2008年09月 (2008年09月) | 北海道へ行こう!

車中から思わず「お~っ!」 美瑛・赤羽の丘

IMG_0401_convert_20080919205344.jpg数ある美瑛の撮影ポイントで思わず声が出たのが「赤羽の丘」です。
ここへは下に載せている本「北海道の四季・絶海撮影ガイド」の中で見つけて行ってみました。(昨日紹介した「びえいMAP」にも場所が載っています)
美瑛駅から2kmほど東に行き、そこから北へ細いダートに入るのです。入り口は急な坂道で車がすれ違うのは無理そうな道。まわりもうっそうとしていて少し不安になりかけると、いきなり視界が開けてど~んと2本の大きなポプラの木が出現するのです。この瞬間思わず「お~っ!」と感嘆の声を出してしまったのでした。
私の写真技術のせいか右の写真だけを見ても声は出ませんが、ぜひこの木が目の前に登場する瞬間を楽しみに出かけてみてください。

美瑛で写真を撮るなら「びえいMAP」

美瑛といえば北海道の中でも風景写真の定番スポットですよね。私も美瑛ではたくさんの写真を撮りましたし、このブログでも紹介していきたいと思っています。
003_convert_20080928093613.jpg美瑛に行ったことのある人ならわかると思いますが、美瑛ってまるで迷路のように道が入り組んでいるんですよね。ある程度の地図を見てもなかなか目的のスポットにたどり着かないこともしばしば・・・
そこでおすすめなのが地元のこぼら会(0166-92-1447)企画発行の「びえいMAP」です。一応販売価格は60円となっています。私は宿泊したペンションでいただいたのですが、いろいろなお店にあるようです。
単なるイラストマップなのですが、いろいろな目印や上り下りの情報まで書いてあり、これがことのほかわかりやすい!しかも地元の人の推薦する撮影ポイントもたくさん載っていてとても重宝しました。美瑛で風景写真を撮ろうと思っている方はぜひ入手してください!(転載禁止なのでここでは地図の一部の写真で許してください)

美深のトロッコ王国

昨日「旭山動物園は人が多くなって少し残念」という話題を書きましたが、私にとって美深のトロッコ王国もその一つです。
027_convert_20080928123446.jpg2000年に初めて行った時はひっそりとしたところに受付があり、川沿いの廃線路を小さなトロッコに乗り、自らの運転で片道15分かけてゆっくり風景を堪能しながら進みました。途中、鉄橋や踏切もあり、折り返し点では自分たちでジャッキアップしてトロッコの方向を変えるという貴重な体験をして500円という安さ!大満足でした。
ところが3年後に再度訪れると想像以上のたくさんの観光客で賑わっていました。トロッコの種類も増え、数十人乗りのトロッコにぎっしりの人が乗っていました。料金も千円になっていて、結局はあきらめてそのまま立ち去りました。観光施設のあり方や方向性って本当に難しいですよね・・・028_convert_20080928124138.jpg
ただシーズンをはずして人の少ない時期に行けばここも一押しの施設であることに違いはありません。美深から少し東に入った仁宇布(にうぷ)というところにあります。

旭山動物園 混んでますよね・・・

北海道の施設や観光地の中でまだそんなにメジャーではない頃に行ったらすごく良かったけれど、次に行ったら混雑していて少々がっかりということがありますよね。
CIMG0860_convert_20080926203717.jpg例えば旭山動物園。最初に訪れた時はそんなに人も多くなく、白くま・ペンギン・ラッコ・オラウータンと次々見学できましたが、昨年訪れたら雨にもかかわらずどの施設も長蛇の列・・・結局はおもな施設は何も見ずにすぐに出てきてしまいました・・たぶんシーズンをはずせばさほどでもないのでしょうが、働く身としてはそうもいかず、少々残念です。
観光施設としては閑古鳥が鳴いている状態では経営が成り立たないわけですが、人が押し寄せるようになると、今度は風情がなくなったり、ゆっくり見れなくなったりして・・・訪れる人間の身勝手ではあります。続きを読む

新日本海フェリーのネタばかりですみません

舞鶴⇒小樽便のダイヤ変更により不便になった話をしてきましたが、さらに料金面も原油価格高騰のこともあり値上げされています。私がもっともショックだったのは往路か復路がお盆期間に入っていれば往復割引(10%引き)さえも適用されないということです。CIMG0811_convert_20080916224437.jpg
これは大きいですよ!往復15万4千円(1等+特等の2人分+車4m未満)は決して安くはありません。このままだと来年は航空機+レンタカーです。そのせいかはわかりませんが、今年のフェリーはここ15年の中で最も空いていて、船内は閑散としており、夕食のビュッフェもがらがらでした。東日本フェリーも青森-函館便撤退ですから、新日本海フェリーもこのままだと同様の見直しがあるかもしれません。応援したいけど、でも高くて不便になっては・・・と複雑な思いで帰ってきたのでした。

新日本海フェリー 舞鶴⇒小樽便 をどう利用しましょう~

IMG_0079_convert_20080924063212.jpg結局、昨年徹夜で新潟まで行ったのがしんどかったので、今年は再び舞鶴⇒小樽便に乗りました。で翌日に道東まで行くので、できるだけ近づいておこうと、夜の8時半に小樽に着いてから旭川まで行き、そこでスーパー銭湯「旭川健康ランド」に泊まりました。ここには仮眠室もあり、十分休息できました。翌朝は早くに出て朝食は網走でとりましたから、比較的時間は有意義に使えました。
ただ健康ランドの宿泊代1人2800円程度(ネット割引あり)かかったことやこども連れには難しいことを考えれば、やはり以前の小樽に早朝到着のダイヤがよかったことには違いありません。

新日本海フェリー 新潟⇒小樽便

昨日書いたように舞鶴発が早く小樽に着くことでかえって使いづらくなりました。
そこで昨年とった私の行動は名神・北陸道を7時間半走り、朝10時半の新潟発の新日本海フェリーに乗るというものでした。これだと小樽に朝の4時半に着きます。CIMG0820_convert_20080923113647.jpg
費用を比較すると舞鶴発の小樽での1泊分と新潟発の新潟までの高速料金・燃料代まで考えれば若干新潟発の方が安いかなという程度の差です。
この年はこの経路で早朝に小樽につき、そのまま羽幌港まで走り、朝8時の高速船に乗ってその日を有意義に天売・焼尻島散策に使うことができました。
ただこの方法のデメリットとして
①徹夜で新潟まで行くのはしんどい
②その割に費用が大幅に安くなるわけではない
③新潟発は船が小さく、関東方面からの乗客が多いのでややもすると予約しづらい
  
ことなどがあります。というわけで今年はまた違った方法を考えました(また明日書きます)

新日本海フェリー 舞鶴発小樽行は使いづらくなった!?

新日本海フェリーの舞鶴発小樽行は2、3年前までは舞鶴を夜の11時台に出て小樽に翌々日の朝の4時頃に着く行程でした。IMG_0038_convert_20080923070738.jpg
これだと早朝から車で道北や道東にも午前中に着けて結構便利だったんです。
ところが「高速船導入!」をうたい文句にダイヤが変更になり、小樽着は夜の8時半になりました。これだとこの日の移動は無理で結局は小樽近辺で素泊まりで1泊しなければならず、かえって費用のかかることになってしまいました。(これまで舞鶴港から北海道に行っていたみなさん、そう思いません?)
そこで何とかいい方法はと考えてこの2回ほどは工夫してみてます。それについてはあす以降に書きますね。

最北の宿

北海道といえば北の大地。そしてその最北が宗谷岬。その宗谷岬の碑の真ん前にあるのが民宿「最北の宿」です。CIMG0466_convert_20080922061056.jpg
宿の名物はタコしゃぶで、この他にも美味なる海産物が食卓を飾ります。ちなみにこの宿の前には最北のガソリンスタンドがあり、給油すると記念のキーホルダーがもらえました。
右の宗谷岬の夕景は宿の部屋の窓から撮ったものです。いかに最北の宿かわかるでしょ?

羽幌沿海フェリーに乗って天売島・焼尻島へ!

天売島焼尻島に夏に訪れるなら羽幌沿海フェリーの高速船を使って一気に2島を巡ってみるのはどうでしょう。私の場合CIMG0332_convert_20080921020158.jpg
羽幌 8:00-天売 9:00
天売12:40-焼尻12:55
焼尻16:05-羽幌16:40

という行程で巡りました。(時期や曜日によってダイヤが違うので要注意)
これでそれぞれ3時間以上滞在でき、レンタサイクルを借りると十分楽しめます。焼尻島に先に行くことも可能ですが、天売島の方がアップダウンがきつく体力を使うので、私は先に周りました。電動自転車もありますが、台数が少なく、夏のシーズンはあてにしない方がよいでしょう。
ちなみにその日は羽幌温泉サンセットプラザに宿泊しました。

川湯温泉牧場の味のある社長

CIMG0924_convert_20080920083134.jpg昨日紹介した川湯温泉牧場摩周湖トレッキングですが、片道100分ほどの長~いコースです。しかも途中からはけもの道(写真中)だし、急な坂はあるし・・・でも乗馬経験は家内は十分あるものの、私はほとんど馬など乗ったことないんです。それでも前日の超簡単なレッスンだけで行けました。馬がちゃんと調教してあるから安心です。CIMG0949_convert_20080920083220.jpg
牧場には若いスタッフが多いですが、この摩周湖コースだけは68才の社長さん(写真下)がガイドしてくださいます。味のある方でしてとても楽しい半日でした。





IMG_0338_convert_20080920083331.jpgただし、戻ってくるのは1時頃なのでそれを考慮して余裕のある計画を立てましょう。(以前3時の釧路空港の便に乗るとお客さんに言われ大慌てで帰ったこともあったそうです)

摩周湖が近い!!

摩周湖を見ようと思えば第1・第3・裏摩周展望台のいずれかからしか見れません。一般客は周辺には入れません。
IMG_0329_convert_20080919213634.jpgところが川湯温泉牧場摩周湖ホーストレッキングコースに参加すれば、けもの道を通って近くで摩周湖を見ることができます。写真は広角レンズのため少し距離感がつかみにくいですが、どの展望台よりも近くに見えました。ちなみにこの写真を撮った場所は薮の中のわずかなスペースですが、エゾ鹿が休む場所だそうです。

夕食は格闘技!?

サロマ湖畔の栄浦というところに「船長の家」という7000円台で泊まれる宿があります。2003年と04年の2回、ウワサを聞いて泊まったのですが、ここの夕食がすごいんです。最初にテーブルに並んでいる品数だけでもすごいのですが、そこから次から次に出てくるわ出てくるわ・・・テーブルに乗りきらず毛ガニの皿の上にタラバの皿が乗って、さらにホタテの皿が乗っかるという見たこともない食卓の光景。まさに海産物との格闘です。隣の若者たちも「風呂に入って浴衣を着てきたのは間違いだった・・・」と言いつつカニまみれになりながら格闘していました。。CIMG0658_convert_20080918210009.jpg優雅にちびちびやりながら肴をつまむという熟年夫婦には不向きかもしれませんが、北海道ファンなら一度は泊まっておく価値があると思います!(あえて食卓写真は載せず、宿の前で撮ったサロマ湖の夕景写真を載せときます)

年によって風景が違う!

CIMG0470_convert_20080917200743.jpg北海道で風景写真を撮るときに畑は重要な要素であることが多いですよね。季節によって畑の様子が異なるのは当然ですが、同じ時期の同じ場所でも年によって趣きが異なることがあります。
たとえば、右の2枚の写真は8月に撮影した大空町の「メルヘンの丘」ですが、上が昨年で、下が今年撮影したものです。ずいぶん雰囲気が違いますよね。
さすがに出かける前にそこまでの情報を得るのは難しいですが、美瑛あたりでもその年の畑の状態で写真撮影が左右されることを知っておきましょう。ちなみに今年8月の美瑛の「親子の木」はがっかりだったなあ(畑を耕作している方すみません)

IMG_0164_convert_20080917200925.jpg

羅臼湖トレッキング2

IMG_0310_convert_20080916193643.jpg羅臼湖へのトレッキングはぜひ専門のガイドさんとがいいって書きました。もちろんそれは道に迷わないということもありますが何より植物や地形の特徴のことを詳しく教えてもらえるので、単に羅臼湖をめざして歩く何倍ものメリットがあります。
私たちを案内してくれた知床ネイチャーオフィスの小林さん(写真)も花が大好きで長い道中も楽しく勉強にもなりました。費用は7,000円かかりますが、貴重な体験なのでぜひおすすめです。



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戻ってきて疲れた後姿の一行。向こうは羅臼岳


羅臼湖トレッキング

IMG_0322_convert_20080915103304.jpg知床では知床五湖は有名ですが、世界遺産指定以来かつての秘境の雰囲気はなくなり、大型バスがどんどんやってきています。そこで知床でおすすめなのが羅臼湖トレッキングです。これは羅臼岳登山にくらべるとずっとお手軽ですが、それでも片道90分はかかります。そのため訪れる人も少なめです。途中には5つの沼もあり、道中もかなり楽しめます。ただ登山道入り口には駐車スペースもなくわかりづらいので、プロの案内があったほうがよいかもしれません。ちなみに私は「知床ネイチャーオフィス」に申し込みました。

北海道は限りなし!

これまで十数回に渡り北海道を旅してきましたが、いまだに行き尽くしていません。
このブログではこれまでの体験や情報を入れつつ、自分の思いを綴っていこうと思っています。
          CIMG0375_convert_20080915154245.jpg
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