G20農業大臣会合の結果概要について
担当:農林水産省
G20として初めての農業大臣会合が開催され、篠原農林水産副大臣が出席しましたので、その概要を報告します。 |
1.日程・場所
日程:平成23年6月22日(水曜日)~23日(木曜日)
場所:フランス(パリ)
2.出席国及び国際機関等
G20:我が国(篠原農林水産副大臣が出席)、アメリカ、カナダ、フランス、EU、中国、韓国、インド、ブラジルなど20カ国・地域
招待国:ハンガリー、スペイン、シンガポール、アラブ首長国連邦
国際機関:国連食糧農業機関(FAO)、経済協力開発機構(OECD)など11機関
3.会合概要
- 食料安全保障の確保を目的として、食料・農産物価格の乱高下への対処等について議論
- G20による具体的な取組が盛り込まれた、「食料価格乱高下及び農業に関する行動計画」に合意
<行動計画の概要>
(1) 農業市場情報システム(AMIS)(FAOに事務局)
(2) 農業地理モニタリング(衛星情報等)
(3) 迅速対応フォーラム(危機の際に会合)
(4) 緊急人道食料備蓄(国連世界食糧計画(WFP)によるパイロットプロジェクト等)
- 篠原農林水産副大臣からは、
(1) 日本食品の輸入規制につき科学的根拠に基づく対応を要請するとともに、
(2) 昨年、我が国で開催したAPEC食料安全保障担当大臣会合の結果も引用しつつ、農業生産の増大、多様な農業の共存、食料に関する情報共有の必要性等、
について主張しました。
「食料価格乱高下及び農業に関する行動計画」の詳細については、添付資料をご覧下さい。
篠原農林水産副大臣は、本会合に併せて、以下の大臣等と会談を行いました。
(1) フランス:ル・メール農業・食料・漁業・農村地域・国土整備大臣
(2) ブラジル:ロッシ農牧食料供給大臣
(3) カナダ:リッツ農務・農産食品大臣
(4) 中国:韓(ハン)農業部長
お問い合わせ先
大臣官房国際部国際協力課
担当者:矢谷、亀谷、佐藤
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ダイヤルイン:03-3502-5913
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