道東 | 北海道へ行こう! 1/50

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「道東 」カテゴリ記事一覧


遅れた流氷

ようやく紋別で「流氷接岸初日」となりました。平年より6日遅く、昨年より19日遅い観測ということです。
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紋別のはるか沖合に流氷が確認された「流氷初日」は2月1日でしたが、そこから流氷はほとんど陸に近づかず、接岸したのは昨日の14日になりました。
そして紋別よりもさらに南の網走にはまだ流氷は来ていません。(下の写真は借り物の網走の流氷写真です)
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網走流氷観光船の運営会社はやきもきして待っているようですが、そんな網走で客数が増えているのがオホーツク流氷館です。実際の流氷が見られないのなら、せめて施設にある流氷を見ようということでしょう。流氷体感テラスには、マイナス15℃の室内に本物の流氷が展示されています。
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夏に訪れたときは、濡れたタオルを振り回して凍らせる「しばれ実験」をやっていましたが、冬もやっているのでしょうかね。
いくら本物の流氷とはいえ、やはり網走まで来た人は海を埋め尽くす実際の流氷風景を見たかったでしょう。
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とくにツアーで行くと料金の中に流氷観光船の料金も含まれますから、流氷の中を氷を割りながら進むのと、まったく流氷のない海を進むとでは値打ちが違います。下の写真は夏に撮った網走の「おーろら2」です。船首を流氷に乗り上げて船の重みで砕きながら進む船で、定員数450名の大型の船です。
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紋別まで流氷が来たのですから、網走までやって来るのも時間の問題とは思いますが、遅くやって来て早く帰っていくということもあるかもしれません。近年はやって来る流氷の量も減っているようですが、今年は来る時期まで大幅に遅れることになりました。

追記 2/15 12:50
本日15日に網走で沖合に流氷が肉眼で確認できる「流氷初日」を迎えたようです。1946年統計開始以来、最も遅い「流氷初日」だそうですが、何とか流氷が来てくれて「おーろら2」関係者も喜んでいることでしょう。\(^o^)/

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たった24時間で1メートル超え!

ざっくりと「北海道は雪が多い」と思いがちですが、「北海道でもあまり雪が積もらない」地域もあります。
昨日記録的な大雪となった十勝地方も雪が少ない地域です。そこに帯広で24時間124cmも一気に積もったのですから大変です。過去最高の記録ということです。
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帳尻合わせに一気に雨や雪が降るといいますが、これははるかに帳尻を超えています。十勝地方の学校は休み、鉄道は運休、高層道路は通行止め、そして仕事を休んで1日に何度も雪かきという混乱です。

下の写真は昨年撮った札幌の風景です。札幌はけっこう雪が多い地域です。
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昨日からさっぽろ雪まつりが始まりましたが、こちらは暖冬による雪不足と、雪像制作中の雨で悩まされました。
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札幌は最近になって雪が降り帳尻が合ってきたようですが、気候が極端です。暖かい→雪でなく雨が降る→厳しい寒さ→一気の積雪 というように気候に振り回されています。
ある意味、十勝地方のドカ雪も含めて「異常気象」といえるのかもしれません。

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進化する奥行臼史跡公園

以前にもこのブログで紹介しましたが駅逓所とは鉄道がない北海道開拓の時代に旅人に宿や馬を提供する施設で、多いときには道内に200ヶ所以上ありました。
昭和初期に制度が廃止された後、取り壊されるなどしたため、現存しているものは数ヶ所のみです。その中のひとつが別海町奥行臼駅逓所です。
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ほとんど当時のまま残されています。
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ここは内部の見学もできます。一見の価値ありです。
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設置の経緯から駅逓所は鉄道駅の近くにある場合が多いですが、駅逓と鉄道の駅とは別の施設です。

奥行臼駅逓のすぐ近くにある鉄道の奥行臼駅は昭和8年標津線開通と同時にできました。 しかし車の普及により平成元年標津線の廃線とともに、奥行臼駅も56年の歴史に幕を閉じました。
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撤去されていたレールを再び新たに敷設するなどされ、当時に近い形で復元されています。
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そして現在は復元された約1kmのレールの上をトロッコで走る体験も行われています。
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このように奥行臼地区は駅逓所や旧道跡、国鉄駅、軌道などの明治から昭和の各時代の交通土木施設が1カ所に現存する道内唯一の場所で全国的にも希少だということで、文化遺産「奥行臼の交通施設群」として「選奨土木遺産」に認定されました。
別海町はこれらの交通拠点の歴史を伝える「奥行臼史跡公園」の整備を目指しています。

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ナウマン象発掘地まで行ってみた

忠類村ナウマン象の化石が発見されたのは1969(昭和44)年です。農道の工事現場で偶然に発見されました。実際に発掘現場に行ってみました。
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発掘現場には碑と発掘された骨の化石のレプリカが発掘時の状態で飾られています。
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当時約3千人の静かな村に、村内外からの見物客が約1万6千人集まり、村を挙げての大発掘となりました。
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ここに連日大勢の人がやってきたとは思えないようなひっそりとした場所でした。道の駅に置いてあった地図を頼りに行きましたが、これがなければかなり迷ったと思います。
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そして昨日も書きましたが、今回54年ぶりにさらに同じ個体と物とみられるナウマン象の頭骨の化石が見つかりました。当時はもうこれ以上の化石はここにはないものとされて調査されませんでしたが、その後の研究でまだ埋まっている可能性があることが判明し、今回の発見に至りました。
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さらに発掘を進めれば当時はほとんど見つかっていない頭骨がさらに見つかることも考えられ、そうなると同一個体の骨で完全な復元骨格標本ができるかもしれないと関係者は話しています。今のところ忠類ナウマン象記念館復元骨格標本の頭だけは千葉県で発見された頭骨をモデルにして作られているそうです。
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忠類ナウマン象記念館全身復元骨格標本が1頭の純粋な忠類産ナウマン象で作られる日も近いかもしれません。

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清水円山展望台でなく丸山展望台

忠類にある丸山展望台です。前回紹介した清水円山展望台もこの忠類の丸山展望台も同じ十勝地方の「まるやま展望台」なので混同されることがあります。ただ、どちらかといえば清水円山展望台の方が有名ですね。
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忠類市街の北側にある丸山標高約300mの山です。
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眼下には忠類の街並みや田園風景、さらに遠く連なる日高の山並みが広がります。
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目の前に見えるのはスキー場です。最初これが丸山だと思い込み、少々道に迷いました。
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南に目をやると太平洋も見えます。
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山頂まで車で上がれ、山の入り口から5分ほどで展望台まで行けます。夏でも来る人は少ない感じでした。ただ今の季節はおそらく閉鎖されているでしょう。

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円山展望台でなく清水円山展望台

十勝清水町にある清水円山展望台です。町営円山牧場の中にある標高482mの円山にあります。
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十勝千年の森のすぐ近くです。十勝平野を一望できる場所として知られ、素晴らしい景色が楽しめます。
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円山山麓に広がる円山牧場NHK連続ドラマなつぞら」のロケ地にもなりました。
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十勝平野をぐるりと見渡せる景観は絶景です。
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私は行ったことはありませんが、積丹半島西部の岩内にも同じ名前の円山展望台があります。そこと区別するためにこちらは清水円山展望台という名称にしているのでしょうかね。
ちなみにこの清水円山展望台は「美蔓パノラマパーク」「清水公園(展望パークゴルフ場)」「日勝峠展望台」とともに清水四景に選ばれています。

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お金がかかったから黄金道路

国道336号えりも町-広尾町間の約33kmの区間は、切り立った崖を縫うようにトンネルと覆道が連続し、覆道の合間からのぞく海岸線が美しいルートです。
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道路建設が計画されたのは江戸時代のことです。崖崩れや雪崩が頻発するこの区間での工事は計画段階から苦労の連続で、ようやく工事が着工されたのは昭和2年でした。
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それから7年の歳月をかけて完成した道路は「まるで黄金を敷き詰められるほど、建設に莫大な費用が掛かった道路だ」として黄金道路と呼ばれるようになりました。
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黄金道路沿いの海側に望洋台というスペースがあります。そこには記念碑があり、険しい岩壁が続く黄金道路と太平洋を見渡すことができます。
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黄金道路といっても黄金が敷き詰められた道路じゃないですよ~」というのは昔から言い古された決まり文句です。

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東瓜幕の流れ山地形って?

鹿追町東瓜幕 流れ山地形を見に行きました。
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ただ予備知識も下調べもなく何となく「流れ山」という好奇心をそそられる言葉につられて行ったものですから、そもそも「流れ山地形」とは何で、目の前に広がる景色のどこが「流れ山地形」なのかよくわかりません。でも実際に下の写真の中に流れ山は写っています。
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現地の解説を見ると「流れ山地形」とは、噴火や地震によって大規模な山崩れが起こり、大量の土砂が山麓に流れてできた大小さまざまな小山のことだそうです。
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最初は遠くに見える大きな山がそうなのかなあと眺めていましたが、実はそうではなく、すぐ目の前のモコモコとした小さな丘が「流れ山地形」のようです。向こうの山が噴火して流れてきた土砂でできた地形です。
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素人が見るとまったくそのようにしてできた地形だとは気づきません。
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私が流れ山を見ようと上った小山も流れ山で、「流れ山はどれのことだろう?」と流れ山の上に立って探していたわけです。
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流れ山はあとで水が溜まって湖沼多島海を作り出すことが多いそうで、北海道だと道南の大沼に浮かぶ大小の島々も駒ヶ岳が噴火してできた流れ山だそうです。確かに下の大沼の写真を見ると、駒ヶ岳の形は大規模な山体崩壊を起こした形ですし、大沼の島々がそこから流れてきた土砂でできた「流れ山地形」であることが伺えます。
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全国的に見ると、福島県磐梯山北麓長崎県島原市の沖合に点在する九十九島などが流れ山地形で、いずれも観光名所になっています。下の写真はお借りした鳥海山北麓の象潟流れ山地形の写真です。そういえば以前ブラタモリでやっていたような記憶があります。
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鹿追町東瓜幕も水が溜まって湖沼になっていればたくさんの島々が浮かぶ観光名所になっていたのかもしれません。しかし結果として湖になることもなく、残念ながら知っている人はほとんどいない「東瓜幕流れ山地形」です。場所は東瓜幕の国道274号を走っているとレストラン「カントリーホーム風景」の看板があり、そこを北に入ったところです。

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今度は見えた火山展望地

前回は曇天で何も見えない鹿追火山展望地の話でしたが、その翌日晴れていたので再び訪れました。
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この日は見事に夫婦山とも呼ばれる東ヌプカウシヌプリ西ヌプカウシヌプリが目の前に見えます。これでこそ展望地!
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それにしても前日の眺めとはえらい違いです。
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解説板の説明によると、1~6万年前にできた火山で、左の西ヌプカウシヌプリの方が古い火山だそうです。
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これだけちゃんと見えると再訪した甲斐がありました。上の解説板の写真と同じ構図で写真を撮りました。
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鹿追町瓜幕市街地を北上し、国道274号線が東へカーブするポイントにこの火山展望地があります。駐車場も整備されています。

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火山展望地で展望できず(._.)

鹿追にある火山展望地に行きました。鹿追ジオパークの解説板と大正時代の登山家・大島亮吉の記念碑があります。
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先日書いた新冠泥火山と違い、こちらは1~6万年前にできた正真正銘の火山です。ここから見ると2つの火山が目の前に並んで見えます。ところが…
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このときは下の写真のような天候で、雲に覆われて目の前の畑しか見えません。
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ここは「ジオパーク的写真映えスポット 火山展望地」と紹介されていますが、この天気ではだめですね。火山展望地で火山が見えないようでは話になりません。残念でした(;_;)
ただこの日は帯広宿泊でしたので、もし翌日晴れたら時間を作ってまた来ようかなと思いつつ後にしました。

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