このボトルは、750㎖で43%です。おそらく90年代以降のボトルではないかと思います。今まで数多くのオールドパーのボトルを開けてきましたが、陶器ボトル以外にちゃんと飲めたボトルはありませんでした。本来オールパーはどんな味なのか、しっかり記憶にとどめたいと思います。
甘い香りと、グランガンモアの旧ボトルを飲んだ時のような味わい。ドライフルーツのような風味と鼻に抜ける甘いモルトの香り。陶器ボトルの時と同じような味わいが感じられます。本来、オールドパーはこんなに美味しいウィスキーだったのか、ということが良くわかりました。かなり旧ボトルでは無駄なお金を使いましたが、結果としてこのような美味しいオールドパーに巡り合えるのであれば、無駄な投資ではなかったのかもしれません。
今まで、本来の味わいを知らないでオールドパーを毛嫌いしていた自分を恥ずかしく思います。これからもいろいろなオールドパーを試してみたいと思います。