UMTP/Japan モデリング普及部会では、2003年、UML技術に関係する用語(英語)の日本語訳「UML訳語集」-第一版-を策定、公開いたしました。
前回の公開から3年を経過し、UML2.0の普及とともに実務者の方の使われる用語にもUML2.0の用語が増えつつある状況に対応するため、現在「UML訳語集」-第2版-を策定中であります。
その第1次原案策定作業が完了しましたので、原案を公開し、関係者のご意見を広く求めるため、2月27日より3月10日までの間、コメントの募集を行いました。
UML訳語原案(第2版)は、pdfファイルでダウンロードできます。(ダウンロードは終了しました。)
この原案は、以下の3点を目的として策定されております。
1. |
UMLおよびモデリング技能の認定試験、及び各種関連出版物、などで用いられる用語の共通基盤を提供すること。 |
2. |
UML関連技術を学ぶ人に有益な逆引き情報を提供する。これによって日本語の解説資料やUMLツール操作説明書を読んだときに類似表現としてどのような訳語があるかが判るようにする。また参考として訳語の文脈依存性、利用上の優先度などを示すこと。 |
3. |
UML関連技術に関わる新しい用語(英語)がOMGなどで使用されたときに、それに対応する日本語をこの訳語集に順次追加し、利用者のUML理解を助け、UMLの普及を推進すること。 |
訳語原案は、現時点までに国内で、翻訳や出版活動に直接貢献している方々のご協力により、実務になじむ表現でかつ論理的矛盾のないものが選定されています。訳語は、文脈依存、原語の多義性、翻訳の経緯などから全てが一意に定まるものではありません。検討委員会では、できる限り適切な訳語を選択したつもりです。
皆様には、この訳語原案の内容を検討いただき、ご意見を頂きたくお願い申し上げます。
コメント取り纏め:UMLモデリング推進協議会 事務局 |