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7割以上が「eラーニング」をリスキリングに活用! 人材育成担当者100人調査

#おしごとニュース

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KIYOラーニングはこのほど、リスキリングに取り組んでいる企業(従業員数100名以上)に勤めており、eラーニングを活用した人材育成に携わっている人事担当者100名を対象に、eラーニングの定着に関する意識調査を実施しました。

調査サマリー

eラーニングの活用目的、「リスキリング・自己啓発」が7割以上

「Q1.eラーニングの活用目的を教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「リスキリング・自己啓発」が72.0%、「ハラスメント・コンプライアンス強化」が62.0%、「管理職研修」が56.0%という回答となりました。

約9割、eラーニングの活用目的は「達成できている」

Q1で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q2.Q1で選択した活用目的は達成できていますか。」(n=100)と聞いたところ、「かなり達成できている」が23.0%、「やや達成できている」が61.0%、合わせて84.0%という回答となりました。

「全体のスキルアップ」や「パフォーマンスの向上」の効果実感

Q2で「かなり達成できている」「やや達成できている」と回答した人に、「Q3.eラーニングの活用により、実感した効果を教えてください。(複数回答)」(n=84)と質問したところ、「社員全体のスキルアップ」が63.1%、「業務パフォーマンスの向上」が57.1%、「自立学習の促進」が56.0%という回答となりました。

約9割が、現在導入しているeラーニングに課題を「感じている」と回答

「Q4.あなたは現在導入しているeラーニングに課題を感じていますか。」(n=100)との質問では、「非常に感じている」が25.0%、「やや感じている」が60.0%という回答となりました。

課題は「進度の測定が難しい」「定着させるのが難しい」

Q4で「非常に感じている」「やや感じている」と回答した人に、「Q5.現在導入しているeラーニングに感じている課題を教えてください。(複数回答)」(n=85)と尋ねたところ、「進捗把握・理解度の測定が難しい」が57.6%、「学習の理解に個人差がでやすい」が49.4%、「利用を定着させるのが難しい」が45.9%となりました。

定着には「従業員教育の動機付け」が重要

「Q6.あなたが、eラーニングの利用を定着させるために重要だと思うことを教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「従業員教育の動機付け」が64.0%、「魅力的な研修コンテンツ」が49.0%、「アウトプット機会の増加」が46.0%という回答となりました。

「使いやすさ」や「評価を定期に実施すること」なども重視

Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q7.Q6で回答した以外に、あなたが知識を定着させるために重要だと思うことがあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=99)と聞いたところ、「評価を定期に実施すること」や「使いやすさ」など43の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
44歳:使いやすさ。
51歳:評価を定期に実施すること
64歳:モチベーション。
65歳:繰り返しのトレーニングと、テストの繰り返しが有効と考える。
37歳:対話式の研修の機会を豊富に設けること。
46歳:経営陣の理解力。
41歳:AI等オートで社員に必要な研修が配信・受講登録されるような仕組み。

別のシステムを導入する際の重視ポイント第1位「学習進捗を可視化したレポート」

「Q8.今後、別のeラーニングシステムを導入するとしたら、どのようなポイントを重視したいと思いますか。(複数回答)」(n=100)との質問では、「学習進捗を可視化したレポート」が61.0%、「様々な学習テーマが学べる豊富なコンテンツ」が47.0%、「体系的な教育プログラム構築」が47.0%という結果となりました。

「魅力的なコンテンツ」や「グローバルでの対応」などのポイントも

Q8で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、別のeラーニングシステムを導入するにあたり、重視したいポイントがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=99)と質問したところ、「魅力的なコンテンツ」や「グローバルでの対応」など40の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
42歳:魅力的なコンテンツ。
37歳:グローバルでの対応が可能か。
47歳:進捗の把握。
60歳:コンテンツの種類と品質、見える化。
48歳:コストパフォーマンス。
37歳:種類の豊富さ。
40歳:効果測定をし、高効率な育成の点に着目する

まとめ

今回の調査では、eラーニングの定着に関する課題が浮き彫りになりました。eラーニング導入によって、多くの人事担当者が、社員のスキルアップや、パフォーマンスの向上を実感するものの、利用定着の難しさについては課題を実感しています。

今後、eラーニングをより効果的に活用するためにも、使いやすい操作感や魅力的なコンテンツの充実、アウトプットできるなどの反復性を兼ね備えたeラーニングシステムの導入が求められています。

eラーニングの活用に悩んでいたり、これからeラーニングの導入を検討している際には、今回の調査を参考にしてみてはいかがでしょうか。

調査概要

調査名称:eラーニングの定着に関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年6月5日〜同年6月7日
有効回答:リスキリングに取り組んでいる企業(従業員数100名以上)に勤めており、eラーニングを活用した人材育成に携わっている人事担当者100名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が必ずしも100になるとは限りません。

(エボル)

※この記事は2024年08月13日に公開されたものです

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