ウィスキー名:リズモア12年
購入年月日:2023年10月18日
容量、度数:750㎖、43%
原材料:モルト、グレーン
購入価格:1,661円(税込)、送料別途(佐川急便)
購入場所:ヤフオクストア SAKE People(fiveneeds)
輸入者:(株)朝日エアポートサービス
今日は「リズモア12年」をご紹介いたします。少し前に、スプリングバンク10年旧ボトルを落札した時に、一緒に同じfiveneedsさんから落札したものです。
このウイスキーは、少し前にレビューした『ロイヤルヘリテージ21年』と同じランディ社から発売されたものです。
このロイヤルヘリテージ21年、1989年の世界の名酒辞典では、なんと45,000円のお値段。
先般購入した時の価格は、9本セットで約10,800円。一本当たり千円ちょっと。正直タダみたいな価格でした。
今回のリズモア12年も千円台。当ブログマスコットのウリボウの兄貴もビックリの価格でした。
さて、今回のリズモア12年。いろいろ調べてみると、リズモアとはスコットランド北西部に浮かぶ島をイメージしてブレンドしたため、その名前がついたとのこと。
その島は風光明媚で花や緑が溢れるとても美しい島で、ファンタジーあふれる雰囲気に溢れています。
リズモア・・・とても素敵な響きのウイスキーだと思います。
このウイスキーは主要モルト等は不明ですが、グラスゴーの同業者からも、とても評判のよいウイスキーだったようです。
ランディ社の主力商品ですが、今回のボトルは特級表示のもので、少なくても今から30年以上前のボトルになります。
状態は、多少の液漏れによる目減りがありますが、状態は思ったほど悪くないようです。
では実際に飲んで行きましょう~
<色合い>
- 美しい薄めの琥珀色。多少のコルク屑はありますが、澱もなくきれいな色合いです
<香り>
- 澄んだ木の樽の香り
- 次第に微かに甘い香り
<味わい>
- やや軽めですが、しっかりした味わい
- クリーミーでとてもマイルドな味わいです
- 飽きが来ない上品な味わい
- 酸味も適度にあり、とても美味しく感じます。ブレンデッドウイスキーの珠玉の技を感じます
- 余韻は、上品な爽やかな柑橘系の果物や爽やかな味わいの黄色い系の南国のフルーツが思い浮かびます
- もったいないので、加水はしていません
ずっと前から気になっていたブレンデッドウィスキー。グラスゴーのブレンド業者であるランディ社による見事な作品だと思います。
下手なシングルモルトウィスキーより余程ピュアな味わいを感じます。
これって、たまに1,000円台でもオークションで買えたりしますが、物の価値がわかる出品者は5,000円以上の価格で出品していますね。
このウイスキーを飲まずしてオールドブレンデッドウィスキーを語るなかれ!
そんな味わいの珠玉の旨さのウイスキーだと思います。
こんなウイスキーを飲んでしまうと、オークションでのオールドウイスキー買いを辞めることは出来なくなりますね。
旨いオールドブレンドは数多く飲んで来ましたが、ランディ社のものは、ロイヤルヘリテージ21年も含めて素晴らしいと思います。
リズモアは最近の商品もマーケットには出回っています。80年代の美味しいものを飲んでしまうと、現行商品を飲むのが怖くもありますが、機会があれば是非とも試してみたいと思います。
あと、改めてこのまとめの下に、写真を載せましたが、ロイヤルヘリテージ21年とリズも12年の飲み比べもしてみました。
色合いを見ていただけると、ロイヤルヘリテージ21年の深い琥珀色はとても魅力的に映っています。
香りも微かに甘く澄んだ香りは21年の星霜を感じます。一口含むとクリーミーで味わい深い旨さが口の中いっぱいに広がります。
リズモア12年も旨いですが、ロイヤルヘリテージ21年はさらに旨い、旨すぎる。百万石饅頭の宣伝ではないですが、このウイスキーの味わいを多くの人に知ってもらいたい気がします。
是非皆さん、バーで見かけたら一度は飲んでみてくださいね。
それにしてもこのウイスキーが格安で手に入るなんて、オークションの魅力って完全に抜けられない『沼』になっていますね。
私にとっての究極の沼ウイスキーボトル2本だと思います。
※使い方にいろいろ悩んだ末、ブックマーク、はてなスターを止めることにいたしました。勝手な対応を平にご容赦願います。
何かございましたら、コメント欄を中心にご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。また、気が向いた時だけでも、一言でもいただけるととても嬉しいです。
また、私がコメントを書いたからといって、コメントをフォローいただいたり、お気遣いなく、気楽にお付き合いいただきますようお願いいたします。
また、私もコメント等にお応えできない場合もありますので、見落とした場合などはご容赦のほどお願いいたします。