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【体験レポ】ハワイウエディングでブライズメイドとして参列しました!

おやくだち ピックアップ 海外ウエディング

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アロハ! Kekoon編集部です。

数ヶ月前に、友人からハワイウエディングに招待された私。これまでH.I.Sのハワイ専門店を訪れたり、ハワイウエディングにゲストで呼ばれたとき専用のしおりを作ってみたりして、公私混同した記事を書いてきたのですが、この度無事に参列を終えて、帰国しました!

初めてのハワイウエディング、めちゃくちゃ楽しかったのですが、実は今回、友人花嫁からの依頼で「ブライズメイド」という役割も任されていました。



ブライズメイドとは?

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ひと言でいうと花嫁のサポート役。付き添い人、立会人として、結婚式で花嫁の側に立つ女性たちのことです。花嫁の友達、姉妹、親族で、未婚の女性が務めるのが一般的で、2~5名のケースが多いようです。

もともとは中世のヨーロッパが起源で、花嫁の幸せを妬む悪魔から花嫁を守るために、未婚の姉妹や友人たちが花嫁と同じような衣装を着て付き添い、悪魔の眼を惑わした伝統が由来とされているそう。

ブライズメイドとの華やかウエディングは、日本でだって楽しめる!|ウエディングスタイル辞典|マイナビウエディング プレミアムヴェニュー

現代ではお揃いのドレスを着て花嫁を彩るサポート役となっていますが、過去には悪魔から花嫁を守るための存在として立てられていたようですね。本当に悪魔にさらわれたらたまったもんじゃないですが、「花嫁を守るためなら!」と覚悟を決めて衣装を揃えることは、花嫁への愛情、友情を表している美しい文化だったのではないでしょうか。

そんなブライズメイド。いざ「やろう!」と思っても、実はただ衣装を揃えるだけでは不完全なのです。そこで今回は、僭越ながら私から新郎新婦と未来のブライズメイドに向けて、ハワイウエディングでブライズメイドを取り入れる際のアドバイスをさせていただきます!



花嫁さんへ:目的を考えてみよう

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▲ブライズメイドがいるとこんなフォトジェニックな写真が撮れます!

欧米の場合は、ブライズメイドが花嫁の身の回りのお世話をするほか、式がスムーズに進行できるように全ゲストに気を配るなどのホスト的な役目もあるようですが、日本では式場のプランナーやスタッフがその役をほとんど担ってくれます。だから日本において「ブライズメイドの仕事はこれ!」という決まったルールはありません。

日本人の結婚式では、ぶっちゃけ「写真映えがいいから!」「海外の映画やドラマで素敵だったから!」というミーハーな理由でブライズメイドを揃えてもかまわないでしょう。

私の友人花嫁も「身支度をしているウエディングフォトを一緒に撮りたい!」というのが動機でした。ハワイで結婚式を挙げるといっても、日本の海外ウエディング手配会社を利用したので、スタッフが進行をしてくれます。私たちブライズメイドは「海外で結婚式をするのだから、海外のブライズメイドのお仕事をしなければならない」ということはなく、気を使わず他のゲストと共に楽しく過ごせました。



花嫁さんへ:費用を考えよう

ご祝儀の文化がない海外の場合は、ブライズメイドにかかる費用を「花嫁へのお祝い」として各自が負担することも多いようですが、日本の結婚式は新郎新婦からの「おもてなし」という要素も大きいため、新郎新婦が用意することが多いようです。ブライズメイドは何人そろえて、誰にお願いするのか、ブライズメイド用のドレスや小物(アクセサリーやブーケなど)の予算はいくらか考えましょう。もしブライズメイドにかかる費用を負担してもらう場合は、ちょっとしたプレゼントなどを添えてお願いするといいでしょう。欧米ではプチギフトなどを詰めた「ブライズメイドボックス」を贈る習慣があるので、参考にするといいかも。



花嫁さんへ:テーマを決めよう

ブライズメイドをお願いする人が決まったら、テーマを決めましょう! すでに新郎新婦がイメージする結婚式のテーマがあると思うので、その会場や衣装に合ったブライズメイドのコーディネートを決めます。

私の友人花嫁の場合は、会場が大自然の中のガーデンウエディングなので、ターコイズブルーのフェアリー感のあるドレスが理想とのこと。全員で1ヶ月間くらいかけて探し、ネットショッピングでまとめて購入しました。理想のデザインと予算のドレスにめぐり合うまで、意外と時間がかかったので、早めに行動することをおすすめします。ネットショッピングなので、まず1着だけ購入して全員で試着をして、サイズ感のチェックもしました。



花嫁・ブライズメイドさんへ:打ち合わせをしましょう

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▲新郎新婦手作りのリストレット

ブライズメイド大集合! まだそろっていないアイテムなどを洗い出したり、当日の流れなどを共有するといいでしょう。

私の友人花嫁の場合、バチェロレッテパーティー(結婚する女性のために女性だけで開かれる宴。男性の場合はバチェラーパーティーという)と称してホームパーティを開きました。そこでドレスと新郎新婦の手作りのリストレット(手首につける小さなブーケのようなもの)を受け取り、「当日は結婚式の身支度をしている姿を撮影するので、朝10時にホテルの部屋に来てね」と日時と集合場所を共有してもらいました。



ブライズメイドさんへ:結婚式当日は楽しもう!

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私たちは結婚式の日よりも早く現地入りをしてハワイ観光を楽しみ、テンションを上げたまま当日を迎えました。

各自ホテルの部屋で準備をして、タクシーで新郎新婦の宿泊するホテルへ。到着するとちょうど花嫁が支度中。新郎とおしゃべりをしながらリラックスして待ちます。準備が整い、数十分間の撮影タイム。そのあと新郎新婦はロケーションフォトにでかけました。ハワイウエディングなら、青い海と空を背景にしたビーチフォトはかかせませんよね!

私たちはホテルを出たあと、新郎新婦の親族と同じバスに乗って会場に向かいました。撮影を終えた新郎新婦と合流して、ハワイウエディングを満喫しました。

ハワイウエディングならではの誓いの儀式を一緒に体験したり、ハワイアンミュージシャン&フラダンサーによるウェルカムダンスを観賞して、みんなで一緒に踊ったり、パーティのハワイ料理が美味しかったり、ハワイの地ビールの瓶がかわいくて会話が弾んだり......。帰りのバスではお酒の影響もあってか、すっかり親族とも打ち解けて、にぎやかな帰路になりました。あ~本当に楽しかったなぁ。



新郎新婦、ブライズメイドをやった友人にインタビュー

せっかくなので、新郎新婦とブライズメイドをやった友人に、「ブライズメイド、やってみてどうだった?」という感想も聞いてみたいと思います!


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ーー新郎からするとブライズメイドってあまり聞きなれないものだったと思うんですけど、どうでしたか!?

「嫁ちゃんと一緒に、ブライズメイドのリストレットを手作りしたのはいい思い出だったなあ。当日の準備をする過程でみんなとワイワイ打ち合わせをしたのも楽しかったし、なんか準備期間に学園祭っぽさが出てよかったかも! あとは何よりも、嫁ちゃんがブライズメイドのみんなと楽しそうに準備して当日を迎えていたことが嬉しいかな!」

ーー未来の花嫁となる皆さんに向けて、アドバイスはありますか?

「新郎が置き去りにならないようにしてあげてください、ってことかな(笑)。僕の場合は、ブライズメイドたちと顔見知りだったからよかったけど、もし新郎と接点がない友人にお願いするなら、結婚式の前に新郎と仲良くなれる機会があると、当日はもっと楽しい式になると思うよ」

ーーありがとうございました!



f:id:mynaviwedding:20160923132814p:plain新婦

ーー続いて新婦に聞いてみます。ブライズメイド、いかがでしたか?

「意外と気を使うし、お金もかかるし、大変だったなあ。でも、それ以上の喜びがあると思います。思い通りの写真も撮れたし♪ ウエディングドレスで差別化するのは難しいかもしれないけど、ブライズメイドを加えることで、より自分らしい式を演出できると思うからオススメですね」

ーー具体的にどんなところが楽しかったですか?

「みんなで一緒にブライズメイドのイメージを膨らませて、ドレスを選んだり、リストレットの材料を新郎くんと買いに行ったりしたことも楽しかった。新郎くんが文句を言わず器用に作ってくれたから、本当にいい旦那を持ったなと改めて思ったよ(笑)」

ーーありがとうございます! 



f:id:mynaviwedding:20160923163218p:plainブライズメイド

ーーそれでは最後に、共演したブライズメイドの友人に聞いてみます! ブライズメイド、体験してみていかがでしたか?

「海外ドラマのようなブライズメイドを一度やってみたかったの! だから経験させてくれた花嫁に感謝。大変だったのはスーツケースがドレスと小物でかさばることくらいで(笑)、ハワイでのブライズメイド、楽しかったな」

ーー印象的だったことってありますか?

「印象的だったのは、新郎くん側の親族ウケがよかったこと。新郎くんのお母さんが『女の子のドレス姿が並ぶといいわね~!!』とはしゃいでいてかわいかった。ブライズメイドの存在があることで、会場がより一層華やかになると実感したな。あと、みんなの友情も強くなった気がする! 私の結婚式でもみんなにやってもらいたいな!」

ーーありがとうございました!



まとめ

新郎新婦からすると、自分たちの結婚式の準備も大変なのに、ブライズメイドのことまで考えるなんて無理~! と諦めてしまいそうですが、手伝ってもらえることは素直にお願いして、みんなでワイワイ準備するといい思い出になりそう。

みんながハッピーな気持ちになれる結婚式の新たなトレンド・ブライズメイド。取り入れてみてはいかが?






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