンコたちも存分に走り回れそうだ。
実は今日、ただの思い付きで

「そろそろ梅雨やし、バルサンしとこう」

ってことになって、その間ワンコたちを疎開させ
るべくここへやってきたわけだが。


それにしても、マヂでここ めっさエエとこ!


また来ようね、いくたん、ワカメどん。

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広大過ぎてバテてます、いくたんw

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楽しくて笑いが止まらないワカメどんww

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2024.06.05 思い出のビーチク・ラブ


せっかく初夏の清々しい日にオウチでずっとAV
見てるのもなんだかモンモンしちゃうので(笑)
今日もふらちゃらお出かけヲイタソタソ。


別に何の用事がある訳でもないけど、姫路まで電
車で行って駅そばでも食ってくるか、とよく解ら
ない行動基準のもと、バジカイ(丹波路快速)に
乗り込んだ。


尼崎で鬼快速に乗り換えようと思ったらたまたま
次の鬼快速には”えぇシート”車両が連結されてい
るようなので、それに乗ってみることにした。

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べつにどぅってことはない、特急の普通車と同じ
シートの指定席なんだけどネット予約アプリで確
認すると今日のこの列車のえぇシートはガラ空き
のようなので、たぶん隣に誰も乗ってきそうにな
いのは何より有難い。


で、どうってこともなく姫路に着き、今日は着い
たホームにあるスタンドではなく新幹線乗換口に
ある、座れるタイプの駅そば屋さんを訪問。


これってどこで食べても同じはずなんだけど、気
のせいか店に、っていうか場所によって微妙に味
が違うような気がする。

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どこで食べても美味しいけど。(^^)


ただ、食券の券売機がバグっていたようで、どう
いう訳だかお金を入れてメニューボタンを押した
ら前の客が買った食券が出てくる、というナゾの
時間差攻撃。(笑)

「頼んだんと違うのが来た~」

が連発してお店の人は大混乱していたけど。


さて、これで姫路には用事が無くなったのですぐ
さま折り返しの鬼快速で帰途に就きかけたんだが。


このまんまただ普通に帰るのもなんだかなぁ~、
と持ち前の助兵衛心が勃起してきて加古川で快速
に乗り換え、須磨で下車。


めっちゃいい天気だし、夏のシーズンが来る前の
いちばんいい時期の須磨海岸をちょっくら散歩し
てみようと思った訳さ。


須磨の駅便でウンコして、海側の階段を下りれば
目の前はもう海。

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海水浴シーズンを前に「海の家」の仮設工事が盛
んに行われている横をチンタラと歩くと、前方に
「赤灯台」が見えてきた。


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今でもこの赤灯台を見ただけで汗が吹き出し、息
が上がり、煙草を吸いたくなるのはなぜかという
と。(笑)


高校時代、冬の朝練で学校の寮からこの「赤灯台」
までランニングさせられるが毎日の日課だったか
らである。

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近隣の瀧川高校や育英高校といった高校野球の強
豪校の選手たちが先頭を走る選手の号令とともに
整然と隊列を組んでランニングしているのを尻目
に、我が弱小軟式部はばらばらと赤灯台に到着す
るやいなや、靴下の中に隠した煙草を吸って呼吸
を整え(?)ると、再びダラダラと学校へ帰って
行くのだった...。(笑)


昔のように海水浴客のシートで海岸が埋め尽くさ
れ、砂が見えないくらい混み合うようなことはも
うないようだが、それにしてもずいぶんと小ジャ
レた、ウェストコーストふうになっている現代の
須磨海岸。

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ところどころに昔日そのままの場所も残っている
けれど全体的に随分雰囲気が変わったなぁ~

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これはこれでいいと思うけど。

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初夏の強い紫外線を無料の日サロとして活用して
おられるトド・・いや、干しオヂサンたちの横を
歩きつつ、シーサードカフェが並ぶエリアに到達。

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昼食が駅そば一杯では足りなくて少しお腹も空い
たので何かちょうどいいものはないかなぁ、と
メニュー看板を見つめたりもしてみたが何かピン
とくるものが無かったので、キッチンカーのピザ
屋さんで「餅と明太子のピザ」を買い、海風が心
地よいベンチに腰かけて束の間のヤヂリゾート。

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ピザはとっても美味しかったし、ちょうどいい量
だった。ごちそうさま。


最近改装オープンしたばかりの”スマスイ”改め
神戸須磨シーワールド”と海岸を隔てる高い壁
の向こうからはちょうどいまイルカのまな板シ
ョー的なものでも始まったのだろうか、大きな
歓声が聞こえてきた。

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振り向いて見上げれば観客席は高層部までぎっし
り満員の模様。

時代が変わってすっかり寂れてしまったもの多い
中、ワタシが学校の集団歩行訓練で初めて須磨海
岸にやってきた時は現在東側の駐車場になってい
るあたりでスマスイよりさらに一代前の古びた
「須磨水族館」としてひっそり営業していたのが
ウソのような盛況ぶりだ。




もう47年も昔のはなしですけどw
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↑↑ この写真が手元のスキャナの「退色復元」クリック一発で・・・

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↑↑ こうなるんだから現代のデジタル技術って
  マジすごいよね...



そういえば、須磨海浜球場・っていうのがヨット
ハーバーあたりにあったはずなんやけど、その姿
が見当たらない。もう無くなったんかな??


(後で調べてみたら阪神淡路大震災の時に瓦礫
 置き場として使われた後、取り壊された模様)


完全なアマチュア仕様のロコ球場だったけど、海
に向かって打球を打ち込む感じが気持よい野球場
だったなぁ。


まぁ、ワィは球拾いしかしたこと無かったけどw


こうして遠い記憶と現在時刻の狭間で時間が交錯
するような、そんな楽しい時間を楽しんで須磨海
浜公園、という新しい駅に辿り着いた。

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JRになってからできた駅で、ワタシは利用する
のは初めてである。


しかし、鷹取と須磨の間なんてたった2.2kmの
短い駅間やのにまさかその中間に駅ができるとは
思いもしなかった。


ただ、観光シーズンでもない平日の昼下がりでも
利用する客はそこそこあるようだ。


ホームの端に立って今歩いてきた須磨方を眺めれ
ば、右手の真新しい民家の影に見えるのは「須磨
ノ浦女子高校」の旧い校舎。

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須磨区内にはいくつかの女子高(今は多くが共学
化されている)があって、今では「須磨学園」と
名前が変わり、名門進学校かつ陸上競技の強豪校
になった「須磨女子高校」と、この「須磨ノ浦女
子高校」が紛らわしかったためか、「須磨ノ浦」
のほうは専ら経営母体の「睦(むつみ)学園」と
呼ばれていた。


須磨学園は今でこそアタマの出来の違う良家の子
女しかその門をくぐれない難関校になったが、ワ
タシが高校生の頃はなかなか問題の多い(失礼・笑)
女子高で、近隣住民の間では「スマジョロ」など
と陰口を叩かれていたのがウソみたいだ。


あ、言い遅れましたが・・・・


当時須磨ノ浦女子高に通われていた皆様。

その節は何かとお世話になりました。


お互い清くなく正しくなく美しくない、楽しくて
不純な青春時代を謳歌しましたねぇ~♪


バカを言うのはほどほどにしてやなっ。

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海浜公園駅から神戸駅まで普通電車で移動して
高速神戸駅に姿を現したヲイタソタソ。


噂によれば“これぞ阪神電車”の原型を今に伝
える「青胴車」が近々すべて引退する、という
ことなので、機会があれば全区間を各駅停車で
乗ってみたい、と以前から思っていたのだが、
ちょうどいい機会だから今日、それを実行に移
してみることにした。


しかし、10分おきに出ている阪神梅田行きの各
駅停車は3本見送ってもピカピカのアルミ製電
車ばかりで、鋼製車体にクリーム色とネイビー
ブルーのペンキを塗った古めかしい電車は全く
やってこない...


このあと折り返し梅田行きになる普通電車はま
たしても銀色の新車だったがさすがに4本目で
挫折してその電車に乗ってしまった。


なにしにここへやってきたのかわからなくなっ
てしまったが、まぁええやんw・ってことで。


運転席真後ろのいわゆる「鉄ちゃん席」にウレ
シハズカシで座って前方を注視しながら乗って
いると、途中の春日野道からワタシどころじゃ
ないデブがどしーん!・と真横に座ってきた。


なんでやねん!!
車内ガラ空きやぞ!


なんでわざわざワィの隣に座るねん、キショい
やつやなぁ..


ま、しかしもしかしたら鉄ヲタなのかもな。


だとしたら許せるか許せないかは別として解ら
ないでもない話だけど。


だがこの男、そういう訳でもなさそうで担いで
きた大きなバッグの中から何やらを出したり引
っ込めたりしながら、ずっとモゾモゾやってる。
そのたんびにこのデブの足がワタシの足と接触
するので嫌で仕方なかったが、触法行為でもな
し、咎めるわけにもゆかないし、自分からこの
席を離れるっていうのも小癪だ。


だが、幸いなことにデブはすぐに降りて行き、ワ
タシには再び平和な時間が戻った。


やれやれ・・・


駐車場でのトナラー、オシラーはしょっちゅう
だけど、電車の席でトナラーされたのは初めて
の経験だったブー。

2024060502.jpg


阪神電車の各駅停車は神戸-大阪間のたった30km
足らずを何と1時間20分もかけて走る。


この区間を特急や急行に乗り換えることをせず
乗りとおす変態などそうそう多くはない・って
いうかほぼおらんやろ、ってハナシで。(笑)


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今日もまた変態全開なヲイタソであったが、途中
聖地甲子園の駅でようやく「青胴車」とすれ違っ
たのが唯一の目撃だったので、後で調べてみたら
もう残りの現役車両は1編成だけしか残っていな
いそう。


あのまま高速神戸駅で青胴車が来るのを待ってい
たら、あと40~50分は待たねばならなかった、っ
ていう事やな...


あぁ、やめといてよかった。(笑)


縦縞のユニフォームを身に纏った黄色い軍団を満
載した下り列車と何本もすれ違い、ようやく大阪
梅田終点に到着した頃はもう17時前。


ちょうどうまい具合に16:55発の篠山口行きバジ
カイがあるので、梅田にはデン!しただけで速攻
乗換えを果たし、無事に帰宅。


歩き疲れた気もするけど、天気も良くなかなか
充実した一日でございました。

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2024.06.04 ワサビの逆襲


家中の整理整頓を目指して今日も続く孤独な旅。


今日は冷蔵庫の中を訪ねてみることにいたしまし
たとさ。


普段あんまり触ることもない戸棚や押入れと違っ
て毎日開けたり閉めたり出したり入れたりする、
まるでズボンのチャックのような場所なのでそん
なに乱雑になっているわけではないやろ、と思っ
ていたのだが、実はそうでもなかったことを知っ
たのは先日ちょっとした事件があった時のことだ
った。


冷凍室の中で冬眠していたニワトリの体の一部分
をそろそろバラバラにしなきゃな、キヒヒヒ・・


・と、たっぷりのお湯を沸騰させた鍋で釜茹での
刑に処し、それを冷ましたものを一口大にカット
してオニオンスライスと刻みネギをたっぷりかけ
食卓に出したまでは何の事件性もなかったのだが。


イタリアンドレッシングやら最近はまっている
めんたいマヨネーズやらと一緒に出したゴマダ
レが...


食べたときには特に異常は感じなかったのだけ
れど何となくボトルが黒ずんでいるので賞味期
限を確認してみたところ、どこからどう見ても
2023.7.14 って書いてある。


2023年、ってたしか令和5年ですよね・・・・

え~っと、いま何年やったっけ。
あ、たった一年前ですか、そうですか。


・って、ーですか、やないっちゅうねん!!


しかもよ。


「本品は新鮮な風味をそのままお届けできるよう
 保存料や防腐剤は一切使用しておりませんので
 開封後は二日以内にお召し上がrkdsixyz....」


とか書いてありません? コレ



結論を先に言えば幸い食中毒的なことにはならな
かったのだが、これを機会に冷蔵庫内総チェック
を実施しよう!、ということに相成った訳である。


さて、所有物件をすべて退去させて中身を空っぽ
にして。


棚板やら卵ケースやらも洗剤とスポンジでキレ~
に洗って庫内はマジックリンで磨いて。


ここまでで所要時間約60分。


さて、気温も高くなってきたことやしさっさと元
の場所に戻さなくては、ってその前に全品賞味期
限の抜き打ち(?)チェックね!


すると・・・

出るわ出るわ...(笑) いや、笑いごとではない
くらい賞味期限や消費期限を大幅に経過している
食材が発掘された。


さすがに生ものには気を付けるにしても、加工食
品とか調味料って、ついこないだ買ったばかりじ
ゃん、なんて油断していると意外と賞味期限が短
かくてタイムアウトしていたりする。


ちなみに、本日の検査において発見されたものの
中で最古の食材だったのはチューブ入りのおろし
しょうがで、賞味期限は2018年だったww


中には「 これって早いうちに使っておけばさぞ
おいしかったんやろな... 」って悔いを残して
しまうものも多々あった。


この大馬鹿者め! お前のせいじゃろが!!
と自分を戒めつつ....


廃棄処分を下された食材を一個一個名残惜しくゴ
ミ箱に放り込んでいたら、ちょっと手が滑って家
のマークのチューブ入りわさびが裸足のアシの小
指をゴンッ!と直撃した。


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9_20240611110736759.jpg

はだしでゴンじゃ~
痛いのぅ、痛いのぅ


いやいや~
昨日日記に書いた食べ物を粗末にした罰がもう来
たんとちゃうのん お~ん

2024060401.jpg


って、そんなネタをやってる場合じゃないくらい
マヂでめっさ痛かった。


たかがチューブわさびと甘く見ていたがツーンと
辛いだけじゃなくてなかなかの破壊力を見せてく
らたやんけ、ネリワサビちゃんよ!


トンだところで痛い目にも遭いつつ。


これからはちゃんと考えて食品を買いましょう、
と当たり前のことを今ごろ理解した62歳の初夏
なのであった。

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2024.06.03 そんなとこに指入れたらバッチィからやめて!


悪友の悪徳弁護士(?)がメシでも食いませんか、
と誘ってきたのでノコノコと谷町六丁目。

IMG_0291.jpeg
後ろに映っているのが弁ちゃんの愛車
ロッテリア号。儲かってるんやなww



平日の昼間でもこんなに人がいるんやなぁ、と感
心しきりな田舎者は何を隠そう、前を隠そうこの
ワタシです。(笑)


独身貴族である弁ちゃん、最近新しい変態ガール
フレンドができたらしく、どうもそのことを誰か
に話したくて仕方なくなりワタシをご指名された
模様。


そんな新しいカノジョ(?)との、とてもここに
は書けないような破廉恥プレイの数々について
延々と楽しそうに語るこの男....


法廷ではどんな顔をして立っているのか、想像す
ることもできないや。(笑)




それはいいけど・・・


周りの人に聞かれてたらちょっとヤバすぎやぞ、
その話(笑)


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大盛のカツカレーと弁ちゃんの痴話ばなしでお腹
いっぱいになり、彼と別れて地下鉄駅へ向かう途
中で無性に喉が渇いたのでブンブンに駆け込み、
お茶を一本所望。


レジ前のツリーに懐かしいおやつ、「チョコフレ
ーク」がぶら下がっていたので思わずコレも手に
とってしまった。


チョコフレーク、といえば

「 モリナガッ チョッコ フレェェェク ♪」

2024060201.jpg

が定番だと思っていたんだが、よく見ればコレ
「日清シスコ」社の製品だった。


気になったので帰ってから調べてみたところ本家
の「森永チョコフレーク」は2018年に販売終了に
なってしまったようだ。

知らんかった・・・


これ、ときどき無性に食べたくなることがあるん
だけど一袋食べきってベトベトになった指を舐め
ながら

「 う~ん... 当分 いらんな。 」

って思うのもまた定番だった。(笑)



コンビニでゲットしたPET茶とコーンフレーク
を無造作に助手席に置いたまま何度走っても緊張
する阪神高速環状線をすりぬけて池田線に入り、
出口を降りて一般道の信号で止まったときにちょ
っとツマんだれ、と思ったら。


あまりの良いお天気のせいでチョコがでろんでろ
んに溶け、巨大な塊りになってしまったオバケフ
レーク..


とてもじゃないが運転中にちょっとツマめるよう
なモノではなくなってしまった(笑)


しかも、袋の中までベットベトになっていて指を
突っ込むのも躊躇われるような状態だったので、
食べ物を粗末にしたら罰が当たることを楽しみに
しつつ、泣く泣く廃棄。


廃盤になってしまった理由はこの辺りにもあるの
かも..などと考察しつつ


ちゃんとしたやつをもう一度味わい直してみたく
なって思わず通販サイトでまた買ってしまったの
はこの男です。(笑)

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2024.06.02 そんな だいそうな!!


このところ時間だけはたっぷりとあるので、長年
上へ上へとモノが積みあがるばかりでちっとも片
付いておらず、何がどこにあるのか・っていう以
前にいったい何があるのかさえ把握できていなか
ったPC室の書棚の中身なども整理してみることに
した。


埃とカビに支配された棚の中に突っ込まれていた
のは必要な記事だけを「切り抜く」ことさえせず
その日の新聞をフルページのまま積んである高校
野球関係記事やらヴィンテイジものの旧い雑誌、
或いは小学校の卒業アルバム、かつて在籍してい
た勤務先の社内誌など、この際思い切って捨てて
しまっても良いかもしれないようなものばかり。


しかし・・・


捨てるのは簡単なことでいつでも捨てられるが、
いちどロストしてしまったものは二度とこの手に
は戻ってこない、という事は十分に考えてから行
動に移する必要がある。


いままで何度、モノの勢いだけでマルっと捨てて
しまってあとでいたく後悔したことがあっただろ
うか。


そんなわけで、ほとんど丸一日かけて内容を精査
しつつ、残すものと捨てるものを分け、残すもの
についてはいつでも取り出して活用できるように
A4サイズのプラケースに収納し、テプラで背ラ
ベルをつけて保管することにした。


IMG_0428.jpeg

あんまりきれいに整頓されているようには見えな
いかも・・ですがこれでも相当改善されたのでご
じゃいます。


途中でプラケースが足りなくなったのでダイソー
へ行き、何も考えないで10個ばかりをカゴに入れ
てレジで会計をしたら、あらま!


1,000円に消費税100円で1,100円出せば済むと思
っていたら

「 以上10点、3300円でございまぁ~す 」

って...


う、うっそ~! これっていつから値段が3倍に
大出世しよったんや!?

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ガビ~~~ン!!


主夫たる者として世の中あらゆるものが絶賛値上
げ中なのは身を以って感じてはいたが、まさかこ
んなことになっていたとは・・・


まったく、だいそうなことでございますなぁ。

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とりあえずヤサぐれとく...

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2024.06.01 さよならヴイッツ


GW真っただ中の5月3日に獣身事故を起こし
て修理中だったツレの愛車、ソリ子が長い入院
を終えてようやく帰ってきた。

2024060101.jpg

モータースの社長が申し訳なさそうに

「 えらい時間かかってしも~て
  すんまへんでした~ 」

とやたら謝るので


「 部品がなかなか入らんかったんでしょ? 」

って聞いてみたら、そういう事ではなかったらし
い。

ここ数年の間に板金屋・っていうか板金職人がめ
っきり少なくなってしまって、そうでなくても仕
事が滞りがちなところへ、何週間か前に加古川あ
たりで降った雹(ひょう)の被害で大量の板金修
理案件が発生し、キャパオーバーに陥った加古川
の修理屋が小野や三木あたりの板金屋に、その小
野や三木の業者もいっぱいいっぱいになって西脇
や加西、加東の同業者に仕事を流す、といった始
末で、とうとうその影響が丹波や篠山あたりまで
及んできているのだそうだ。


そういえば...

このモータースだって看板には「板金・修理」と
掲げてあるけれど、随分前から自前で板金修理は
出来なくなって外注しているし、丹波篠山市内に
はいまや板金ができる業者など数えるほどしかな
いらしい。


板金屋なんて以前はどんな小さな町でも普通に見
かけたものだがなぁ..。


ま、とにかくソリ子が綺麗になって帰ってきて
やれやれ・である。
(まだ初回の車検も受けていないうちに事故車
 になちまったが・・)

これでツレに乗らせている我が愛車、剃男もワタ
シの元へ戻ってくるし。


だけど、1か月もの間代車としてお借りしていた
トヨダブイッツに乗っていたせいで、パーキング
ブレーキやシフトレバーの位置がブイッツ仕様で
身体に沁みついてしまっていて、左手がサイドブ
レーキのレバーを探して空振りしてしまったり、
シフトレバーを探して宙を彷徨ったりして自分で
も可笑しくて仕方がない。


ただ、代車っていうのは所詮代車で、さすがに
コレに乗って遠くへ行こう、とか高速道路でカッ
飛んでみよう、とか、カノジョを乗せてオサレな
店に行ってみよう...とか。(←無いから!!笑)
そういう気には全くなれなかった。

IMG_0270.jpeg
2006年式(18年落ち)トヨダヴイッツ!!


ただ、たまに違う車に乗ってみる、というのは
結構楽しいことで、同じようなタイプのクルマ
でもメーカーごと随所に違いが感じられたりし
て面白かったりはする。

IMG_0271.jpeg
取り敢えず、満タンにして返納。
一か月間、お世話になったぜ。


ただ、レンタカーや代車でいろんな車に乗って
みてワタシが思ったのは。


トヨダ、ホンダ、マツダ の1.2.3ダー はワタ
シと相性が良くないみたい。

いつも途中で運転するのがヤになってしまうん
だよなぁ。


だからと言っていまさら日産もなぁ...


あぁ、いすゞさんが再び乗用車を生産して
くれないかなぁ~


いっそ いすゞのトラックにでも乗ろうかな!?

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Who's Woychan

ヲイタソ 

Author:ヲイタソ 
気づけばもうアラ還だというのに、小3男児なみのお調子者ヲイタソ。魚沼産のエセ関西人でハゲデブメガネのエロおやじですが、とりあえずオモロイおっさんの偏見に満ちたブログ

プチトリップ、野球(高校野球とタイガース)、カメラと写真、きれーなおねーさんの話題を中心にぶつくさと語ります

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