愛車紹介(3) カローラレビン - さあ、クルマの話をしようか。
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愛車紹介(3) カローラレビン

愛車紹介(3) カローラレビン
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この記事は、現在のわたしの愛車について触れています。文中の年数は2022年現在です。

なお、記事中に出てくる「白いレビン」は、別記事にて紹介しています。

平成2年式 トヨタ カローラレビン(E-AE92)

中学生の私がときめいたクルマ。

昭和63年。私がまだ中学生だったころ、我が家では、当時カローラセダン(AE80)に乗っていましたが、乗り換えることとなりました。

クルマを契約したのは12月27日。セールスさんが「年内登録をお願いします」ということで、年内ギリギリの登録になりました。納車待ちの間に、昭和から平成へ。昭和63年式のクルマが我が家に来たのは、平成元年1月14日でした。

15歳の自分には、刺激的なクルマ。

乗り換えたクルマは、純白のカローラレビン。純正フルエアロを巻いたスタイルは本当にカッコよい。エンジンは1500。グレードはZiという、見た目だけレビンで中身はカローラ…でしたが、自分の父親が2ドアを購入したこと、そのクルマが格好良かったことで、私も誇らしげな気持ちになりました。

オトナの世界に憧れて。

父親が通勤で使用するレビン。休みの日には、父親にカースペースから出してもらって、洗車をしたり、日が落ちてからは、運転席に座りメーター照明を点灯させ、悦に入ったものです。

当時、当然ながら免許もなく、運転することもできなかったけど、早く免許を取って乗りたい。そう思わせるのに充分な、魅力のあるクルマでした。

免許を取って、それからいろいろあり。

免許を18歳の最後の日に取得し、自分のクルマを購入するまでは、父親が通勤で使用しているとき以外はさも自分のクルマのように乗り回していた。運転を覚え、ジムカーナ練習会にも参加したクルマ。白いエアロを巻いたレビンは、本当にかっこいいと思えました。

時を経て、この白いレビンがそこそこ距離を重ねた時点で、父親から、新しいクルマを探してほしいと要望があり、条件を出されました。

条件は?

その条件とは、「今乗っているクルマと同じ型で、もっと程度の良いもの」。一生懸命探しました。平成12年のことでした。

当時、人気の中心は86レビン。FFとなったレビンは中古車市場でも底値でした。現在のようにタマ自体が少なくなってしまった状況では、想像もつかない状況ですが。

そんなこんなで、見つけてきた車が数台。私の案内で父親を中古車屋さんに数件連れてゆき、一台一台を比較しましたが、どうやらこのクルマが一番よさそう。ということで、平成12年6月に、我が家にやってきました。

色が黒なこと(白と比べると夏はかなり暑い)、サンルーフが装着されていてヘッドスペースに余裕がないこと、燃費は1500と比べると格段に悪いことなどいろいろありますが、距離は当時実走35000キロ。10年落ちとしてはかなり条件が良かったです。

このクルマは「父親のクルマ」でした。実際、15年強、私の父が足として使用していました。ここしばらくは父親が自分で運転する機会が減り、わたしが面倒を見ていました。

事情により、令和4年5月にわたしの名義になりました。

延べ30年以上、レビンと一緒。

平成元年1月から始まった我が家のレビンとの毎日。途中、クルマは変わりましたが、今でも我が家のカースペースにはレビンがいます。白いレビンで12年。黒いレビンはもう22年。

父親が通勤に毎日使い、私がクルマの運転を覚えたレビン。高校生の頃、運転もできなかったのに運転席に座りメーター照明を眺めていたレビン。父親の愛車であった、思い出のいっぱい詰まったレビンは大切にしたいクルマです。

そして3台の面倒を見ることに。

クルマは乗っていたほうが調子がいい。間違いない事実です。

現在、3台のクルマを何とか乗り分けています。世間では「なんと無駄なこと」と言われています。もちろん、わたしが自分が一番そう思っています

このクルマに乗ると、父親に乗せてもらっていた、そして父親を助手席に乗せて走った記憶がよみがえります。

当時流行った音楽をクルマの中で掛けながら転がしていると、いつも思い出します。何とも言えないあたたかい気持ちになります。

親父、俺できるところまで頑張るよ。

SpecSheet

車名:トヨタ 型式:E-AE92 原動機:4A-GZE 排気量:1.58リットル

長さ:424センチ 幅:168センチ 高さ:130センチ 重量:1100キロ

前前重量:710キロ 後後重量:390キロ(管理者注:重量配分 65:35)

所有期間:2000(平成12)年~

管理者注: 2022(令和4)年~管理者名義

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