「吠えやすい犬」はいる?
2023 / 06 / 15 ( Thu ) 犬は「吠える」生き物ですね。
吠え声は敵の侵入を仲間に教えたり、 仲間に感情を伝える手段だったりと、 群れで暮らす犬にとっては必要な物でした。 そのため、基本的に「吠えない犬」はいないのですが、 犬の中でも中には「吠えやすい犬」がいます。 これは犬種特性によるものと、性格によるものがあります。 「吠えやすい犬種」とは一般的に吠えやすいのは「吠えることを仕事にしていた」犬種です。
例えば「ダックスフンド」は吠えながら穴の中にいるアナグマなどを 追い込んでいたので吠えやすいです。 ちなみに猟犬の中でも「吠え」を仕事にしていなかった猟犬もしますし、 牧羊犬の中でも吠えずに羊を睨みつけて抑え込むタイプもいますので 上記に当てはまらない犬種もいます。 吠えやすい犬種は基本的に「吠え」によって感情を表現しやすい傾向にあるため、 嬉しかったり、怒ったりと色々なことで吠えやすいです(笑 日本犬は番犬として飼育されてきたので、吠えやすいのですが ここぞという時に吠えるタイプで騒がしく吠えない傾向にあります。 「吠えやすい性格の犬」とは
犬は「吠えることで敵を追い払ってきた」ため、 警戒心が強く・神経質な犬は特に吠えやすくなります。 基本的にこのタイプは「怖くて吠える臆病な犬」が多いですが、 吠えることで強さをアピールする気の強いタイプもいます。 しかし、「性格」は犬種特性ではないのでその子によって大きな差があります。 おおらかな性格で吠えにくいと言われる大型犬でも 臆病で神経質な性格の子は吠えやすいです。 逆に警戒心が強く吠えやすいと言われる小型犬でも 大人しくてフレンドリーな性格の子は吠えにくいです。 「吠えやすい犬」を飼う場合は…以上から「吠えやすい犬種+吠えやすい性格=最も吠えやすい犬」 ということになります。 吠えやすい傾向にある犬はどうしても、吠えます。 集合住宅などであまり吠えて欲しくない場合は 吠えやすい傾向の強い犬種は避けるようにしましょう。 吠えやすい傾向の強い犬を少しでも吠えにくくするためにできることが 「トレーニング」です。 例えばトレーニングをして「落ち着き」を覚えると 興奮から吠えに繋がる子は吠えにくくなります。 持って生まれた特性や性格を変えることは難しいですが、 トレーニングでサポートしてあげることはできます。 逆に吠えやすい傾向の強い犬にトレーニングを行わないと、 警戒、要求などことあるごとに吠えるようになる場合があります。 特に子犬の頃からよく吠えるパワーのある子は しっかりとトレーニングをするようにしましょう! この記事を読んだ人は次のエントリも読んでいます。 テーマ:しつけ・トレーニング - ジャンル:ペット |
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