料理家・SHIORIさん&モデル・鈴木六夏さんのトークイベントレポート②
「夫や私がおいしそうに食べている姿を見せて、『食事って楽しいものだよ!』ということをまず知ってもらいます」(SHIORIさん)
新刊『SHIORIのむげん∞うどん』を上梓した料理家・SHIORIさん。発売早々、重版されて、多くの人たちに支持されています。その出版を記念して行われた東京・代官山の蔦屋書店でのトークイベント。2人の子どもの母であるモデルの鈴木六夏さんをゲストに迎えて、トークは大いに盛り上がりました。今回はそのレポートの後編をお届けします。
前回は、2人のうどんの思い出と2人が作る自分のためのごはんを教えてもらいましたが、今回はなんと母2人の共通の悩み、「子どもが食べない!」というテーマと、そんな2人の“ごほうびごはん”について。
2人の“うどん愛”はこちらから
祝・重版!『SHIORIのむげん♾うどん』好評発売中
SHIORI(敬称略・以下同) 六夏さんはお子さんが2人いらっしゃるんですよね。
鈴木六夏(敬称略・以下「鈴木」) はい。長男は17歳、長女が5歳になります。
SHIORI 先輩ママですね、いろいろ教えてください!
鈴木 私もSHIORIさんに聞きたいことがあります。わが家は長男が小さいころ少食で、困ったことがありました。SHIORIさんのお子さんはどうですか?
SHIORI 六夏さんの息子さん、少食だったんですね。実はわが家も息子が偏食で、しかもあまり食べなくて困っています。今3歳で、1歳前後まではいろいろ食べていたのに、あるときパタッと食べられるものが少なくなってしまって。今は“素うどん、ふりかけご飯、唐揚げ、ナポリタン”……という、限られたメニューをローテーションしています。
このローテーションに手を変え品を変え、いろいろな食材や料理を差し込んでみるのですが、やっぱり食べない。お友達と一緒なら食べるかもしれないと思い、息子の友達を家に招いて「みんなで一緒においしく食べよう!」と工夫してみたりもしたのですが、なかなかうまくいきません(苦笑)。
鈴木 SHIORIさんの作るごはんでも食べないなんて……?!
SHIORI 今まさに現在進行形で、息子の偏食には大いに悩んでいます。でもあんまり深刻になりすぎると、私自身が悩みすぎて疲れてしまうし、心も折れてしまうので、「そのうち食べるようになるかな」と、気持ちを切り替えることにしました。夫や私がおいしそうに食べている姿を見せて、「食事って楽しいものだよ!」ということをまず知ってほしいなと思っています。
鈴木 その気持ちの切り替えって大事だと思います! うちの長男は本当に食が細くて、食べてくれなかったんです。食べないことが続くと「私の料理がおいしくないのかな?」「何を変えればいいんだろう」などと考えてしまい、すごく悩んだ時期がありました。お友達のお母さんから「うちの子はペロッと食べるよ」なんて聞くと、うらやましいなと思ったり……。
でも、今SHIORIさんのお話を聞いて、「料理家さんのお子さんでもそうなんだ」と、気持ちが少し楽になりました。子どもの偏食や少食で困っている親御さんってけっこういると思うから、親が作るごはんが悪いわけじゃないんだよって、こういう話を聞けるのはありがたいです。
少しでも子どもが食べてくれると嬉しくて作り過ぎてしまう……
むげんうどん
「むげんうどん」に関する記事をまとめたページはこちら。 with classでは、教育・住まい・時短術をメインに、暮らしをラクに豊かにする、共働き夫婦向けのトピックを発信中。
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代官山 蔦屋書店にて行われたトークショー。リアルとオンラインと、たくさんの方がお二人のトークを楽しみました。