こんにちは。人生や人間関係を上手くいかせたい共働き女性に向けて本質思考をアドバイスする、リアライフカウンセラーの藤本シゲユキです。
僕がかつて別の仕事をしていたときの友人と最近話す機会があったので、そのころ仲良くしていた経営者の男性が今どうしているのか聞いてみたんですね。
そしたら衝撃の答えが返ってきました。
「あの人、1年ほど前に自殺してん」
「自殺するような人には見えなかったのに、いつも元気で冗談ばかり言ってたあの人が亡くなったのか…」とものすごく複雑な気持ちになり、今年に入ってから一番驚いてしまいました。
そういえば当時彼は、「睡眠薬がないと寝れへんねん」と言ってたのですが、表の顔は明るく振る舞っているけど、その頃から裏ではいろんな悩みや葛藤を抱えていたのかもしれないなと思いました。
「死ぬ勇気があれば」という理不尽な励まし
何が原因で、彼が自死を選んだのかは分かりません。
「男は金と仕事のことで自殺し、女は男と恋愛のことで自殺する」なんて言いますが、詳細は分からないけど、死にたいぐらいつらいことが立て続いて、生きる意味を見いだせなくなってしまったのは間違いないのだろうと思います。
よく、「死ぬ勇気があるんだったら生きる方がましでしょ」と言う人がいますが、自死を選ぶ人は生きていくことに疲れて希望を見いだせないから、勇気云々の話じゃないんですよね。
苦しいし痛い思いをするのを分かって死を選ぶのだから、それ以前の話だということです。
なので、苦しまずに死ぬ方法を探している間は、まだ生きることに多少の執着があるのかもしれません。
「もう死にたい」と言ってる人はなかなか死なないけど、本当に死ぬ人って誰にも言わずにこの世から去るとよく言われています。
自殺しそうな人を止めるのには、生きていることを約束させるのが一番なんだとか。
たとえば、「3日後にまた会いに来るからね。絶対約束だよ」というように。
人が無力感に苛まれるのは、一体どのようなときなのか?
藤本シゲユキ「一発逆転人間学」
「藤本シゲユキ「一発逆転人間学」」に関する記事をまとめたページはこちら。 with classでは、教育・住まい・時短術をメインに、暮らしをラクに豊かにする、共働き夫婦向けのトピックを発信中。
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