幸せ自慢にイラッ。嫌われるプレ花嫁のSNS投稿とは?
「プレ花嫁」とインターネットで検索すると、マイナスな言葉が一緒に出てきてしまうのをご存知でしょうか? プレ花嫁研究室が20~44歳の女性を対象に「結婚に関するSNS投稿」について調査しました。
「本日、〇〇さんと入籍いたしました」
きっと一度は見たことがあるSNSでの報告。芸能人のアカウントでよく見かけますね。いつか結婚したら私もこんな投稿を……とひっそり憧れている人もいるかもしれません。
うれしいことや幸せなことは、みんなに共有したくなるその気持ち、分かります。結婚など、人生のターニングポイントならなおさら。
幸せいっぱいのはずの「プレ花嫁」ですが、実は、マイナスな言葉と一緒に検索されていることをご存知ですか?
今回はSNS投稿でやりがちな幸せ自慢について調査しました!
「幸せ自慢」を感じたことがある人は約4割!
Q. 友人・知人の結婚にまつわるSNS投稿(Twitter、Instagram、Facebookなど)で、「幸せ自慢」と感じたことはありますか?
SNS投稿について20~44歳の女性に調査したアンケートによると、なんと約4割の人が「幸せ自慢」と感じたことがあると回答!
「未婚の人や恋人のいない人が嫉妬しているのでは?」
「幸せそうなのがうらやましいのでは?」
もちろん少なからず嫉妬もあるでしょう。でも、それだけじゃないんです!
嫌なら見なければいい、という単純な話じゃない! SNS社会で生きる女性たちの心の声をご紹介します。
「幸せ自慢」と感じるのはどんな内容?
SNSの使い方は人それぞれ。ルールにのっとっていれば、どんな内容を投稿するのもその人の自由です。ただ、見ている側の気持ちからすると、自慢されていると感じることもあるようで……。
Q. どんな内容が一番「幸せ自慢」と感じましたか?(1つ選択)
1位の「日常」、2位の「結婚報告」が3位以降を大きく引き離し、半数以上を占める結果となりました。
では、どうして「幸せ自慢」と感じてしまうのか見ていきましょう。
結婚やパートナーに関しての投稿回数が多いから
・「同じようなことを何回も投稿する」(20代前半/未婚/サービス業)
・「祝福の言葉がもらえるまで投稿し続ける」(40代前半/未婚/製造業)
・「何にでも結婚をつなげて投稿している」(30代後半/未婚/サービス業)
・「いつ見ても投稿が上がってくる」(30代前半/既婚/パート・アルバイト)
どの程度で多く感じるのかは人それぞれですが、結婚にまつわる話やパートナーとの同じエピソードが何度もアップされると「もうわかったから!」となってしまいそう。前回、何を投稿したかは意外と覚えていないもの。投稿前に一度見返して、同じような内容を何度も投稿していないか確認してみて。
写真の撮り方や被写体そのもので間接的に自慢しているように見えるから
・「婚姻届と一緒に高そうな婚約、結婚指輪を並べているところ」(20代後半/既婚/電力・ガス・水道)
・「隣に彼の一部が写り込んでいる」(40代前半/未婚/サービス業)
・「モデル気取りのアングル撮影とハイクラスアピール」(30代前半/既婚/サービス業)
・「食事や買い物した物を1つ1つ写真に撮って載せている。それが全て高級品」(30代前半/既婚/専業主婦)
・「ウエディングドレスを着用した写真」(30代後半/未婚/無職)
みんなに見てほしくて投稿しているはずなので、いっそ「見て! いいでしょ!」と自慢されたほうが、素直に「いいね」と思えるかもしれません。有名人風に気取った写真をアップしたいならばいっそ「めっちゃ盛れた!」とコメントをつけてもいいのかも。自分から堂々と、というのが不快に思われないポイントなのかもしれません。
のろけ話ばかりだから
・「LINEのトーク画面を頻繁に載せている」(20代前半/未婚/学校)
・「キスしている写真を載せている」(20代前半/未婚/製造業)
・「けんかしたと言って最後に幸せと書いてあった」(30代前半/既婚/地方自治体)
幸せそうな様子をほほ笑ましく思いつつ、どう反応すればいいのか分からないのが正直なところ。SNSは公共の場と同じです。どうしてもみんなに聞いてほしいなら、いっそ「のろけさせて!」と先に宣言してしまってもいいかもしれませんね。
他にもあった! こんな投稿に「イラッ」
・「彼氏がいない相手に早く相手見つけなよとうるさい」(20代前半/未婚/通信業)
・「投稿回数が多い割にコメントはまとめて返す」(30代女性/未婚/医療・福祉)
・「『SNSでの報告になってしまった方、すみません』の一言がウザイと思っていた。SNSだけでしか繋がっていない薄っぺらい関係の人にわざわざ報告は必要か?」(30代前半/既婚/専業主婦)
「放っておいて」というお節介な内容から、お礼や報告についての投稿マナーなどの声が多数。たとえ「いいね」やコメントをもらったとしても、心からの言葉ではないのは少し寂しい気がしませんか?
SNSの使い方は自由。だけどちょっとだけ周りを見渡してみて
SNSは、人とコミュニケーションを取るためのもの。もちろん「使いたいように使っている」「自慢しているつもりはない」という人もいると思いますが、受け取り方は見ている側それぞれで違います。
嫌ならば見なければいいのではと思うかもしれませんが、同じグループだから、同じ会社だからと、なかなかSNS上で関係を断つのが難しいという方も多いはずです。
投稿をやめてほしいというわけではありません。
ただ、投稿ボタンを押す前に、「みんなが見ている場所なんだ」と一呼吸おいてみるのもいいかもしれませんね。
(プレ花嫁研究室)
※画像はイメージです
<調査概要>
※プレ花嫁研究室調べ
調査日時:2021年 4月21日
調査対象:20~44歳の女性
有効回答数:1,312人
※この記事は2021年05月22日に公開されたものです