1位は吉祥寺じゃない!! 新婚夫婦が暮らしやすい都内の穴場駅ベスト10
株式会社トレジャー・ファクトリーが、新婚生活に伴う引越の応援を目的に、引越・住みたい駅に関するランキング調査を実施し、結果を発表しました。新婚夫婦が住みやすい駅はどこなのでしょうか? さっそく見てみましょう。
引越の達人が選ぶ暮らしやすい駅BEST10
1位:仙川
2位:阿佐ヶ谷
3位:立川
4位:吉祥寺
5位:北千住
6位:三鷹
7位:中野
8位:大泉学園
9位:調布、練馬
10位:赤羽、二子玉川、成増
※11位以下略
都内で3回以上の引越経験者だけを対象に、“穴場駅”という視点で独自に調査を実施。よくある住みたい町ランキングとは少し異なる順位結果になりました。引越の達人が1位に選んだ駅は京王線の仙川駅(調布市)でした。2位以下にも面白い顔ぶれの駅が並ぶ結果となりました。
トップ5が新婚夫婦に暮らしやすいと思われる点
トップ5が選ばれた理由をそれぞれ見てみましょう。
●1位:仙川
・京王線快速が停車し、都心近くのわりに閑静で治安が良い
・幼稚園から大学まで、教育機関が近隣にとても充実しているため、将来の子育てに不安が少ない
・庶民的な商店街と高級スーパーが両方選べ、日常生活の買い物に便利
・個性ある地元の飲食店が充実し、カフェなどおしゃれなスポットも豊富なので暮らす楽しさがある
・成城学園まで自転車で行ける距離なので、小田急線の利用も視野に入れられる
・東京23区に隣接しているが調布市にあたるため、家賃の面で都区内よりお得
●2位:阿佐ヶ谷
・JR中央線と地下鉄丸ノ内線が利用できるため、都心へ通勤するにはとても便利
・商店街に活気があり、地域活動も盛んなため都心近くながら地域に密着した生活が楽しめる
・ジャズやアニメでの街おこしを行っており、ライブハウスなども豊富なため、住みながらにして多様な文化に親しむことができる
・隣の高円寺も文化色の強い町として有名だが、阿佐ヶ谷は高円寺ほどアクの強さがなく、30歳前後のファミリー層も暮らしやすい落ち着きがある
●3位:立川
・モノレールを含めた4路線が利用でき、他県とのアクセスも良好なため通勤だけでなく休日のお出かけにもとても便利
・伊勢丹、高島屋、ルミネなど総合商業施設のほか、IKEA立川など郊外型大型専門店も充実しているため、東京都下では屈指の買物利便性を誇る
・家賃が安く、抜群の利便性のわりに生活コストが低く抑えられる
・国立や国分寺など、東京都下の文教地区へのアクセスが良いため将来の教育面でも有利
・国営昭和記念公園が近くにあり、交通至便ながら自然の豊かさも楽しめる
●4位:吉祥寺
・新宿・渋谷ともに電車で15分と、都心へのアクセスが抜群に良い
・駅徒歩圏内にデパート・商店街から井の頭公園まで、生活やレジャーに関する施設がひととおり揃うため、将来高齢になっても暮らしやすいコンパクトさがある
・地域住民が幅広い年齢層に向けた街づくりに積極的なため、どの層が住んでも退屈さを感じないスポットが各所に設けられている
・駅から多少離れた場所でも路線バスが非常に充実しているため、公共交通機関での移動がしやすいよう配慮が行き届いている
●5位:北千住
・つくばエクスプレスが開通し、都心への移動がぐんと便利になった
・駅周辺にはルミネ・丸井があり、都心まで行かなくても人気店がひととおり揃う
・高級店が進出する一方、地域密着の商店街や安さが売りの飲食店なども健在で、街としてのバランスが良く常に活気にあふれる
・大学の新キャンパスが続々開学するなど、ここ十数年で一気に東京東部を代表する文教地区として急成長中
・スカイツリー効果などで今後さらに注目される地域とみられ、将来の家賃高騰などを踏まえ「住むなら今」といわれている、最も旬な街
まとめ
いかがでしたか? 都内引越経験3回以上、しかも既婚者が回答者ということで、単なる憧れの駅を選ぶのでなく、新婚生活の実態を考慮したリアルに暮らしやすい駅がBest10に選ばれていましたね。上位駅の共通傾向として、リーズナブルに暮らせるということが高く評価されている一方、ただ安く暮らせるだけでなく、買物・飲食・教育の充実、都心へのアクセスの良さ、治安、自然環境、公共施設の網羅、将来の発展性など、豊かなライフスタイルも同時に享受できることが評価されている印象です。中でも仙川は、上記のほぼすべての要因を高いレベルでクリアしているので、堂々1位という結果になったのではないでしょうか。ぜひ、引越しの際の参考にしてみましょう。
<調査概要>
■調査方法:インターネットによるアンケート調査。
■調査期間:2016年10月20日(木)~2016年10月21日(金)
■調査対象数:10,000人(有効回答数:206人)
■株式会社トレジャー・ファクトリー調べ
(マイナビウーマン編集部)
※この記事は2016年11月15日に公開されたものです