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夏のボーナスどう使う? Z世代とミレニアル世代で使い道がこんなにも違った

#マネーニュース

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自動貯金アプリ「finbee(フィンビー)」は、自社アプリユーザー向けに「夏のボーナスに関する調査」を実施し、夏ボーナスの使い道、貯金にあてる比率の経年変化、世代別比較を調査しました。

5月20日~23日時点で、ボーナスが支給されると回答した人は53.8%。支給予定者の想定金額は、20~40万円未満と回答した人が32.6%で最多となりました。

昨年同様、夏ボーナス使用目的は「貯金」が最多。しかし、昨年74.0%から71.6%(-2.4pt)とやや減少傾向にあり、次点の「生活費の補填」も昨年31.3%から26.2%(-5.1pt)と減少しました。

消費を伴う使用目的では、「旅行」が昨年11.3%から19.3%(+8pt)と約2倍の増加。加えて「外食」「クルマ」も増加しており、外出関連目的が増加しました。

一方、「ファッション」「家電」「食品」「ガジェット」は減少しました。「家電」「食品」「ガジェット」については、お家需要が一巡したことが原因と考えられます。

Z世代では、全体平均より「貯金」「ファッション」「旅行」「推し活」「外食」が高く、貯金をしながらも「今」を楽しむための消費意向が高い様子がうかがえます。

ミレニアル世代では「投資」が平均より高く、将来への備えの意識が高い傾向がありました。また、氷河期世代、バブル世代以上では「貯金」目的が平均より下がり、生活費の補填、ローン・借り入れの返済が平均よりも高いという結果となりました。

夏のボーナスで予定している旅行の行き先は国内が99.6%と圧倒的に多く、海外予定は2.3%に留まりました。

国内旅行では、2泊3日で北海道、沖縄旅行、次いで1泊2日で東京ディズニーリゾート、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどのテーマパーク、温泉旅行の予定が多い結果となっています。

さらに、貯金にあてる予定平均金額を聞いたところ、21万8,247円で昨年の27万6,778円から減少。貯金にあてる比率の変化では、減らす予定と回答した人が昨年比でやや増加の傾向がみられました。

貯金比率を増やすと回答した人の理由TOP3は、「生活防衛のため」「老後資金のため」「家族のため(教育費など)」、一方の貯金比率を減らす理由のTOP3は、「生活費の補填のため」「ローン返済のため」「買い物のため(自分のほしいもの)」となっています。

本調査から、昨年よりも外出などの機会が増えたことにより、貯金に回す人の数が少ないことが分かりました。今を楽しむために使うも、将来を見越して貯金するも、特に正解はありません。自分の納得する形でボーナスの使い道を決めてくださいね。

調査概要

<夏のボーナスに関する調査>
調査主体:ネストエッグ
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国18歳以上のfinbeeユーザー
有効回答数:合計2,495サンプル(Z世代270名、ミレニアル世代917名、氷河期世代810名、バブル世代以上498名)
調査期間:2022年5月20日~5月23日

(エボル)

※この記事は2022年06月14日に公開されたものです

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