2023年09月 (2023年09月) | 北海道へ行こう!

流行のコキア

大阪鶴見緑地公園の中に風車の丘という場所があります。
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この風車の前には季節の花々が植えられますが、訪れたときはまだ緑だけのコスモス畑でした。それを見下ろす斜面にコキアが少しだけありました。
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コキアも完全には赤くなっておらず、まだ緑のコキアも多くありました。
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コキアの数としては4000株ある万博記念公園には及びません。下の写真は昨年10月中旬の万博記念公園コキアです。
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それにしてもコキアの赤くなった感じは独特です。
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もさもさとした見た目がかわいいと、最近では人気のコキアですので、今秋も探せばあちこちの公園で赤いコキアが見られるかもしれません。

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あのヨギボーの牧場

日高町にある馬の牧場・ヴェルサイユリゾートファームです。
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牧場の名前は知らなくても、CMで馬がヨギボーのクッションを枕にして寝てた牧場と聞くとわかる方も多いのではないでしょうか。
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受付でどのエリアに何という名前の馬がいるかを書いた案内図がもらえます。立入禁止区域やエサをあげてはいけない馬がいますので事前に説明を読んでおかないといけません。
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ちなみにここは引退した競走馬たちが余生を過ごしている牧場です。
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ローズキングダムタニノギムレットオジュウチョウサンなど競馬に詳しくない私でも聞いたことがあるような有名馬がいます。
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CMでヨギボーを枕に寝ていたのはアドマイヤジャパンです。ただ、あとで写真を見ても、どれが誰かがよくわかりません。メモしておくべきでした。
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看板犬バニーもおります。これはわかります。暑さでバテ気味の様子でした。
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このときはヨギボーで昼寝している馬はいませんでした。見学は受け付けさえすれば予約不要で見学料金も無料です。また牧場の施設で宿泊することもできます。
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支援会員制度もあり、会員は大放牧地の中に入って馬たちと触れ合うこともできるようです。

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日本唯一の馬具メーカー

ソメスサドル砂川ファクトリーショールームです。前回紹介した北菓楼砂川本店の近くで、道央自動車道砂川SAスマートインターを出てすぐのところにあります。
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ソメスサドルというのは革製品を製造販売する会社で、炭鉱の全盛が過ぎつつあった歌志内市の誘致で1964年に誕生しました。
原点は「馬具づくり」で、今でも多くの乗馬・競馬用品を作っています。今では日本唯一の馬具メーカーです。
下の写真はショールームに展示してあった武豊騎手の鞍です。
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ソメスサドルの製品はすべてハンドメイドです。それだけに値段は高いですが品質には定評があります。
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とくに鞍の形をモチーフにしたバッグは人気があります。
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この砂川ファクトリーは建物の周りの庭も見どころです。室内から見ると絵画のようです。
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外から見ると、レンガ造りのショールームの建物の背景に暑寒別連山が見えます。製品だけでなく、まわりの庭と景色も見どころです。
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いい革製品は長く使えますし、使うほどに味わいも出ます。わかってはいても、財布でも軽く5万円以上はするので、どうしても手が出ません。まあ見るのはただですので、砂川に行く機会があればこちらにも寄ってみてください。

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ケーキセットにも値上げの波…

前回書きましたように北菓楼砂川本店の喫茶室に行きました。目あてはケーキセットです。「好きなケーキ+シフォンケーキ+ソフトクリーム+好きなドリンク」という内容です。
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下の写真はシフォンケーキです。
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加えて選んだケーキは北海道の山をイメージしたスノーマウンテンです。クリームチーズのムースとババロアの2層になっています。
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家内はティラミスを選んでいました。上に乗っかているのがかわいいので写真を撮りました。
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このケーキセットの値段は935円で「ケーキ+シフォンケーキ+ソフトクリーム+ドリンク」としてはお得ですが、前回来た2017年は同じセットが617円で超お得でした。一気に300円以上も高くなっていて少しがっかりしました。
値上げというのは、消費者にとって家計が苦しくなるのはもちろんですが、以前は安かったのになあ…という残念で切ない気持ちになりますね。

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北菓楼の砂川本店

北菓楼砂川本店日本一の直線道路として有名な国道12号線沿いにあります。
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店の横のオープンカフェには噴水や鐘などがあり、癒しのスペースになっています。
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2016年に札幌本館がオープンしましたが、この砂川の店が北菓楼の本店です。
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カラフルなパッケージのお菓子が多いので、売り場全体が華やかな雰囲気です。
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まだ北海道旅行半ばでしたので、購入するお菓子も賞味期限を確認して買わないといけません。ということで日持ちのする下の写真の「北の夢大地」を買いました。
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ここには喫茶室もあります。ここへ来た目的はその喫茶室でしたのでこのあとそちらに行きました。

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京都の「二大いちゃもん事件」

京都大徳寺は1315年に創立され、20を超える塔頭を有する大きな禅宗寺院です。
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禅宗寺院の伽藍配置は下の写真のように山門や法堂が一直線に並びます。大徳寺の一般参拝客は通常この伽藍内に入ることはできません。
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伽藍の中でも有名なのは「利休木像事件」で知られる山門の金毛閣です。この金毛閣の2階に千利休の木像を置いたことで、豊臣秀吉は山門を通るたびに利休に足で踏みつけられていると激怒し、切腹させるに至ったという話です。
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そして、利休の首は一条戻橋で自身の木像に踏ませる形で晒されたと伝わっています。この「利休木像事件」は京都の「二大いちゃもん事件」と言われています。確かに木像を置いたのは大徳寺ですし、完全に「いちゃもん」です。
天下人になり、傍若無人になった秀吉らしい話ですが、利休の切腹理由は、この木像事件以外にも諸説あります。しかしどれも決め手に欠け、真相は謎とされています。
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歴史好きからするとじっくりと見たい大徳寺金毛閣ですが、伽藍内には入れないので山門に近づくことはできません。写真も柵の隙間や上から盗撮のようにして撮るしかありません。
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ただクラウドファンディング20万円を寄付すれば、そのリターンとしてこの山門の下をくぐれるそうですが…(`o´)
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ちなみに京都の「二大いちゃもん事件」のもうひとつは、徳川家康が豊臣家を滅ぼした大坂の陣のきっかけとされる「方広寺鐘銘事件」です。方広寺の鐘に豊臣秀頼が刻んだ「国家安康 君臣豊楽」という銘文に徳川家への悪意があると「いちゃもん」を付けました。
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これらの京都二大いちゃもん事件」をドラマで描くには、ある程度いちゃもんをつけた側の秀吉家康を悪者にしないと成り立ちません。大河ドラマどうする家康」では「方広寺鐘銘事件」をどう扱うのか楽しみです。

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北見の道に苦戦

前回書きましたように北見オホーツク塩焼きそばを食べようと市街地をけっこう歩きましたが、その中で気づいたことは、思った以上に北見の市街地は坂が多いということです。
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下の写真の正面はJR北見駅です。駅から北西方向に上り坂になっています。
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車で走っているときはそれほど気になっていませんでしたか、歩いてみるとけっこう疲れます。
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あらかじめ坂が多いことで有名な函館小樽なら覚悟もできていますし、美瑛のような丘陵地だと最初から歩こうと思いませんが、北見には意表をつかれました。地図上は500mでもかなり体力を消耗しました。
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さらに体力を奪われた要因があります。町の区画が長方形の区画が斜め45度に重なったようになっていることです。ですから、例えば下のマップで「山下町」という表記のあたりを右から左に突っ切って歩くときに、そこそこの距離を迂回することになります。どうしてこのような区画になったのでしょうね。広域の地図を見るとJRも国道も常呂川の流れに沿ってこのあたりでカーブしているので、そのことと関係しているのかなとは思いますが…
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ということで食事を兼ねて軽く町の中を散策するつもりが、けっこう本気のウォーキングの距離になってしまいました。

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3軒目で北見塩焼きそば

オホーツク北見塩焼きそば北見のB級グルメです。これまで過去4店で食べたことがあります。今回は久しぶりなので、これまでの店とダブってもいいので、またどこかで食べようと北見駅近くを歩きました。

まずオホーツク北見塩焼きそば発祥といわれるホテル黒部の「シエルブルー」に行きました。こちらへは2014年に行きましたが、今は昼だけの営業になっていて残念ながらもう閉まっていました。
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それで次に行ったのが2016年に訪れたオホーツクビアファクトリーです。ここは店は営業していましたが、土曜日ということもあって満席でした…
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そして3軒目に行ったのが北見ピアソンホテルの「藩陽飯店」です。ここは10年以上前の2012年に行きました。ここでダメなら別のものにしようと思っていたのですが、開店直後で座ることができました。
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オホーツク北見塩焼きそばにはルールがあり、麺は道内産小麦を使用した麺で、豚肉ではなくオホーツク産ホタテを、キャベツではなく北見産たまねぎをを具材に取り込む塩焼きそばということになっています。
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オホーツク北見塩焼きそばは何店舗かで提供されていますが、若干の店のオリジナルはあるものの、どこもあまり変わらないと思います。もちろんどこもおいしいです。
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さすがに次は焼肉か何か別のものを頂こうと思います。

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実際の本拠地とイメージのずれ

オリックスバファローズパリーグでリーグ優勝しました。吉田選手が抜けたにも関わらず、首位独走で見事な3連覇です。
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一方、阪神タイガースが18年ぶりのセリーグ優勝を決めたのは先週の金曜日でした。この1週間、在阪テレビ局の阪神OBバブルは続いていて、能見や鳥谷、桧山、掛布などの阪神OBの顔を見ない日はありません。とくに能見はオリックスOBでもあるので、さらに引っ張りだこでしょう。
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関西の球団がそろって優勝したのは阪神・南海が優勝した1964年以来で、さらに両方ともが本拠地で優勝を決めたのは史上初だそうです。

ところで本拠地の話ですが…
阪神タイガースといえば大阪のイメージが強いですが、本拠地は兵庫県西宮市にある甲子園球場です。ですから厳密にいえば兵庫県の球団です。
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それに対して、オリックスの本拠地は大阪市京セラドームで、こちらは紛れもなく大阪の球団です。
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ただオリックスバファローズの前身オリックスブルーウェーブの本拠地は神戸市でした。阪神大震災のとき「がんばろうKOBE」をスローガンに、仰木監督のもとイチローらの活躍で優勝した印象が強いので、今も年配の方を中心にオリックス神戸のイメージを抱いている方も少なくありません。
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このように、兵庫県西宮市が本拠地ながら大阪に根付く阪神と、大阪市が本拠地ながら神戸のイメージもあるオリックスが優勝したことで、優勝パレードをどこで行うのかがちょっとした話題になりました。吉村大阪府知事は「できれば阪神・オリックス合同大阪の御堂筋で行いたい」と発言したものの、事故やトラブルの危険性や、さらに球団の意向も受けて、合同パレードの可能性はなくなりました。
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そして、昨日のネットニュースで、11月23日に両チームが、大阪神戸で別々に交互に優勝パレードを行う方向で調整中という話が出ました。この形であれば、大阪神戸に留まっていれば、両チームのパレードが観れますし、熱烈なファンは大阪-神戸間を移動すればひいきのチームのパレードを2回観ることも可能です。いろいろな点を考慮すると選手は大変ですが無難な方法かもしれません。

以上、阪神・オリックスのファン以外の方にはどうでもいい話でした(゚∀゚)

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秀吉に翻弄された秀次の山城

1585年に豊臣秀吉の甥・豊臣秀次が築いた滋賀県近江八幡市八幡山城です。
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城は標高283mの八幡山に築かれましたが、現在は建物は残っておらず、石垣が残るだけです。
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下の写真は西の丸跡からの風景です。琵琶湖とその向こうに比叡山が見えます。当時は麓まで琵琶湖でした。
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西の丸跡から歩いて2分で出丸跡に着きます。ここからは城下町のようすが見えます。
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秀吉の姉の子である秀次秀吉の後継予定でしたが、秀吉に秀頼が生まれると、謀反の疑いをかけられて、高野山に追放されたあと自害に追い込まれました
本丸跡には村雲御所瑞龍寺というお寺があります。秀次の母が秀次の菩提を弔うために京都に創建し、1961年ここへ移築されました。
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山頂まで行くロープウェイは15分間隔で運行されています。登山道が整備されているので麓から歩いて登ることもできます。
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豊臣秀次秀吉の命令で切腹させられ、この城も築城10年で廃城になりましたが、切腹の真の理由については諸説あります。
秀次の妻や側室も、秀次の首が晒される前で処刑されるひどい仕打ちを受けており、秀吉を描くドラマでもいろいろな視点で描かれる事件です。ただ今回の大河ドラマどうする家康」では家康がメインなので、秀次事件は扱われないようです。

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網走神社の白い道

網走神社です。海上安全、安産祈願、商売繁盛などのご利益があるとされています。
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網走駅から近いですが、歩いても車でも入り口が少し分かりにくいかもしれません
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鳥居から本殿まで白い道が続いています。
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もしかしてと思いよく見るとやはりホタテの貝殻です。宗谷の白い道と同じです。
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ちなみに網走にあるフロックス公園にもホタテの貝殻が敷き詰められています。やはり産業廃棄物のホタテの貝殻の再利用ということでしょう。ただその思いがけない副産物は晴れたときに白が映えてきれいということです。宗谷でもせめて下の写真くらい晴れていてほしかったですね。
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網走神社は地域のための神社ですから観光客を呼び込む必要はありませんが、もっと多くの貝殻を敷き詰めて「白い参道」などとPRすればSNS映えして参拝客は増えるかもしれません。
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ただ駐車スペースも多くはありません。どこも安易に客集めをしてオーバーツーリズムを招いていますので、このままの方がいいと思います。

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宗谷丘陵の白い道

道北宗谷丘陵の「白い道」です。
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道の白空の青のコントラストが美しく、SNS映えすると数年前からメディアなどで取り上げられるようになりました。ただ私が訪れたときは残念ながら曇天で、道も空も重い灰色でした。
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この道が白いのは、砕かれたホタテの貝殻が敷き詰められているからです。ホタテの貝殻は産業廃棄物になるのでその処分で業者は頭を悩ませています。それを有効活用したわけです。
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そもそもこの道は「宗谷丘陵フットパスコース」の一部で歩くためのコースです。車も通行できますが、道は細く、すれ違うのが困難な道幅です。途中で待避所は何か所かありますが、ここも先日紹介したサロマ湖展望台への林道のように車両は一方通行にしてもらった方がありがたい道です。
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この道はナビには出ないので行き方が難しいです。私は稚内駅方面から行きましたが、事前にネットで調べて説明通りに行ったので迷わずに行けました。その説明文を以下に載せます。

「国道288号を宗谷岬に向かって走り、宗谷』という集落に入るとすぐ右手に宗谷公園の看板があります。そこを斜め右に行くと右手に郵便局があるのでその手前を右折し、すぐに三叉路に出るので、斜め左の『フットパス』の看板のある細い道に入ります。急な坂道を登りきると『白い道』がはじまります。」

ちなみに上の説明文に出てくる『宗谷』という集落が、先週のブラタモリで出てきた江戸時代の稚内の中心地だったようです。

【追記】とっしーさんからのご指摘で、「白い道」の通行は一方通行が推奨されていて、私が行った経路は逆走で、車で行く場合は宗谷岬方面から進入するのが正しいようです。お気を付けください。

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稚内でブラタモリ

先週のNHKブラタモリ稚内が舞台で、テーマは「北海道・稚内~“最北の町”で暮らすとは?~」でした。

最北端の地」として有名な宗谷岬から番組は始まりました。しかしここよりも北の緯度に北方領土の択捉島や宗谷岬の少し北の弁天島があるので、番組では「通常の交通機関で行ける離島以外の場所」という限定で「最北端」ではなく、「最北の町」という表現をしていました。
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宗谷岬のあと宗谷丘陵が紹介されました。この丘陵のポイントは周氷河地形です。
周氷河地形というのは、地中の水分が凍結や融解を繰り返して作られたV字にえぐられた地形で、宗谷丘陵はこの周氷河地形日本で唯一肉眼で見れる場所です。
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明治期の山火事によってこのあたりの樹木が焼失し、その後も強風高い樹木が生育しないために、写真のようなむき出しの周氷河地形を見ることができるわけです。北海道でもここ以外の周氷河地形は樹木で覆われていたり、開発で削られているために確認できません。
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タモリさんの趣味からすると、このあたりのことが深掘りされるのかと思っていましたが、そうではなく、宗谷の海岸が江戸時代の松前藩とアイヌの交易の中心だったことが紹介され、周氷河地形についてはほとんどスルーでした。

そして次に稚内の中心が宗谷岬周辺から今の稚内駅あたりに移ったことに話が及びました。
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かつて稚内駅は終着駅ではなく、さらに線路が岸壁方向に延びていました。
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そして線路の先には稚内桟橋駅があり、樺太との交易の玄関口になっていました。
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現在はその場所に駅はありませんが、強風と波から駅を守っていた巨大な北防波堤ドームがあります。
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今や稚内のシンボルであり、観光の目玉になっています。
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このあたりの海岸の地形が大きな船が停泊できる港を作るのに適していたことと、埋め立てに向いた性質の石が周辺に豊富にあったことで、宗谷岬周辺からこちらに町の中心が移ったそうです。
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終戦後、樺太との往来はなくなり、かつての賑わいは失われました。しかし、オホーツク海日本海の両方の海へ行けることで漁業が盛んになり、今ではホタテ、ホッケ、タコの水揚げ量は国内1位ということです。そして1年中強風が吹くことから、魚介類の干し物が稚内の名物になっています。
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今回のブラタモリ稚内の中心が移ったこと強風を中心にした番組の構成でしたが、次に行く折に参考にします。ただとにかく遠いのでいつになるやら‥
なお次回のブラタモリ利尻島です。

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有名人に会った気分

前回紹介したミニチュアホース専門おひさま牧場はおとなも癒される牧場です。ニンジンを1カップ百円で売っていますので、買っているお客さんを見つけた馬は寄ってきます。
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ただダイエット中でニンジンをあげてはいけない馬は柵の中に入れられています。「私はそのニンジンもらえないんですか?」とじっと見られて、少し気の毒な感じがします。
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一般的には馬のうしろ側に入ると蹴られるので危険とされていますが、ここの馬はおしりを掻いてもらうのが大好きで、「掻いてくれませんか?」とおしりを向けて訴えてきます。
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そして散々掻いてもらったあとは地面に横たわって昼寝を始めます。競走馬とは真逆の生活です。
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2022年に現地近くで牧場の存在を知って訪れてから、この牧場の動画を毎日チェックしています。それぞれに個性があっておもしろいものです。そして今年もこの牧場へ行ったわけですが、ネットで頻繁に見て実際に牧場に行くと、何となく有名人に会ったときのような感覚になりました。

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ミニ馬だけのおひさま牧場

日高町にあるおひさま牧場です。ミニチュアホース専門の牧場です。
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昨年たまたま近くの道の駅でこの牧場の情報を知って訪れました。そして今年も行きました。こんなに必要かと思うくらい広い敷地です。
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牧場にいるのが超ミニサイズの馬たちだけに余計に広く感じます。そんな広い牧場でたくさんのミニ馬たちがのびのびと生活しています。私たちも自由に馬たちと触れ合うことができます。
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馬たちはストレスなく自由に走り回ったりウトウトしたりしています。都市部の狭い敷地の乗馬クラブの馬たちからするとうらやましい生活環境です。
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とにかく広い牧場で、性別や年齢などで区画に仕切られて放牧されいます。訪れた人は区画の柵を開けて自由に出入りできます。
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入場料は500円で、エサをやったりブラシをかけたりもできます。また閉場間際には自由にウロウロしている馬たちをそれぞれの小屋に誘導する「収牧体験」もできます。日高富川ICから車で5分の場所にあります。

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恒例の失速でなくまさかの加速で優勝\(^o^)/

阪神タイガースが18年ぶりにリーグ優勝を果たしました(((o(*゚▽゚*)o)))
これまでも優勝を期待させるシーズンはありましたが、8・9月のここぞという時期に大失速するのがいつもの阪神でしたので、今年もそうかもしれないと思いながら応援していました。それが今年はまさかの8月末から11連勝と一気に加速して、結局は球団史上最速の優勝決定となりました。(本日の写真はこの日甲子園球場で観戦した幸運な知り合いの撮影画像です)
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日程上この日の優勝を逃すと本拠地の甲子園での胴上げは難しかったでしょうし、いつも阪神戦を試合終了まで放送する神戸のローカル局のサンテレビの中継日だったので、昨日で決めることができたのは本当によかったです(゚∀゚) (ちなみにこの日のサンテレビの阪神戦視聴率は20.8%あったそうです)
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18年ぶりの阪神優勝がもたらす経済効果はWBC優勝時の経済効果を超えると言われています。実際に今日から阪神百貨店や系列店で優勝セールが始まります。ポイントも8倍になるそうで、またあちこちの商業施設などでもバーゲンが行われ、阪神ファンでなくとも関西人の財布のひもが緩みます。
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1985年優勝時のバース・岡田・掛布バックスクリーン3連発のときほど強烈さはないものの、矢野監督が言う「プロセスが大切」よりも、やはり「プロは勝利が大切」を感じさせる岡田阪神の優勝でした。週末は私も微力ながら関西の景気上昇に貢献しようと思います。

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半分以下になった気比の松原

福井県敦賀市気比の松原です。赤松と黒松が入り混じる松原が1kmに渡って続いています。
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先日紹介した三保の松原静岡県)、さらに虹の松原佐賀県)と並ぶ日本三大松原のひとつに数えられ、国の名勝にも指定されています。
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目の前の砂浜は夏は海水浴場として多くの人でにぎわいます。日本海に面していますが、敦賀湾の中なので波は穏やかのようです。
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かつては氣比神宮の神苑でしたが、織田信長によって没収され、江戸時代は小浜藩の藩有林となっていました。そして明治32年に国有林となりました。
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ちなみに三大松原を面積だけで比較すると、3位気比の松原が約32ヘクタール、2位三保松原34ヘクタール、1位佐賀虹の松原216ヘクタールです。
ただ気比の松原は明治31年には現在の2倍以上の約76ヘクタールありましたが、明治末から大正にかけて学校や神社に使用されて約65ヘクタールになり、昭和18年には船舶用の材木として伐採され約33ヘクタールまで縮小し、さらに戦後に住宅や道路も作られ、現在の約32ヘクタールにまで減ったという経緯があります。

としても虹の松原216ヘクタールは桁違いの広さです。虹の松原にも行ってみたいものです。

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青い鏡の摩周湖

摩周湖第三展望台です。
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第一展望台で湖面が鏡のようになって島や外輪山を映す様子を紹介しましたが、第三展望台まで来ると青空が見えてきて、それが湖面にきれいに映っています。
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これまで快晴の摩周湖は見たことがありますが、ここまで湖面が鏡のようになっているのは初めて見ました。
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湖面だけを撮ると、まるで空を見上げて撮ったかのように見えます。下の写真で手前の緑は見えている木々で上の方の山は湖面に映っている外輪山です。
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きれいな青空の摩周湖もいいですが、このように無風で鏡のようになった摩周湖もいいですね。
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快晴の摩周湖小雨の摩周湖霧の摩周湖は見たことがありましたが、今回のような青い鏡の摩周湖は初めてでした。

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初のカムイテラスへ

昨年も訪れた摩周湖第一展望台にあえて2年連続して行った目的は、新しくできたカムイテラスでした。
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昨年行ったときはまだ工事中でしたが、今回行くと見事なテラス席が完成していました。
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人が多いのでゆっくり座ってくつろぐのは難しいかもしれませんが、気候が良くて人の少ないときはのんびりできそうです。
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建物の中のお土産物売り場も洗練された明るい雰囲気に生まれ変わっています。
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雨や猛暑、極寒のときは屋内のおしゃれな休憩スペースで飲食できます。
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美幌峠のレストハウスもそうですが、このように昭和の趣のあったレストハウスがリニューアルされてどんどんおしゃれな姿へ変わっていきます。時代の流れですね。

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曇りでも満足の摩周湖

摩周湖第一展望台です。これまで何度となく訪れています。
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昨年訪れたときは下の写真のような見事な晴天でした。
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しかし今回は曇り空でした。ただ風が無かったので湖面が鏡のようになって外輪山をきれいに映していました。
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湖に浮かぶカムイシュ島も湖面に映り、おまんじゅうのように見えます。
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このとき観光客は下の写真くらいでしたが、これからどんどんインバウンドが増えるのでしょうね。
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着いたときは曇りだったので少々残念に思ったのですが、このように湖面に映る様子を見ると、晴天時とはまた違った趣があってよかったです。
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天気に関係なく、そのときの味わいがあるものですね。

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みほしるべ前のまぐろ屋

前回紹介した三保松原の近くに「三保松原文化創造センターみほしるべ」があります。展示や映像シアターを通じて三保松原の魅力を発信している施設で、「三保を知る」と「道しるべ」を組み合わせた造語だそうです。私はここの無料駐車場に止めて三保松原を散策しました。
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みほしるべ」の屋上からも富士山を見ることができます。住宅越しの三保松原富士山です。
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松原の散策が終わると午後1時を過ぎていましたので、「みほしるべ」の前にあった食堂「まぐろ屋」で昼食にしました。
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清水港が近いので、そこで水揚げされたまぐろ漬け丼を頂きました。おいしかったです。
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それと桜エビのかき揚げを単品で注文しました。桜エビ漁の時期ではなかったので冷凍だと思いますが、エビのプリプリ感がすごかったです。
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港でなく観光地の店なのであまり期待していませんでしたが、予想を裏切って大満足の昼食となりました。

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三保松原が消える!?

三保松原静岡市清水区の景勝地で、日本三大松原のひとつです。7km続く松原とその向こうの富士山が絶景スポットとして人気です。下の写真も、白い雲に紛れて富士山が顔を出していますが、山頂が雲と一体化してわかりにくいですね。
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アップで撮るとこんな感じです。まさしく「あ~たまを雲の上に出し~♪」という歌詞のようです。
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海岸からはうっすらと伊豆半島を望むこともできました。
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たくさんある松の中でも有名なのが、天女が舞い降りて羽衣をかけたとされる「羽衣の松」です。
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御穂神社のご神木でもある「羽衣の松」に降臨した神々が、御穂神社へ行くために通る道とされているのが「神の道」です。松原からこの道を10分ほど歩くと神社に着きます。
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三保松原の砂浜は1980年代から海岸浸食により少しずつ消失しつつあり、さらに松食い虫やシロアリの被害で松枯れする木も増えていてます。このままだと三保松原は消滅する危機的状況にあります。

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ゼニバコテラスに来たけれど…

小樽銭函ゼニバコテラスという施設が今夏オープンしたと聞いて立ち寄りました。前回紹介した乗馬クラブ「春香ホースランチ」から国道5号まで下りてくるとすぐの場所でした。
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ここは全体としてゼニバコテラスという名前が付いていますが、あくまで個人商店が集まった商業施設です。しかも、下の写真のように店の2階が居住スペースになっている珍しい商業施設です。昔ながらの商店街みたいです。
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Dot‘s crepe(ドッツクレープ)は、卵や乳製品、白砂糖などを一切使用していないクレープのお店です。
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タニグチ商店は野菜をたっぷりと使った弁当や惣菜を販売するお店です。
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青い扉が目印のPuff muffin(パフマフィン)は北海道産の小麦粉、平飼い卵など、国産の食材を使用をしたこだわりのマフィンのお店です。
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ところでタイトルと写真を見てお気づきでしょうか? ガランとした駐車場、閉じられた店の扉…そう、訪れた水曜日はすべての店が定休日でした。
ゼニバコテラスのホームページには各店ごとの紹介とともにそれぞれの定休日が書いてあるものの、施設全体としての定休日は書かれていないので見落としていました。おそらく個人商店の集まりなのでこのような記載形式になっているのでしょう。こちらにお出かけの際はお気をつけください。

ということで、場合によってはここで昼食のつもりでしたが、気を取り直して国道5号線を札幌方面へ向かいました。

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春香ホースランチも熊注意

小樽春香山にある乗馬施設「春香ホースランチ」です。
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以前は柴犬とゴールデンレトリバーの2頭が看板犬でしたが、今は下のワンちゃんが看板犬です。
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お客さんの車が来ると出迎えに出てきます。
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コースはハルスタトレッキングという50分の石狩湾を望む林道コースです。
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クマ出没注意」の看板が気になります。小樽でもヒグマの出没が増えたようです。
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ただトレッキング中に出没したのはキタキツネだったのでよかったです。
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ここへ行ったのは9年ぶりです。以前は近くの春香山スキー場では夏にゆり園を営業していましたが、2018年を最後になくなりました。ゆり畑の向こうに石狩湾が広がるロケーションはなかなか見事でした。
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場所は札樽自動車道銭函インターを下りてから国道5号線を小樽方面に向かって走り、春香山スキー場のあたりで山側に入っていきます。山奥とはいえ、国道からは10分程度の場所にありますので、小樽からはもちろん札幌からもアクセスは良好です。

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裏切りを感動的に描写

先週のNHK大河ドラマどうする家康」で、徳川家康の重臣だった石川数正豊臣秀吉のもとへ出奔(裏切り)しました。実際に石川数正の出奔は史実で、その理由については、家康との不仲、徳川家臣団内での不和、秀吉による調略など諸説あります。しかし、ドラマでは、勝ち目のない秀吉との戦を主君の家康に断念させるため、あえて徳川の内情を知り尽くした石川数正が出奔したという設定でした。
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徳川家康が豊臣秀吉の臣下になった後に、秀吉は家康を不毛の地である関東に遠ざけます。そしてこのときに石川数正は秀吉から信濃10万石を与えられ、初代松本藩主になりました。ドラマでは出奔後の数正は秀吉からまったく重宝がられていなかったので、そこは史実とは異なります。
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そして石川数正は松本に実戦に備えた雄大な松本城を築城しました。関東の家康の動きを牽制・監視するのが目的だったとされています。
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松本城は当時のままの姿を残す貴重な現存12城のひとつで、国宝に指定されています。
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裏切り者の石川数正の出奔をきれいに描くためには、確かに己が裏切り者の汚名を着てでも徳川家を守るという流れしかなかったと思います。実際に家康が石川数正の本意を知った場面は感動的でしたし、石川数正を演じた松重豊さんの重厚で寡黙な演技もよかったです。
番組最後の「どうする家康ツアーズ」ではこの松本城が紹介されていましたので、石川数正のドラマでの登場もこれで最後なのでしょう。

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今夏も「くりーむ童話」

弟子屈にある手作りアイスクリームの店「くりーむ童話」本店に行きました。昨夏に続いてコロナ後2回目の訪問です。
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本店では5年前からは店内でピザやカレーなども提供しており、昼食場所としても利用できます。
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店には常時14種類のアイスクリームが用意されています。このときはミルクとメロンをダブルでいただきました。
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店の前には硫黄山がそびえ眺望もすばらしいです。本店ならではの風景です。
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場所は川湯温泉近くを通る国道391号線から少し入ったところです。道路脇に看板が出ていますので気をつけていればわかります。

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旭川にマツコ出現!

JAたいせつが運営する旭川の田んぼアートです。
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2019年以来久しぶりに訪れると、展望台が少し高く頑丈になっていました。
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それでも田んぼいっぱいに描かれた絵をすべてカメラに収めることはできません。マツコさんであることはわかりますが。
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下の写真は絵の左側です。
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そして右側です。使われている苗の色は6色あるそうです。
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横170m縦40mの大きさなので、やはり上空から見ないと全貌を確認することは難しいです。
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展望台の下の看板を見ると何が描かれているのか全体像がわかります。
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以前はここでアンケートを記入し、住所氏名を書くと、後日航空写真の絵ハガキを送ってくれていました。しかし今回は無記名のアンケートでしたので、それは無くなったようです。
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これまで上のような絵ハガキを送ってくれていたので、それが届かないのは少し残念です。ある意味ここにも新型コロナによる収入減や物価高騰、人で不足などの影響が出ているのかもしれません。

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南阿蘇を一望できる展望所

南阿蘇パノラマライン展望所は2021年に新しくできた展望所です。
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この展望所は、以前紹介した北外輪山にある大観峰などと違って、阿蘇五岳の南の麓にあり、南を向いているので、阿蘇五岳そのものは見えず、もっぱら南方向のカルデラ南外輪山を見る展望所です。下の案内図では上が南で下の緑色が濃い部分が阿蘇五岳で、さらに右上の緑は南外輪山の一部です。
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下の写真は実際にここから撮った阿蘇カルデラ南外輪山です。外輪山に囲まれている様子がよくわかります。
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南郷谷もきれいに見えます。南郷谷というのはカルデラの中の阿蘇五岳から南外輪山までの平野のことで南阿蘇村・高森町があります。
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阿蘇五岳の南側には手軽な展望エリアがなかっただけに、新しい展望所は阿蘇カルデラの南半分を展望できる貴重な場所です。
大分方面からアクセスすると一番遠い場所になりますが、熊本市方面から来ると、先にここへ行く方が効率的です。

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印象に残る米塚

先週阿蘇山のことについて書きましたが、阿蘇カルデラの中で必ず目に留まる山が米塚です。
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高さ80mの小さな山ですが、円錐状の美しい形をしており、その頂上部分が大きくくぼんでいるのが特徴です。
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これでも立派な火山で、約3,300年前の噴火でできました。頂上のくぼみは噴火の名残です。くぼみの深さは20mあるそうです。
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なだらかな斜面は柔らかな草原に覆われ、火山の荒々しい雰囲気とは対照的な柔和な外観です。
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その独特の山容から印象に残る山です。外輪山の展望台からも「米塚はどこだ?」とつい探してしまいます。低い山なので登る人も多かったですが、現在は山・植生の保護のため登山は禁止されています。

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火野正平も登った低山「射的山」

前回紹介した上野ファームの後ろにある射的山です。旭川市永山地区の唯一の山で標高171mです。山と言うよりも丘という感じです。
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ずいぶん前に放映されたNHK「にっぽん縦断こころ旅」で火野正平さんが訪れ、病気を抱えた女の子と登ったのが印象に残っています。そもそもこの山を知ったのはこの番組がきっかけでした。
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屯田兵の射的訓練場としても使われていた歴史のある山で、それが山の名前の由来にもなっています。また石器なども出土した旧石器時代の遺跡でもあります。
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低い山ですが、頂上まで登ると、のどなかな田園風景や上川盆地を囲む山々をぐるりと見渡すことができます。
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現在はこの山に登るには上野ファームに入園しなければならないようです。
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頂上には上野ファームが設置したインスタ映えする「虹色の椅子」や「空のブランコ」があります。
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昔はこの山の斜面は地域で唯一のスキー場として、子どもたちがスキーを楽しむ場所だったそうです。また近くの小学校の遠足場所でもあったようです。

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