ZOZOら3社、パーソナルスタイリングでLGBTQ+の「自分らしいスタイル」を提案
ZOZO、LVMHフレグランスブランズ、認定NPO法人ReBitは4月15日、3社共催で、LGBTQ+当事者の「自分らしいスタイルを楽しむ」を応援するパーソナルスタイリング体験会を、「niaulab by ZOZO」(似合うラボ)で実施しました。
プロのスタイリストとAIの力で、似合うスタイリングを提案
この企画では、「東京レインボープライド2024」のタイミングにあわせ、似合うラボの超パーソナルスタイリングサービス、GIVENCHY BEAUTYの多様性を尊重し自分の魅力を引き出すヘアメイク、認定NPO法人ReBitのLGBTQ+ダイバーシティへの専門性といった3社のノウハウを掛け合わせて、LGBTQ+当事者に対して自分らしいスタイリングとヘアメイクを提案しました。
似合うラボでは、超パーソナルスタイリングサービスを体験。事前のカウンセリングをもとにZOZO独自のAIとプロのスタイリストの知見から、ZOZOTOWNで取り扱う700点以上のアイテムから“似合う”スタイリングを提案しました。
その後、GIVENCHY BEAUTYによるメイクアップとヘアスタイリングを実施。最後に、プロのフォトグラファーが撮影しました。
体験者の声を一部紹介します。レイヤードスタイルを提案されたのは、トランスジェンダー女性の瞬さん(性自認が女性で、出生時に割り当てられた性別が男性)。「普段はワンピースなど単体のアイテムを選ぶことが多かったので、レイヤードスタイルが新鮮。今回チャレンジしたことで、過去を否定せず、今の自分を認めることができて気持ちが楽になり、自然と笑顔になって自信が持てました」とコメントしています。
トランスジェンダー男性の山口さん(性自認が男性で、出生時に割り当てられた性別が女性)は、これまでファッションアイテムの丈感に悩むことが多かったそう。「提案してもらったスタイリングは、コンプレックスであった自分自身の身長や体格を隠すのではなく、活かしたスタイリングになっていてとても驚きました。自分の弱みが強みに変わり、自分の自信につながりました」と語っています。
性自認が男女二分にあてはまらないノンバイナリーの山本さん。「普段、きれいめなスタイルが多いのですが、上品な要素も残しつつクラッシュジーンズを取り入れたカジュアルなスタイリングはとても新鮮でした。今回まさにジェンダーを超えた自由な空間で、自分の仕事にも活かせるヒントを沢山もらいました」とコメントしています。
出生時に割り当てられた性別と性自認が異なるトランスジェンダーであるみゆっちいさん。「日常的に女性・男性とカテゴライズされることが多い中で、ここまでジェンダーバイアスのない空間は初めて」と驚きの声をあげました。「プロに自分自身の良さを引き出す方法を教えてもらえたことで、ここまで自分はカッコよくなれるのだと勇気を持てる体験になりました」と大満足の様子でした。
実施概要
実施日:4月15日(月)
場所:似合うラボ(東京都渋谷区神宮前 4-25-15 エスポワール表参道ビル 地下1階)
体験内容:似合うラボでの超パーソナルスタイリングサービスを体験。事前のカウンセリングをもとにZOZO独自のAIとプロのスタイリストの知見を掛け合わせて、ZOZOTOWNで取り扱う700点以上のアイテムから“似合う”スタイリングを提案。GIVENCHY BEAUTYによるメイクアップとヘアスタイリングを施し、プロのフォトグラファーが撮影。
※事前にLGBTQ+の理解を深めるために認定NPO法人ReBitによる研修、LGBTQ+当事者のトライアル体験を実施しました
(フォルサ)
※この記事は2024年04月26日に公開されたものです