過去の愛車紹介(1) カローラレビン - さあ、クルマの話をしようか。
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過去の愛車紹介(1) カローラレビン

過去の愛車紹介(1) カローラレビン
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この記事は、過去のわたし(家)の愛車について触れています。

写真は、もっといいものが見つかれば更新します。

希少!純正のハーフカバーシート付き

昭和63年式 トヨタ カローラレビン(E-AE91)

中学生には、少々刺激が強すぎた。

現在の愛車紹介の記事でも触れましたが、わたしがクルマ好きになるに決定的な出来事。それは、この「白いレビン」が我が家にやってきたことです。

昭和63年12月契約。わたしの父親が購入したそのクルマは、今まで家にあったカローラセダン(AE80)と比べたら、それはそれは刺激の強いクルマでした。

純白のボディにエアロを巻いた、2ドアスタイル。ボンネットは低く、淡黄色のライトは薄目で精悍な顔つき。後から知りましたが、エアロを装備するとモール類もすべて白色になるそうです。納車は、年号が変わってすぐの平成元年1月14日でした。

当時、揶揄されていたこと。

見た目は完全に上級グレードのGT-APEXと同じ。違いは、マフラーがシングルか、デュアルか、と、リアのブレーキがドラムであったことくらいですが、当時(免許を取る前から)1500のレビンは世間ではからかいの対象でした。

型式名が1600は「AE92」1500は「AE91」今となっては大したことではないと思いますが、当時は「ニセモノ」とよく揶揄されたものです。

後年流行ったマンガで、AE85を揶揄するシーンが印象的に感じた人も多かったかもしれないですが、結構当時はリアルでした。

さらに、人気のレビンはAE86。カッコは92レビンのほうがいいけど、FFじゃあね…これも当時、さんざん言われたことです。

実は、このことはコンプレックスになっていて、その後、私が免許を取ってからの行動やクルマ選びに影を落とすことになりました(そんなに大げさなものでもないですが)。

だったらイジるか。

免許を取って、自分である程度お金を使えるようになった時、私の趣味の一つが解体屋巡りでした。当時はすでに個人向けに門戸を開いた解体屋さんもあり、ネットなど普及する前の時代、とにかく足で情報を集めていました。

ついに見かけました。前を軽く当てただけで廃車になった白い92レビン。そのころすでに10万キロを超えていたうちのレビンのシートもそろそろへたり気味。

このクルマから、上級グレードのシート一式をいただき、さらに別の解体屋でハンドルを購入し、内装は1600仕様になりました。

これは結構自慢でしたが、父親がディーラーに車検を出した際に税金を誤徴収されるなど、いろんなことがありました。我が家にこのレビンを売ったの、そのディーラーだけどね…

13年で18万キロ。

平成4年に私が免許を取ってから、平日は父親が通勤で使い休みはわたしが遊びに使ったレビン。時に明け方までわたしが使い、そのまま通勤に出てゆくレビン。

自分のクルマを購入してからは距離は減りましたが、かなり走りました。

平成12年、18万キロ目前。距離を重ね、そろそろ乗り換えるかとなり、次のクルマと入れ替えになりました。次のクルマは…本物のAE92レビンです。

平成元年に新車で我が家に来た白いレビン。今は個体も変わり、色も黒になりましたが、34年を経ようとする今でもこのレビンに関われていることはとっても嬉しいです。

実際、91レビンは走らなかったのか

今思い返すと、AE91レビンはエンジンの刺激こそ薄かったものの、燃費は安定してリッター10~12キロを叩き出し、静かでギクシャクしない。レッドゾーンは6000回転程度ながら、普段はそこまで使うこともなく、エンジンもスムーズ。もちろんきちんと回ります。

対して、その後うちにやってきた92レビンは、最終減速比の影響もあると思いますが、発進時にエンストしやすく、排気音も野太い。燃費は渋滞にはまれば6キロ台もある。新車価格も50万円以上違います。

もし、今自分が当時の立場でレビンを選んだら。やっぱり、91レビンのフルエアロにしていたかもしれません。

若いということは(笑)とかく刺激を求める、スペックに拘りすぎる、世間の目を気にする。

でも、あらたに相棒になった92レビンは実はちょっとばかり気を遣う。そんなものかもしれないですね。

1500のレビンは、今となってはもう見かけないグレードになってしまいました。

SpecSheet

車名:トヨタ 型式:E-AE91 原動機:5A-FE 排気量:1.49リットル

長さ:424センチ 幅:166センチ 高さ:130センチ 重量:990キロ

(管理者注:エアロパーツ付きでMT、サンルーフレスだと1トンを割ります)

所有期間:1989(平成元)年~2000(平成12)年

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