【PBL型オンライン国際交流】兵庫県立洲本実業高等学校でゴミ問題についてインドネシアの学生と議論
兵庫県立洲本実業高等学校にて、PBL型オンライン国際交流授業を実施しました。
このプログラムでは、類似した環境に住む海外生とディスカッションをすることで自分たちの住むまちの課題について学びを深めます。洲本実業高等学校のある淡路島は美しい海などで有名な観光地であり、今回交流したインドネシア・バリの生徒たちも、同じく豊かな自然に囲まれた観光地に住んでいます。類似した環境だからこそ発見できる共通点や、話し合い学びを深めることで気付く相違点など、新しい発見を得られる授業となりました。
「自分のまちと課題」の発表では、洲本実業の生徒と海外生がそれぞれスライドショーを使いながら、地元の魅力と課題点について発表しました。紹介の仕方は様々で、中にはオリジナルの紹介ムービーを作成して魅力を伝えるグループも見られました。
課題点は各グループごとにテーマが異なり、「ゴミ問題」について発表したグループは、海岸に捨てられたごみについて話し合いました。生徒たちはお互い美しい海を持つ観光地として、どちらの地元もペットボトルなどの「プラスチックごみが多い」ということに気が付くなど、実際に話を聞くことで新たな発見にも繋がりました。
/参加生徒の声をご紹介します/
「想像してたよりも英語が早くて、もっと英語を勉強したいと思った」
「緊張したけど、共通点探しが楽しかった」
「淡路島の方がゴミが多いと思っていたけど、バリ島のゴミの方が多くてびっくりした」
異なる国であっても、環境が似ていると共通の魅力や課題を発見することができました。
またプログラムはここで終了ではなく、今回発見した課題をどのように解決するかを話し合う授業も行われます。課題の発見にとどまらず、実用的な解決策を提案することも国際交流を通して体験していきます。