室内でのトイレを子犬に忘れさせないための2つの方法
2011 / 05 / 31 ( Tue ) 子犬が成長し、外に出てお散歩に慣れてくると出てくることが
「外でのトイレ」です。 子犬から成犬に成長し気付くと 「子犬の時は室内でトイレが出来たのに、大きくなったらしなくなっちゃったのよね」 とおっしゃる飼い主さんは多いです。 外でのトイレ自体は問題ないのですが、その習慣が続くと 外でしか排泄しないようになっていきます。 これは
この習慣がつくと少しずつ室内トイレの使用が減り、 いつの間にか使用しなくなり、 最終的には室内でのトイレが出来なくなることがあります。 ペットシーツの使用がなくなるのでコストがかからないことと、 室内でのトイレの失敗を気にしなくて良いというメリットはありますが、 老犬・病気になった時、ひどい天候の時、飼い主さんの体調が悪い時など 外に出るのに適してない時でもトイレのために出なくてはいけないため デメリットの方が大きいと言えます。 成犬になると習慣を変えることは難しくなります。 そこで外でのお散歩を覚え始めた子犬の頃から 室内でのトイレを忘れないようにしておくことが重要です。 ちなみに成犬の室内トイレのトレーニングは難しくなりますが、こちらをご参考ください。 >>“トイレは外派”の犬の再トイレトレーニングが難しい2つの理由 >>“トイレは外派”の犬に家の中で排泄させるための3つのポイント 室内でのトイレを忘れないように子犬のときから下記の予防をしてみましょう。
散歩に行く前にトイレをさせる室内でトイレをしなくなるのは散歩とトイレをセットと考えてしまうのがまず原因ですので、散歩とトイレを切り離しましょう。 排泄をしてからお散歩に行くようにします。 排泄を確認したらお散歩に行ったり、 コマンドで排泄をさせてから行ったり… とにかく「家で我慢して外で排泄をさせる」ということを出来るだけ避けるようにしてください。 朝一のお散歩などがこの我慢して外でさせるという状況になりやすいと思います。 寝起きは排泄するタイミングなので、まずペットシーツに誘導してあげてください。 この習慣はペットシーツでの排泄を忘れないために有効です。 お散歩をしない日を作るお散歩は毎日出来るのが好ましいですが、 室内トイレのためにあえてお散歩をしない日、 または回数を減らす日を作ってみるのも良いでしょう。 普通に生活をしていたら大体雨の日などをノー散歩デーに出来ると思います。 これが室内トイレを忘れないで使う「復習日」です。 「お散歩に行けない時のトイレ」をシュミレーションしておきましょう。 外で排泄しても良いのです。大事なのは室内でのトイレを忘れないこと。 室内でのトイレもオスワリやフセなのコマンドと同じ様に 人と生活する中で大事な行動の一つですので同様に復習をしましょう。 室内でいくら待ってもトイレをしないから…と外に行ってしまわず、 排泄するまで待ちましょう。 頑固な子はこんな根くらべも必要となることがあります(笑) それでも別に室内でのトイレは必要ないと考える方もいます。 この場合はどんな時でも外に連れて行けるよう家族の協力が必須となります。 散歩でしか出来ない排泄、室内のペットシーツでする排泄。 飼い主さんの考えで犬のトイレ事情は変わっていきます。 何が彼らにとって良いのか、その考えもそれぞれでしょう。 しかし彼らは自分で生活を選ぶことが出来ないので 犬たちが暮らしやすいように人が導いてあげることが必要だと思います。 この記事を読んだ人は次のエントリも読んでいます。 テーマ:しつけ・トレーニング - ジャンル:ペット |