2021年08月 (2021年08月) | 北海道へ行こう!

話題のしろとり動物園

香川県東かがわ市にある「しろとり動物園」です。放し飼いの動物が園内を歩く「自由過ぎる動物園」として人気を集めています。
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もともとはひっそりとした動物園でしたが、TVなどで紹介されるようになり大変な人気スポットになりました。私もテレビでココリコの田中さんが「もうこれは人と触れ合う限界を超えてますよね」と叫びながら、大きなトラの子どもを抱っこさせられているのを見て動物園の存在を知りました。
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1300円の入園料の中に動物のエサ300円分が含まれており、自分の手でエサをあげることができます。
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人気の薄い動物や端っこの方にいる動物は喜んで食べますが、休日で人の多いこの日は「満腹」の動物もいました。
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とくにキリンのエサやり体験は人気のようで、長蛇の列ができていました。キリンも大変です。
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動物園は自然の地形を活かして作られていますので、バリアフリーとは真逆です。ヤギも険しい崖におります。
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ここまで人気が出ることを想定していなかったのでしょうか。駐車場に至る一本道はやっと車がすれ違える幅なので、数百メートルの渋滞でした。駐車場には誘導員はおらず、停める場所を探す車で渋滞し、あきらめてUターンする車や路肩に駐車する車も多く大混雑でした。園内は広いので人が多くてもあまり気になりませんでしたが、車でしか行けない立地だけに休日の車対策が必要です。

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ボッケ遊歩道

阿寒湖畔ボッケを目指して遊歩道を歩きました。
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前回紹介した阿寒湖畔エコミュージアムから散策路があちこちに延びています。
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歩き始めて10分ほどでボッケに到着です。ボッケとはアイヌ語で「煮え立つ」という意味で、ここでは地下から熱い泥が火山ガスとともに噴き出しています
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この場所から阿寒湖畔に出ることができます。地熱のためこのあたりは冬でも雪は積もらないそうです。
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遊歩道はフェリー乗り場の方まで続いていますので、時間と体力によってはボッケからさらに歩いてみるのもいいでしょう。



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阿寒湖畔エコミュージアムセンター

阿寒湖畔エコミュージアムセンターです。
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遊覧船でチュウルイ島までマリモを見に行かなくても、ここにもマリモがあります。
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阿寒湖マリモについての詳しい説明も聞けます。
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私がもっともおもしろかったのは「アクティビティーサロン」と呼ばれる下の写真の部屋です。床面いっぱいに広がる航空写真にいろいろな情報が書かれており、実にわかりやすかったです。
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また阿寒でよく見られる樹木の実物大標本、阿寒湖やペンケトーなどの湖沼についてのタペストリー、阿寒湖の魚類の生態展示などの豊富な常時展示があります。
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温泉街からは少し離れた場所にありますが、阿寒湖とその周辺の自然について知るためにはぜひ行くべき施設です。



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マリモはなぜ阿寒湖だけ

道東観光の中心地である阿寒湖です。
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阿寒湖といえばマリモで有名です。
世界にはマリモの生息地は他にもありますが、きれいな球体のマリモが生息するのは阿寒湖だけだそうです。
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阿寒湖にはおよそ6億のマリモがいるそうですが、それが湖のチュウルイ湾という限られた場所に集まっています。

マリモは光合成するため、転がらないと均等に育つことができず球体にはなりません。通常の環境だと噴火でできたカルデラ湖は円形なので1カ所にとどまらずに移動し、深い所に行ってしまい日光が届かず育ちません。

阿寒湖は何度も噴火を重ねたため形が複雑です。しかも水深が2メートル程度なので日光も届きやすく、マリモが育つのに好条件となりました。
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下の写真を見ると、もともとあった大きな湖の真ん中雄阿寒岳が噴火し、湖を分断した様子がわかります。
中央の雄阿寒岳の左が阿寒湖で、雄阿寒岳の左上の湾にマリモが生息しています。ちなみに雄阿寒岳の右側の小さい湖はパンケトーとペンケトーです。
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このように噴火によってできた複雑な形の阿寒湖には大きなマリモが育ちやすいわけです。
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マリモは特別天然記念物ですので、採取してはいけません。お土産品として売っているのは、他の湖の糸状のマリモを集め丸めたものだそうです。ですからマリモには違いありませんが、阿寒湖のマリモではありません。
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せっかく阿寒湖まで来たのだから、もっと阿寒湖マリモや周辺の自然について見識を深めたい方は「阿寒湖畔エコミュージアムセンター」に足を運ぶことをおすすめします。施設について次回ご紹介します。


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20年ぶりに阿寒湖遊覧船

20年ぶりに阿寒湖遊覧船に乗船しました。別に当時と大きな変化はないでしょうが時間もあったので乗ってみました。温泉街から離れたまりもの里桟橋から出発です。
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途中で幸運の森桟橋に寄ります。ここは温泉街の近くでアイヌコタンや大きなホテルがありますので、けっこう乗船してくる人が多いです。
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出航して左に見えるのが雌阿寒岳です。山頂部がでこぼこしていますが、いくつかある火山の集合体が雌阿寒岳です。
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そして滝口と呼ばれる狭い場所に船が入ります。秋の紅葉風景は庭園のようで見事だそうです。
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現在の阿寒湖を形作った雄阿寒岳です。下の写真で左に見えるのは観光船が立ち寄るチュウルイ島です。
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このあたりの湖底にマリモが生育しています。チュウルイ島の施設でマリモを見ることができます。
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このあと船は2カ所の桟橋に寄って帰ります。私は乗船した場所とは違う温泉街近くの桟橋で下船しましたがそれもOKです。
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乗降する桟橋によって異なりますが、ざっと1時間余りの所要時間です。
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なお時間に余裕がない場合は、値段は高くなりますがモーターボートでの遊覧もできます。

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やむを得ずテレビ買い替え

購入してまだ7年足らずのテレビが故障したため買い替えました。

それも全然映らないなど決定的な故障ではなく、2~3日に1度突然主電源が落ちるという現象です。ネットで調べたりメーカーサポートに問い合わせて可能な限り対処しましたが治りませんでした。

それでも視聴中の不具合だけなら使い続けますが、留守中に主電源が落ちて予約録画ができていないことがあるのには閉口しました。修理には7万円ほど見込まれ、やむを得ず新品を購入することにして各メーカーの製品の検討をはじめました。
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前回の購入はわずか7年前とはいえ、4Kandroid TVなどその間のテレビの進化は著しく、まさしく浦島太郎状態でした。店頭で確認しても私として決定打がなく、結局買ったのは前回と同じ東芝製レグザ50Z680Kという機種です。購入の決め手は1周まわって下のような単純なことばかりになりました。

①前回同時に買った純正スピーカーがリンクして使える(この音は気に入ってました)
②50型の中で唯一今のTV台に余裕で収まる(50型欲しいがラックの買い替えまでは…)
③他メーカーの同レベル機種より数万円安い
④同じメーカーだと操作性がほぼ同じ(チャンネルと音量だけならいいですが…)

今回レグザが故障したので再度レグザを買うことに少し抵抗もありましたが、上の①~④の理由を優先しました。万一また同じようなことになったらそのときはレグザに見切りをつけようと思います。

そして買い替えたことによる私が感じたメリットは以下の通りです。
①大きさが42型から50型になった
4K番組が見られるようになった
YouTubeAmazonプライムビデオがリモコン操作で簡単に見られるようになった
倍速駆動なので画像の動きがスムーズになった
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もちろん当然のことながら突然電源が落ちることもなく、安心して留守番録画もできています。
それにしてももう少し長持ちしてほしかったですね。今やテレビも中身はパソコンなので故障も増えるように思います。しかも修理もパネルや基盤などをそっくり交換するので高額になり、それなら新品を買おうとなります。ましてや数年で新たな機能が追加されるのでなおさらです。以前はテレビはそんなにどんどん進化するものではありませんでした。ですから高価なテレビをできるだけ長く大切に使い(カバーをかけたり、観音扉がついていたり…)、壊れたときは近所の電気屋さんに来てもらってその場で修理していましたが、それも今や昔の話ですね。
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今回は5年保証が付いていますが、そういう場合に限って6年目に壊れるのでしょうね。


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中田は国民性に救われる!?

プロ野球・元日本ハムの中田翔選手が同僚への暴力行為無期限の出場停止処分が下されました。しかし突然日本ハムから巨人に無償トレードとなり、巨人はすぐに公式戦に出場させました。そして長嶋茂雄氏まで出してきて本塁打を打った中田選手を祝福するというVIP扱いです。あきらかにおかしいですよね。それが今の世間の多くの声です。
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でも私が思うに、そんな中田選手巨人への批判的な目はすぐに変わるでしょう。
中田選手が活躍を続ければ、結果で応えるのがプロなどといつの間にか暴力行為や出場停止処分から論点がずれ、さらにサヨナラ本塁打でも打とうものなら「感動した!」と賞賛する人が増えるしょう。
これが忘れやすい日本人の国民性です。それはオリンピックでもよくわかりました。開催前はあれだけ「やらないで!」という声が大きかったのに、メダルラッシュというだけで「やってよかった!」へと見事に世論の形勢が逆転したのには、さすがに唖然としました。IOC・政府・東京都の「やりさえすれば日本人の世論は変わる」という思惑通りでした。

この件でも中田選手や巨人は何とか今をやり過ごせば、忘れやすい国民の声は変わると思っているかもしれません。でも今回のようなことをしているとプロ野球に見切りをつけるファンが出てくるのも確かだと思います。

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津田の松原SA「あなぶき家」

四国高松自動車道津田の松原SAです。
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ここの名物はあなぶき家讃岐うどんです。
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以前は自分で湯煎する完全セルフ方式でしたが、今回訪れたときは湯煎したうどんを受け取って、好みの天ぷらをトッピングして出汁を入れる形でした。これも新型コロナの影響でしょうか。
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注文したのはオーソドックスなかけうどんです。
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それに煮玉子かき揚げ天を付けました。
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イートスペースの窓からはきれいに瀬戸内海が見えます。
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サービスエリアの名前になっている津田の松原日本の渚百選にも選ばれている景勝地です。ゆるやかな弧を描きながら約1km続く砂浜に3000本の松が立ち並び、中には樹齢600年以上の松もあるそうです。
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高松自動車道を走っていて、讃岐うどんを食べたいけど高速道路を降りるほど時間もないし・・という場合はぜひこのサービスエリアで瀬戸内海津田の松原を眺めながら讃岐うどんをご賞味ください。

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藻琴山展望駐車公園

ハイランド小清水から川湯方面に下ると、藻琴山展望駐車公園があります。標高725mハイランド小清水に対してこちらは標高430mです。
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ハイランド小清水よりも標高が低い分、屈斜路湖が近くに見ます。
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ハイランド小清水の展望台から見たときよりもさらに雲海は消えつつありますが、それでもまだまだ幻想的な雰囲気がありました。
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手前の緑と屈斜路湖の白い雲と青空のコントラストが美しかったです。
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これまで何度となくここに来ましたが、一番満足な景色でした。


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期せずしてプチ雲海

前回書きましたように、朝早くまだ閉まっているハイランド小清水の展望テラスから5分ほど下ると、お会いした男性に教えてもらった展望台が見えてきました。
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見事に屈斜路湖が見えます。
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しかもまだ少しだけ湖面に雲海が残ってる状態です。
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屈斜路湖の雲海を見られるのは反対側の津別峠だと思っていましたが、ここからも見えるものだったのですね。あとで調べると「雲海の穴場スポットとしても有名」と紹介されていました。
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そうとわかっていたらもう少し宿を早く出てここへ来たのですが・・
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それでも少しとはいえ、期せずして湖面にモヤのかかった屈斜路湖を見ることができ満足でした。この場所を教えてくれた男性に感謝です。
期待して出かけたトマムの雲海テラスからは雲海は見られず、逆に思ってもいない場所から雲海(もどき)が見られるということになりました。


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ハイランド小清水725

小清水町にあるハイランド小清水725です。名前についている通り藻琴山の中腹の標高725mにあります。
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ここの展望テラスから屈斜路湖を見ようと思い寄りましたが、朝早すぎて閉まっていました。まだ午前7時45分でした。
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仕方なくレストハウスの脇から写真を撮っていました。
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本当は下の写真のテラスから眺めたかったのですが・・
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すると下から上がってきた男性が「下の展望台からも見えますよ」と教えてくださいました。確かに「屈斜路湖展望台へ100M」という案内板があります。
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ということで散策路を下りていきました。下の写真の真ん中に小さく写っているのはまだ閉まっていた展望テラスです。
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これまで何度かここを訪れましたが、展望テラスよりも先に下りたことはありませんでした。というか道や展望台があることも知りませんでした。どんな景色が広がるのかとワクワクしながら教えてもらった方へ歩いていきました。(次回へ続く)


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トマムの雲海は運

星野リゾート トマム ザ・タワーです。
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タワーホテルはどの部屋からも眺望抜群です。ただチェックイン時にすごく待たされました・・
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そしてここの夏場の売りのひとつは早朝の雲海です。早起きしてロープウェイで山頂へ上がりました。
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ロープウェイから見ると少し雲がかかっていて期待。
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ところが山頂駅に着くと残念ながら完全に雲は消えてしまいました。時間は朝5時でした。
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それでも霧がかかりすぎて一面がまっ白というよりは風景が見られただけよかったと思います。本来は雲海の中からタワーホテルの先端が出ている風景を期待していたのですけどね。
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兵庫竹田城もそうですが、なかなか思い通りの雲はかかりません。そうかと思うと期せずして思わぬところで遭遇することもあります。
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旅行者の場合、たまたま宿泊した翌朝にピンポイントで見られるかどうかですのでまさしく運です。地元の人でさえ雲海のベストショットを求めて毎朝通っておられる人もいるくらいですからね。


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祝津がAmazonのCMに

テレビでAmazonプライム・ビデオのCMを見ました。最初に一瞬だけ流れる風景は小樽・祝津の高島岬ですね。
そのAmazonのCM映像の風景が下の画像です。写っているのは日和山灯台小樽市鰊御殿です。
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ちなみに下の写真は私が7年前に訪れたときに撮影した高島岬です。自分の撮った写真がCMと構図が同じだというのは何となくうれしくなります。(まあ祝津のこの構図は定番だとは思います)
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以前、美瑛の青い池アップル製PCの壁紙に採用されて一躍人気スポットになりました。小樽のこの風景はどういう経緯でCMに使われたのでしょうね。見る人が大きな衝撃を受ける風景ではないですが、それでも大手AmazonのCMですから何らかの反響があるとは思います。


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戦争をいかに伝え残すか・・

8月15日終戦記念日です。終戦から76年になります。

広島に原爆が投下されたのは8月6日午前8時15分でした。下の写真は当時爆心地にあった広島県産業奨励館、いわゆる現在の原爆ドームです。ちなみに、この場所は夕景が美しいことでも有名です。
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私の86歳になる母は当時は小学生で、大阪からに疎開してきていました。原爆投下時に山の向こうの広島方面に大きなきのこ雲が上がったのを目撃したと話してます。防空壕に避難していたときに「大阪から来たよそ者が一番いい場所に座ってからに!」と文句を言われたそうです。
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このような母の話を聞いたのも、私が小学生の時に「親から戦争体験を聞いてくる」という宿題があったからです。しかし今は生の戦争体験を話せる人も80代後半以上になっており、直に話を聞ける機会も少なくなっています。
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戦争や震災、災害などの負の体験を後世に何らかの形で伝えていくことは、そのあとに生きる者にとってとても大切なことです。ただ未体験者が伝えるのは、実体験ではない分どうしてもトーンダウンしてしまい、風化していきそうな気がします。それをそうならないようにするのが国や自治体、教育、メディアなどの重要な使命のひとつだと思うのですが・・


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鹿はルールを守っている?

奈良公園周辺には約1300頭の鹿が生息しています。みんな野生で国の天然記念物です。(奈良市全体の鹿が指定を受けているので農業被害などの面で難しい側面もあるようです)
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道路をゆっくり渡ったり、通行に邪魔な場所に座り込んだりしていることもありますが、大切に接しなければなりません。
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鹿たちのおやつである「鹿せんべい」は公園のいたるところで売られています。しかし鹿は売り物のせんべいを食べることはしません。観光客が買うのを待って、その人にねだります。販売所といってもパラソルの下におばあさんが座っていて、台の上に無防備にせんべいを並べてあるだけなので、いくらでも「強奪」できる状態なのですが、鹿は決してそうはしません。
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おもしろい光景を目にしました。
観光客らしきお兄さんがせんべいを買おうと財布を片手にパラソルの前に立っていますが、売り子のおばあさんは気づかずに後ろを向いてスマホで会話しています。お兄さんはおばあさんの電話が終わるのを待っていますが、その横で1匹の鹿もおばあさんの後ろ姿を見ながら待っていました。まるで「おばあちゃん、お客さんが待ってるよ。はよ電話切ってや。」とでも言っているみたいで愉快な光景でした。
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売り物には手を出さないというのは偉いなあと思いきや、実際には鹿は自分たちのルールで売り物のせんべいを食べないのではなく売り子のおばあさんが食べさせないようにしつけているのが実情のようです。そりゃそうでしょうね。

ちなみに最近はコロナ禍で観光客が減り、せんべいをもらえなくなったので、公園を離れて山へ入り、健康的な生活を送る鹿が増えたそうです。新型コロナウィルスは人間だけでなく、奈良の鹿の生活にも変化をもたらしているようです。


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奈良観光は興福寺から

奈良興福寺です。藤原不比等が平城遷都で開いた藤原氏の氏寺です。

下の写真は東金堂五重塔です。いずれも国宝建築です。このほかにも北円堂三重塔国宝です。
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南円堂です。これは重要文化財建築です。
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平成30年に再建された中金堂です。落慶法要のときに私のところに招待状が届いて驚きました。どうもかなり前に訪れたときに再建の寄付したようです。たぶん千円程度だったと思いますがまったく忘れてました。
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興福寺といえばよく目にするのは下の写真の猿沢池越しに見た構図です。奈良市の代表的な風景ですね。
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ちなみに秋に訪れたときに同じアングルで撮影した写真です。紅葉していると写真が鮮やかになります。
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初めての奈良観光でしたら、まず中心部のこの興福寺東大寺春日大社ならまちは定番です。とはいえ、これらをちゃんと巡るとけっこうな距離を歩きます。足の具合と意欲と気候次第です。今のような真夏はきついと思います。

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奈良博三昧は下調べを

奈良市奈良国立博物館へ行きました。近鉄奈良駅から鹿に気を取られず寄り道せずに徒歩10分くらいです。
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目的は特別展奈良博三昧-至高の仏教美術コレクション-」です。博物館が所蔵するコレクション約2000点の中から選りすぐった国宝13点を含む245点が展示されています。
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国宝 薬師如来坐像 平安時代(9世紀)
かつて京都・若王子社(12世紀創建)の御神体でしたが、制作された9世紀から300年間はどこに安置されていたかは不明です。はれぼったい瞼や、瞳の大きい切れ長の眼などインド独特の雰囲気があります。
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国宝 日本書紀 巻第十(残巻) 平安時代(9世紀)
日本書紀の現存する最古の写本で十巻は応神天皇について書かれています。
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伽藍神立像 鎌倉時代(13世紀)
頭巾をかぶり手を大きく振って疾走する像です。躍動的な姿勢や表情は鎌倉時代後期の造形感覚の表れです。
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土偶(山形県杉沢遺跡出土) 縄文時代晩期(紀元前10~4世紀)
ほぼ完形の土偶です。石囲の中に頭部を北に向け、その上に蓋石が被せられたあたかも人間が埋納されたかのように置かれた状態で出土した貴重な出土例の土偶です。仏教関係の所蔵だけでなくこのような考古的なものもあります。
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この特別展はすべて写真撮影やSNS投稿がOKです。珍しいことですね。
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思い立ってすぐ訪れたため下調べ不足で、帰宅後に出品リストを確認してぜひ見ておきたかったものが多くあることに気がつきました。丁寧に見ればよいのですが、せっかちに見るので、見落としてしまいがちです。出品リストがHPからダウンロードできますので確認してから行くことをおすすめします。(出品リストは入口付近にもあります)
9月12日まで開催されています。料金は大人1500円です。


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昭和の思い出を語るべからず⁉

コロナ禍でのオリンピックの開催に国民の意見は二分されました。
ただそういうことは別として、国民の生活様式や考え方は多様化しています。今や何か同じもので全世代をひとつにするのは難しい時代です。

1964年東京五輪の「♪オリンピックの顔と顔~♪」 
1970年大阪万博の「♪こんにちは~こんにちは~世界の人が♪
1972年札幌五輪の「♪虹の地平を 歩み出て・・・生まれかわるサッポロの地に君の名を書く オリンピックと♪
これらのイベントは、誰もが知るテーマソングのもと国民がまとまり、後世まで語られるものになりました。日本の成長のため国民が同じ方向を見ていた時代でした。
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昭和40年代、我が家では6畳間で家族みんながちゃぶ台を囲んで同じテレビ番組を見ていました。テレビは高額ですから一家に1台しかありませんからね。とくに大晦日は早めに風呂に入り、午後7時から日本レコード大賞、午後9時から紅白歌合戦、午後11時45分からゆく年くる年を見るのが恒例でした。紅白出場歌手もベテランの演歌歌手から若いアイドル歌手まで祖父母・父母・子どもの3世代が共通して知っていました。ただジュリーや西城秀樹らの長髪には祖父母や父母は批判的でしたが。当時の多くの家はこのような感じだったのではないでしょうか。

しかし、もうみんなが同じ方向を向いていたあのような時代には戻りません。しかも当時の良さや感動を若い世代に話しても、あくび(´O`)されるだけです。五輪前の党首討論で菅総理が東洋の魔女の思い出を切々と語りましたが、まさしくあれが典型的な昭和世代です。今ではもう受け入れられません。ましてや貴重な国会の場でしたからなおのこと酷評されました。
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大阪万博月の石を見るためにアメリカ館に3時間並んだ人札幌五輪笠谷選手らのジャンプ競技金銀銅独占に沸いた人、その当時の思い出を2025年の大阪万博招致予定の2030年の札幌五輪に重ねるのはもはや違うかもしれません。

ということでこのブログで少しだけガス抜きをさせていただきました。

【追記】
ちなみに、今回は「昭和の思い出を語るべからず⁉」というテーマで書きましたが、戦争体験や震災や災害などの体験は伝えていくべきです。古き良き自分の思い出を語るのとはわけが違います。


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施設の意味が暑さで変わる⁉

皮肉なものでマラソンが終わった途端、札幌の気温が下がったようですね。関西はまだまだ暑いですが、それでもとりあえずは暑さの峠は越えたのではないでしょうか。

さて、紋別オホーツク流氷科学センターGIZA-20℃の体験施設があります。
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さすがに外の暑さがウソのような空気です。レンタルのコートがありましたが、これがないと耐えられません。私も最初はそのままの夏の服装で入場したものの、すぐに戻ってコートを着ました。中にはいろいろな魚の氷づけなどがあって、寒さを演出していました。
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外へ出てくると、十分にエアコンが効いているはずの館内ですが、暖房がかかっているかのような感じがしました。下の写真の通りメガネのレンズも結露で真っ白になりました!
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そして網走天都山にあるオホーツク流氷館です。
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ここにも同じような極寒を体験できる施設があります。やはり入口にはコートが並んでいます。
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こちらの設定温度は-15℃紋別よりやや高めの設定です。中には冬に採取した本物の流氷が展示されています。
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このような施設は本来なら厳寒の北海道の自然を体験してもらうのが目的だと思いますが、外気温が30℃以上の暑さだとちょっと涼んでいこうかというきつめの冷房の効いたオアシスのような施設になっています。

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次は2030年ですか⁉

ようやく札幌での東京オリンピック競技が終わりました。北大のクラーク像の前を多くの選手が何度も駆け抜けて行きました。
現場での運営や警備のみなさん、お疲れさまでした。(このあと大人数で打ち上げやってクラスターにならぬよう)
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次は2030年札幌冬季オリンピックへ向けての招致活動です。私は関西在住なので賛否をいう立場ではないですが、札幌市民や道民の方々の意見はどうなのでしょうね。北海道新聞の札幌市民への世論調査によると賛否ほぼ半々だとヤフーニュースに出ていましたが、私の印象ではこのタイミングなのでもっと反対が多いのかと思いました。
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ちなみに2025年に大阪万博が開催されますが、招致の段階で私は反対でした。それは半年に及ぶ開催期間中に多くの外国人がやって来るので大阪や京都が混雑するという狭い了見によるものです。


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北大だけ目立った

札幌での競歩・マラソンもようやく終わります。
新型コロナがまん延する中でコースも周回コースとなったことは札幌という街を映像でアピールするのには大きなマイナスでした。

競歩大通公園と札幌駅の間のビル街を何往復もするだけで、もしかすると東京のオフィス街だと思っていた人もいたのではと思うくらい特徴のない単調なコースでした。これなら空調の効いた東京ドームの中でやればよかったのにと思いました。
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女子マラソンは競歩よりも広範囲の周回コースになったとはいえ、やはり札幌を感じさせる映像はほとんどなく、唯一、札幌駅近くにありながら豊かな自然に囲まれた北海道大学キャンパスだけが目立ちました。
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せめて気候面で快適な北海道をアピールできればよかったのですが、暑さのため直前になって開始時間が繰り上げられ、終了時には東京より暑くなるという始末・・結果的に北海道の避暑のイメージにもマイナス効果になってしまいました。

しかし北海道には真夏でも涼しい場所はあります。例えば根室市の明日の予想最高気温は19℃です。そして根室半島1周はマラソンに適した47kmです。景色も、出発地点で国後島、中間点の納沙布岬歯舞群島の水晶島、そしてアイヌのチャシ跡群(日本百名城)など政府の思惑に叶うコースだったと思います。ただ宿泊収容人数やアクセス面で厳しいでしょうけどね。

さてオリンピックが終わっても、新型コロナ拡大のため市民が楽しみにしていたすすきの夏祭りは中止です。
2016.6D (1486)

同じくさっぽろ八月祭も中止のようです。
2016.6D (1446)

心配なのはオリンピックが終わって、これからの陽性者や重症患者数の動向です。私の住む関西も拡大傾向です。ただ昨日のニュースで明るい兆しを感じたのは塩野義製薬の治療薬です。軽・中等症に効く飲み薬で、年内承認申請を目指すとのことですが、これが出来れば状況が大きく好転します。
2年続いてのがまんの夏、これで終わりにさせてください。


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猫の余裕と犬の悲壮感

最近の北海道は暑いという話をここのところ続けていますが・・

北海道の猫も真夏は暑いと思うのですが表情に余裕を感じます。網走原生牧場の猫です。
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上の猫と似ていますが江別アースドリーム角山農場たまです。暑い日差しも気にせず余裕の昼寝です。
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ところが犬は違います。この細い棒の影に入っているビーグル犬の姿は悲哀を感じます。
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ラブラトールレトリバーも少々バテ気味・・目が情けない感じになっています。
2015広角6D (1381)

犬も猫も暑さは苦手だと思いますが、猫は態度に余裕があり、犬は表情に悲壮感が漂っているように見えます。この犬たちには下のシロクマのように氷のブロックをあげたい気分ですね。
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ヒグマも暑かった!

以下は2019年8月8日の私のブログ記事を再編集したものです。

私は毎年夏に北海道に行きますが、年々暑さが増している気がします。とくに今夏の北海道の内陸部は35度を超える猛暑日が続きました。
旭山動物園へ行った折、ヒグマも暑そうでしたので、家内が試しに扇子で風を送ってみると・・
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微風ながら意外に涼しかったようで、檻にお腹をつけて「もっと扇いでちょうだい」という姿勢になりました。小さな扇子で気持ちよさそうにしている大きなヒグマの姿がおもしろく、周りに人が集まってきてしばらく扇ぎ続ける羽目になりました(笑)
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猛暑の関西でも散歩中に飼い主さんに扇いでもらって気持ちよさそうにしているワンちゃんを見かけますが、北海道のヒグマも同じなのですね。それだけの猛烈な暑さでした。
○○年ぶりの暑さ!」「○○年に一度の大雨!」というフレーズを毎年聞いているように思います。こうなると「異常気象」とは呼べません。いつか北海道の子どもたちが「昔の北海道って夏でも25度を超えなかったってホント?」などと親に聞く日が来るかもしれません。
というような記事をちょうど2年前の夏に書いていました。

このように数年前からこの時期の北海道の暑さは厳しくなっています。IOCが札幌でマラソンを行うことを決めたのは上のヒグマの記事の3ヶ月後です。IOCに「札幌は夏でも快適だと政府に言われてませんか。実は8月初旬はヒグマも暑がっていますよ。」と私のブログを見せてあげたかったなあ・・


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札幌でやる意味!?

厳しい暑さの続く札幌ですが、いよいよ五輪の競歩・マラソンが行われます。

マラソン競技には東京が暑すぎるという最初からわかっていたことが後で問題になり、それに対して「北海道の夏は冷涼」という安直なイメージで札幌で競技が行われることになりました。しかし最近の札幌の夏も必ずしも涼しくはないということを関係者は知らなかったのでしょうか。札幌だけでなく内陸の旭川・北見・帯広あたりも8月初旬までは30℃を超える日が多いです。
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北海道もお盆を過ぎれば一気に気温は下がりますが、今の時期に確実に北海道でマラソンができる場所といえば、私が思いつくところだと釧路から根室あたりか稚内周辺の道北ではないでしょうか。(もしかしたら国後・択捉も?)
そもそもが東京都と国は五輪招致の段階で「夏の東京は温暖な気候スポーツに適している」と説明したらしいですが、それが事実ならよくそんなウソをつけたものですね。このあたりからも開催ありきでアスリートファーストは口だけだとわかります。
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ちなみに札幌での競技の開始時間は、男女20km競歩が午後4時半、男女マラソンが午前7時、男子50km競歩が午前5時半という設定です。確かに東京に比べて札幌の湿度は幾分低いでしょうが、オリンピックの花形種目を多くの反対を押し切ってまで札幌でやらなくても、そんな時間設定なら東京でも都心を避ければ札幌とさほど変わらない状況だったのではないでしょうか。
そうなると札幌でマラソンをやる意味って何なのでしょう。もはや冬季オリンピック招致への布石しかないですね。

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雄武町を一望

道北道の駅おうむ」です。展望台がシンボルです。オホーツク海の「ホタテ」をイメージしたのかと思いきや、モチーフはなぜか「飛行船」だそうです。
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空中に浮いたような展望フロアからは、雄武町オホーツク海が見渡せます。
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南の紋別方面
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北の枝幸方面
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着いたのが朝の8時すぎでしたので中へは入れないと思いましたが、展望室まで上がれました。ちょうど8時から開いているようです。

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