久しぶりの元興寺
2024年 10月 21日
この日は昼食会を
新しいホテルで済ませ
隣の吉城園にも
足を運んだ
電車でもそうだったが
外国人観光客が目立ち
こんなに奈良の観光人気が
高まったことにも驚いている
思えば遷都1300年のころ
夕刻になれば店々は閉まり
閑散としていた通りは
過去の幻のよう
腰を掛けていた外国人に
どちらから
と聞いてみると
フランス
と即答が
周辺に日本人は見当たらないほど
吉城園を出て
奈良公園を抜け
猿沢池を眺めながら
元興寺へ
受付では
数人の順番待ち
東門をくぐって本堂へ
堂前にはやや盛りを過ぎた萩
本堂外陣にて曼荼羅図を拝し
右回りに堂内を回る
境内を歩くと
少しのヒガンバナ
そしてキキョウも
フヨウも隅に咲いている
本堂をぐるりと巡ると
シュウメイギクの姿も
サルスベリも少し咲き残っていたが
同じ位置にあった木が見当たらず
見回っていた係員に尋ねると
親木は枯れてしまったという
宝物館にも立ち寄って
国宝の五重小塔を見上げる
建物内はどこも撮影禁止で
いつもどおりに
記憶に残すのみ
さて短時間で
そこそこ歩き回ったことになるが
帰りはもちいどのセンター街を抜け
近鉄奈良駅へ
やはり構内は日本人の姿は少数
遠い国からの人々を
目に映しての帰路となった