京都 | 北海道へ行こう! 1/24

カテゴリ0の固定表示スペース

カテゴリ0の固定表示スペースの本文サンプルです。
テンプレート使用時に削除してください

カテゴリ1の固定表示スペース

カテゴリ1の固定表示スペースの本文サンプルです。
テンプレート使用時に削除してください

カテゴリ2の固定表示スペース

カテゴリ2の固定表示スペースの本文サンプルです。
テンプレート使用時に削除してください

「京都 」カテゴリ記事一覧


空飛ぶ市電

以前このブログに古い京都市電のことを書きましたが、ちょっとした続報です。

平安神宮の神苑に入ってすぐの場所に置いてある古い京都市電の車両は京都市交通局2号電車で、明治44年製造現存する日本最古の路面電車です。京都市電北野線が廃止された昭和36年にこの車両も引退し、平安神宮に払い下げられました。
IMG_7041_convert_20240813155849.jpg

写真でもわかるように、保存場所は屋根付きとはいえ老朽化が激しく、塗装は当時のままで退色が進んでいます。車内には入れませんが、シート生地やつり革も朽ちてボロボロだそうです。それでも2020年には路面電車初の国の重要文化財に指定されています。
IMG_7040_convert_20240813155802.jpg

平安神宮は今年で創建130年を迎えるということで、市電を現在の庭園内の有料区画から応天門西の無料区画に移設した上で、新たな見学施設を作り、車両も修繕することにしました。そして19日の雪が舞う夜に、車両を新しい設置場所に移動する作業が行われました。下は記事の写真ですが、応天門と古い市電と雪の取り合わせが味わいがあります。
025-02-20_153310_convert_20250220153531.jpg

直線距離でわずか80mの移動ながら、通過できない塀や貴重な建築物があるため、大型クレーンで車両を高く吊り上げる大掛かりな引っ越し作業となりました。新聞の写真も、まるで古い京都市電が夜空を飛んでいるかのようなインパクトがありました。(だから記事になったのでしょうね) 古い市電の「下ろしてれ~~」という叫び声が聞こえそうです。
turi_2025-02-20_060857_convert_20250220082707.jpg

車両の修繕費や見学施設の整備費など、合わせて約2億1400万円かかる見込みだそうで、そのうちの5000万円をクラウドファンディングで集める予定です。
2025年度中の完成をめざすそうですが、朽ち果てる寸前だった最古の市電車両が往時の姿に甦るのが楽しみです。

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

徒歩で早朝の雪景色を追う

北海道から九州まで日本列島を大寒波が襲いました。ピークは越えたようですが、各地で大雪による被害が出ています。
雪のない京阪神地区ですが、さすがに今回は京都市中心部で9cmの積雪があり、事故や転倒が相次ぎました。
2025-02-09_061339_convert_20250209061810.jpg
上の記事の八坂の塔は周辺が坂道なので雪の日は危険です。私は8年前の雪の日に訪れましたが、何人か転んでいる人を見かけました。
IMG_0207_convert_20250208121451.jpg

そして京都市内雪景色の定番スポットといえば金閣寺です。こちらは10年前の雪の日に行きましたが、半端ない混雑ぶりで開門前から長蛇の列でした。
IMG_1423_convert_20250209064314.jpg

さらに入場してからも池越しの金閣を撮影できる場所はごらんのような状態です。
IMG_1437_convert_20250209064324.jpg

何とか前の方まで進んで撮ったのが下の写真です。写真だけを見れば風情ある雪化粧の金閣ですが、現場は風情のかけらもありませんでした。
IMG_1447_convert_20250209064331.jpg

ということで、それ以来、私の雪の日の京都での撮影は混雑を避けて早朝です。なので朝早くても自由に入れる社寺や風情ある道などが撮影対象で、しかもあちこちに寄れるよう徒歩移動です。このときに冬の北海道旅行で活躍する雪用の靴が役立ちます。

阪急京都河原町駅に着いたのは午前7時頃で、そこから八坂神社円山公園知恩院と歩きます。下の写真は知恩院の三門です。
IMG_0180_convert_20250208121355.jpg

さらに三条通を東へ歩いて南禅寺に到着です。南禅寺の境内はいつでも入れます。写真は歌舞伎の石川五右衛門の「絶景かな」で知られる南禅寺三門です。これで知恩院の三門と合わせて雪化粧の京都三大三門を2つ巡りました。
IMG_10166_201701151601097d8.jpg

境内にある疎水が流れているレンガ造りの水路閣日本遺産にも選定されています。
IMG_0169_convert_20250208121343.jpg

続いて南禅寺から疎水に沿って哲学の道を北上します。普段でも趣のある道ですが、雪景色はなおさらです。現在この道を舗装するかどうかで議論されていますが、行政と観光業界、生活利用者で考え方が異なっています。
IMG_2195_convert_20250208121306.jpg

哲学の道の最後にあるのが銀閣寺です。銀閣寺は雪景色でも金閣寺ほど混雑していなかったので入場しました。
IMG_1505_convert_20250208121252.jpg

上記以外にも沿道の小さな神社や蹴上のインクラインなどいろいろな場所の雪景色を堪能しました。早朝から歩くと人が少ない上に、あちこち寄り道をしながら歩けるので、思いがけない雪景色ポイントに出会えます。この日は四条河原町から銀閣寺まで5km以上歩きましたので、帰路はさすがに市バスに乗りました。

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

10年前に戻ってほしい千本鳥居

京都伏見稲荷大社です。
IMG_0664_convert_20250127161610.jpg

私が参拝に訪れたのは10年前の1月11日でした。まだ松の内でしたから参拝客は多かったものの、外国人の姿はほとんど見かけませんでした。
IMG_0665_convert_20250127161619.jpg

この伏見稲荷で先週将棋の王将戦藤井王将VS永瀬九段の対局がありました。結果は藤井王将の勝利でしたが、対局前日に千本鳥居の前で記念撮影が行われました。今ではインバウンドで大混雑の場所ですから、一時人の流れを止めて撮ったのでしょうね。
2025-01-25_060149_convert_20250125060406.jpg

上の写真と同じ場所で10年前に撮りました。千本鳥居の入り口にあたる場所で、定番の撮影スポットです。当時は人の流れを止めずともこれくらいの写真は撮れました。
IMG_0677_convert_20250127161644.jpg

昨年、この鳥居に鉄棒の懸垂のようにぶら下がって動画撮影をしている外国人の姿がニュースになっていました。そういえば美瑛青い池でも泳いだ外国人がいたようですが、これだけ人が来れば、非常識な行動をする馬鹿な輩も出てくるというものです。
IMG_0671_convert_20250127161636.jpg

なお王将戦は勝った棋士が主催者の要望で扮装して撮影に応じるという慣習があります。このとき藤井王将は宮大工に扮して鳥居に塗料を塗るポーズをさせられていました。
hujii2025-01-28_060833_convert_20250128061646.jpg

藤井王将は「この鳥居をずっと進むとどこに通じるのでしょうか」と興味を持っていたようですが、鳥居を進むと山に上がっていき、四ツ辻という見晴らしのいい場所に出ます。ここまでは片道約30分ですが、ここから稲荷山山頂まで巡るとさらに30分を要します。
IMG_0686_convert_20250127161657.jpg

私は10年前には四ツ辻から本殿方面には戻らずに別ルートで東福寺へ行きました。おそらく今もこのルートを行く観光客は少ないとは思います。10年前は東福寺はほぼ貸し切り状態で、通天橋も下の写真のように誰もいませんでした。
IMG_0705_convert_20250128134404.jpg

さすがにこの当時でも紅葉の時期はこの橋も満員になっていましたが、特別な時期以外であれば京都の有名な寺社も大体このような状態でした。訪れる側からするとゆっくりと落ち着いて参拝できるいい頃でした。

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

まだある珍しい鳥居

前回はビルにめり込んだ鳥居の話でしたが、京都にはほかにもいくつかの変わった鳥居があります。今回はそんな中から2つを紹介します。
まず太秦の「木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまのじんじゃ)」です。「蚕ノ社(かいこのやしろ)」の通称で知られています。
013_convert_20240219155518.jpg

この神社にある珍しい鳥居は、三角柱状に組み合わされた三柱鳥居です。
014_convert_20240219155527.jpg

この形の鳥居は水の上に建てられる傾向があるそうです。実際にこの鳥居の建っている場所も本来は池でしたが今は枯渇してしまいました。
1018z_201404032112351c0.jpg

境内は下鴨神社糺の森のもとになった元糺の森という鬱蒼とした森に囲まれています。普段はあまり参拝者は来ないので、何となく怖い雰囲気がありました。

そしてもうひとつの変わった鳥居の神社は、二条城の近くにある「御金神社(みかねじんじゃ)」です。ここには黄金に輝く鳥居があります。
008_convert_20240219155536.jpg

金属と鉱物の守り神として知られ、もともとは木の鳥居でしたが、台風で壊れて鉄製の鳥居に建て替えるときに、金箔を扱う店の協力で鳥居に金箔が施されたそうです。最近ではSNS映えするということで訪れる人が急増しています。
011_convert_20240219155544.jpg

これら以外にも京都にはいくつかの変わった鳥居の神社はありますが、自分は訪れたことがないので、また改めて紹介したいと思います。

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

めり込む鳥居

京都一の繁華街新京極通錦市場の交差地点にある「錦天満宮」です。
IMG_0002_convert_20231006160940.jpg

社殿は明治22年に焼失し、翌年に再建されました。しかし、そのことで境内は狭くなり、社殿も質素になりました。
IMG_0003_convert_20231006160950.jpg

そして、その神社の鳥居の写真がこちらです。
IMG_0009_convert_20250120154327.jpg

おわかりでしょうか。鳥居の両端がビルの中にめり込んでいます
IMG_0011_convert_20231006161016.jpg

反対側の上部もビルにめり込んでいます。
IMG_0010_convert_20231006161024.jpg

鳥居は周りに建物がなかった昭和10年に建てられましたが、参道の幅を決めるときに鳥居上部の両端のことを考慮に入れなかったため、あとで参道の両側にビルを建てるときにこのようなことになってしまったとか…
珍しいので時々テレビでも紹介されていますが、ビルの内部まで鳥居の端がめり込んでいる様子を放映していました。
IMG_0013_convert_20231006161000.jpg

それにしても日曜大工じゃあるまいし、初歩的ミスにもほどがあります。

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

大大大募集!京都市バス運転士

全国各地でバスの運転手不足が深刻化しており、その影響もあって路線バスがどんどん減便されています。
下の写真は彦根駅の前を走っていた路線バスの写真です。回送バスの行先表示板に「運転手になりませんか」と出ていて、切羽詰まった状況を見て思わず撮りました。
IMG_2400_convert_20241211185940.jpg

京都市バスにも運転手不足の波が大きく押し寄せています。
26263650_s_convert_20241212052944.jpg

京都市交通局は夏に新規採用者70人を募集ましたが、応募は47人だけでした。このままでは現行の路線やダイヤを維持できないと危機感を抱いた交通局は、9月に「市バス運転士不足 非常事態宣言」なるものを発出しました。これに対して減便や路線廃止の伏線ではという見方もありましたが、交通局は“ここが天王山”とばかりに秋に70人以上の職員の募集を始めました。
2024-12-11_185323_convert_20241211185723.jpg

秋の募集は、夏に比べて処遇改善に取り組んでいる姿勢を前面に押し出しました。チラシには「休暇取得率約100%」と記して働きやすさをアピールし、「勤務状況によっては1000万円近い年収も可能」と、がんばりによって高収入が得られる給与体系であることも付け加えました。
2024-12-11_185400_convert_20241211185731.jpg

その結果、11月までの募集に定員の倍以上の158人から応募がありました。応募者は転職希望者が多く、担当者は「宣言で多くの人に関心を寄せてもらったことで、家族から勧められた人など、これまでになかった幅広い年代から応募があった」と喜んでいます。まだまだ根本的な解消にはなっていないものの、少し明るい兆しが見えました。

今やバスの運転手に限らず、いろいろな業界で人手不足です。そしてこのことがサービスの低下物価高騰を招いています。来年もこのような状態は続くのでしょうが、京都市バスの例のように知恵を絞って少しでもいい方向へ行けるよう各業界にがんばってほしいです。

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

地獄に落ちた紫式部を救うため

NHK大河ドラマ光る君へ」も今日で最終回です。1年間楽しく視聴させていただきました。

ということで今回は主人公だった紫式部の墓の話です。
紫式部の墓と伝わる石塔が神戸市北区の線路脇にひっそりと立っています。石に刻まれた日付は1376年7月14日となっており、紫式部が亡くなってから300年以上もあとに作られたもので、あくまで伝承の域を出ません。
aaa2024-03-26_061211_convert_20240326061811.jpg

専門家は上の記事の中で、紫式部の墓とされるものがある神戸紫式部が来たとは考えられないとコメントしていますが、大河ドラマでは紫式部神戸須磨海岸を疾走していました(笑)
紫式部は亡くなったあと、「源氏物語の構想を経典の裏に書き留めた」や「源氏物語の好色話で多くの人々を惑わせた」などの罪で地獄に落ちたという話が広がっていました。神戸にある墓はこのことを哀れに思った後世の人が作った供養塔ではないかと専門家は言います。

また以前にこのブログで紹介したことがありますが、京都市堀川北大路交差点近くにも紫式部の墓があります。
IMG_0044_2023021014424979b.jpg

このあたりは紫式部が生まれ育った場所とされており、地名の「紫野」も「紫式部」に関係があるといわれています。
IMG_0046_20221001142442836.jpg

紫式部の墓の隣りには小野篁(たかむら)の墓もあります。墓所入口の左右に紫式部小野篁の墓所であることを示す石碑が立っています。
IMG_0043_20220930160556771.jpg

小野篁は平安時代の歌人で、閻魔大王の補佐役をしていたという伝説のある人物です。京都市東山区にある六道珍皇寺には小野篁が冥界への出入口にしたと伝わる井戸があります。
この小野篁の墓の隣に紫式部の墓があるのは、地獄へ落ちたという紫式部をかわいそうに思った人々が閻魔大王の補佐役だった小野篁の墓の隣に紫式部の墓を移して、小野篁の執り成しで紫式部の罪を許してもらうためだったという伝説があるようです。
下の写真の左手前が紫式部、右奥が小野篁の墓です。
IMG_0048_20220930160554316.jpg

平安時代は上級貴族以外の人間は遺骨を埋葬したり墓参りをする風習はなく、各地にあるのは墓ではなく供養塔だということです。それでも多くの供養塔があるというのは、紫式部が当時から有名で、いかに多くの人々から愛されていたかわかります。

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

5つある三大門

将棋のタイトル戦の竜王戦藤井聡太竜王VS佐々木勇気八段)の第3局が25・26日の2日間、京都仁和寺で行われます。これまでの対戦成績は1勝1敗の五分です。

ところで、対局会場の仁和寺の二王門は立派な門で京都三大三門のひとつとされています。高さ17.8mあり、左右に大きな金剛力士像が配されています。現在の二王門は江戸時代に建てられました。
IMG_0195_convert_20241019163101.jpg

あと2つの京都三大三門知恩院南禅寺の三門です。
知恩院の三門高さ24m、横50mの巨大な門です。20段ほどの石段の上のあるので、より大きく見えます。江戸時代初期に徳川秀忠により建てられました。
IMG_0016_convert_20241019163112.jpg

南禅寺の三門高さ22mあり、歌舞伎で石川五右衛門が門の上から満開の桜を眺めて「絶景かな、絶景かな」と叫ぶ場面は有名です。初代の門は室町時代に焼失しましたが、江戸時代初期に藤堂高虎により再建されました。
22013223_m_convert_20241019163120.jpg

これらが一般に言われる京都三大三門です。ただ仁和寺の二王門に代えて東福寺の三門東本願寺の御影堂門(下の写真)を加えるケースもあります。
IMG_0106_convert_20241019194727.jpg

東本願寺の御影堂門高さは27mもあり、仁和寺・知恩院・南禅寺の門よりも高いです。そもそも何をもって「三大」とするかという明確な基準があるわけではないので難しいところです。

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

中札内村と京都・建仁寺の接点

小泉淳作氏は1924年鎌倉生まれの日本画家です。2012年に87歳で亡くなりました。
IMG_11432.jpg

小泉淳作氏の代表作が京都建仁寺法堂の天井画として描かれた「双龍図」です。
IMG_20944.jpg

双龍図」は108畳にも及ぶ大きさがあり、お堂に入って天井を見上げると圧倒されます。
IMG_0941.jpg

そしてこの巨大な「双龍図」が描かれた場所が、北海道中札内村の廃校になった小学校の体育館でした。下の写真は小泉淳作氏が体育館で作品を制作しているようすです。絵の上に人が立つとこの絵の巨大さが改めてわかります。
IMG_11433_2019081221091580c.jpg

私はこのような建仁寺の天井画と中札内村の接点を、中札内美術村の中にある小泉淳作美術館の展示を見て初めて知りました。
IMG_11426.jpg

美術館には「双龍図」の下絵もありました。
IMG_11429.jpg

そして今年は小泉淳作氏の生誕100年なので、建仁寺では記念の小泉淳作企画展を開催しています。
2024-09-03_061229_convert_20240903064821.jpg

建仁寺京都五山にも数えられる由緒ある寺で、国宝俵屋宗達作「風神雷神図屏風」も所有しています。
IMG_0927.jpg

それでありながらも現代アートも積極的に取り入れる姿勢があります。現代画家の小泉淳作氏の天井画もその流れでしょう。
IMG_0931.jpg

小泉淳作企画展は9月23日までの開催です。場所は阪急京都河原町駅京阪祇園四条駅から歩いてすぐの場所にあります。

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

甦れ!最古の路面電車

平安神宮の神苑に入ってすぐの場所に古い路面電車が置いてあります。この車両は京都市交通局2号電車で、明治44年製造現存する日本最古の路面電車です。
IMG_7041_convert_20240813155849.jpg

京都市電北野線が廃止された昭和36年にこの車両も引退し、平安神宮に払い下げられました。
写真を見ればわかるように、保存場所は屋根付きとはいえ老朽化が激しく、塗装は当時のままで退色が進み、車内には入れませんがシート生地やつり革もボロボロだそうです。鉄道ファンならずとも手入れをして欲しいところでした。
IMG_7040_convert_20240813155802.jpg

すると今週火曜日の新聞に、平安神宮は来年創建130年を迎えるにあたり、その記念事業として市電を修繕したいという記事が出ていました。
a2024-08-13_172336_convert_20240813172805.jpg
電車の修繕費、覆屋建設費、市電を移して見学通路を整備するための費用など、合わせて2億1400万円かかる見込みだそうです。2020年に路面電車初の国の重要文化財に指定されているので、国からの補助も出るでしょうが、クラウドファンディングで5000万円を集める予定だそうです。来年度中の完了をめざすそうですが、朽ち果てる寸前だった最古の市電車両が往時の姿に甦るのが楽しみです。

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

これまでの訪問者数
FC2ブログランキング
にほんブログ村ランキング
★ランキング参加中★ クリックしてね~
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村 旅行ブログ 北海道旅行へ
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ

人気ブログランキング
★ランキング参加中★ クリックしてね~
リンク

このブログをリンクに追加する
応援

松原一彦立体造形作品


名寄 北の天文字焼き


札幌レンタリース