JO1に人生救われた。ファンに愛し愛され、進化し続ける彼らの魅力|「マイナビウーマン」
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JO1に人生救われた。ファンに愛し愛され、進化し続ける彼らの魅力

#PM6時の偏愛図鑑

紺野真利子

定時後、PM6:00。お仕事マインドを切り替えて、大好きなあの映画、あの舞台、あのドラマを観る時間が実は一番幸せかもしれない。さまざまな人が偏愛たっぷりに、働く女性に楽しんでほしいエンタメ作品を紹介する連載です。今回はライターの紺野真利子さんが、JO1への偏愛を綴ります。

私とJO1の出会いは2019年。まだ彼らが『PRODUCE 101 JAPAN』の練習生だった頃まで遡ります。韓国の“プデュシリーズ”(PRODUCE 101シリーズの略)が大好きな妹から、「日本版プデュが始まるから一緒に見よう!」とLINEが来たのがきっかけでした。当時はまさか、彼らを取材することになるとは1ミリも思っていなくて、完全に“いち視聴者”としてすっかりハマっていました。

練習生たちの「絶対にデビューしたい」という気迫、合宿中に生まれた熱い友情、脱落がかかっているグループバトルへの熱意や、練習が思い通りにいかず流した悔し涙、脱落してしまう練習生たちとの辛い別れ、国民プロデューサーへ感謝の気持ちを贈る感動的なスピーチ……。今思い出しただけでもグッとくるぐらい、“日プ(日本版プデュ)”は最高のオーディション番組でした。

JO1とそのファンに助けられた私の人生

2020年2月に、私はいろいろあって当時勤めていた出版社を辞めてフリーランスになりました。そしてなんと、フリーランスになって初めて取材させていただくことになったのが、JO1さんでした!

私がフリーになったタイミングと、JO1の取材時期がたまたま被ったんです。こんなことってありますか……? 今でこそ多くの出版社や編集者さん、ライターさんが大、大、大注目していて、みんながこぞって取材したがるJO1ですが、当時は日プを最後まで見ていたライターが少なかったのかもしれません。余談ですがJO1の取材をきっかけに、その後、OWV、円神、そして『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』出身のINI、OCTPATHも取材させていただきました。本当に日プ見てて良かったです……!

そして、初めてJO1を取材したあの日のことを、今でも鮮明に覚えています。私も死ぬほど緊張しちゃってうまくインタビューできなかったけれど、他のライターさんに「もう少し大きな声で話してもらえると嬉しいです」って言われていたメンバーもいたくらい、JO1もガチガチに緊張していました(笑)。今じゃ絶対考えられないですね(笑)。

この時の記事が公開されると、私のTwitterには多くのJAM(JO1のファンネーム)の皆さんからお礼のリプやDMが届くようになりました。これは私の実力じゃなく、完全にJO1の影響力のおかげなんですけど、それでも多くの方から記事のお礼と感想をいただけたことが本当に嬉しくて嬉しくて!

正直、フリーランスになってすぐコロナ禍になってしまったので、「私、この先やっていけるのかな……仕事あるのかな」とかなり不安で悩んでいたんです。そんななか、JAMの皆さんからのあたたかい言葉にとても救われました。

こんなことを言ったらおこがましすぎるけど、JO1が「コロナ禍でのデビューで辛かったけど、JAMに救われた」と何度も話しているように、私もあの時期、ほんっっっとうにJAMに救われました。「紺野さんの記事が好きです」と言ってくださる方もいて、「あれ? なんか私、もしかして天才ライターかもしれん」って超ハッピーな勘違いができました(笑)。その盛大な勘違いのおかげで、フリーランスになった瞬間にコロナ禍になるという、はたから見たら結構地獄な環境にいながらも、あまり悩まずに過ごすことができた気がします。

常に進化し続ける彼らの魅力

そんな私が思うJO1の魅力は、「ひたすら努力し続けるところ」、「毎回、期待以上の神曲を生み出してくれるところ」、そして、「JAMのことをすごく大事にしているところ」です。

デビュー3年目ってちょっと“こなれ感”というか。「そろそろ歌もダンスも上達してきたし、人気も安定してきたし、今年はちょっとゆっくり歩く……?」ってなったとしても、正直おかしくない時期じゃないですか? でも、彼らは「上には上がいるから」ってずーっとエンジンフル全開して爆速でぶっ飛ばしていて、ほんとにかっこいい!

この間、世界最大級のK-Cultureフェスティバル「KCON」に出演した彼らの取材に行かせてもらったのですが、2021年の11月に行われた有観客ライブ『2021 JO1 LIVE “OPEN THE DOOR”』の時より、さらに歌もダンスも進化していてびっくりしました!

JO1は公式YouTubeでたくさんのパフォーマンスビデオやプラクティスビデオをアップしているので、もしこの記事を読んで少しでもJO1に興味を持たれた方がいたら、ぜひチェックしてみてください!

ちなみに私が個人的に好きな曲は、1stアルバム『The STAR』のリード曲『Shine A Light』。「これ以上に良い曲あるか!?」って思っていたんですけど、その後も全然、余裕で神曲がいっぱい誕生しました。もちろん今でも『Shine A Light』は好きだけど、今回の2ndアルバム『KIZUNA』で言うと『Algorithm』もかっこいいし、『Love & Hate』も良いです!

メンバーも「2年前のJO1じゃできなかった曲が多い」って話していたとおり、難易度の高い曲が多く、爆速でぶっ飛ばしている11人だからこそ、成長を感じさせる楽曲揃いなのではと思います。

そして、なんと言ってもJAM想い! インタビューしていると毎回、JAMへの感謝の気持ちを皆さん話してくださいます。そして、JAMを大事にするのと同じぐらい、JO1はJO1のことも大事にしているなと思います。

メンバー全員が「自分のため」というよりも「グループのため」に活動していて、それぞれが「JO1での自分の役割」をしっかりと持っているからこそ、その成果が着々と、身を結んでいるような気がします。最年長で愛されリーダーの與那城奨さんや、メンバー全員から尊敬されているダンスリーダーの川尻蓮さん、安定したトーク力で『JO1のオールナイトニッポンX』のメインパーソナリティに抜擢されたJO1の王子・白岩瑠姫さんなど、それぞれの個性と役割を理解し合って行動しているのが分かるのです。

だからこそ、11人という大所帯グループであるにも関わらず、ひとりひとりのキャラや個性が確立しているのではないでしょうか。なので、「JO1をちゃんと知りたいけど、11人もいるから覚えられないよ!」と思っている方も、わりとすぐに全員覚えられるはずです。

ライターとして自分ができること

取材をし始めた頃は、日プのファンとして「あのJO1を取材できるなんて!」という自分自身の喜びが大きかったんですけど、今では「いかに世の中にJO1の魅力を伝えられるか」「いかにJAMに喜んでもらえる記事を出せるか」という気持ちで仕事をしています。もちろん他のグループを取材する時もそうなんですけど、いつもファンの皆さんの反応にドキドキしながら原稿を書いています(笑)。

初のアリーナツアーの開催も決定し、今後ますます活躍が楽しみなJO1。これからも、11人の魅力をしっかり伝えられる記事が書けるように頑張ります!

(文:紺野真利子、イラスト:谷口菜津子)

※この記事は2022年05月27日に公開されたものです

紺野真利子

エンタメ系ライター&編集者。JO1やジャニーズグループのインタビュー記事を中心に、雑誌「CHEER」「1OC」「週刊TVガイド」などで執筆中。趣味はK-POPと美容。

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